【XL1200L】中古のDEGNER SBS-3をDIY再塗装!耐熱塗料でリペアしたら予想外の結果に…

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フリマサイトで購入したDEGNER SBS-3 バッグサポートステーを見て、「サビや塗装剥がれがあるけど、このまま使っても大丈夫?」「再塗装すれば綺麗になるのかな?」と悩んでいませんか?

バッグを取り付けてしまえば目立たないパーツですが、せっかく愛車に取り付けるなら、見えない部分まで綺麗な状態で使いたいものです。しかし、再塗装には下地処理や塗料選びなど、気になるポイントも多く、「DIYで本当にうまく仕上げられるの?」と不安に感じる方もいるでしょう。

そこで今回は、中古で購入したDEGNER SBS-3 バッグサポートステーを実際にリペア・再塗装した様子を詳しく紹介します。サビ落としから下地処理、耐熱塗料での塗装、そして予想外だった焼き入れの失敗談まで、実体験をもとに解説します。


この記事では、以下の内容を紹介します👇

✅ 中古のDEGNER SBS-3 バッグサポートステーの状態確認
✅ 耐水ペーパーを使ったサビ落としと下地処理の方法
✅ KURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)で再塗装した手順
✅ バーナー・トースターで焼き入れを試した結果と注意点
✅ DIYで分かったメリット・デメリットと仕上がりレビュー

これからバッグサポートステーのリペアや再塗装を考えている方は、失敗しないためのポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。


しーちゃん
今回は、DEGNER SBS-3 バッグサポートステーをDIYでリペア・再塗装する方法を紹介するよ!一緒に作業の流れを見ていこう♪
りょー
実際にやって分かった失敗談や注意点も包み隠さず紹介するから、これからDIYに挑戦する人はぜひ参考にしてね!
目次

🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!

本記事で紹介している補修・再塗装・取り付け方法は、筆者が実際に行ったDIY作業をもとに紹介しています。車両や部品の状態によって適切な方法は異なるため、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

また、一部の作業内容(再塗装や補修など)はメーカー推奨の方法ではありません。作業を行う際は、取扱説明書を確認し、安全に十分配慮したうえで自己責任で実施してください。

塗装や接着剤を使用する作業では、換気の良い場所で保護具(手袋・保護メガネ・マスクなど)を着用し、火気の近くでは作業しないよう注意しましょう。

この記事が、これからDEGNER NB-124-BKの補修やメンテナンスに挑戦する方の参考になれば幸いです。

① 中古のDEGNER SBS-3をリペアしようと思った理由

今回リペアするのは、フリマサイトで中古購入したDEGNER SBS-3 スポーツスター用バッグサポートステーです。

購入した時点では大きな破損などはありませんでしたが、長年使用されていたこともあり、塗装の剥がれやサビが見られる状態でした。

そのまま使用することも考えましたが、せっかく取り付けるなら少しでも綺麗な状態で使いたいと思い、今回は取り付け前にリペアすることにしました。

また、以前補修したDEGNER NB-124-BK サドルバッグと組み合わせて使用する予定なので、バッグだけでなくバッグサポートステーも綺麗に仕上げることで、全体の見た目を整えたいと考えました。

サドルバッグ本体の補修については、別記事で詳しく紹介しています。

今回は、中古パーツを新品に買い替えるのではなく、DIYでどこまで綺麗に復活させられるのか挑戦していきます。

バッグを取り付ければ見えない場所でも再塗装を決めた理由

今回購入したDEGNER SBS-3 スポーツスター用バッグサポートステーは、中古品ということもあり、塗装の剥がれや細かなサビが見られる状態でした。

実際にはバッグを取り付けるとほとんど見えなくなるため、そのまま使用しても問題ありません。見た目を気にしなければ、再塗装せずに取り付けるという選択肢もあったと思います。

しかし、「見えないところも綺麗に仕上げたい」というのが筆者のこだわりです。

せっかく前回の記事でDEGNER NB-124-BK ナイロンスイングアームバッグを綺麗に補修したので、それを支えるバッグサポートステーもできるだけ綺麗な状態にして取り付けたいと思いました。

