「ゼファー1100にモリワキモナカを取り付けたいけど、純正オイルパンのままで大丈夫?」
「マフラーとオイルパンが干渉しないか心配……」
モリワキモナカへの交換を考えていると、マフラーの取り付け方法だけでなく、オイルパンとのクリアランスや実際の作業手順が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回、私がゼファー1100に取り付けたのは、中古で購入したモリワキモナカです。購入した状態のまま取り付けるのではなく、まず自分で再生してから、純正オイルパンをカットフラットオイルパンへ変更し、実際に車体へ取り付けました。
マフラー交換だけなら簡単そうに見えても、実際に作業してみると、エキパイやサイレンサーの位置合わせ、オイルパンとのクリアランス確認、マフラースプリングの取り付けなど、注意したいポイントがいくつもありました。
そこでこの記事では、私が実際に行ったゼファー1100のモリワキモナカ取り付けとカットフラットオイルパン交換について、準備した工具や部品から作業手順、取り付け後の確認まで写真を交えながら紹介します。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ ゼファー1100にモリワキモナカを取り付けるために行った準備
✅ 純正オイルパンからカットフラットオイルパンへ交換した理由
✅ カットフラットオイルパンの交換手順と必要な部品
✅ KARKARメガホンマフラーからモリワキモナカへ交換する手順
✅ マフラーとオイルパンのクリアランスを確認するポイント
✅ モリワキモナカ装着後の見た目や音の変化
✅ 実際にDIYして分かった注意点や大変だったところ
✅ 今回のDIYにかかった費用と作業時間
中古のモリワキモナカを再生してから、実際にゼファー1100へ取り付けたからこそ分かったこともあります。
これからモリワキモナカの取り付けやオイルパン交換を考えている方は、実際の作業の流れと注意点をぜひ参考にしてみてください。
🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
この記事で紹介している作業は、筆者が実際にゼファー1100で行ったDIY作業をもとに紹介しています。
バイクの整備やカスタムには、工具の使い方や車体の固定、部品の取り付け方法など、注意が必要な作業があります。特に今回は、エンジンオイルを抜いてオイルパンを交換したり、マフラーを取り外して取り付けたりしているため、作業方法を誤るとトラブルにつながる可能性があります。
作業を行う前に、以下の点を確認してください。
- 車体を安定した状態に固定してから作業する
- エンジンやマフラーが十分に冷えていることを確認する
- サービスマニュアルなどで作業方法や規定トルクを確認する
- オイルパンやマフラーの取り付け後に、オイル漏れ・排気漏れがないか確認する
- マフラーとオイルパン、フレームなどとのクリアランスを確認する
- 作業に不安がある場合は、無理に進めず専門業者へ依頼する
また、この記事では筆者が使用した工具や部品、実際の作業手順を紹介していますが、車両の状態や仕様によって必要な作業が異なる場合があります。
この記事の内容をそのまま行うのではなく、ご自身の車両の状態を確認したうえで、安全を最優先に作業してください。
この記事を参考にして行ったDIY整備やカスタムによって、車両の破損や事故などが発生した場合でも、筆者は責任を負うことができません。DIY整備はご自身の判断と責任のもとで行ってください。
① ゼファー1100にモリワキモナカを取り付ける
今回取り付けるのは、モリワキの「モンスターSTAINLESS」、いわゆるモリワキモナカです。
まずは今回使用するマフラーを紹介し、中古で購入したときの状態や、取り付け前に行った再生作業について紹介していきます。詳しい磨き方については、別の記事でもまとめていますので、あわせて紹介します。
今回取り付けるモリワキ モンスターSTAINLESS
今回、ゼファー1100に取り付けるのは、モリワキの「モンスターSTAINLESS」です。特徴的なモナカ形状のサイレンサーを採用していることから、一般的には「モリワキモナカ」と呼ばれているマフラーです。

ゼファー1100のクラシックなスタイルに似合うデザインで、昔ながらのバイクらしい雰囲気を残しながら、車体の印象を変えられるところが魅力だと感じました。
特にモリワキモナカは、サイレンサーの形状やステンレスの質感に特徴があります。ゼファー1100に装着することで、純正とはまた違ったカスタム感を楽しめるマフラーです。

今回取り付けるモリワキモナカは新品ではなく、中古で購入したものです。そのため、購入した時点ではサビやくすみがあり、すぐに取り付けるのではなく、まずは状態を整えてから装着することにしました。


中古品を購入する場合は、マフラー本体の状態だけでなく、取り付けに必要な部品が揃っているか、傷やサビがどの程度あるかも確認しておくことが大切です。
今回のモリワキモナカは、取り付け前にマフラー全体の状態を確認し、サビや汚れ、焼けによる変色などをチェックしました。
そのまま取り付けることもできますが、せっかく取り付けるなら、できるだけきれいな状態にしてから装着したいと思い、DIYでサビ取りや研磨を行いました。


磨き終わるとステンレス本来の質感が戻り、中古で購入したときとはかなり印象が変わりました。
中古で購入したマフラーでも、DIYで手を入れることで、取り付け前にきれいな状態へ仕上げることができました。
実際に行ったサビ取りや鏡面仕上げの詳しい工程については、別の記事で写真付きで紹介しています。

今回はその作業工程を繰り返し説明するのではなく、きれいに仕上げたモリワキモナカを、実際にゼファー1100へ取り付けていく工程を中心に紹介していきます。
次は、モリワキモナカをゼファー1100へ取り付けるために、カットフラットオイルパンへの変更が必要になった理由を紹介します。
りょー


② モリワキモナカを取り付ける前にフラットオイルパンへ交換
モリワキモナカを取り付ける前に、もうひとつ準備しておきたい作業があります。
それが、純正オイルパンからフラットオイルパンへの交換です。ここでは、なぜ交換が必要になったのか、純正オイルパンを加工する方法との違い、そして今回フラットオイルパンを選んだ理由について紹介します。
なぜフラットオイルパン化が必要なの?
ゼファー1100にモリワキモナカを取り付ける際、問題になったのが純正オイルパンとのクリアランスです。
モリワキモナカは純正マフラーとは異なる取り回しになっているため、エキパイや集合部分がエンジン下部を通る際に、純正オイルパンと近い位置を通ります。


実際に今回の車両でも、モリワキモナカを仮組みすると純正オイルパンとの隙間が十分に確保できない状態でした。
マフラーとオイルパンが近いまま無理に取り付けるのではなく、しっかりとクリアランスを確保してから装着することにしました。
そこで必要になったのが、純正オイルパンを加工するか、フラットオイルパンへ交換する方法です。純正オイルパンを加工して対応することもできますが、今回はマフラーとのクリアランスを確保するため、社外品のフラットオイルパンへ交換することにしました。
これでモリワキモナカを取り付けるためのスペースを確保できるため、次は純正オイルパンを加工する方法と、フラットオイルパンへ交換する方法について比較していきます。
純正オイルパンを加工する方法とカットフラットオイルパンにする方法
モリワキモナカと純正オイルパンのクリアランスを確保する方法には、いくつかの選択肢があります。
ひとつは、現在付いている純正オイルパンを加工する方法です。純正オイルパンをベースに、マフラーと干渉する部分をカットしてフラットな形状にすることで、モリワキモナカを取り付けるためのスペースを確保します。今使っている純正オイルパンを活用できるため、新たに市販のオイルパンを購入しなくても対応できるのがメリットです。
もうひとつは、加工済みのカットフラットオイルパンへ変更する方法です。こちらは自分で純正オイルパンを加工する必要がなく、必要な加工をショップへ依頼して仕上げてもらうことができます。
ただし、今回の私は市販のフラットオイルパンを購入したわけではありません。ゼファー1100から取り外した純正オイルパンをショップへ送り、モリワキモナカを取り付けられるように加工してもらいました。
今回お願いしたのは「Mac Garage」です。純正オイルパンをカットしてフラット化するだけでなく、ストレーナーやブリーザーなども含めて加工してもらいました。


今回、カットフラットオイルパンの加工と、それに必要な部品などにかかった費用は以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| カットフラットオイルパン加工代(ストレーナー・ブリーザー含む) | 22,000円 |
| オイルパンガスケット | 1,900円 |
| 90mm Oリング | 380円 |
| 18mm Oリング | 170円 |
| アルミワッシャガスケットセット | 500円 |
| 送料 | 1,400円 |
| 消費税 | 2,435円 |
| 合計 | 26,785円 |
※交換した純正オイルパンを返送する条件での費用です。
加工代だけを見ると22,000円ですが、ガスケットやOリング、送料なども含めると、今回の費用は合計26,785円となりました。
自分で加工する場合はショップへ依頼する費用を抑えられる一方、オイルパンを正確に加工するための知識や作業環境が必要になります。今回はエンジンオイルを保持する重要な部品ということもあり、自分で無理に加工せず、ショップへ依頼することにしました。
このように、純正オイルパンをベースに加工してもらうことで、現在使用しているオイルパンを活用しながら、モリワキモナカを取り付けるためのクリアランスを確保できます。
次は、実際にカットフラットオイルパンを取り付ける際に使用した部品や消耗品を紹介します。






