【XL1200L】HogworkzシーシーバーをDIY再塗装|サビ・塗装剥がれをつや消し黒で復活

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「中古のシーシーバーを安く買えたけど、サビや塗装剥がれがひどい……。これって自分で再塗装できるの?」

そんな疑問から始まったのが、今回のHogworkz(ホグワークズ)デタッチャブルシーシーバーのDIY再塗装です。

今回購入したのは、2009年式XL1200Lスポーツスター用のHogworkz HW157129。送料込み8,000円で購入できた一方、届いたシーシーバーは想像していた以上にサビや塗装剥がれが目立つ状態でした。

せっかく安く購入できても、この状態ではそのまま取り付けるのはちょっと気になります。

そこで今回は、シーシーバーを自分で分解し、古い塗装とサビを落として下地処理を行い、つや消し黒に再塗装して復活させることにしました。

途中ではボルトを舐めてしまったり、最後の本塗装で塗料のダマが付いてしまったりと、DIYならではのトラブルも発生しています。

果たして、サビだらけの中古シーシーバーはどこまできれいに復活したのでしょうか?


この記事では、以下の内容を紹介します👇

✅ Hogworkzデタッチャブルシーシーバーを中古で購入した理由
✅ 届いたシーシーバーのサビ・塗装剥がれの状態
✅ シーシーバーの分解方法と使用した工具
✅ 六角穴付きボタンボルトを舐めたときの対処方法
✅ 古い塗装とサビを落とす方法
✅ プラサフ・ミッチャクロン・つや消し黒を使った再塗装
✅ DIYで再塗装して分かったこと
✅ 再塗装前と完成後のBefore・After
✅ 実際にかかった作業時間や費用

中古のシーシーバーを再塗装して使いたい方や、Hogworkzのシーシーバーが気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


りょー
今回は、サビや塗装剥がれが目立つ中古のHogworkzシーシーバーを、DIYで再塗装する方法を紹介するよ。

しーちゃん
中古パーツでも、再塗装すればきれいに復活できるのか気になるね!

目次

🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!

今回紹介しているシーシーバーの分解・再塗装は、筆者自身がDIYで行った作業内容です。

DIYでカスタムや整備を行う場合は、以下の点に注意してください。

  • 工具の使い方を誤ると、パーツの破損や思わぬケガにつながる可能性があります。
  • シーシーバーを車体へ取り付ける際は、ボルトの締め付け状態や固定方法を必ず確認してください。
  • 塗装作業では、十分に換気できる場所で作業してください。
  • スプレー塗料や溶剤を使用するため、火気の近くでは作業しないようにしてください。
  • 使用する塗料や工具については、各製品の注意事項・使用方法を確認してください。
  • 作業に不安がある場合は、無理をせず専門店や整備工場に相談することをおすすめします。

この記事の内容は、あくまで筆者が実際に行ったDIY作業の一例です。作業を行う際は、自身の技術や作業環境を考慮し、安全を最優先にしてください。

① Hogworkzデタッチャブルシーシーバーを中古で購入

今回、新しいシーシーバーを探していたところ、Hogworkzのデタッチャブルシーシーバーを見つけました。
以前のシーシーバーから買い替えることになった理由や、送料込み8,000円で購入した中古品の状態、さらに購入前に確認しておきたい仕様・適合車種について紹介していきます。

まずは、今回Hogworkzのシーシーバーを購入するきっかけから紹介します。

以前購入した3ピースのシーシーバーが外せなかった

今回Hogworkzのシーシーバーを購入するきっかけになったのが、以前購入した3ピースタイプのシーシーバーです。

以前のシーシーバーもデタッチャブルタイプだったため、必要なときだけ取り付けて、使わないときは取り外しておけると思っていました。

形状は、今回購入したHogworkzのシーシーバーとほぼ同じです。ただ、実際に使ってみると、デタッチャブルタイプなのにシーシーバーを取り外すことができませんでした。

以前のPSLER製シーシーバーについては、XL1200Lへの取り付けや実際に使ってみた感想を別の記事で詳しく紹介しています。

【XL1200L】PSLER製シーシーバーを取り付けてみた!約11,000円の実力をレビュー

シーシーバーを付けたスタイルも気に入っていましたが、気分や用途によっては取り外して、すっきりしたソロ仕様で乗りたいこともあります。

そのため、デタッチャブルタイプを選んだにもかかわらず、取り外せない点が気になっていました。

また、以前の3ピースタイプを使っているうちに、個人的には3つのパーツを組み合わせた構造よりも、溶接による一体型のシーシーバーの方が好みだと感じるようになりました。

形状はほぼ同じでも、溶接で一体になっていることで、見た目がシンプルでまとまりがあるところも好みです。

そこで今回は、「必要なときに取り外せること」と「一体型のシンプルなデザイン」という2つを条件に、新しいシーシーバーを探すことにしました。

そこで見つけたのが、今回購入したHogworkzのデタッチャブルシーシーバーです。

このあと、実際に購入した中古品の状態や価格、付属品などを紹介していきます。

送料込み8,000円でHogworkzシーシーバーを購入

以前のシーシーバーから買い替えるため、新しいデタッチャブルシーシーバーを探していたところ、Hogworkzのシーシーバーを見つけました。

新品ではなく中古品でしたが、送料込み8,000円という価格だったため、状態を確認したうえで購入することにしました。

今回購入したのは、スポーツスター用のHogworkzシーシーバー「HW157129」です。
ちなみに、現在このモデルは新品で約38,500円(税込)で販売されている商品です。

新品価格と比べるとかなり安く購入できたため、多少の使用感やサビがあっても、「自分で再塗装してきれいにできれば、かなりお得なのでは?」と考えました。

実際に商品が届いて確認してみると、シーシーバー本体にはサビや塗装剥がれが見られました。

正直なところ、「思っていたよりもサビが多いな……」というのが最初の印象でした。

ただ、シーシーバー本体が大きく傷んでいるわけではなく、古い塗装とサビを落として再塗装すれば、まだ十分使えそうな状態です。

また、今回購入した中古品には、シーシーバー本体だけでなく、バックレストやドッキングハードウェアも付属していました。

必要なパーツが一式そろっていたことも、購入を決めたポイントです。

新品なら約38,500円する商品を8,000円で購入できたので、再塗装の手間をかけても十分お得だと判断しました。

そこで今回は、この中古シーシーバーをそのまま取り付けるのではなく、いったん分解して古い塗装とサビを落とし、つや消し黒に再塗装してからXL1200Lへ取り付けることにしました。