また、再塗装を行うことで見た目が良くなるだけでなく、塗装が剥がれた部分を保護することにもつながります。取り付けてしまえば見えない部分ではありますが、こうしたひと手間を掛けることで、より愛着の湧くカスタムになると感じています。

サビの進行を防いで長く使いたかった

今回リペアを行うもう一つの理由は、サビの進行を防ぎ、できるだけ長く使いたかったからです。

塗装が剥がれて金属が露出している部分は、そのまま使用していると雨や湿気の影響を受けやすくなり、少しずつサビが広がってしまう可能性があります。現時点では軽度のサビでしたが、今のうちに対処しておけば、今後の劣化を抑えられると考えました。

そのため、今回は表面だけを塗装するのではなく、耐水ペーパーでサビをしっかり落としながら足付けも行い、塗料が密着しやすい下地を作ることを意識して作業を進めています。

手間は掛かりますが、後からサビが広がって再補修するよりも、状態が良いうちにメンテナンスしておいた方が安心です。中古パーツだからこそ、長く気持ちよく使うためのひと手間は大切だと感じました。

今回は耐熱ペイントコート(つや消しブラック)で再塗装することにした

今回の再塗装には、以前KARKARマフラーの塗装で使用して余っていたKURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)を使用しました。

新品の塗料を購入することも考えましたが、手元に未使用分が残っていたことに加え、バッグサポートステーはバッグが接触する部分でもあるため、耐久性の高い耐熱塗料なら傷にも強いのではないかと考え、この塗料を選びました。

また、今回は塗装の密着性を高めるために耐水ペーパーで足付けを行っていることから、サフェーサー(下地塗料)は使用せず、そのまま耐熱ペイントコートを塗装することにしました。

ただし、実際に作業を進めてみると、耐熱塗料ならではの特徴によって予想外に手間が掛かる場面もありました。

そのあたりも含めて、実際に感じたメリット・デメリットを包み隠さず紹介していきます。

今回は見た目を綺麗にするだけでなく、サビの進行を防ぎ、長く使うことを目的にリペアすることにしました。
また、手元に余っていた耐熱ペイントコートを活用することで、費用を抑えながら再塗装に挑戦しています。

② 購入したDEGNER SBS-3の状態をチェック

再塗装を始める前に、まずは購入したDEGNER SBS-3 スポーツスター用バッグサポートステーの状態を確認していきます。
全体的には十分使用できる状態でしたが、中古品ということもあり、塗装の剥がれやサビがいくつか見られました。

ここでは、実際の状態を写真とあわせて紹介しながら、今回どのようなリペアが必要だったのか詳しく見ていきます。

全体の状態を確認

まずは、購入したDEGNER SBS-3 スポーツスター用バッグサポートステー全体の状態を確認しました。

中古品ではありましたが、大きな曲がりや変形はなく、取り付けに支障が出るようなダメージは見当たりませんでした。そのため、バッグサポートとしては十分使用できる状態です。

一方で、全体をよく見てみると、経年使用による塗装の剥がれや細かなサビが各所に見られました。特にバッグと接触しやすい部分や角の部分は塗装が薄くなっており、金属が露出している箇所もあります。

今回確認した主な状態は、以下のとおりです。

  • 大きな曲がりや変形はなく使用には問題なし
  • 全体的に塗装の剥がれが見られる
  • 金属が露出してサビが発生している箇所がある
  • ボルト取付部にも使用感や小さなサビが見られる

現時点では深刻なダメージではありませんでしたが、このまま使用するとサビが広がる可能性もあります。そのため、取り付け前にリペアしておくことにしました。

塗装剥がれやサビの発生状況

続いて、塗装の剥がれやサビが発生している箇所を詳しく確認しました。

全体的に見ると状態は悪くありませんでしたが、バッグが擦れやすい部分や角の部分を中心に塗装が剥がれ、金属が露出している箇所がいくつかありました。また、その一部には表面にサビも発生していました。

現時点では軽度のサビだったため、耐水ペーパーでしっかり落とせば十分リペアできそうな状態です。しかし、このまま使用を続けるとサビが徐々に広がり、塗装の浮きや劣化につながる可能性があります。