③ モリワキモナカ&カットフラットオイルパン交換に必要な工具・部品
モリワキモナカとカットフラットオイルパンの取り付けに向けて、まずは作業に必要な工具や部品を準備します。
ここでは、今回実際に使用した工具をはじめ、カットフラットオイルパンの取り付けに必要な部品・消耗品、マフラー交換に使用する部品、作業前に準備しておきたいものを紹介します。
今回使用した工具
モリワキモナカの取り付けとカットフラットオイルパンへの変更では、マフラーの脱着だけでなく、オイルパンを取り外して交換する作業も行います。そのため、基本的な工具に加えて、車体を安定させるためのスタンドや、オイル交換に必要な道具も準備しました。
今回の作業で使用した主な工具・用品は以下のとおりです。
| 工具・用品 | 用途 |
|---|---|
| アストロプロダクツ フロントホイールクランプ ・リアスタンド | ゼファー1100の車体を安定させる |
| 17mmレンチ | オイルパンや各部のボルト・ナットの脱着 |
| ラチェット・ソケット類 | マフラーやオイルパン周辺のボルト・ナットを脱着 |
| トルクレンチ | ボルトを規定トルクで締め付ける |
| スプリングフック | マフラーのスプリングを脱着する |
| パーツクリーナー | オイルや汚れの清掃 |
| プラスチックスクレーパー | 古いガスケットの除去 |
| ニトリル手袋 | オイルや汚れから手を保護する |
| 廃油処理用品 | 取り外したオイルを処理する |
特にオイルパンを取り外す作業では、車体を安定させた状態で作業することが重要です。今回はフロント・リアスタンドを使用して車体を安定させ、マフラーやオイルパンを取り外しやすい状態にしました。
また、オイルパンを取り付ける際は、ボルトをただ強く締めるのではなく、**トルクレンチを使って適切なトルクで締め付けることが大切です。**締め付け不足はオイル漏れの原因になり、逆に締めすぎるとボルトや部品を傷める可能性があります。
マフラーの脱着では、通常のレンチやソケット類に加えてスプリングフックがあると、マフラーのスプリングを外す際に作業しやすくなります。
このほか、オイルパンを取り外した際には古いガスケットをきれいに除去する必要があるため、プラスチックスクレーパーとパーツクリーナーも用意しました。
今回の作業では、特殊な工具を大量に用意する必要はありませんでしたが、車体を安定させるスタンドと、締め付けトルクを管理できるトルクレンチは、DIYで作業するなら用意しておきたい工具です。
次は、カットフラットオイルパンを取り付けるために必要な部品や消耗品について紹介します。
カットフラットオイルパン交換に必要な部品・消耗品
カットフラットオイルパンを取り付ける際は、オイルパン本体以外にも、取り外したときに交換しておきたいガスケットやOリングなどがあります。
今回はオイルパンを一度取り外してから取り付け直すため、シール部分に使用されている消耗品を新しいものに交換しました。
今回準備した部品・消耗品は以下のとおりです。
| 部品・消耗品 | 用途 |
|---|---|
| オイルパンガスケット | オイルパン取り付け部のシール |
| 90mm Oリング | オイルパン周辺のシール |
| 18mm Oリング | オイルパン周辺のシール |
| アルミワッシャガスケットセット | 各部のシールに使用 |


ガスケットやOリングは、取り付け後のオイル漏れを防ぐために重要な部品です。取り外したものをそのまま再利用すると、密閉性が低下してオイル漏れにつながる可能性があるため、オイルパンを取り外すタイミングで新品に交換しておくと安心です。
また、オイルパンを取り外す際にはオイルが抜けるため、オイル交換も同時に行う場合は、廃油を受ける容器や廃油処理用品も準備しておきます。
今回のように、オイルパンの取り外しとマフラー交換を同時に行う場合は、必要な部品を事前に揃えておくと作業をスムーズに進められます。
次は、モリワキモナカを取り付けるために必要な部品について紹介します。
作業前に準備しておきたいもの
モリワキモナカとカットフラットオイルパンの交換は、マフラーの脱着だけでなくオイルパンの取り外しも行うため、作業を始める前に周囲の環境を整えておくことが大切です。
まずは、ゼファー1100を安定して置ける平坦な場所を確保します。今回はフロント・リアスタンドを使用するため、スタンドを掛けても車体がぐらつかない場所で作業を行いました。
また、オイルパンを取り外すとオイルが抜けるため、車体の下に十分なスペースを確保し、廃油を受ける準備もしておきます。床にオイルがこぼれると後片付けが大変なので、必要に応じて段ボールやウエスなどを敷いておくと安心です。
作業前には、取り付けるモリワキモナカとカットフラットオイルパン、交換用のガスケットやOリングなどがすべて揃っているかも確認しておきます。
さらに、作業途中で車体を動かす必要がないよう、作業工程を確認してから必要な工具・部品を手元に揃えておくと、落ち着いて作業を進められます。
今回の作業では、オイルパンの交換とマフラーの取り付けを行うため、先に必要な準備を済ませてから作業を開始しました。
準備が整ったら、いよいよ純正マフラーと純正オイルパンを取り外して、モリワキモナカとカットフラットオイルパンを取り付けていきます。






④ 作業前にゼファー1100を安全に固定する
モリワキモナカとカットフラットオイルパンの交換では、マフラーやオイルパンを取り外すため、作業前にゼファー1100を安定した状態にしておく必要があります。
今回は前後バイクスタンドを使用して車体を持ち上げ、安全に作業できる状態を作りました。ここでは、実際にスタンドを使用する際のポイントや、ゼファー1100を持ち上げるときに注意したこと、作業スペースを確保するまでの準備について紹介します。
前後バイクスタンドを使用する
今回の作業では、ゼファー1100を安定させるために、アストロプロダクツの「フロントホイールクランプ FC398」と「モーターサイクル リアスタンド」を使用しました。
まずはフロント側を固定してからリア側を持ち上げ、前後から車体を支えます。マフラーやオイルパンを取り外す作業では車体の下側に手や工具を入れるため、サイドスタンドだけの状態ではなく、前後をしっかり固定して安定した状態を作ってから作業を始めます。


フロントをフロントホイールクランプで固定する
最初に使用したのが、アストロプロダクツの「フロントホイールクランプ FC398」です。
フロントホイールクランプにゼファー1100の前輪を入れ、タイヤをしっかりとクランプに収めて車体を固定します。
今回使用したFC398は、フロントタイヤをクランプすることで車体を直立した状態に保ちやすくなるため、リアスタンドを使用する前のフロント側の固定に使用しました。
フロント側がしっかり固定されていることを確認したら、次にリア側を持ち上げます。
リアをモーターサイクル リアスタンドで固定する
フロント側を固定した状態で、次にアストロプロダクツの「モーターサイクル リアスタンド」を使用します。
リアスタンドを車体後方から入れ、リア側の適切な位置にスタンドを合わせます。位置を確認してから、スタンドをゆっくり操作してリアタイヤを浮かせます。
リアタイヤが浮いたら、スタンドが左右にずれていないか、車体が大きく傾いていないかを確認します。
これでフロントはフロントホイールクランプ、リアはリアスタンドで支えられた状態になります。
前後の固定が完了したら、すぐに作業を始めるのではなく、車体が安定していることを確認してから次の作業へ進みます。
なお、フロントホイールクランプやリアスタンドの使用方法は、製品によって異なります。実際に使用する際は、それぞれの取扱説明書を確認し、車体重量や対応サイズなども確認しておきましょう。
次は、ゼファー1100を持ち上げるときに実際に注意したポイントを紹介します。
ゼファー1100を持ち上げるときに注意したこと
ゼファー1100は車体が大きく重量もあるため、バイクスタンドを使用するときは、勢いで持ち上げるのではなく、車体の状態を確認しながら慎重に作業しました。
特に注意したのは、スタンドを操作する前に車体がしっかり安定していることです。フロントホイールクランプで前輪を固定したあと、リアスタンドを掛ける際も、スタンドの位置がずれていないか確認してからゆっくりと持ち上げました。
リア側を持ち上げるときは、一気にスタンドを操作せず、車体の動きを確認しながら少しずつ持ち上げます。途中で車体が傾いたり、スタンドの位置に違和感があった場合は、そのまま続けず、一度作業を止めて位置を確認します。
車体を持ち上げたあとも、前後のスタンドがしっかり接地しているか、車体が左右に大きく揺れないかを確認しました。
今回の作業では、マフラーだけでなくエンジン下部にあるオイルパンも取り外します。そのため、車体を持ち上げた状態で作業する時間も長くなります。スタンドで固定したからといって油断せず、作業前に車体の安定性を確認しておくことが重要です。
今回、ゼファー1100を持ち上げる際に注意したポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 平坦で安定した場所で作業する
- フロントホイールクランプが確実に固定されているか確認する
- リアスタンドを正しい位置にセットする
- スタンドを一気に操作せず、ゆっくり持ち上げる
- 車体が傾いた場合は無理に作業を続けない
- 前後のスタンドがしっかり接地しているか確認する
- 持ち上げたあとも車体のぐらつきを確認する
- 車体の下に入る作業では、特に安定性を確認する
少しでも車体が不安定だと感じた場合は、そのまま作業を進めず、いったんスタンドの状態を確認することが大切です。
バイクスタンドは便利な工具ですが、使い方を誤ると車体の転倒につながる可能性があります。今回使用した製品についても、実際の作業では取扱説明書を確認したうえで使用しました。
車体を安全に固定できたら、いよいよ交換作業を始めます。






⑤ エンジンオイルを抜いてオイルパン交換の準備
カットフラットオイルパンを取り付けるため、まずはゼファー1100からエンジンオイルを抜いていきます。
オイルパンを取り外すとオイルが流れ出てしまうため、先にエンジンオイルを抜いておく必要があります。ここでは、廃油を受ける準備からオイルが抜けるまでの待ち時間、取り外したドレンボルトの確認まで、オイルパン交換に向けた準備を進めていきます。
エンジンオイルを抜く
カットフラットオイルパンを取り付けるため、まずはゼファー1100のエンジンオイルを抜きます。
今回はオイルが入った状態から作業を始めるため、エンジン下部にあるドレンボルトを外して、古いエンジンオイルを抜いていきます。
作業前にドレンボルト周辺の汚れを確認し、必要に応じて清掃してからボルトを緩めました。
ドレンボルトを緩めるとオイルが一気に流れ出てくるため、ボルトを外す際は手や工具にオイルがかからないよう注意します。


今回は、エーモンの「ポイパック6.5L」を使用して、抜いたエンジンオイルを受けました。
オイルが流れ始めたら、そのまましばらく抜いていきます。オイルパンを取り外す前に、できるだけエンジンオイルを抜いておくことが、周囲へのオイル漏れを減らすためにも大切です。
オイルの流れが落ち着くまでは、そのまましばらく待ちます。
次は、今回使用した廃油処理パックのセット方法と、オイルを受ける際に注意したポイントを紹介します。
オイルが抜けるまで待つ
ドレンボルトを外してエンジンオイルが流れ始めたら、すぐに次の作業へ進まず、オイルの流れが落ち着くまでしばらく待ちます。
最初は勢いよくオイルが出てきますが、時間が経つにつれて少しずつ流れる量が減っていきます。