今回購入したHW157129は、21インチのシーシーバー、8インチ幅のバックレストパッド、ドッキングハードウェアがセットになったモデルです。スポーツスターの2004~2022年モデルに適合すると案内されています。

※上記リンクの商品は新品販売品です。今回の記事で購入したものは中古品のため、購入価格や状態は異なります。

次は、今回購入したHogworkz HW157129の仕様やXL1200Lへの適合について詳しく確認していきます。

Hogworkz HW157129の仕様・適合車種

今回購入したシーシーバーは、Hogworkz(ホグワークズ)の「HW157129」というモデルです。

スポーツスター用のデタッチャブルタイプで、シーシーバー本体だけでなく、バックレストパッドとドッキングハードウェアもセットになっています。シーシーバーはスチール製で、ブラックに仕上げられています。バックレストパッドには耐候性のあるブラックのビニール素材が使用されています。

サイズは、シーシーバーの高さが21インチ(約53cm)、バックレストパッドの幅が8インチ(約20cm)です。今回この形状を気に入って購入したのも、この背の高いシーシーバーがXL1200Lのスタイルに合いそうだと思ったからです。

また、デタッチャブル仕様なので、ドッキングハードウェアを車体側に取り付けることで、シーシーバーを必要に応じて着脱できる構造になっています。今回購入した中古品にもドッキングハードウェアが付属していたため、別途用意する必要がありませんでした。

適合については、販売ページでは2004~2022年のスポーツスターが適合車種として掲載されており、2016年以降のXL1200CXは適合外とされています。今回取り付ける2009年式XL1200Lも、この適合範囲に含まれています。

ただし、年式やモデルによって取り付け条件が異なる場合もあるため、購入する際は自分のスポーツスターの年式・車種と商品の適合情報を事前に確認することをおすすめします。

今回は中古品ということもあり、届いた時点でサビや塗装剥がれが目立つ状態でした。

では、実際に届いたシーシーバーはどのような状態だったのでしょうか。次は、購入した商品の状態を写真とともに確認していきます。


りょー
今回は、中古で購入したHogworkzシーシーバーを、DIYで再塗装してきれいに復活させる方法を
しーちゃん
サビや塗装剥がれがある中古品が、どこまできれいになるのか楽しみだね!

② 届いたシーシーバーを確認すると想像以上のサビだった

中古品ということは分かったうえで購入したので、ある程度の使用感は覚悟していました。

そして、いよいよ商品が手元に届いたので、まずは箱から出して全体の状態を確認してみます。
写真で見ていたときと実物では、やはり印象が違います。細かい部分まで確認していくと、購入前には分からなかった部分も見えてきました。

ここからは、実際に届いたHogworkzシーシーバーの状態を写真と一緒に確認していきます。

中古品なのでサビは覚悟していたものの……

今回購入したシーシーバーは中古品なので、ある程度のサビや傷があることは購入前から分かっていました。

商品説明にもサビについて記載されていたため、届いたときに多少の使用感があっても仕方ないと思っていました。むしろ、送料込み8,000円で購入できたことを考えれば、多少のサビならDIYで綺麗にすればいいと考えていました。

実際に商品が届いてから、まずは全体を確認してみました。シーシーバー本体を手に取って、表面や取り付け部分などを順番に見ていきます。

すると、「思っていたよりも状態が悪いかもしれない」というのが最初の印象でした。

中古品なので多少の劣化は仕方ありませんが、今回の場合は単純に表面が少しサビているというだけではなさそうです。

せっかく以前から欲しかったシーシーバーなので、できれば綺麗な状態にしてXL1200Lへ取り付けたいところです。

次に、もう少し細かい部分を確認してみることにしました。

ブラックの塗装が触るだけでポロポロ剥がれる状態

全体の状態を確認していくと、特に気になったのがブラックの塗装です。

サビが見られることは購入前から分かっていましたが、実物を確認すると、単純に表面が少しサビているという状態ではありませんでした。ブラックの塗装そのものがかなり劣化していて、手で触るだけでもポロポロと剥がれてしまいます。

取り付け部分やシーシーバーの側面、バックレストの取り付け部分などを確認すると、塗装が浮いている箇所がいくつもありました。

特に塗装が浮いている部分は、指で軽く触れただけでも塗膜が剥がれ、その下からサビが見えてきます。無理に剥がそうとしたわけではなく、劣化した塗装が自然に剥がれてしまうほどの状態でした。

このまま上から黒い塗料を吹くだけでは、また塗装が剥がれてしまう可能性があります。せっかくなら中途半端に補修するのではなく、一度古い塗装をすべて落として、サビもできるだけ除去してから塗り直した方が良さそうです。

ここまで状態を確認したところで、今回は思い切ってシーシーバー全体を再塗装することにしました。

このまま使うのは難しいと判断して再塗装へ

実物を一通り確認したところ、今回はそのままXL1200Lへ取り付けて使用するのは難しいと判断しました。

もちろん、サビのある中古品として購入しているので、多少の傷や劣化であればそのまま使うという選択肢もあります。ただ、せっかく以前から欲しかったシーシーバーなので、見た目が気になる状態のまま取り付けるのは少しもったいないと感じました。

そこで今回は、部分的に補修するのではなく、古い塗装を一度すべて落として、シーシーバー全体を再塗装することにしました。

今回の塗装では、できるだけサビを落として下地を整えたうえで、プラサフを施工。その後、元々の艶ありブラックではなく、今回はつや消し黒で仕上げてみます。

中古品を安く購入できた分、多少手間はかかりますが、自分で手を入れて綺麗にしていくのもDIYカスタムの楽しみのひとつです。

それでは、まずは塗装するためにシーシーバー本体を分解していきます。


りょー
サビがあるのは分かっていたけど、実物を見ると想像以上だったな。せっかくなので、今回はきっちり再塗装してみるよ。
しーちゃん
ここまで塗装が傷んでいるなら、上から塗るだけじゃなくて、一度全部剥がした方が良さそうだね!