今回は見た目を綺麗にすることはもちろんですが、これ以上サビを進行させないことも目的の一つです。そのため、再塗装前に下地処理を丁寧に行い、できるだけ長く使える状態を目指して作業することにしました。

再塗装前にリペア方法を考えた

塗装を始める前に、どのような手順でリペアするかを考えました。

今回のサビは比較的軽度だったため、サビ転換剤などは使用せず、耐水ペーパーでサビを落としながら全体の足付けを行い、そのまま再塗装する方法を選びました。

また、塗料は以前KARKARマフラーの塗装で使用して余っていたKURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)を使用することにしました。新品の塗料を購入する必要がなく、手持ちの材料を有効活用できるのもDIYならではのメリットです。

ただし、この時点では耐熱塗料には焼き入れが必要という点を深く考えておらず、「耐久性が高そうだからちょうどいいだろう」という程度の認識でした。

結果として、この判断が後の作業で予想外の展開につながります。その様子も含めて、実際に試して分かったことを正直に紹介していきます。


今回購入したDEGNER SBS-3は、大きな変形はなく使用には問題ありませんでした。
しかし、塗装剥がれや軽度のサビが見られたため、取り付け前にリペアすることを決めました。

次は、耐水ペーパーを使ったサビ落としと下地処理を行っていきます。


しーちゃん
思っていたより状態は良さそうですね!これなら綺麗にリペアできそうです。
りょー
使用には問題ない状態でしたが、長く使うためにも取り付け前にしっかり下地処理と再塗装をしていきます。

③ 耐水ペーパーでサビ落としと下地処理を実施

再塗装の仕上がりを左右するのが、塗装前の下地処理です。
今回は、耐水ペーパーでサビを落としながら全体の足付けを行い、その後、水分をしっかり乾燥させてから脱脂を行いました。

ここでは、実際に行った下地処理の手順を順番に紹介していきます。

耐水ペーパー#800でサビ落としと足付け

まずは、再塗装の前準備として耐水ペーパー#800を使い、サビ落としと足付けを行いました。

今回はバケツに水を入れ、その中で耐水ペーパーを濡らしながら作業しています。水を使うことで削りカスが詰まりにくくなり、塗装面を傷めすぎずに作業を進めることができます。

サビが発生している部分はもちろんですが、再塗装する面全体にもペーパーを当てて足付けを行いました。足付けをすることで塗料が密着しやすくなり、塗装の剥がれ防止にもつながります。

特に曲面や細かな部分はペーパーが当たりにくいため、角度を変えながら丁寧に作業しました。塗装が残っている部分も軽く表面を荒らす程度に研磨し、全体を均一な状態に仕上げています。

下地処理は目立たない工程ですが、塗装の仕上がりや耐久性を左右する大切な作業です。焦らず時間をかけて行うことで、この後の再塗装が綺麗に仕上がりやすくなります。

Scott ショップタオルで水分を拭き取り乾燥

耐水ペーパーで全体の研磨が終わったら、Scott ショップタオルを使って水分や削りカスをしっかり拭き取りました。

耐水ペーパーを使用した後は、細かな研磨カスや水分がステー全体に残っています。このまま塗装を始めてしまうと、塗料の密着不良や仕上がりの悪化につながる可能性があるため、一度綺麗な状態にしておくことが大切です。

Scott ショップタオルは丈夫で破れにくく、水分や汚れをしっかり拭き取れるため、このようなDIY作業でも重宝しています。

全体を拭き終えた後は、細かな隙間に残った水分もしっかり乾燥させました。塗装前は焦らず完全に乾いたことを確認してから次の工程へ進むことが、綺麗な仕上がりにつながります。

99工房 シリコンオフでしっかり脱脂

最後に、99工房 シリコンオフを使用してステー全体を脱脂しました。

研磨や清掃が終わっていても、表面には手で触れた際の皮脂や油分、細かなホコリが付着していることがあります。これらが残ったまま塗装すると、塗料が密着しにくくなったり、塗装ムラや剥がれの原因になったりするため、脱脂は欠かせない工程です。

今回はScott ショップタオルに99工房 シリコンオフを吹き付け、ステー全体を丁寧に拭き上げました。特に角や細かな隙間は汚れが残りやすいため、拭き残しがないように意識しています。