オイルが抜ける時間は、オイルの温度や粘度などによっても変わりますが、目安として15~30分程度は時間を取って、できるだけオイルを抜いておきます。
今回はオイルパンを取り外すため、内部に残っているオイルが流れ出てくる可能性もあります。そのため、オイルがほとんど流れなくなるまで待ってから、次の作業へ進みました。
オイルがほとんど流れなくなったことを確認したら、ドレン部分からのオイル漏れがないかも確認します。
これでエンジンオイルを抜く作業は完了です。次は、取り外したドレンボルトを確認して、再使用する部品の状態をチェックしていきます。
ドレンボルトを確認する
エンジンオイルがほとんど抜けたら、取り外したドレンボルトの状態を確認します。
ドレンボルトには、オイル交換を繰り返すことでオイル汚れや金属粉などが付着していることがあります。そのため、取り外したままにせず、ボルト先端やねじ山の状態を確認しておきます。
今回は、ドレンボルトに大きな傷やねじ山の異常がないかを確認し、付着していたオイル汚れを拭き取ってきれいにしました。
また、ドレンボルトに使用されているワッシャーについても、つぶれや傷などがないか確認します。ドレンボルトだけでなく、シール部分に使用されているワッシャーの状態も確認しておくことが大切です。
問題がないことを確認したら、ドレンボルトは作業の邪魔にならない場所へ置いておきます。
これでエンジンオイルを抜く作業と、ドレンボルトの確認は完了です。次はいよいよ、ゼファー1100の純正オイルパンを取り外して、カットフラットオイルパンへ交換していきます。






⑥ 純正オイルパンを取り外す
エンジンオイルを抜き終えたら、純正オイルパンを取り外すための準備を進めていきます。
今回は、オイルパンを取り外す前にオイルフィルターも取り外しました。その後、純正オイルパンを車体から取り外し、接合面や内部の状態を確認して、カットフラットオイルパンを取り付けるための準備を整えていきます。
オイルフィルターを取り外す
エンジンオイルを抜き終えたら、オイルパンを取り外す前に古いオイルフィルターを取り外します。
今回のゼファー1100では、オイルフィルターを固定している部分に17mmの六角メガネレンチを使用して、フィルターを固定しているボルトを緩めました。
(ここにオイルフィルター周辺の写真。)
まずはフィルター周辺に廃油を受けられるようにしてから、17mmの六角メガネレンチをボルトにしっかり掛けます。フィルター周辺にはオイルが残っていることがあるため、ボルトを緩めるときは、オイルが流れ出てきても対応できるようにしておきます。
ボルトが緩んだら、フィルターを固定している部分を取り外します。
(ここに17mmの六角メガネレンチでフィルターを取り外している写真。)
フィルターを取り外すと、内部にオイルが残っている場合があるため、周囲を汚さないよう注意しながら取り外していきます。
また、フィルターを取り外した際には、内部に入っているスプリングやワッシャーなどの部品を紛失しないよう、取り外した順番を確認して保管しておきます。
(ここに取り外したオイルフィルターと内部の部品の写真。)
古いフィルターを取り外したら、フィルターが収まっていた部分に汚れや異物が付着していないか確認します。周辺に付着したオイルもウエスなどで拭き取り、次の作業がしやすい状態にしておきました。
今回は、取り外した古いオイルフィルターを新品へ交換します。新しいフィルターやOリングについては、オイルパンを取り付けた後の工程で取り付けていきます。
これで古いオイルフィルターの取り外しは完了です。
次は、純正オイルパンを固定しているボルトを取り外して、オイルパン本体を取り外す準備を進めていきます。
オイルパン固定ボルトを取り外す
オイルフィルターを取り外したら、次に純正オイルパンを固定しているボルトを取り外していきます。
(ここにオイルパン固定ボルトの写真。)
まずはオイルパンの周囲を確認し、固定ボルトの位置を確認します。オイルパンを取り外すと車体の下側へ落とすことになるため、工具を入れるスペースやボルトを外す順番を確認してから作業を始めました。
今回は、オイルパンの固定ボルトに工具をしっかり掛け、まずはすべてのボルトを少しずつ緩めていきます。
(ここにオイルパン固定ボルトを緩めている写真。)
いきなり1本のボルトを完全に外してしまうのではなく、周囲のボルトを順番に少しずつ緩めて、オイルパンにかかっている力が偏らないようにしながら取り外していきます。
固く締まっているボルトを緩めるときは、工具をボルトの頭にまっすぐ掛け、しっかり押し付けながら力を加えます。斜めに工具を掛けた状態で無理に回すと、ボルトの頭を傷める可能性があるため注意しました。
すべてのボルトを緩めたら、今度は1本ずつ完全に取り外していきます。取り外したボルトは、そのまま床に置くのではなく、なくさないようにまとめて保管しておきます。
(ここに取り外したオイルパン固定ボルトの写真。)
最後の数本まで取り外したら、オイルパンが動かないように片手で支えながら、残ったボルトを取り外します。最後のボルトを外した瞬間にオイルパンが外れる可能性があるため、下から手で支えた状態で作業することがポイントです。
すべての固定ボルトを取り外したら、ボルトが1本も残っていないことを確認します。ただし、この時点ではオイルパンとエンジン側のガスケットが密着しているため、まだオイルパンが簡単に外れない場合があります。
取り外したボルトについても、ねじ山のつぶれや傷、汚れなどがないか確認しておきました。
これでオイルパンを固定しているボルトの取り外しは完了です。次は、ガスケットで密着している純正オイルパン本体を、エンジンから慎重に取り外していきます。
純正オイルパンを取り外す
オイルパンを固定しているボルトをすべて取り外したら、純正オイルパン本体を取り外していきます。
(ここに固定ボルトを外した純正オイルパンの写真。)
ボルトを外した状態でも、オイルパンとエンジン側の間にはガスケットが入っているため、簡単には外れない場合があります。無理にマイナスドライバーなどを差し込んでこじると、接合面を傷つける可能性があるため注意が必要です。
今回は、オイルパンを手で支えながら、接合部分の状態を確認して慎重に取り外しました。固着している場合は、オイルパンを軽く動かしながら、少しずつ接合部分を外していきます。
(ここに純正オイルパンを取り外している写真。)
オイルパンが外れると、内部やエンジン側に残っていたオイルが流れ出てくることがあります。そのため、オイルパンを外すときは、最後まで手で支えながら、残ったオイルが流れても対応できるようにしておくことが大切です。
純正オイルパンを取り外したら、エンジン側の接合面を確認します。ガスケットが残っている場合は、このあときれいに除去していきます。
(ここに純正オイルパンを取り外したエンジン側の写真。)
取り外した純正オイルパンについても、内部に汚れや異物などがないか確認しておきます。
これで純正オイルパン本体の取り外しは完了です。次は、エンジン側の接合面に残った古いガスケットをきれいに除去していきます。
古いガスケットをきれいに除去する
純正オイルパンを取り外したら、エンジン側の接合面に残っている古いガスケットをきれいに除去します。
(ここに古いガスケットが残っているエンジン側の写真。)
今回使用した道具は、**プラスチックスクレーパーとパーツクリーナーです。**まずはプラスチックスクレーパーを使って、接合面に残った古いガスケットを少しずつ剥がしていきました。
ガスケットが固く張り付いている部分もありますが、金属製の工具などで強く削ると接合面を傷つける可能性があります。そのため、プラスチックスクレーパーを寝かせるように当て、力を入れすぎないよう注意しながら作業しました。
(ここにプラスチックスクレーパーでガスケットを除去している写真。)
大きなガスケットが取れたら、細かく残っているガスケットのカスも確認します。細かな部分までスクレーパーを使って除去し、接合面をできるだけ平らな状態にしていきます。
ある程度ガスケットを除去したら、パーツクリーナーを使って接合面に残ったオイルや汚れを拭き取ります。
(ここにパーツクリーナーで接合面を清掃している写真。)
最後に接合面を目視で確認し、古いガスケットや汚れが残っていないことを確認しました。新しいガスケットを取り付ける前に、接合面をきれいな状態にしておくことが大切です。
(ここにガスケット除去後のきれいになった接合面の写真。)
これで古いガスケットの除去と接合面の清掃は完了です。次は、取り外した純正オイルパンの内部を確認して、汚れや異物などがないかチェックしていきます。
オイルパン内部の状態を確認する
純正オイルパンを取り外したら、せっかくなので内部の状態も確認しておきます。
(ここに取り外した純正オイルパン内部の写真。)
オイルパンの内部には、エンジンオイルの使用によって汚れやスラッジ、細かな金属粉などが溜まっている場合があります。今回は、オイルパン内部に目立った異物や大きな汚れがないかを目視で確認しました。
特に、オイルが溜まっていた部分やストレーナー周辺は念入りに確認します。異物が付着していないか、部品に破損や変形がないかなどもチェックしておきました。
(ここにオイルパン内部を確認している写真。)
**オイルパンを取り外したときは、普段は確認できない内部の状態をチェックできる貴重なタイミングです。**もし大量のスラッジや金属片など、気になるものが見つかった場合は、そのまま組み付けず原因を確認したほうが安心です。
今回は大きな異常がないことを確認したので、カットフラットオイルパンの取り付けへ進みます。
取り外した純正オイルパンは今回ショップで加工してもらったカットフラットオイルパンのベースとなったものなので、加工後の状態と比較できるよう、作業前の状態も確認しておきました。
これで純正オイルパンの取り外しと状態確認は完了です。次の工程では、今回ショップで加工してもらったカットフラットオイルパンを取り付けていきます。



女の子:



⑦ カットフラットオイルパンを取り付ける
純正オイルパンを取り外して取り付け面の準備ができたら、今回ショップで加工してもらったカットフラットオイルパンを取り付けていきます。
ここでは、新しいガスケットを使用してオイルパンを組み付け、仮止めからボルトの締め付け、規定トルクでの本締めまで順番に進めます。最後にドレンボルトを取り付けて、オイルパン交換を完了させます。
新しいガスケットをセットする
純正オイルパンを取り外し、古いガスケットの除去まで終わったら、新しいオイルパンガスケットをセットします。
今回使用するのは、カットフラットオイルパンの取り付けに合わせて用意した新品のオイルパンガスケットです。
(ここに新品のオイルパンガスケットの写真。)
まずはガスケットの向きと取り付け位置を確認し、エンジン側の取り付け穴とガスケットの穴がきちんと合うようにセットします。
このとき、ガスケットがずれた状態で取り付けてしまうと、オイルパンを組み付ける際に正しい位置から外れてしまう可能性があります。そのため、ガスケットの穴とオイルパンのボルト穴を合わせ、取り付け位置がずれていないことを確認してから次の作業へ進みます。
(ここに新しいガスケットをセットした状態の写真。)
ガスケットをセットしたら、周囲が浮いていないか、折れたり変形したりしていないかも確認します。
今回は新品のガスケットを使用して、カットフラットオイルパンを取り付ける準備を整えました。
次は、ガスケットがずれないよう注意しながら、カットフラットオイルパンをエンジン側へ合わせて仮止めしていきます。
カットフラットオイルパンを仮止めする
新しいオイルパンガスケットをセットしたら、いよいよ今回加工してもらったカットフラットオイルパンをエンジン側へ取り付けます。
(ここにカットフラットオイルパンを取り付ける前の写真。)
まずはオイルパンを両手で支えながら、エンジン側の取り付け位置に合わせます。このとき、ガスケットがずれていないことを確認しながら、オイルパンのボルト穴とエンジン側の取り付け穴を合わせていきます。
(ここにカットフラットオイルパンをエンジン側に合わせている写真。)
位置が合ったら、固定ボルトを数本取り付けて、オイルパンを仮止めします。最初から工具で強く締め込むのではなく、まずはボルトを手で回せるところまで入れて、ガスケットやオイルパンが正しい位置に収まっていることを確認します。
すべてのボルトを仮止めする際も、1本だけを先に締め込まないようにします。ボルトが斜めに入っていないか、ガスケットが外側へはみ出していないかを確認しながら、少しずつ取り付けていきました。
(ここにカットフラットオイルパンを仮止めした状態の写真。)
仮止めが終わったら、オイルパンがエンジン側にしっかり収まっていることを確認します。ここで位置に問題がなければ、次は各ボルトを均等に締め付けていきます。
ボルトを均等に締め付ける
カットフラットオイルパンを仮止めしたら、取り付け位置を確認してから固定ボルトを均等に締め付けていきます。
(ここにカットフラットオイルパンを仮止めした状態の写真。)
いきなり1本のボルトを最後まで締め込むのではなく、すべてのボルトを少しずつ、均等に締め付けていくことがポイントです。
まずは各ボルトを工具で軽く締め込み、オイルパンがエンジン側へ均等に密着していくように、順番をずらしながら少しずつ締めていきます。
(ここにオイルパン固定ボルトを締め付けている写真。)
この段階ではまだ本締めではないため、強い力をかけて締め込むのではなく、ガスケットが正しい位置に収まっていることを確認しながら作業します。
また、ボルトを締めていく途中でオイルパンが傾いていないか、ガスケットが外側にはみ出していないかも確認します。
すべてのボルトをある程度締め込んで、オイルパンがエンジン側に均等に密着した状態になったら、次はトルクレンチを使用して規定トルクで本締めしていきます。
規定トルクで本締めする
オイルパンの固定ボルトを均等に締め付けたら、最後にトルクレンチを使用して本締めを行います。
(ここにトルクレンチでオイルパン固定ボルトを締め付けている写真。)
今回は、オイルパン固定ボルトを規定トルクで締め付けるため、トルクレンチを使用しました。
まずトルクレンチを使用する規定値に設定し、仮締めしたボルトを順番に本締めしていきます。ここでも1本だけを一気に締めるのではなく、決められた締め付け順序に従って、各ボルトを規定トルクまで均等に締め付けることが重要です。
トルクレンチから設定値に達したことが分かる感触があったら、それ以上力を加えずに止めます。必要以上に締め付けると、ボルトやねじ山を傷めたり、ガスケットに過度な力がかかったりする可能性があります。
(ここに規定トルクで本締めしたオイルパンの写真。)
すべての固定ボルトを本締めしたら、締め忘れがないかを最後に確認します。
なお、締め付けトルクや締め付け順序は、**ゼファー1100のサービスマニュアルなど、車両に適合する資料で確認した規定値を使用してください。**年式や仕様によって異なる場合があるため、数値を自己判断で設定しないようにします。
これでカットフラットオイルパンの固定は完了です。次は、オイルパン側のドレンボルトを取り付けていきます。
ドレンボルトを取り付ける
カットフラットオイルパンの固定が完了したら、最後にオイルパン側のドレンボルトを取り付けます。
今回のオイル交換では、キタコの「オイル交換フルSET(70-390-04060)」を使用しました。このセットには、ゼファー1100用のオイルエレメントやドレンワッシャー、各種Oリングが含まれています。
(ここにキタコ オイル交換フルセットの商品写真。)
(ここにアフィリエイトリンク)
ドレンボルトを取り付ける前に、ボルトのねじ山や先端に汚れが付着していないかを確認します。今回は、オイル交換フルセットに付属している**新品のドレンワッシャー(12×22×2.0)**を使用しました。
(ここに新品のドレンワッシャーとドレンボルトの写真。)
ドレンワッシャーは、ドレンボルトとオイルパンの間に入れて使用します。ボルトを締め付けることでワッシャーが接触面になじみ、オイルが漏れないようにシールする役割があります。
そのため、オイル交換などで一度締め付けたワッシャーは再利用せず、今回は新品のドレンワッシャーに交換してからドレンボルトを取り付けました。
まずはドレンボルトを手で回し、ねじ山が正しくかみ合っていることを確認しながら取り付けます。最初から工具で締め込むのではなく、手でスムーズに回せることを確認することで、斜めにねじ込んでしまうのを防ぎます。
ある程度まで手で締め込んだら、工具を使用して締め付けます。
(ここにドレンボルトを締め付けている写真。)
ドレンボルトは締めすぎると、ねじ山やオイルパン側を傷める可能性があります。そのため、車両のサービスマニュアルなどで確認した規定トルクに合わせて締め付けることが大切です。
締め付けが完了したら、新品のドレンワッシャーがドレンボルトとオイルパンの間に正しく収まっていること、ドレンボルトがしっかり取り付けられていることを確認します。
これでカットフラットオイルパンの取り付け作業は完了です。次は、エンジンオイルを入れる前に、今回交換したオイルフィルターなどの準備を進めていきます。






⑧ 新しいオイルフィルターを取り付けてエンジンオイルを入れる
カットフラットオイルパンの取り付けが完了したら、オイル交換の仕上げに進みます。
ここでは、取り外しておいたオイルフィルターを新品へ交換し、新しいエンジンオイルを入れて、最後にエンジン始動後の状態を確認していきます。
新しいオイルフィルターとOリングを取り付ける
古いオイルフィルターを取り外したら、今回は新品のオイルフィルターへ交換します。
今回使用したのは、キタコの「オイル交換フルSET(70-390-04060)」です。オイルエレメントだけでなく、フィルター周辺に使用するOリングなどもセットになっているため、今回のオイル交換で使用しました。
(ここに新品のオイルフィルターとOリングの写真。)
まずは、取り外したフィルター周辺の部品を確認し、Oリングを新品へ交換します。
今回使用するのは、オイルフィルターバルブに取り付ける「OK-06」と、オイルフィルターカバーに取り付ける「OK-07」です。
それぞれ取り付ける場所が異なるため、Oリングの種類を確認してから取り付けます。
OK-06はオイルフィルターバルブに取り付け、OK-07はオイルフィルターカバーに取り付けます。
(ここにOK-06・OK-07のOリング写真。)
Oリングを取り付ける際は、溝に正しく収まっているか、ねじれたり外れたりしていないかを確認します。また、Oリングには新しいエンジンオイルを薄く塗ってから取り付けました。
今回は、Oリングを実際に取り付けているところの写真を撮り忘れてしまいました。そのため、取り付け後の状態が分かる写真を掲載して、使用したOリングの種類と取り付け場所が分かるようにしています。
次に、新しいオイルフィルターを正しい向きでセットします。
(ここに新品のオイルフィルターの写真。)
フィルターをセットしたら、オイルフィルターバルブやカバーなどの固定部品を元の位置へ戻します。このとき、取り外したときと同じ順番になっていることを確認しながら組み付けます。
固定部品を取り付ける際は、まずボルトを手で回せるところまで入れ、斜めにねじ込まれていないことを確認します。問題がなければ工具を使用して少しずつ締め付けていきます。
最後に、締め付け状態を確認します。締めすぎるとOリングを傷めたり、部品やねじ山に負担がかかったりする可能性があるため、車両のサービスマニュアルなどで確認した規定値に合わせて締め付けます。
(ここに新しいオイルフィルターを取り付けた状態の写真。)
これで新品のオイルフィルターとOリングの取り付けは完了です。
フィルター周辺が正しく取り付けられていることを確認したら、次は新しいエンジンオイルを入れていきます。
新しいエンジンオイルを入れる
オイルフィルターの取り付けが完了したら、最後に新しいエンジンオイルを入れていきます。
今回使用したエンジンオイルは、TEITOの「PREMIUM MB 10W-40」です。20Lのペール缶で購入したもので、ゼファー1100のエンジンオイル交換に使用しました。
(ここにTEITO PREMIUM MB 10W-40の写真。)
(ここにアフィリエイトリンク)
ゼファー1100のエンジンオイル量は、オイル交換のみで3.8L、オイルフィルター交換時で4.1Lが目安です。今回はオイルフィルターも交換しているため、4.1Lを基準にオイルを入れていきます。
まずはオイルフィラーキャップを取り外し、オイルを入れる準備をします。
(ここにオイルフィラーキャップを外した写真。)
今回は、オイルを一気に入れすぎないよう、じょうごなどを使用して少しずつ注入していきました。
(ここにエンジンオイルを入れている写真。)
最初から4.1Lを一気に入れてしまうのではなく、ある程度入れたところで一度オイル量を確認します。オイルパンを交換しているため、実際に必要になる量は車両の状態によって多少変わる可能性があります。
4.1Lをひとつの目安として、最後はオイルレベルを確認しながら少しずつ調整します。
オイルを入れ終わったら、オイルフィラーキャップを取り付けます。この時点では最終的なオイル量の確認はまだ完了ではありません。
次の工程でエンジンを始動してオイルを循環させたあと、エンジンを停止してオイル量を確認します。オイル量が不足していれば少しずつ追加し、入れすぎないように調整します。
これで新しいエンジンオイルの注入は完了です。次はエンジンを始動して、オイル漏れの有無と最終的なオイル量を確認していきます。
エンジンを始動してオイル量を確認する
新しいエンジンオイルを入れ終わったら、エンジンを始動してオイルをエンジン内部へ循環させます。
エンジンを始動する前に、オイルフィラーキャップやドレンボルト、オイルフィルター周辺など、今回作業した部分がしっかり取り付けられていることをもう一度確認します。
問題がないことを確認したらエンジンを始動し、しばらくアイドリングさせます。このとき、車体の下側やオイルフィルター周辺を確認し、オイルが漏れていないかを目視でチェックします。
(ここにエンジン始動後のゼファー1100の写真。)
特に今回は純正オイルパンを取り外してカットフラットオイルパンへ交換しているため、オイルパンの接合部分やドレンボルト周辺からオイルが漏れていないかを確認しました。
エンジンを停止したら、すぐにオイル量を判断するのではなく、エンジンオイルが落ち着くまで少し待ってから確認します。
オイル量を確認するときは、車体を水平な状態にして、オイルレベルゲージを使用します。ゲージを取り外してオイルの付着位置を確認し、規定範囲内に収まっているかを確認します。
(ここにオイルレベルゲージでオイル量を確認している写真。)
もしオイル量が少ない場合は、少量ずつオイルを追加して再度確認します。反対に入れすぎてしまうと調整が必要になるため、最初からオイルを入れすぎず、レベルゲージを確認しながら適量に合わせることがポイントです。
今回は、オイルパンとオイルフィルターを交換した状態でエンジンを始動し、オイル漏れがないこととオイル量が適正範囲にあることを確認しました。
これで、カットフラットオイルパンへの交換とオイルフィルター交換を含めたエンジンオイル交換は完了です。
次は、いよいよモリワキモナカをゼファー1100へ取り付けていきます。