③ 再塗装するためにシーシーバーを分解

サビや古い塗装をしっかり落として再塗装するため、まずはシーシーバーを分解していきます。
今回はできるだけ作業しやすい状態にしてから塗装したかったので、塗装する部分とそれ以外のパーツを分けるところから始めました。

分解作業そのものはそれほど難しくありませんでしたが、実際に作業してみると途中で思わぬトラブルもありました。
ここからは、実際に使用した工具や分解の様子を紹介していきます。

シーシーバーを分解して塗装する部分を取り外す

再塗装をするため、まずはシーシーバー本体と塗装しないパーツを分けていきます。

今回塗装するのはスチール製のシーシーバー本体なので、バックレストやドッキングハードウェアに引っ掛ける部分など、塗装しないパーツを先に取り外します。

分解には、普段からDIYで使用しているアストロプロダクツの「ツールセット インチ(48点組)TS183」を使いました。
バックレストの取り外しには、5/32インチのヘックスビットソケットを使用しました。ドッキングハードウェアに引っ掛ける部分を取り外す際には、1/8インチのヘックスビットソケットを使用しています。

どちらもヘックスビットソケットをラチェットレンチに取り付けて使用しました。ラチェットレンチを使うことで、狭い部分でも工具を回しやすく、スムーズにボルトを緩めることができました。

まずはバックレスト部分を取り外します。固定されているボルトを順番に外していき、バックレストとシーシーバー本体を分離します。

バックレストを取り外した後は、続いてドッキングハードウェアに引っ掛ける部分を取り外します。こちらは1/8インチのヘックスビットソケットを使用しました。

このように、塗装しないパーツをひとつずつ取り外していき、シーシーバー本体だけを塗装できる状態にしていきます。

ここまでは順調に取り外すことができました。
ところが、ドッキングハードウェアに引っ掛ける部分を外しているときに、片側のボルトで問題が発生します。

六角穴付きボタンボルトを舐めてしまうトラブル発生

シーシーバーの取り付け部分を外しているとき、片側のボルトを緩めようとしたところ、六角穴付きボタンボルトの六角穴を舐めてしまいました。

最初はいつも通り工具を六角穴にしっかり差し込み、緩めようとしました。しかし、ボルトが固く締まっていたため力をかけたところ、六角穴がうまく工具を保持できず、角が潰れてしまいました。

一度六角穴を舐めてしまうと、通常の六角レンチでは工具をしっかり掛けることができません。無理に回そうとすれば、さらに六角穴を潰してしまう可能性があります。

「これは普通に工具を使って外すのは難しいな……」と思い、いったん作業を止めました。

どうしようかと少し考えたところ、家にENGINEERの「ネジザウルスVP-1 バイスザウルス」があることを思い出しました。
以前から持っていた工具だったので、今回はこれを使って、なんとかボルトを外してみることにしました。

ネジザウルスVP-1で舐めたボルトを救出

六角穴を舐めてしまい、通常の六角レンチでは外すことが難しくなったボルト。そこで、家にあったENGINEERの「ネジザウルスVP-1 バイスザウルス」を使ってみることにしました。

ネジザウルスVP-1は、ネジやボルトなどをしっかり掴んだ状態で固定できるバイス型のプライヤーです。通常のペンチとは違い、対象物を掴んだ状態でロックできるため、固く締まったネジや頭が傷んでしまったネジを回すときにも使えます。

今回のように六角穴が潰れてしまっている場合、六角レンチを使って回すことはできません。そこで今回は、ボルトの頭をネジザウルスVP-1で直接掴んで回す方法を試してみます。

今回のようなDIYでのトラブルに備えて、こうした工具を一つ持っておくと何かと役立ちます。

それでは、実際にネジザウルスVP-1を使ってボルトを取り外していきます。

まずはボルトの頭をしっかり掴める位置にネジザウルスVP-1をセットします。

工具が外れないようにしっかり固定してから、少しずつ力をかけてボルトを回していきます。

最初は固くてなかなか動きませんでしたが、少し力をかけるとボルトが動き始めました。そのまま慎重に回していくと、無事にボルトを取り外すことができました。

六角穴を舐めてしまったときは焦りましたが、ネジザウルスVP-1のおかげでなんとか取り外すことができました。

取り外したボルトを確認すると、六角穴はかなり傷んでいます。今回は再利用せず、新しいボルトに交換することにしました。

ボルトについては、後日ホームセンターで確認したところ、ユニファイ規格のNo.10サイズであることが分かりました。ただ、店頭では同じものを見つけることができなかったため、新しいボルトはネットで手配する予定です。

これでボルトを外すことができたので、シーシーバー本体から取り付け部分を分離できました。

ただ、ここで分解作業が終わりではありません。シーシーバー本体には、もう一つ取り外しておきたい部品が残っています。

次は、ドッキングハードウェアに引っ掛ける部分のナットを取り外して、完全に分解していきます。

圧入されたナット部分も取り外して完全分解

ドッキングハードウェアに引っ掛ける部分のボルトを取り外すことができましたが、まだシーシーバー本体には部品が残っています。

確認してみると、先ほど取り外したボルトの相手側となるナット部分がシーシーバー本体に圧入されていました。

このままでも塗装することはできそうですが、今回は古い塗装をすべて落としてから塗り直す予定です。できるだけ塗装の邪魔になるものは外しておきたかったので、このナット部分も取り外すことにしました。

ただ、圧入されているため、手で簡単に抜けるようなものではありません。

そこで、ナットを少し浮かせるために、壊れて使えなくなったコンビネーションレンチを裏側に置き、その上からゴムハンマーで叩いて取り外しました。

少しずつ叩いていくと、ナット部分が徐々に浮いてきました。

そのまま慎重に作業を続け、無事にナット部分を取り外すことができました。

これで、シーシーバー本体から塗装の邪魔になるパーツをすべて取り外すことができました。

これでようやく、シーシーバー本体を再塗装できる状態まで分解することができました。
分解作業は、途中でボルトのトラブルがあったものの、全体で約30分ほどでした。

ここまで分解できたので、次はいよいよ古い塗装とサビを落としていきます。


りょー
塗装しやすい状態にするため、シーシーバーを分解しました。途中でボルトのトラブルもありましたが、なんとか分解できました。

しーちゃん
ボルトを舐めたときは焦ったけど、工具を使って無事に外せてよかったね!