脱脂まで終われば、いよいよ再塗装の準備は完了です。 このひと手間を丁寧に行うことで、塗料の密着性が高まり、仕上がりや耐久性にも差が出ます。

下地処理は目立たない作業ですが、再塗装の仕上がりや耐久性を左右する重要な工程です。
サビ落とし・乾燥・脱脂を丁寧に行うことで、塗料が密着しやすくなり、綺麗で長持ちする塗装につながります。


しーちゃん
塗装よりも、その前の下地処理がこんなに大切なんですね!
りょー
そうなんだ。ここで手を抜くと塗装が剥がれやすくなるから、焦らず丁寧に作業するのが綺麗に仕上げるコツだよ。

④ KURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)で再塗装

下地処理が完了したら、いよいよ再塗装を行います。

今回は、以前のDIYで使用して余っていたKURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)を使用しました。実際に塗装してみると、綺麗に仕上げるためのコツや、耐熱塗料ならではの注意点も見えてきました。

ここでは、塗装環境の準備から塗装方法、乾燥までの流れを紹介します。

段ボールを使って簡易塗装ブースを作成

塗装を始める前に、段ボールを使って簡易的な塗装ブースを作成しました。

今回は自宅の駐車スペース横で作業を行ったため、周囲に塗料が飛び散らないように対策しています。大きめの段ボールを用意し、上面に穴を開けて鉄製のハンガーを通し、バッグサポートステーを吊るせるようにしました。

吊るした状態で塗装することで、ステーを持ち替える必要がなくなり、一度に全体をムラなく塗装できます。また、乾燥させる際もそのまま吊るしておけるため、塗装面に触れてしまう心配もありません。

本格的な塗装ブースがなくても、段ボールを活用するだけで塗装しやすい環境を作ることができます。 周囲への飛散防止にもなるため、自宅でDIY塗装を行う方にはおすすめの方法です。

ステーを吊るして薄く数回に分けて塗装

塗装ブースの準備ができたら、KURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)で再塗装を行いました。

今回は、ステーを鉄製ハンガーで吊るした状態のまま塗装しています。吊るしておくことで持ち替える必要がなく、全体をムラなく塗装しやすくなりました。

塗装は一度に厚く吹き付けるのではなく、薄く2~3回に分けて重ね塗りしました。スプレー缶にも「一度に厚く塗らず、薄く2~3回重ね塗りしてください」と記載されていたため、その手順どおりに作業を進めています。

今回は、約30分ごとに乾燥時間を設けながら重ね塗りを行いました。焦って厚塗りすると液だれや塗装ムラの原因になるため、塗装面の状態を確認しながら少しずつ仕上げています。

重ね塗りを繰り返すことで、塗装剥がれやサビが目立たなくなり、全体が均一なつや消しブラックに仕上がりました。新品のような質感に近づき、完成が楽しみになってきます。

塗装後は1時間以上しっかり乾燥させた

全体の塗装が終わったら、すぐに次の工程へ進まず、1時間以上しっかり乾燥させました。

使用したKURE 耐熱ペイントコート(つや消しブラック)の説明書にも、「塗装後は1時間以上乾燥させてから焼き入れを行ってください」と記載されています。そのため、塗装面に触れないよう、ステーはハンガーに吊るしたまま乾燥させました。

ここで説明書を改めて確認していると、「目安:200℃で約1時間焼き入れを行うこと」という記載があることに気付きました。

マフラーであれば車体に取り付けて走行することで自然に焼き入れできますが、バッグサポートステーは熱が加わる場所ではありません。

「このままでは塗膜をしっかり硬化させられない…。」

そこで、どのように焼き入れを行うか考えながら、次の工程へ進むことにしました。

※ 耐熱塗料は製品ごとに乾燥時間や焼き入れ方法が異なります。作業前には、必ず使用する塗料の説明書を確認してください。

再塗装では、薄く重ね塗りを行い、乾燥時間をしっかり確保することが綺麗に仕上げるポイントです。
また、耐熱塗料は一般的なラッカースプレーとは異なり、焼き入れが必要な製品もあります。使用前には必ず説明書を確認し、製品ごとの施工方法に従って作業しましょう。