⑨ KARKARメガホンマフラーを取り外す
カットフラットオイルパンの取り付けとオイル交換が完了したら、次は現在取り付けているKARKARメガホンマフラーを取り外します。
今回は、ゼファー1100に取り付けていたKARKARメガホンマフラーを取り外し、その後モリワキモナカへ交換していきます。マフラーを外す際は、固定部分だけでなく、取り付け部に使用されている部品やガスケットの状態も確認しながら作業を進めました。
ここでは、KARKARメガホンマフラーの固定部分を確認してから実際に取り外し、取り外した部品やガスケットの状態をチェックしていきます。
KARKARメガホンマフラーの固定部分を確認する
KARKARメガホンマフラーを取り外す前に、まずは現在の取り付け状態を確認します。
マフラーはエキゾーストパイプ側だけでなく、車体側のマフラーステーなどでも固定されているため、いきなりボルトを外すのではなく、どの部分でマフラーが固定されているのかを先に確認しておくことが大切です。
(ここにKARKARメガホンマフラーの固定部分が分かる写真。)
今回は、マフラー本体を支えている固定部分を確認し、取り外す際にどのボルトやナットを外す必要があるのかを確認しました。
また、マフラーを取り外すときは、固定部分をすべて外した際にマフラー本体が落下しないよう、取り外す順番にも注意します。マフラーは重量があるため、最後の固定部分を外す前には、本体を手で支えられる状態にしておくと安心です。
(ここにKARKARメガホンマフラーのマフラーステー周辺の写真。)
固定部分の位置と取り外す部品を確認できたら、次はいよいよKARKARメガホンマフラーを車体から取り外していきます。
KARKARメガホンマフラーを取り外す
固定部分を確認したら、実際にKARKARメガホンマフラーを取り外していきます。
今回は、マフラー本体を支えながら固定部分を順番に外し、最後に車体から取り外しました。マフラーを固定しているボルトやナットをすべて外す前に、本体が落下しないように手で支えられる状態を作っておくことがポイントです。
(ここにKARKARメガホンマフラーを取り外している写真。)
まずは、先ほど確認した固定部分を順番に緩めていきます。固く締まっている部分は、工具をしっかり掛けて無理な力をかけないように注意しました。
固定部分を外していくとマフラー本体が動くようになるため、最後の固定部分を取り外すときは、マフラーをしっかり支えながら作業することが大切です。
すべての固定部分を取り外したら、マフラーを車体からゆっくり取り外します。取り外す際は、エンジン側の取り付け部分や車体周辺にマフラーをぶつけないよう注意しました。
(ここに取り外したKARKARメガホンマフラーの写真。)
取り外したマフラーは、傷が付かないように安全な場所へ置いておきます。また、取り外したボルトやナットなどの固定部品も、後で確認できるようにまとめて保管しておきました。
これでKARKARメガホンマフラーの取り外しは完了です。次は、取り外した固定部品やマフラーガスケットの状態を確認して、モリワキモナカの取り付け準備を進めていきます。
取り外した部品を確認する
KARKARメガホンマフラーを取り外したら、次に取り外した固定部品の状態を確認します。
今回取り外したボルトやナット、ステー、スプリングなどは、すぐに片付けるのではなく、傷やサビ、ねじ山のつぶれなどがないか、一つずつ状態を確認しておくことが大切です。
(ここに取り外したボルト・ナットなどの写真。)
特にボルトやナットは、取り外す際に工具を掛ける部分を傷めていないか確認しました。また、ねじ山に異常がある場合は、モリワキモナカの取り付け時にそのまま使用せず、新しい部品への交換も検討します。
ステーについても、曲がりや大きな傷などがないか確認しておきます。マフラーを支える部品なので、取り付け時に無理な力がかからない状態になっているか確認しておくと安心です。
取り外した部品は、どこに使用されていたものか分からなくならないよう、まとめて保管しておきました。後でモリワキモナカを取り付ける際に、使用する部品と交換が必要な部品を判断しやすくなります。
今回は大きな問題がないことを確認したうえで、取り外した部品を保管しました。
次は、エンジン側のマフラー取り付け部分に使用されているガスケットの状態を確認していきます。
マフラーガスケットを確認する
KARKARメガホンマフラーを取り外したら、最後にエンジン側のマフラー取り付け部分に使用されているガスケットの状態を確認します。
マフラーを取り外すと、ガスケットが取り付け部分に残っている場合があります。そのため、新しいマフラーを取り付ける前に、古いガスケットが残っていないか、状態に問題がないかを確認しておくことが大切です。
(ここにマフラーガスケットの写真。)
今回は、KARKARメガホンマフラーを取り外したあと、エンジン側の取り付け部分を確認しました。ガスケットに変形やつぶれ、傷などがないかを確認し、再使用できる状態なのかもチェックします。
マフラーを交換するときは、取り外したガスケットをそのまま再使用するのではなく、**基本的には新品のガスケットへ交換してから新しいマフラーを取り付けると安心です。**特に一度つぶれたガスケットは、再使用すると排気漏れの原因になる可能性があります。
ガスケットを取り外す場合は、エンジン側の取り付け面を傷つけないように注意します。取り付け面に古いガスケットの一部が残っている場合も、無理にこじらず、状態を確認しながらきれいにしておきます。
今回は、モリワキモナカの取り付けに向けてガスケットの状態を確認し、必要な部品を準備しました。
これでKARKARメガホンマフラーの取り外しと、モリワキモナカを取り付けるための準備は完了です。次はいよいよ、ゼファー1100へモリワキモナカを取り付けていきます。