④ 古い塗装とサビを徹底的に落とす

シーシーバーを分解できたので、次は再塗装に向けて古い塗装とサビを落としていきます。
今回のシーシーバーはサビや塗装剥がれが目立つ状態だったため、新しく塗装する前に、できるだけきれいな下地を作ることが重要です。

ここからは、状態を確認しながら塗装とサビを少しずつ落としていきます。

まずは電動ドリルとワイヤーブラシで塗装を剥がす

シーシーバーの分解が終わったので、まずは古い塗装とサビを落としていきます。

今回、最初に使用したのは、マキタの「14.4V 充電式ドライバドリル M652DS」と、アストロプロダクツの「1/4HEX ワイヤーブラシ(スチール)」です。

ワイヤーブラシは、カップ型(AP111213)とペン型(AP111211)の2種類を用意しました。

まずはマキタのM652Dにカップ型のワイヤーブラシを取り付け、シーシーバーのパイプ部分など、比較的広い面から塗装を剥がしていきます。

ワイヤーブラシを回転させながら表面に当てていくと、古くなったブラックの塗装が少しずつ剥がれていきます。特に塗装が浮いていた部分は、ブラシを軽く当てるだけでもポロポロと剥がれていきました。

一方で、塗装がしっかり密着している部分は、ワイヤーブラシを当ててもなかなか落ちません。

それでも、まずは広い部分を中心に作業を進め、浮いている塗装や表面のサビをできるだけ落としていきました。

ただ、ここで少し問題が出てきました。
今回使っているM652Dは充電式なので、作業を続けているとバッテリーの減りが早く、長時間の作業には少し不向きでした。

シーシーバー全体の塗装を落とすにはまだ時間がかかりそうだったので、ここからはコンセント式の電気ドリルに切り替えることにしました。

次は、HITACHIの電気ドリル「LUH6」にワイヤーブラシを取り付けて、さらに作業を進めていきます。

バッテリー式ドライバドリルから電気ドリルへ変更

マキタのM652Dで作業を続けていましたが、シーシーバー全体の塗装を落とすには思った以上に時間がかかります。

特に、塗装がしっかり密着している部分はワイヤーブラシを何度も当てる必要があり、バッテリーの減りも早くなってきました。

そこで、途中からバッテリー式のドライバドリルから、コンセントにつないで使える電気ドリルへ変更することにしました。

今回使用したのは、HITACHIの電気ドリル「LUH6」です。
先ほど使用していたアストロプロダクツの「1/4HEX ワイヤーブラシ」をこちらにも取り付けて、引き続き塗装とサビを落としていきます

電気ドリルに変えてからは、バッテリー残量を気にせず作業できるようになったので、かなり使いやすくなりました。

また、この段階からはカップ型とペン型のワイヤーブラシを場所によって使い分けるようにしました。
広い部分にはカップ型を使い、細かい部分や入り組んだ場所にはペン型を使用します。

ただ、ワイヤーブラシだけでは、パイプ部分などにしっかり残っている塗装を落とすのに時間がかかります。

そこで次は、より効率よく塗装を落とすために電気サンダーも使っていきます。

電気サンダーで残った塗装を削る

電気ドリルとワイヤーブラシを使って塗装とサビを落としていきましたが、パイプ部分など、まだ塗装がしっかり残っているところはワイヤーブラシだけではなかなか落とせませんでした。

そこで次に使用したのが、電気サンダーの「SDS-200WN Electric Sander」です。

電気サンダーには、#120の中粗目の空研ぎ紙やすりを取り付けて使用しました。

今回のように広い面の塗装を落とす場合、電気サンダーがあると作業を進めやすくなります。DIYで金属パーツの塗装剥がしなどをする機会があるなら、こうした電動工具も選択肢になると思います。

まずは平面になっている部分や、塗装がしっかり残っている部分を中心に削っていきます。

電気サンダーを当てると、ワイヤーブラシではなかなか落ちなかった塗装も少しずつ削れていきました。特に広い面は電気サンダーを使った方が効率が良く、作業を進めやすかったです。

一方で、シーシーバーはパイプ状になっているため、場所によっては電気サンダーをうまく当てられません。また、溶接部分や細かな形状のところもサンダーだけでは作業しにくいです。

そのため、平面や塗装が強く残っている部分は電気サンダー、細かな部分は電気ドリル+ワイヤーブラシというように使い分けました。

穴の周辺など、工具を入れにくい場所については、スチール製のワイヤーブラシや紙やすりを使って手作業で磨いていきます。

この作業を繰り返しながら、シーシーバー全体の古い塗装とサビを落としていきました。

ここまでの作業だけで、合計約3時間かかりました。思っていた以上に時間がかかりましたが、最終的にはほぼ地金が見えるところまで塗装を落とすことができました。

今振り返ると、サビを完全に落とすことはできなかったとしても、最初に剥離剤を使って塗装を落としておけば、もう少し短時間で作業できたかもしれません。

次は、塗装とサビを落としたシーシーバーの表面を整えて、塗装前の下地を作っていきます。


りょー
ここが今回の作業で一番大変でした。電動工具やペーパーを使って、古い塗装とサビをできるだけ落としました。

しーちゃん
見えないところまできれいにするのは大変だけど、仕上がりを考えると大事な工程なんだね!