しーちゃん
ここまでは順調ですね!このまま完成…とはいかないんですか?
りょー
実はここからが耐熱塗料の難しいところなんだ。焼き入れが必要と分かって、予想外の展開になったよ。

⑤ 焼き入れに挑戦!バーナーとトースターで硬化を試した結果

再塗装が終わり、「あとは乾燥させれば完成」と思っていました。

しかし、使用したKURE 耐熱ペイントコートは、塗装後に焼き入れを行うことで本来の性能を発揮する塗料です。

今回は、実際にバーナーやトースターを使って焼き入れを試しましたが、思っていた以上に苦戦する結果となりました。その経緯や感じたことを、実体験をもとに紹介します。

※本記事で紹介している焼き入れ方法は、メーカー推奨の施工方法ではありません。筆者が自己責任で試した内容です。同様の作業を行う場合は、安全に十分配慮し、自己責任で実施してください。

新富士バーナー RZ-730SBKで焼き入れを試してみた

塗装後に1時間以上乾燥させたあと、まずは新富士バーナー RZ-730SBKを使って焼き入れを試してみました。

本来であれば、耐熱塗料は高温環境で焼き付けることで塗膜が硬化します。しかし、バッグサポートステーはマフラーのように走行中の熱が加わる部品ではないため、そのままでは焼き入れができません。

そこで今回は、家族にステーをハンガーで吊るした状態のまま持ってもらい、バーナーを約10~20cm離した位置から約5分間、様子を見ながら全体を均一にあぶってみました。

炎を一点に当て続けると塗装を傷める恐れがあるため、常にバーナーを動かしながら、できるだけ熱が均等に伝わるよう意識して作業しています。

焼き入れ後は、表面が少し硬くなったようにも感じましたが、おそらく硬化したのは表面だけという印象でした。この時点では十分な硬化が得られたか判断できなかったため、一度ここで作業を終え、しばらく乾燥させて様子を見ることにしました。

1週間乾燥させても完全には硬化しなかった

バーナーで焼き入れを行った後は、そのまま約1週間しっかり乾燥させました。

これだけ時間を置けば十分硬化しているだろうと思っていましたが、実際に確認してみると、表面を触った感触が少し柔らかく、完全には硬化していないように感じました。 ベタつきが残っているほどではありませんでしたが、「これで本当に大丈夫かな?」という不安が残る状態です。

さらに確認していると、塗り残しがあった箇所も見つかりました。そのため、その部分だけ耐熱ペイントコートを追加で塗装し、再び十分な乾燥時間を設けることにしました。

追加塗装後は、さらに約1週間乾燥させました。しかし、やはり塗膜が完全に硬化したという実感は得られませんでした。

このままでは安心して使用できないと判断し、別の方法で焼き入れを行うことを考えることにしました。

Aladdin グラファイトトースターで焼き入れに挑戦

追加塗装後も十分な期間乾燥させましたが、塗膜は完全に硬化しているとは感じられませんでした。そこで、最終手段としてAladdin グラファイトトースター(2枚焼き)を使い、焼き入れを試してみることにしました。

この方法はメーカー推奨の施工方法ではなく、筆者が自己責任で試した内容です。真似をされる場合は、安全面や機器への影響を十分に考慮したうえで判断してください。

まず、トースター内の汚れを防ぐためにアルミホイルを敷き、その上にバッグサポートステーを置きました。今回使用したAladdin グラファイトトースター(2枚焼き)には、ステーがちょうど収まるサイズだったため、そのまま焼き入れを行っています。

温度は200℃に設定し、一度に長時間加熱するのではなく、様子を確認しながら10分×6回(合計約1時間)焼き入れを実施しました。途中で無理に取り出さず、状態を確認しながら慎重に作業を進めています。

焼き入れが終わった後は、やけど防止のためすぐには取り出さず、半日ほどトースター内で自然に冷却しました。十分に冷めたことを確認してから、ステーの状態を確認することにしました。