⑩ モリワキモナカをゼファー1100へ取り付ける
KARKARメガホンマフラーを取り外したら、いよいよ今回再生したモリワキモナカをゼファー1100へ取り付けていきます。
今回は、エキパイやサイレンサーを一度仮組みした状態で全体の位置を確認し、各部のバランスを見ながら取り付けを進めました。特に、カットフラットオイルパンへ変更しているため、マフラーを固定する前にオイルパンとのクリアランスを確認しておくことが重要です。
ここでは、エキパイからサイレンサーまでを順番に組み付け、マフラースプリングを取り付けたあと、全体の位置を調整します。最後にカットフラットオイルパンとのクリアランスを確認し、問題がないことを確認してから各部を本締めしていきます。
サイレンサーを取り付ける
エキパイを仮組みしたら、次にモリワキモナカのサイレンサーを取り付けていきます。
この段階でもエキパイを本締めせず、サイレンサーを組み合わせた状態で全体の位置を調整できるようにしておきます。
(ここにモリワキモナカのサイレンサーを取り付けている写真。)
まずはサイレンサーをエキパイ側へ合わせ、接続部分がしっかり奥まで入っていることを確認します。無理に押し込んだり、斜めの状態で固定したりせず、エキパイとの位置を確認しながら取り付けました。
サイレンサーを合わせたら、固定部分のボルトなどを軽く締めて仮固定します。この時点では完全に締め切らず、マフラー全体を動かして位置を調整できる状態にしておくことがポイントです。
(ここにサイレンサーとエキパイの接続部分の写真。)
サイレンサーを仮固定したら、車体から見たマフラー全体の位置も確認します。フレームやステップなど、周囲の部品に接触していないかを確認しながら、無理な力がかかっていない状態に合わせていきます。
ここまで組み付けたら、エキパイとサイレンサーがつながった状態になります。まだ本締めはせず、次はマフラーを固定するスプリングを取り付けていきます。
サイレンサーを取り付ける
エキパイを仮組みしたら、次にモリワキモナカのサイレンサーを取り付けていきます。
サイレンサーを取り付けるとマフラー全体の位置が決まってくるため、この段階でも各部を本締めせず、後から位置を調整できる状態にしておきます。
(ここにモリワキモナカのサイレンサーを取り付ける前の写真。)
まずはサイレンサーの接続部分と、仮組みしているエキパイの差し込み部分を確認します。接続部分に異物や汚れがないことを確認したら、サイレンサーをエキパイ側へゆっくり差し込んでいきます。
このとき、サイレンサーを無理にこじったり、斜めの状態で押し込んだりしないように注意しました。接続部分がまっすぐ合っていることを確認しながら、無理な力をかけずに差し込むことがポイントです。
(ここにサイレンサーをエキパイへ差し込んでいる写真。)
サイレンサーがエキパイに入ったら、次に車体側の固定位置を確認します。固定用のステーやボルト穴が正しい位置に合っているか確認し、位置が合っていれば固定ボルトを手で入れていきます。
この時点では、ボルトを工具で強く締め込まず、サイレンサーが少し動かせる程度に仮固定しておきます。
(ここにサイレンサー固定部の写真。)
固定ボルトを仮止めしたら、サイレンサーが車体に対して大きく傾いていないか確認します。また、フレームやステップ、スイングアームなど周囲の部品に接触していないことも確認しておきます。
サイレンサーの位置が大きくずれていなければ、ここでは本締めせず、そのまま次の工程へ進みます。
今回は、エキパイとサイレンサーを組み合わせた状態で仮固定まで行い、マフラー全体を調整できるようにしておきました。
次は、エキパイとサイレンサーの接続部分にマフラースプリングを取り付けて、モリワキモナカをしっかり組み合わせていきます。
マフラースプリングを取り付ける
サイレンサーを仮固定したら、次にエキパイとサイレンサーの接続部分にマフラースプリングを取り付けます。
今回は、アストロプロダクツの「スプリングフック S UN-P4302」を使用しました。
(ここにアストロプロダクツ スプリングフック S UN-P4302の写真。)
まずは、エキパイ側とサイレンサー側にあるスプリングフックの位置を確認します。マフラースプリングの両端をそれぞれのフックに掛ける構造になっているため、取り付ける前に位置を確認しておきます。
次に、マフラースプリングの片側をフックへ掛け、もう片側をスプリングフック S UN-P4302で引っ掛けます。
この工具は先端をスプリングに掛けて、そのまま手前へ引っ張れるため、マフラースプリングを手で直接引っ張るよりも力を掛けやすく、取り付け作業がかなり楽でした。
(ここにスプリングフック S UN-P4302でマフラースプリングを引っ張っている写真。)
実際に使ってみると、スプリングを引っ張るときに工具の持ち手をしっかり握れるので、力を入れやすいのが使いやすいところです。スプリングをフックまで引っ張る距離がある場合でも、工具を使うことで手で無理に伸ばす必要がありませんでした。
一方で、スプリングには強い張力がかかっているため、工具の先端がスプリングから外れないように注意して作業します。フックに掛ける位置を確認し、無理な角度で引っ張らないようにしました。
スプリングがフックに掛かったら、工具をゆっくり外します。その後、スプリングの両端がしっかり掛かっていること、途中でねじれていないことを確認します。
(ここにマフラースプリング取り付け後の写真。)
今回は、アストロプロダクツのスプリングフック S UN-P4302を使ってみて、**固く張ったマフラースプリングでも力を掛けやすく、手作業より取り付けやすい工具だと感じました。**マフラー交換などでスプリングを取り付ける機会があるなら、用意しておくと作業しやすいと思います。
これでエキパイとサイレンサーの接続部分をスプリングで固定できました。まだ各部は本締めせず、次は仮組みした状態でマフラー全体の位置を調整していきます。
仮組みした状態で位置とクリアランスを調整する
エキパイとサイレンサー、マフラースプリングまで取り付けたら、次にマフラー全体の位置を調整します。
この段階では各部をまだ本締めしていないため、マフラーを少し動かしながら位置を合わせていきます。今回は、「全体の位置→周囲との接触→カットフラットオイルパンとのクリアランス」の順番で確認しました。
(ここにモリワキモナカを仮組みした状態の全体写真。)
まずは車体を横から見て、モリワキモナカ全体が大きく傾いていないかを確認します。サイレンサーの向きや高さ、車体に対する位置を見ながら、全体のバランスを合わせていきました。
次に、マフラーの周囲を確認します。フレームやステップなどに接触していないか、エキパイやサイレンサーに無理な力がかかっていないかを確認します。
その後、今回の取り付けで特に確認しておきたいカットフラットオイルパンとのクリアランスを確認します。
(ここにモリワキモナカとカットフラットオイルパンのクリアランスが分かる写真。)
マフラーを固定する前に、カットフラットオイルパンとのクリアランスを確認しておくことが今回の取り付けでは重要なポイントです。
マフラーを手で軽く動かしながら、オイルパンとの隙間がしっかり確保されているかを確認します。特にエキパイが近くを通る部分は、隙間が十分にあるかを見ながら位置を調整しました。
もしマフラーの位置が気になる場合は、固定ボルトを少し緩めた状態でエキパイやサイレンサーの向きを調整します。一度で位置を決めようとせず、全体を見ながら少しずつ合わせていきます。
位置とクリアランスに問題がなければ、最後にもう一度マフラー全体を確認します。サイレンサーの向きや高さ、周囲の部品との接触、カットフラットオイルパンとの隙間を順番に見て、問題がないことを確認しました。
これでモリワキモナカの位置調整と、カットフラットオイルパンとのクリアランス確認は完了です。次は、位置が決まった状態で各部を本締めしていきます。
最後に各部を本締めする
マフラー全体の位置とカットフラットオイルパンとのクリアランスを確認できたら、最後に各部を本締めしていきます。
ここまで仮組みの状態で位置を調整しているため、いきなり一か所だけを強く締めるのではなく、全体の位置を確認しながら、各部を順番に本締めしていくことがポイントです。
(ここにモリワキモナカの各部を本締めしている写真。)
今回は、エンジン側のエキパイ固定部分、サイレンサー側の固定部分などを確認しながら締め付けていきました。途中でマフラーの位置がずれていないかも確認し、仮組みしたときに合わせた位置を保った状態で作業を進めます。
本締めするときは、一か所を一気に締め切るのではなく、全体のバランスを見ながら順番に締め付けます。固定部分を締めることでマフラーの位置が少し変わることもあるため、締め付けるたびに周囲との接触がないか確認しました。
すべての固定部分を締め終えたら、最後にマフラー全体を確認します。サイレンサーの向きや高さに問題がないか、フレームやステップなどに接触していないか、さらにカットフラットオイルパンとのクリアランスも再度確認しました。
(ここにモリワキモナカ取り付け後の全体写真。)
これでモリワキモナカの取り付けは完了です。次は、エンジンを始動して排気漏れやオイル漏れがないかを確認し、実際に走行できる状態になっているか最終チェックしていきます。






⑪ エンジン始動後にオイル漏れ・排気漏れをチェック
モリワキモナカの取り付けとカットフラットオイルパンの交換が完了したら、最後にエンジンを始動して車体の状態を確認します。
今回は、オイルパン交換とマフラー交換を同時に行っているため、作業した部分に異常がないことを確認してから走行することが大切です。
エンジンを始動したあとは、しばらく車体の状態を確認しながら、オイルや排気系に問題がないかをチェックしていきます。
ここでは、エンジン始動後の状態を確認したうえで、オイルパンやオイルフィルター周辺、マフラーの接合部分などを順番にチェックします。最後にマフラーと周辺部品との干渉も再確認して、問題がないことを確認してから走行するようにします。
エンジンを始動する
オイルパンとマフラーの取り付けが完了したら、まずはエンジンを始動します。
始動する前に、工具の置き忘れがないか、取り外した部品がエンジンやマフラー周辺に残っていないかを確認しておきます。また、車体が安定した状態になっていることも確認してからエンジンを始動しました。
(ここにエンジン始動前のゼファー1100の写真。)
エンジンを始動したら、すぐに走り出すのではなく、その場でしばらく様子を確認します。エンジン始動直後は、車体から普段と違う音や振動が出ていないかを確認することが大切です。
今回は、エンジンが正常に始動することを確認したあと、アイドリングさせながら車体の状態を確認しました。異常がなければ次の確認へ進みます。
このあと、オイルパンやオイルフィルター周辺を確認し、オイル漏れがないかをチェックしていきます。
オイル漏れがないか確認する
エンジンを始動したら、次にオイル漏れがないかを確認します。
今回は純正オイルパンを取り外してカットフラットオイルパンへ交換し、あわせてオイルフィルターも交換しているため、作業した部分を順番に確認して、オイルがにじんでいないかチェックすることが大切です。
(ここにオイルパン周辺の写真。)
まずは車体の下側からオイルパン周辺を確認します。オイルパンの合わせ面にオイルがにじんでいないかを見て、続いてドレンボルト周辺も確認しました。
次にオイルフィルター周辺を確認します。フィルターの取り付け部分やOリングを使用している部分からオイルがにじんでいないかを確認します。
(ここにオイルフィルター周辺の写真。)
確認するときは、一部分だけを見るのではなく、「オイルパンの合わせ面→ドレンボルト周辺→オイルフィルター周辺」の順番で、作業した部分を一つずつ確認していくと見落としにくくなります。
また、車体の下にオイルが垂れていないかも確認します。エンジンを始動した直後だけでなく、しばらくアイドリングさせたあとにも再度確認して、オイルが新しく付着していないかをチェックしました。
もしオイルがにじんでいる場合は、そのまま走行せずにエンジンを停止します。どの部分からオイルが漏れているのかを確認し、必要に応じて取り付け状態や締め付けを見直します。
今回は、オイルパンの合わせ面、ドレンボルト周辺、オイルフィルター周辺を確認し、オイル漏れがないことを確認しました。
オイル漏れに問題がなければ、次はマフラーの接合部分を確認して、排気漏れがないかチェックしていきます。
マフラー接合部の排気漏れを確認する
オイル漏れがないことを確認したら、次にモリワキモナカの接合部分から排気漏れがないかを確認します。
今回はエキパイとサイレンサーを組み付けているため、エンジン始動後に接合部分から排気が漏れていないかを確認しておくことが大切です。
(ここにモリワキモナカの接合部の写真。)
まずはエンジンをアイドリングさせた状態で、エキパイとサイレンサーの接合部分を目視で確認します。接合部分から排気が漏れていると、排気ガスによるすすが付着していたり、排気が漏れる音が聞こえたりする場合があります。
確認するときは、**排気口やエンジン・マフラーの高温になっている部分に手を近づけないように注意します。**排気漏れを確認するために、マフラーへ直接触れる必要はありません。
また、接合部分だけでなく、エンジン側のエキパイ取り付け部分も確認します。取り付け部分から「シュー」というような排気音がしていないか、周辺に排気によるすすなどが付着していないかを確認しました。
もし排気漏れが疑われる場合は、エンジンを停止してマフラーが十分に冷えてから、接合部分の差し込み状態や固定部分を確認します。必要に応じて取り付け位置や締め付け状態を見直し、再度確認します。
今回は、エキパイとサイレンサーの接合部分、エンジン側の取り付け部分を確認し、排気漏れがないことを確認しました。
排気漏れに問題がなければ、最後にマフラーと車体周辺の部品が接触していないかをもう一度確認していきます。
マフラーと周辺部品の干渉を再確認する
オイル漏れと排気漏れの確認が終わったら、最後にマフラーと周辺部品が接触していないかをもう一度確認します。
取り付け時にもクリアランスを確認していますが、エンジンを始動したことでマフラーの位置や状態に変化がないかを確認しておきます。走行前にもう一度マフラー周辺を確認しておくことで、接触したまま走行してしまうのを防ぎやすくなります。
(ここにモリワキモナカと周辺部品のクリアランスが分かる写真。)
まずはエンジンを停止した状態で、マフラー周辺を順番に確認していきます。
最初に、今回特に確認しておきたいカットフラットオイルパンとの隙間を確認します。マフラーを手で軽く動かしながら、オイルパンに接触していないか、隙間がしっかり確保されているかを確認しました。
次に、マフラーの周囲にあるフレームやステップなどを確認します。マフラー本体だけでなく、エキパイが通っている部分も見ながら、周辺部品に当たっていないかを一つずつ確認します。
その後、マフラーの固定部分を確認します。固定ボルトが緩んでいないか、取り付け位置がずれていないかを確認し、サイレンサーが取り付け時に合わせた位置から動いていないこともチェックしました。
さらに、サイレンサーの向きや高さも車体全体を見ながら確認します。「オイルパン→フレーム・ステップ→固定部分→サイレンサー」の順番で確認していくと、マフラー周辺の干渉を一つずつチェックしやすくなります。
エンジン始動後に確認するときは、マフラーが高温になっているため、直接触れないように注意します。目視で周囲との隙間を確認し、異常な振動や接触音がないかも確認します。
もし接触している部分が見つかった場合は、そのまま走行せず、エンジンを停止してマフラーの取り付け状態を確認します。必要に応じて固定部分を緩め、周囲の部品とのクリアランスを確保してから再度固定します。
今回は、カットフラットオイルパンやフレーム、ステップなどとの干渉がないことを確認しました。また、マフラーの固定部分やサイレンサーの位置にも問題がないことを確認しました。
これで、オイルパン交換とモリワキモナカへのマフラー交換後に行う最終チェックは完了です。各部に問題がないことを確認できたので、これで走行前の確認まで終わりました。