⑤ 塗装前の下地処理とプラサフ施工

古い塗装とサビを落としたら、次は本塗装に向けて下地を整えていきます。
ここで表面をできるだけきれいな状態にしておくことが、最終的な塗装の仕上がりを左右する重要なポイントです。

今回は、下地を整えてからプラサフを施工し、本塗装に向けた準備を進めていきます。

#800の耐水ペーパーで研磨して表面を整える

古い塗装とサビをほぼ落とすことができたので、次はプラサフを塗る前にシーシーバーの表面を整えていきます。

ここまでの作業で、電動工具を使って塗装を削っているため、表面には細かな傷やワイヤーブラシの跡などが残っています。また、完全にツルツルの状態ではなく、ところどころサビ跡や黒ずみも残っていました。

そこで今回は、耐水ペーパーの#800を使ってシーシーバー全体を研磨しました。

#800は、これまで使用していた#120の空研ぎペーパーよりも細かい番手です。#120では塗装を削ることを優先しましたが、今回は塗装前の表面を整えることが目的なので、より細かい耐水ペーパーを使いました。

シーシーバーはパイプ状になっているため、平面だけでなく曲面にもしっかりペーパーを当てながら、全体を磨いていきます。特に、電動サンダーでは入りにくかった部分や、細かな傷が残っているところは、手でペーパーを当てて整えました。

今回の目的は、金属を鏡面のようにピカピカに仕上げることではありません。この後にプラサフを塗るため、表面の状態を整えて、塗装しやすい下地にすることを意識しました。

全体を磨き終わったら、表面には研磨によって出た細かな粉や汚れが残っています。このまま塗装すると下地に影響するため、次はパーツクリーナーを使って表面をきれいにしていきます。

パーツクリーナーとシリコンオフで表面を清掃・脱脂

#600の耐水ペーパーで全体を研磨したら、次は塗装前の清掃と脱脂を行います。
研磨した直後のシーシーバーには、細かな研磨粉や金属の粉などが残っています。また、作業中に手で触れているため、手の油分なども付着しています。

このままプラサフを塗ってしまうと、塗料の密着や仕上がりに影響する可能性があるため、塗装前に表面をきれいな状態にしておきます。

まずは、パーツクリーナーを使って全体を清掃しました。
パーツクリーナーを使い、表面に残っている研磨粉や汚れを落としていきます。パイプの裏側や溶接部分など、汚れが残りやすい場所も確認しながら全体をきれいにしました。

清掃が終わったら、次にSOFT99の「99工房 シリコンオフ」を使って脱脂します。
シリコンオフを使用して、シーシーバー全体の油分を落としていきます。特に、研磨後に手で触った部分などは念入りに確認しました。

今回使用したシリコンオフはこちらです。塗装前の脱脂に使えるので、DIYで塗装するときには持っておくと便利だと思います。

脱脂が終わったら、あとは表面をむやみに触らないようにして、プラサフを塗る準備をします。

これで「研磨→清掃→脱脂」という塗装前の下地処理が完了しました。

次は、塗料が周囲に飛び散らないように簡易的な塗装ブースを作ってから、プラサフを塗っていきます。

段ボールで簡易塗装ブースを作る

シーシーバーの研磨と脱脂が終わったので、いよいよプラサフを塗っていきます。
ただ、スプレー缶で塗装すると周囲に塗料が飛び散ってしまいます。今回は屋外で作業しましたが、周りを汚さずに塗装するため、家にあった段ボールを使って簡易的な塗装ブースを作りました。

作り方はそれほど難しくありません。大きめの段ボールを開いて、シーシーバーを置けるスペースを確保しました。

今回はシーシーバー自体が大きいため、完全に囲うというよりも、塗料が周囲へ飛び散るのを少しでも防ぐための簡易的な囲いとして使用しています。

また、今回はシーシーバーを吊り下げず、段ボールの上に置いた状態で塗装することにしました。

そのため、一度に全体を塗るのではなく、向きを変えながら少しずつ塗装する方法で進めます。

段ボールは塗料が付着して汚れるので、きれいに仕上げるためのものではありません。あくまでDIYで手軽に作った簡易的なものです。

また、スプレー塗装をするときは、周囲への飛散だけでなく、換気や火気にも十分注意する必要があります。屋外や十分に換気できる場所で、周囲に人や車などがないことを確認して作業しました。

これで塗装する準備が整いました。
次はいよいよ、SOFT99の「ボデーペン プラサフ」を使って、シーシーバー本体に下地を作っていきます。

SOFT99ボデーペン プラサフで下地を作る

研磨・清掃・脱脂まで終わったので、ここからプラサフを塗っていきます。
今回使用したのは、ソフト99の「ボデーペン プラサフ(300ml)」です。古い塗装を落としてほぼ地金の状態まで整えたシーシーバーに、本塗装をする前の下地として使用します。

今回のシーシーバーはサイズが大きいため、吊り下げて塗装する方法ではなく、段ボールの簡易塗装ブースに置いて作業しました。

まずは一気に厚塗りせず、全体に薄く「ばら吹き」をして、プラサフが乗りやすい状態を作ります。

その後、底面になる部分や角など、塗料が当たりにくいところから順番に塗っていきました。
今回はシーシーバーを横に寝かせているため、最初に底面や外周部分を塗っておきます。

ある程度塗れたところで20~30分ほど乾かし、表面が乾いたことを確認してからシーシーバーを立てました。

向きを変えることで、先ほど塗りにくかった部分にもスプレーを当てやすくなります。立てた状態でも一度に厚塗りするのではなく、全体の様子を確認しながら少しずつ塗り重ねていきました。

全体にプラサフが入ったら、塗り残しがないか確認します。

今回は本塗装で「つや消し黒」を使用する予定なので、下地となるシーシーバー全体をプラサフで均一に覆うことを意識しました。

プラサフを塗り終えた後は、すぐに本塗装へ進まず、しっかり乾燥させます。今回は次の作業を翌日に回し、1日かけて乾燥させました。

これで本塗装前の下地作りは完了です。
次はいよいよ、今回の再塗装の仕上げとなる「つや消し黒」を塗っていきます。


りょー
塗装の仕上がりを良くするために、研磨・清掃・脱脂をしてからプラサフで下地を作りました。

しーちゃん
本塗装をする前の下準備がしっかりできたから、きれいな仕上がりにつながりそうだね!