アルミホイルが付着する予想外の結果に…

十分に冷めたことを確認してステーを取り出したところ、思わぬトラブルが発生していました。

アルミホイルの上に直接置いて焼き入れを行ったため、塗装面の一部にアルミホイルが付着してしまい、表面にシワのような跡が残ってしまったのです。

幸いにも塗装が大きく剥がれたり、下地の金属が見えたりするほどではなかったため、今回はこのまま使用することにしました。バッグを取り付ければ見えにくい部分でもあるため、実用上は問題ないと判断しています。

一方で、塗膜自体はしっかり硬化していることを確認できました。 バーナーで焼き入れを行ったときとは明らかに触った感触が異なり、ベタつきもなく安心して使用できる状態になっています。

結果として、見た目は100点とは言えませんでしたが、「しっかり硬化させる」という本来の目的は達成できました。DIYならではの失敗もありましたが、次回作業する際の貴重な経験になったと感じています。

今回分かった耐熱塗料を使う際の注意点

今回初めて、バッグサポートステーの再塗装にKURE 耐熱ペイントコートを使用してみましたが、実際に作業してみていくつか学んだことがありました。

まず一番感じたのは、耐熱塗料は熱が加わらない部品にはあまり向いていないということです。マフラーのように使用中に高温になる部品であれば自然に焼き入れできますが、バッグサポートステーのような部品では、自分で焼き入れを行う必要があります。

また、今回はバーナーで焼き入れを試しましたが、塗膜を完全に硬化させることはできませんでした。最終的にはトースターで焼き入れを行い硬化できたものの、アルミホイルが付着するという予想外のトラブルも発生しています。

そのため、バッグサポートステーのような部品を塗装するのであれば、焼き入れが不要なラッカースプレーや2液ウレタンスプレーの方が作業しやすいと感じました。

今回のリペア自体には満足していますが、もし再び塗装する機会があれば、私なら耐熱塗料ではなく別の塗料を選ぶと思います。実際に作業してみたからこそ分かった反省点として、これからDIY塗装を考えている方の参考になれば幸いです。

今回の焼き入れ作業では、バーナーやトースターを使って硬化を試しましたが、耐熱塗料は使用する部品によって施工方法を考える必要があると感じました。
マフラーのように自然に熱が入る部品には向いていますが、バッグサポートステーのような部品では、焼き入れ方法まで事前に考えておくことが大切です。


しーちゃん
耐熱塗料なら丈夫そうだから簡単に使えると思っていましたが、焼き入れまで考える必要があるんですね!
りょー
そうなんだ。今回実際に作業してみて、塗料選びの大切さがよく分かったよ。失敗も含めて、次に活かせる良い経験になったね!

⑥ 再塗装後の仕上がりレビュー

すべての作業が完了したので、再塗装前後の仕上がりを比較してみます。
作業中には予想外のトラブルもありましたが、DIYならではの試行錯誤を経て、納得できる状態までリペアすることができました。

ここでは、Before・Afterの変化や実際に感じた仕上がりについて紹介します。

Before・Afterで仕上がりを比較

再塗装が完了したので、施工前後の状態を比較してみました。

中古で購入した時点では、塗装の剥がれやサビが目立っていましたが、下地処理から再塗装まで丁寧に行ったことで、見違えるほど綺麗な仕上がりになりました。

Before|塗装剥がれとサビが目立つ状態

購入時のSBS-3は、各所で塗装が剥がれ、サビも発生していました。バッグを取り付ければ見えなくなる部分ではありますが、このまま使用するとサビがさらに広がる可能性もあり、見た目にも中古感が強く残っていました。

After|つや消しブラックで見違える仕上がりに

耐熱ペイントコート(つや消しブラック)で再塗装したことで、サビや塗装剥がれはほとんど目立たなくなりました。アルミホイルの跡が一部残ってしまったものの、バッグを取り付ければほとんど見えない位置のため、実用上は気にならないレベルです。

新品同様とはいきませんでしたが、DIYでここまで仕上げられれば十分満足できる結果になりました。これ以上サビが広がる心配も減り、安心して長く使用できそうです。

バッグを取り付ければ十分満足できる仕上がり

実際に仕上がりを確認すると、細かく見れば反省点はあるものの、バッグを取り付けて使用することを考えれば十分満足できる仕上がりになりました。

今回のリペアでは、トースターでの焼き入れ後にアルミホイルの跡が付いてしまうという予想外のトラブルもありました。しかし、その部分はバッグを装着するとほとんど見えなくなる位置のため、見た目や使用には大きな影響はありません。