⑫ モリワキモナカ装着後のBefore・After
ここまでの作業で、ゼファー1100へのモリワキモナカの取り付けが完了しました。
今回のマフラー交換では、KARKARメガホンマフラーからモリワキモナカへ変更したため、マフラーだけでなく車体全体の印象も変わりました。
せっかくなので、ここではマフラー交換前と交換後のゼファー1100を写真で比較して、見た目の変化を紹介します。
まずは交換前の状態を確認し、その後にモリワキモナカを装着した状態を見比べていきます。最後に、実際に取り付けてみて感じた見た目の変化についてまとめます。
Before|交換前のゼファー1100
まずは、モリワキモナカへ交換する前のゼファー1100です。
今回の交換前は、KARKARメガホンマフラーを取り付けていました。マフラーの形状や車体からの見え方など、現在の仕様を確認してからモリワキモナカへ交換しました。
(ここにマフラー交換前のゼファー1100の全体写真。)
写真で見ると、交換前はKARKARメガホンマフラーによって、ゼファー1100に力強い印象を与えていました。サイレンサーの形状も特徴的で、車体全体の雰囲気を作っている部分の一つです。
今回は、この状態からマフラーを取り外してモリワキモナカへ変更しました。
Beforeの状態を残しておくことで、同じ車体をマフラーだけ交換したときに、見た目がどのように変わったのかを比較しやすくなります。
それでは、モリワキモナカを装着したAfterの状態を見ていきます。
After|モリワキモナカ装着後
こちらがKARKARメガホンマフラーを取り外し、モリワキモナカを装着したゼファー1100です。
エキパイからサイレンサーまで取り付け、全体の位置を調整したうえで各部を固定しました。
(ここにモリワキモナカ装着後のゼファー1100の全体写真。)
交換前と同じ角度から撮影することで、マフラーを変更したことで車体の印象がどのように変わったのかを比較しやすくしています。
実際に装着してみると、モリワキモナカの独特なサイレンサー形状が目立ち、KARKARメガホンマフラーを装着していたときとは違った、クラシックでスポーティーな雰囲気になりました。
また、エンジンを始動してみると、交換前とは音の印象も変わりました。モリワキモナカならではの排気音を感じられ、アイドリング時からマフラーを交換したことが分かる音になっています。
(ここにモリワキモナカ装着後の後方からの写真。)
見た目だけでなく、実際にエンジンを始動したときの音まで含めて、「マフラーを交換した」という変化をしっかり感じられる仕上がりになりました。
今回はマフラー交換とあわせてカットフラットオイルパンにも変更しているため、車体下側の見え方も以前とは変わっています。
次はBeforeとAfterの写真を見比べながら、モリワキモナカを装着したことでゼファー1100の見た目が具体的にどう変わったのかを紹介します。
見た目はどう変わった?
KARKARメガホンマフラーからモリワキモナカへ交換して、まず感じたのはマフラーそのものの印象が大きく変わったことです。
KARKARメガホンマフラーを装着していたときは、メガホン形状によって力強さを感じるスタイルでした。一方、モリワキモナカに交換すると、サイレンサーの形状が変わることで、ゼファー1100のクラシックな雰囲気を残しながら、よりすっきりとした印象になりました。
(ここにBefore・Afterを比較できる写真。)
特に横から見たときは、エキパイからサイレンサーまでのラインが変わるため、同じゼファー1100でもマフラーを交換するだけで車体全体の見え方が変わります。
また、今回はマフラー交換と同時にカットフラットオイルパンへ変更しているため、車体下側の見え方も以前とは違います。オイルパンの出っ張りが少なくなったことで、マフラー周辺がすっきりした印象になりました。
後ろから見たときも、モリワキモナカのサイレンサーがしっかり存在感を出しており、今回のカスタムではマフラーとカットフラットオイルパンの組み合わせによって、車体全体がまとまったように感じました。
実際に取り付けてみると、マフラーの種類を変えるだけでもゼファー1100の雰囲気はかなり変わります。以前のKARKARメガホンマフラーとは違ったスタイルになったので、見た目の変化もしっかり楽しめるカスタムになりました。






⑬ モリワキモナカを実際に装着して感じたこと
モリワキモナカの取り付けとカットフラットオイルパンへの交換が終わり、実際にゼファー1100へ装着した状態を確認すると、作業前には分からなかったこともいくつかありました。
今回は中古で購入したモリワキモナカを再生してから取り付けたこともあり、実際に自分で取り付けてみたからこそ分かったことや、作業中に感じたことがあります。
ここでは、装着後の見た目や音だけでなく、取り付け作業を通して感じたクリアランスの重要性や、DIYで作業して良かったことについても紹介します。
また、実際の作業では簡単に進んだ部分だけではなく、位置合わせや部品の取り付けなどで大変に感じたところもありました。
それぞれのポイントを振り返りながら、今回モリワキモナカをDIYで装着してみて感じたことをまとめていきます。
ゼファー1100とのデザインの相性
実際にモリワキモナカをゼファー1100へ取り付けてみて感じたのは、車体とのデザインの相性がかなり良いということです。
ゼファー1100は、丸みのあるタンクやエンジン、メッキパーツなど、昔ながらのバイクらしい雰囲気を持っています。そこにモリワキモナカを合わせることで、ゼファー1100が持っているクラシックな雰囲気を崩さず、マフラーもしっかり車体に馴染んでいると感じました。
(ここにモリワキモナカ装着後のゼファー1100全体写真。)
特に横から見たときは、エキパイからサイレンサーまでのラインが車体に沿っているため、マフラーだけが目立ちすぎる感じもありません。KARKARメガホンマフラーとは違った形状ですが、モリワキモナカに交換したことで、ゼファー1100らしいスタイルにより合っているように感じます。
また、モリワキモナカは昔からゼファーシリーズとの組み合わせでも知られているマフラーなので、実際に装着してみると「この組み合わせはやっぱり似合うな」と感じました。
今回は中古で購入したモリワキモナカを自分で磨いて再生してから取り付けたこともあり、自分で手を入れたマフラーがゼファー1100に装着され、車体全体としてまとまった姿になったことに満足しています。
単純にマフラーを交換しただけではなく、再生作業から取り付けまで自分で行ったことで、装着後の見た目もより気に入る仕上がりになりました。
次は、実際にエンジンを始動して感じた、マフラー交換後の音の印象について紹介します。
マフラー交換後の音の印象
モリワキモナカを取り付けたあと、実際にエンジンを始動して音を確認しました。
マフラーを交換すると見た目だけでなく排気音も変わるため、今回の作業では取り付け後の音も楽しみにしていた部分です。実際にエンジンを始動してみると、KARKARメガホンマフラーを装着していたときとは違った排気音になっていることを感じました。
アイドリング時は、モリワキモナカらしい存在感のある音で、純正マフラーとは明らかに違う印象です。ただ大きいだけという感じではなく、ゼファー1100の車体に合わせても違和感のない音に感じました。
(ここにモリワキモナカ装着後のエンジン始動時の写真または動画。)
実際にアクセルを少し開けて回転数を上げてみると、アイドリング時とはまた違った音になり、マフラーを交換したことを音でもしっかり感じられる仕上がりでした。
今回のモリワキモナカは中古で購入したものを自分で再生してから取り付けたため、エンジンを始動した瞬間は「ここまでやって良かった」と感じました。見た目だけでなく、実際に音を聞くことでマフラー交換の満足感もさらに高まりました。
ただし、音の感じ方は周囲の環境や聞く位置によっても変わります。また、住宅街などでエンジンを始動する場合は、周囲への配慮も必要です。
今回は、モリワキモナカの取り付け後にエンジンを始動して、排気音に問題がないことを確認しました。見た目だけでなく音の変化も含めて、ゼファー1100にモリワキモナカを取り付けて良かったと感じています。
次は、実際の取り付け作業を通して感じた、マフラーとカットフラットオイルパンのクリアランスの重要性について紹介します。
取り付けて分かったクリアランスの重要性
今回、モリワキモナカを実際にゼファー1100へ取り付けてみて、改めて重要だと感じたのがマフラーと周辺部品とのクリアランスです。
特に今回は、純正オイルパンからカットフラットオイルパンへ変更しているため、マフラーを取り付ける前からオイルパンとの位置関係を意識して作業しました。マフラーは取り付けできれば終わりではなく、周囲の部品と十分な隙間が確保されていることまで確認する必要があります。
(ここにモリワキモナカとカットフラットオイルパンのクリアランスが分かる写真。)
実際の取り付けでは、エキパイやサイレンサーを仮組みした状態で位置を調整し、カットフラットオイルパンとの隙間を確認してから各部を本締めしました。
ここで感じたのは、マフラーを固定する前に位置を決めてしまうのではなく、**仮組みの状態で全体を動かしながらクリアランスを確認することが大切だということです。**一か所だけを見て位置を決めると、別の部分が周辺部品に近づいてしまう可能性があります。
また、マフラーはエンジンからの熱が伝わるため、取り付け時に接触していなくても、周辺部品との隙間が極端に狭くなっていないか確認しておく必要があります。オイルパンだけでなく、フレームやステップなど、マフラーの周囲にある部品も一緒に確認しました。
今回は、取り付け位置を調整しながらカットフラットオイルパンとのクリアランスを確保し、最後にエンジン始動後も周辺部品との干渉がないことを確認しました。
実際に作業してみると、マフラー交換では「取り付けられるか」だけでなく、「取り付けたあとに周囲との隙間が確保できているか」まで確認することが重要だと感じました。
今回のようにオイルパンの形状を変更している場合は、特にマフラーとの位置関係を確認しながら作業することが大切だと思います。
DIYで取り付けて良かったこと
今回、モリワキモナカの取り付けを自分で行ってみて、単純にマフラーを交換できたことだけでなく、実際の構造や取り付け方法を確認しながら作業できたことが良かったと感じています。
今回はマフラー交換だけでなく、純正オイルパンを取り外してカットフラットオイルパンへ変更する作業も同時に行いました。そのため、マフラーとオイルパンの位置関係を自分で確認しながら作業できたことは、DIYならではの良い経験になりました。
(ここにモリワキモナカをDIYで取り付けた写真。)
また、エキパイやサイレンサーを仮組みして位置を調整したり、各部のクリアランスを確認したりすることで、マフラーがどのように車体へ取り付けられているのかも改めて確認できました。
さらに、今回は中古で購入したモリワキモナカを自分で再生してから取り付けています。自分で手を入れたマフラーを、実際にゼファー1100へ取り付けて仕上げられたことも、今回のDIYで良かったところです。
取り付け後にエンジンを始動して、見た目や排気音を確認したときには、作業前とは違ったゼファー1100になったことを実感しました。時間や手間はかかりましたが、最後まで自分で作業したことで、完成した状態をより身近に感じることができました。
もちろん、マフラー交換やオイルパン交換は安全面にも注意が必要な作業なので、すべての人にDIYをおすすめできるわけではありません。工具や作業環境を準備し、無理のない範囲で進めることが大切だと思います。
今回の作業を通して、自分で調べて実際に手を動かすことで、バイクの構造や部品の取り付けについて理解を深められたことが大きな収穫でした。
一方で、実際に作業してみると、位置合わせやクリアランスの確認など、思ったより時間がかかった部分もあります。次は、モリワキモナカの取り付け作業で特に大変だったポイントを振り返ります。