⑥ つや消し黒でシーシーバーを本塗装

プラサフで下地を作ったシーシーバーも、しっかり乾燥させたので、いよいよ本塗装に進みます。

今回はつや消し黒で仕上げることにしました。
本塗装前に表面の状態を整えてから脱脂を行い、塗料が密着しやすいように下処理をして、つや消し黒を塗っていきます。

ここからは、実際に塗装していく工程を順番に紹介します。

#1000の耐水ペーパーでプラサフ表面を整える

プラサフを塗装した後は、すぐに本塗装へ進まず、まず表面の状態を整えます。
今回はプラサフを塗ってから1日乾燥させているので、表面はしっかり乾いています。ただ、塗装中に付着した細かなゴミや、表面のザラつきが少し残っていました。

そこで、耐水ペーパーの#1000を使ってプラサフの表面を軽く研磨しました。

今回の目的は、プラサフを削り落とすことではありません。あくまで表面に付着したゴミや細かなザラつきを取り、次に塗るつや消し黒をきれいに乗せるための下準備です。

そのため、力を入れすぎないように注意しながら、シーシーバー全体を軽く磨いていきました。

特に注意したのが、角の部分です。
シーシーバーはパイプ状なので、角ばった部分はそれほど多くありませんが、端部や溶接部分などはペーパーを当てすぎるとプラサフがすぐに薄くなってしまいます。

実際、今回のプラサフはそれほど厚く塗っていなかったため、角の部分は削りすぎないようにして、全体を軽く当てる程度にしました。

全体を確認しながら軽く研磨し、表面のザラつきや目立つゴミを取り除きます。

これで本塗装前の表面処理は完了です。

ただ、研磨したことで表面には細かな粉が残っています。また、ここまでの作業でシーシーバーを手で触っているため、塗装前にもう一度脱脂しておくことにしました。

次は、シリコンオフを使って再度しっかり脱脂してから、本塗装に入ります。

再度シリコンオフで脱脂する

#1000の耐水ペーパーでプラサフの表面を軽く整えたので、次は本塗装前の脱脂を行います。
研磨したことで、表面には細かな研磨粉が残っています。また、作業中にシーシーバーを手で触っているため、手の油分などが付着している可能性もあります。

そこで、前日の下地処理でも使用したSOFT99の「99工房 シリコンオフ」を使って、もう一度全体を脱脂しました。

今回はプラサフを削りすぎないように注意しながら#1000で軽く研磨しているため、表面をゴシゴシこするのではなく、シリコンオフを使って表面の油分や汚れをきれいに取り除くことを意識しました。

パイプの裏側や端の部分など、塗装するときに見落としやすいところも確認しながら全体を拭いていきます。
脱脂が終わったら、塗装面にはできるだけ触れないようにします。

これで本塗装前の表面処理が完了しました。
次はいよいよ、塗料の密着性を高めるために「ミッチャクロン マルチ」を塗っていきます。

ミッチャクロンを薄く2回塗る

シリコンオフで脱脂まで終わったので、次は本塗装の前に「ミッチャクロン マルチ エアゾール 420ml」を塗っていきます。

ミッチャクロンは、塗料の密着性を高めるために使用する密着促進剤です。今回はプラサフの上からつや消し黒を塗るため、本塗装の前にミッチャクロンを入れて、塗料が密着しやすい状態を作ります。

塗装するときは、一度に厚く塗らないように注意しました。
今回はシーシーバー全体に薄く2回吹き付けています。

1回目を薄く塗った後、全体の状態を確認しながら2回目を吹き付けました。
ミッチャクロンを塗り終えたら、すぐにつや消し黒を塗るのではなく、20~30分程度乾燥させました。

今回はシーシーバーを段ボールの簡易塗装ブースに置いたまま、表面の状態を確認しながら乾燥させています。
これで本塗装前の準備は完了です。

次はいよいよ、今回の再塗装で使用する「ボデーペン つや消し黒」を使って、シーシーバー全体をブラックに仕上げていきます。

ボデーペンつや消し黒で本塗装

ミッチャクロンを塗って20~30分ほど乾燥させたので、いよいよ本塗装に入ります。
今回使用したのは、ソフト99(99工房)の「ボデーペン つや消し黒(300ml)」です。

もともとのHogworkzシーシーバーは艶ありのブラックでしたが、今回は少し雰囲気を変えて、つや消し黒で落ち着いた仕上がりにすることにしました。

今回もプラサフを塗ったときと同じく、段ボールで作った簡易塗装ブースを使用します。
シーシーバーはサイズが大きいため、吊り下げずに段ボールの上に置いて塗装します。

まずは一気に厚く塗らず、全体に薄くばら吹きして塗料を乗せていきます。

その後、底面や角など、塗料が当たりにくい部分から順番に塗っていきます。
シーシーバーを横にした状態で下側をある程度塗装してから、向きを変えて全体を塗っていきました。

一度に厚く塗るのではなく、全体の色を確認しながら少しずつ塗り重ねていきます。
ある程度全体が黒くなったところで、シーシーバーを立てて、先ほど塗りにくかった部分にも塗料を入れていきます。

向きを変えながら全体を確認し、塗料が薄い部分には追加で吹き付けました。

最初はプラサフの色が見えていたシーシーバーが、少しずつつや消し黒に変わっていくのを見ると、再塗装している実感が出てきます。

全体を塗り終えたところで、いったん20~30分ほど乾燥させました。
この時点ではかなりきれいに塗れていたので、あとは乾燥後に塗り残しがないか確認するだけです。

ただ、今回の塗装では最後に少し失敗もありました。
次は、乾燥後に日の光に当てながら塗り残しを確認し、追加で塗装した様子を紹介します。


りょー
つや消し黒で全体を塗り終えて、かなり完成に近づいてきたな。あとは仕上がりを確認するだけだね。

しーちゃん
ここまできれいに塗れていたら、もう完成じゃないの?