また、塗膜もしっかり硬化しており、当初の目的だった「サビの進行を防ぐこと」と「見た目をリフレッシュすること」は十分達成できたと感じています。新品同様とはいきませんが、中古で購入したバッグサポートステーをここまで綺麗な状態にできたことには満足しています。

もちろん、今回の作業で「耐熱塗料はバッグサポートステーにはあまり向いていない」という新たな発見もありました。この経験を踏まえ、もし再塗装する機会があれば、次回はラッカースプレーや2液ウレタンスプレーなど、焼き入れが不要な塗料を選ぶと思います。

DIYは成功だけでなく失敗から学べることも多くあります。今回の経験が、これから同じようにバッグサポートステーのリペアを考えている方の参考になれば嬉しいです。

今回のリペアでは、サビ落としから再塗装、焼き入れまで行い、中古のバッグサポートステーを実用十分な状態まで復活させることができました。
耐熱塗料ならではの注意点や予想外のトラブルもありましたが、その経験も含めてDIYの良い勉強になりました。


しーちゃん
新品を買わなくても、ここまで綺麗になるなんて驚きました!DIYって達成感がありますね!
りょー
失敗もあったけど、その分たくさん学べたよ。次はいよいよXL1200Lへ取り付けて、実際の使い勝手もレビューしていくね!

まとめ|中古のDEGNER SBS-3バッグサポートステーをDIYでリフレッシュして長く使おう

今回は、中古で購入したDEGNER SBS-3 バッグサポートステーのサビ落としから下地処理、再塗装、焼き入れまで、一連のリペア作業を紹介しました。

購入した時点では塗装剥がれやサビが目立っていましたが、一つひとつの工程を丁寧に進めたことで、中古品とは思えないほど綺麗な状態まで仕上げることができました。

もちろん、今回のDIYは順調だったわけではありません。耐熱塗料ならではの焼き入れが必要だったことや、トースターで焼き入れを行った際にアルミホイルが付着してしまうなど、予想外の出来事も経験しました。しかし、その失敗も含めて実際に作業してみたからこそ分かったことが多く、今後DIYを行ううえで貴重な経験になったと感じています。

今回のDIYで分かったポイント

今回の作業で特に参考になったポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 中古品でもDIYで十分リフレッシュできる
  • サビは早めに除去した方が補修しやすい
  • 下地処理と脱脂が仕上がりを大きく左右する
  • スプレー塗装は薄く数回に分けると失敗しにくい
  • 耐熱塗料は焼き入れが必要なため、使用する部品を選ぶ必要がある
  • バッグサポートステーにはラッカー塗装や2液ウレタン塗装の方が扱いやすいと感じた

これから同じようなリペアに挑戦する方は、今回の経験談も参考にしながら、自分に合った塗料や方法を選んでみてください。

作業時間・費用・DIY難易度

今回の作業内容をまとめると、次のようになります。

項目内容
作業時間約3~4時間(乾燥・焼き入れ時間を除く)
費用約2,000~3,000円程度(手持ち工具を除く)
DIY難易度★★★☆☆(普通)

塗装作業自体は難しくありませんが、サビ落としや下地処理を丁寧に行うことが綺麗な仕上がりへの近道です。また、耐熱塗料を使用する場合は焼き入れ方法まで事前に確認しておくと、今回のような試行錯誤を減らせると思います。

次回はいよいよ、リペアしたバッグサポートステーをXL1200Lへ取り付けます。以前リペアしたDEGNER SBS-3サドルバッグとの組み合わせや、実際の装着方法、見た目の変化、使用感まで詳しくレビューする予定です。ぜひ、そちらの記事もあわせてご覧ください。


しーちゃん
バッグもステーも綺麗になって、いよいよ取り付けですね!完成した姿を見るのが楽しみです♪
りょー
ここまでリペアしてきたからこそ、取り付けた時の達成感は格別だよ。次回はいよいよXL1200Lへ装着してレビューするので、お楽しみに!
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