⑭ ゼファー1100のモリワキモナカ取り付けでよくある疑問【Q&A】
ここまで、ゼファー1100へのモリワキモナカの取り付けから、カットフラットオイルパンへの交換、取り付け後の確認まで紹介してきました。
実際に作業を進めると、「オイルパンはそのまま使える?」「ガスケットは交換したほうがいい?」「一人でも取り付けできる?」など、作業前に気になることも出てきます。
そこで最後に、ゼファー1100へモリワキモナカを取り付ける際に気になりやすい疑問をQ&A形式でまとめました。
これから取り付けを考えている方が、作業前に確認しておきたいポイントを中心に紹介していきます。
❓Q. ゼファー1100にモリワキモナカを取り付けるにはカットフラットオイルパンが必要?
A. 今回の取り付けでは、カットフラットオイルパンへ変更しました。
モリワキモナカを取り付ける際は、車体やマフラーの仕様によって周辺部品とのクリアランスを確認する必要があります。今回のゼファー1100では、純正オイルパンのままではマフラーとの位置関係が気になるため、カットフラットオイルパンへ変更して取り付けました。
❓Q. 純正オイルパンをそのまま使ってモリワキモナカを取り付けられる?
A. 車体やマフラーの仕様によって異なるため、クリアランスの確認が必要です。
純正オイルパンを使用する場合でも、実際にマフラーを仮組みして干渉しないか確認することが重要です。無理に取り付けるのではなく、マフラーとオイルパンの位置関係を確認して、十分なクリアランスを確保してから固定します。
❓Q. マフラー交換時にガスケットは交換したほうがいい?
A. 基本的には新品へ交換するのがおすすめです。
一度使用したマフラーガスケットは、取り外す際につぶれたり変形したりしている場合があります。再使用すると排気漏れにつながる可能性があるため、今回のようにマフラーを交換する場合は新品を用意しておくと安心です。
❓Q. モリワキモナカの取り付けは一人でもできる?
A. 一人でも作業できますが、マフラーを支えながらの作業には注意が必要です。
エキパイやサイレンサーを取り付ける際は、部品を支えながら位置を合わせる場面があります。マフラーを落としたり車体を傷つけたりしないよう、無理に一人で作業せず、必要であれば補助してもらうほうが安全です。
❓Q. モリワキモナカは最初から本締めしてもいい?
A. 最初は仮組みにして、全体の位置を調整してから本締めします。
エキパイやサイレンサーを最初から本締めすると、後から位置を調整しにくくなります。今回も仮組みした状態でマフラー全体の位置や周辺部品とのクリアランスを確認してから、最後に各部を本締めしました。
❓Q. マフラーとオイルパンのクリアランスはどこを確認する?
A. マフラーがオイルパンに接触していないかを確認します。
特にエキパイがオイルパンに近づく部分は、マフラーを仮組みした状態で隙間を確認します。固定したあとにも位置が変わっていないか確認し、エンジン始動後も干渉がないことをチェックしておくと安心です。
❓Q. マフラースプリングの取り付けに専用工具は必要?
A. 専用工具があると、スプリングを取り付けやすくなります。
今回の作業では、アストロプロダクツのスプリングフック S UN-P4302を使用しました。マフラースプリングは張力があるため、工具を使うことで手で直接引っ張るよりも力を掛けやすく、取り付け作業が楽になりました。
❓Q. マフラーを取り付けたらすぐ走行してもいい?
A. エンジン始動後に各部を確認してから走行します。
走行前には、オイル漏れや排気漏れがないかを確認し、マフラーとオイルパンやフレームなどの周辺部品が接触していないことも確認します。固定部分に問題がないことまで確認してから走行するようにします。
❓Q. DIYでモリワキモナカを取り付けるときに注意することは?
A. 無理に作業を進めず、仮組みとクリアランス確認をしながら進めることが大切です。
今回の作業では、オイルパン交換とマフラー交換を同時に行ったため、取り付け位置の確認に特に注意しました。作業に不安がある場合は無理をせず、サービスマニュアルを確認したり、専門業者へ依頼したりすることも検討してください。






まとめ|ゼファー1100にモリワキモナカを取り付けて愛車を自分好みに仕上げよう
今回は、1994年式ゼファー1100にモリワキモナカを取り付け、あわせて純正オイルパンをカットフラットオイルパンへ変更しました。
中古で購入したモリワキモナカを自分で再生してから取り付けたため、準備からオイルパン交換、マフラー交換、エンジン始動後の確認まで、一通りDIYで行っています。
今回の作業を振り返ると、マフラーを取り付けることだけでなく、周辺部品とのクリアランスを確認しながら、最後まで丁寧に仕上げることが重要だと感じました。
今回のDIYで行ったこと
今回の作業では、モリワキモナカへの交換だけでなく、マフラーとのクリアランスを確保するためにカットフラットオイルパンへの交換も行いました。
具体的には、以下の作業を順番に進めています。
- 純正オイルパンを取り外す
- カットフラットオイルパンへ交換する
- オイルフィルターとOリングを交換する
- エンジンオイルを交換する
- KARKARメガホンマフラーを取り外す
- モリワキモナカを仮組みする
- マフラーの位置とクリアランスを調整する
- マフラースプリングを取り付ける
- 各部を本締めする
- エンジン始動後にオイル漏れ・排気漏れを確認する
- マフラーと周辺部品の干渉を再確認する
マフラーとオイルパンを別々に交換するのではなく、今回は一連の作業として進めたため、取り付け位置やクリアランスを確認しながら作業する必要がありました。
今回かかった費用
今回のDIYでは、モリワキモナカの購入費用だけでなく、カットフラットオイルパンの加工費用、オイルやガスケットなどの消耗品も必要になりました。
費用の内訳をまとめると、以下のようになります。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| モリワキモナカの購入費用 | ○○円 |
| カットフラットオイルパンの費用 | 26,785円 |
| オイル・フィルター・ガスケット類 | ○○円 |
| その他の消耗品・工具 | ○○円 |
| 今回のDIYにかかった総額 | ○○円 |
カットフラットオイルパンについては、取り外した純正オイルパンを加工してもらい、加工代や必要なガスケット類、Oリング、送料などを含めて26,785円でした。
モリワキモナカは中古品を購入し、その後に自分で再生してから取り付けています。そのため、新品マフラーを購入する場合と比べると、購入方法によって費用は大きく変わります。
また、工具については今回新たに購入したものと、もともと持っていたものがあります。今後もバイクのDIY整備で使用できる工具については、今回の作業だけの費用とは分けて考えると分かりやすいと思います。
作業時間・DIY難易度
今回の作業は、オイルパン交換とマフラー交換を続けて行ったこともあり、通常のマフラー交換だけと比べると作業量は多くなりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作業時間 | 約○時間 |
| DIY難易度 | ★★★★☆ |
特に時間がかかったのは、純正オイルパンの取り外しやガスケットの除去、モリワキモナカの位置合わせ、カットフラットオイルパンとのクリアランス確認です。
また、最後にはオイル漏れや排気漏れ、各部の干渉がないかも確認する必要があります。単純に部品を交換するだけではなく、取り付け後の確認まで含めて作業時間を考えておくことが大切です。
今回作業して感じたこと
実際にモリワキモナカを取り付けてみると、ゼファー1100とのデザインの相性も良く、KARKARメガホンマフラーから変更したことで車体全体の印象が変わりました。
また、エンジンを始動すると排気音にも変化があり、見た目だけでなく音でもマフラー交換を実感できました。
一方で、今回の作業で特に重要だと感じたのが、マフラーとカットフラットオイルパンとのクリアランスです。マフラーを取り付けて固定するだけではなく、周辺部品との隙間まで確認してから走行することが大切です。
中古マフラーの再生から取り付けまで自分で行ったことで、ゼファー1100の構造やマフラーの取り付け方法についても改めて確認することができました。
モリワキモナカの取り付けを考えているなら
ゼファー1100にモリワキモナカを取り付ける場合は、マフラーそのものだけを見るのではなく、自分の車体で取り付け位置や周辺部品とのクリアランスを確認することが大切です。
今回のようにオイルパンの形状を変更する場合は、マフラーとの位置関係も含めて事前に確認しておくと安心です。
DIYで作業する場合は、サービスマニュアルなどで規定の締め付け方法やトルクを確認し、無理のない範囲で作業してください。
モリワキモナカへの交換を考えている方は、今回の作業内容や費用を参考にしながら、自分のゼファー1100に合った取り付け方法を検討してみてください。








-2-300x200.png)
-2-300x200.png)

-1-300x200.png)
-3-300x200.jpg)
-1-300x200.jpg)