⑦ 最後にまさかの失敗……塗料のダマが付いてしまった

つや消し黒を全体に塗り終え、日の光に当てながら塗り残しも確認しました。薄くなっていた部分には追加で塗装を行い、全体としてはかなりきれいに仕上がっています。

「これで完成かな」と思ったのですが、最後の最後で思わぬ失敗をしてしまいました。

今回の失敗は、スプレー缶に残っていた塗料を最後まで使い切ろうとしたことが原因です。
ここからは、実際にどのような状態になってしまったのか、そして失敗したときにどう感じたのかを紹介します。

つや消し黒1本ではギリギリだった

今回のシーシーバーの本塗装では、ソフト99(99工房)の「ボデーペン つや消し黒(300ml)」を1本使用しました。
シーシーバー自体が大きいため、塗装前は「1本で足りるかな?」と思っていましたが、実際に作業してみると1本でかなりギリギリの量でした。

最初は全体に薄くばら吹きをして、その後、底面や側面などを順番に塗装していきました。さらに、日の光に当てて確認した際に薄い部分が見つかったため、追加で塗装しています。

その分、予定していたよりも塗料を多く使うことになりました。

最終的には、シーシーバー全体を塗り切ることはできましたが、スプレー缶にはほとんど塗料が残っていない状態でした。

今回のような大きめのパーツを全塗装する場合は、塗り方や塗膜の厚さによって使用量も変わります。そのため、今回の経験からすると、もう少し余裕を持って準備しておけばよかったと感じました。

個人的には、最初から2本用意しておけば、残量を気にせず落ち着いて塗装できたと思います。
そして、この「残り少ない塗料を最後まで使い切ろう」としたことが、今回の失敗につながってしまいました。

次は、実際にどのように塗料のダマが付いてしまったのかを紹介します。

最後まで使い切ろうとして塗料のダマが発生

シーシーバー全体の塗装が終わり、塗り残しのあった部分にも追加で塗装しました。

この時点でスプレー缶の塗料はほとんど残っていませんでしたが、まだ少しだけ使えそうだったので、最後まで使い切ってしまおうと考えました。

ところが、ここで今回の再塗装で一番の失敗をしてしまいます。

スプレー缶の残量が少なくなった状態で吹き付けていると、最後に塗料のダマが出てしまい、シーシーバーの一部に塗料が散ったような跡が付いてしまいました。

それまで比較的きれいに塗れていただけに、最後の最後でこの状態になったのは正直少し落ち込みました。
「もう少しだけ残っているから」と欲張って使い切ろうとしたのが原因です。

今回の経験から、スプレー塗装では塗料が少なくなってきたら、無理に最後まで使い切らない方がいいと感じました。

スプレーの出方が安定しなくなったり、塗料が均一に吹き付けられなくなったりした場合は、そこで使用をやめる判断も大切です。

今回は大きく目立つ場所ではなかったので、このまま乾燥させることにしました。
完璧な仕上がりではありませんが、これも実際にDIYで再塗装してみたからこそ分かったことです。

「最後まで使い切らない」という次回に活かせる反省点ができたので、今回の失敗も無駄ではなかったと思っています。


りょー
最後は失敗しちゃったけど、次に塗装するときは今回の経験を活かせそうだね。

しーちゃん
きれいに仕上げるだけじゃなくて、失敗から学べるのもDIYの面白いところだね!

⑧ Hogworkzシーシーバーの再塗装が完成

塗料のダマが付いてしまうという最後の失敗はありましたが、これでHogworkzシーシーバーの再塗装作業は完了です。

中古で購入したときは、サビや塗装剥がれが目立ち、そのまま使用するのは難しい状態でした。そこから古い塗装を剥がし、サビを落として下地を整え、プラサフとつや消し黒で塗り直しました。

ここでは、完成したシーシーバーの状態を確認しながら、再塗装前と比べてどのくらい見た目が変わったのかを写真で紹介します。

最後にBefore・Afterを並べて、今回の再塗装の仕上がりを振り返ります。

サビだらけだった中古シーシーバーがつや消し黒に復活

今回の再塗装作業がすべて終わったので、ここで完成したHogworkzシーシーバーの仕上がりを確認します。

購入時はサビや塗装剥がれが目立ち、そのまま使用するには少し気になる状態でした。それを一度分解して古い塗装を落とし、サビをできるだけ除去。プラサフで下地を作ってから、つや消し黒で本塗装しました。

Before|サビと塗装剥がれが目立っていた購入時

まずは、某フリマサイトから購入して届いた直後の状態です。

全体的にブラックの塗装が残っていましたが、取り付け部分や側面などにはサビがあり、ところどころ塗装も剥がれていました。

特に塗装が劣化している部分は、手で触れるだけでもポロポロと剥がれてしまう状態でした。

せっかく以前から欲しかった形状のシーシーバーを安く購入できたので、このまま使うのではなく、一度きれいに再塗装してから使おうと考えたのが今回のDIYのきっかけです。

After|つや消し黒で再塗装した完成状態

そして、古い塗装とサビを落として下地処理を行い、つや消し黒で塗装した完成状態がこちらです。

もともとは艶ありブラックでしたが、今回はソフト99の「ボデーペン つや消し黒」を使用しました。

つや消し黒にしたことで、光沢のあるブラックとは違った落ち着いた印象になりました。個人的には、Hogworkzのシーシーバーの形状にも合っていて、つや消し黒を選んでよかったと思っています。

最後に塗料のダマが付いてしまった部分はありますが、全体としては満足できる仕上がりになりました。

サビと塗装剥がれが目立っていた中古シーシーバーを、自分でここまで復活させることができたので、今回の再塗装にはかなり満足しています。


りょー
サビと塗装剥がれだらけだったけど、つや消し黒でかなり印象が変わったね。DIYでここまで仕上げられたのは満足です。

しーちゃん
BeforeとAfterを並べると、違いがよく分かるね!あとはXL1200Lに取り付けるだけだね。

⑨ HogworkzシーシーバーのDIY再塗装まとめ

ここまで、Hogworkzのデタッチャブルシーシーバーを中古で購入してから、分解、古い塗装やサビの除去、下地処理、プラサフ、本塗装までDIYで行ってきました。

購入時はサビや塗装剥がれが目立つ状態でしたが、作業を終えてみると、つや消し黒の落ち着いた見た目に仕上げることができました。

ここでは、今回の再塗装を実際にやってみて感じたことを振り返ります。中古パーツを自分で再塗装してみようと考えている方の参考になればと思います。

中古シーシーバーを自分で再塗装してみた感想

今回、送料込み8,000円で購入したHogworkzのデタッチャブルシーシーバーを、自分で再塗装してみました。
購入時はサビや塗装剥がれが目立っていたので、最初は「本当にきれいにできるかな」と少し不安もありました。

実際の作業では、シーシーバーを分解して古い塗装とサビを落とすところから始めました。特に塗装とサビを落とす作業には時間がかかり、電動工具や耐水ペーパーを使いながら約3時間かけて下地を整えています。

その後、プラサフを施工し、乾燥させてから#1000の耐水ペーパーで表面を整え、ミッチャクロンとつや消し黒で本塗装しました。

実際にやってみると手間はかかりましたが、サビだらけだった中古パーツを自分の手でここまで復活させられたことには満足しています。

特につや消し黒を選んだことで、もともとの艶ありブラックとは違った落ち着いた雰囲気になりました。個人的には、Hogworkzのシーシーバーにもよく合っていると思います。

一方で、反省点もあります。

最後の本塗装では、スプレー缶を最後まで使い切ろうとした結果、塗料のダマが付いてしまいました。

スプレー塗装は塗料を余裕を持って用意し、噴射状態が悪くなってきたら無理に使い切らないことが大切だと実感しました。

また、今回の作業では工具を使ってサビや塗装を落としたり、ボルトを外す際にネジザウルスを使ったりと、普段からDIYで使っている工具がかなり役立ちました。

中古パーツの再塗装は、購入した新品をそのまま取り付けるよりも手間がかかります。それでも、安く購入した中古パーツを自分好みの状態に仕上げられるのは、DIYならではの楽しさだと感じました。

今回のシーシーバーはまだXL1200Lには取り付けていないため、次は分解時に取り外したボルトを新調して、実際に車体へ装着していきます。


りょー
中古で状態が悪くても、自分で手を入れればまだまだ使えるパーツにできるんだなと実感しました。

しーちゃん
サビだらけだったシーシーバーがここまできれいになると、DIYした達成感もありそうだね!

まとめ|中古シーシーバーをDIYで再塗装して愛車に取り付けよう

今回は、Hogworkzのデタッチャブルシーシーバーを中古で購入し、サビや古い塗装を落としてから、つや消し黒に再塗装しました。

購入時は塗装剥がれやサビが目立つ状態でしたが、分解から下地処理、本塗装まで自分で行うことで、見た目を大きく変えることができました。

最後には塗料のダマが付いてしまう失敗もありましたが、中古パーツを自分で再生する楽しさと、DIYならではの難しさの両方を実感できた作業でした。

今回のHogworkzシーシーバー再塗装を振り返る

今回の作業を簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 中古のHogworkzシーシーバーを送料込み8,000円で購入
  • サビや古い塗装を電動工具や耐水ペーパーで除去
  • シーシーバーを分解して塗装しやすい状態にした
  • 六角穴付きボタンボルトを舐めるトラブルが発生
  • ネジザウルスVP-1を使ってボルトを取り外した
  • #600の耐水ペーパーで下地を整えた
  • プラサフを施工して1日乾燥
  • #1000の耐水ペーパーで表面を整えた
  • ミッチャクロンを施工
  • ボデーペンつや消し黒で本塗装
  • 最後に塗料のダマが付いてしまったものの、全体としては満足できる仕上がりになった

中古品なので状態によって作業量は変わりますが、今回のようにサビや塗装剥がれがあるパーツでも、下地処理をしっかり行えばDIYで再塗装できます。

作業時間・費用・DIY難易度

今回の作業を、実際にかかった時間や費用を含めてまとめてみました。

項目内容
作業時間約5時間前後(二日間合計)
シーシーバー本体送料込み8,000円
塗料・ケミカル類約5,000円(シリコンオフ、プラサフ、ミッチャクロン、ボデーペンつや消し黒)
主な工具電動ドリル、電気サンダー、耐水ペーパー、ネジザウルスVP-1など
DIY難易度★★★★☆(やや難しい)

※塗料・ケミカル類は、シリコンオフ、プラサフ、ミッチャクロン、ボデーペンつや消し黒の購入費を合計したおおよその金額です。購入店舗や時期によって価格は変わります。
また、作業時間は分解・塗装剥がし・サビ落とし・下地処理・塗装など、今回実際に行った作業を基準にした目安です。使用した工具の多くは普段から所有していたため、工具代は今回の費用に含めていません。

特に時間がかかったのは、古い塗装とサビを落として下地を作る工程です。

また、途中でボルトを舐めてしまったため、ネジザウルスVP-1を使って取り外す作業も追加になりました。

塗装そのものよりも、きれいに仕上げるための下地処理に手間がかかる作業だと感じました。

DIYで再塗装して分かったこと

今回実際に作業してみて、良かった点と反省点の両方がありました。
良かった点は、何といってもサビや塗装剥がれが目立っていた中古シーシーバーを、自分で再生できたことです。

一方で、スプレー缶を最後まで使い切ろうとして塗料のダマが付いてしまったのは反省点です。

今回の経験から、次に同じようなパーツを塗装するときは、以下の点を意識したいと思います。

  • 塗料は余裕を持って準備する
  • スプレーの噴射状態が悪くなったら無理に使い切らない
  • 下地処理に時間をかける
  • ボルトや工具のサイズを事前に確認する
  • 塗装前に作業スペースをしっかり準備する
  • 焦らず乾燥時間を確保する

今回のシーシーバーは、再塗装まで完了しました。

次は分解時に取り外したボルトを新調して、完成したHogworkzシーシーバーをXL1200Lに取り付けていきます。


りょー
中古パーツでも、手をかければ自分好みの状態に仕上げられるのがDIYの面白いところですね。今回の経験を次の作業にも活かしていきます。

しーちゃん
サビだらけだったシーシーバーがここまで変わると気持ちいいね!次はXL1200Lに取り付けた姿も楽しみだね。

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