「ガードスライダーって本当に必要なのかな?」
「転倒対策になるのは分かるけど、実際に使っている人の本音が知りたい…。」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
ガードスライダーは、立ちゴケや転倒時のダメージ軽減が期待できる人気カスタムです。しかし実際に使ってみると、カタログや商品ページでは分からないメリット・デメリットが見えてきます。
筆者もXL1200LにDLIVE製ガードスライダーを装着していましたが、約1年半使用した結果、最終的に取り外すことを選択しました。
もちろん、ガードスライダー自体に不満があったわけではありません。むしろ転倒時の安心感は大きく、今でも良いパーツだと思っています。
それでも取り外したのには、実際に使った人だからこそ分かる理由がありました。
この記事では、実際にDLIVE製ガードスライダーを装着し、その後取り外した筆者の体験をもとに、メリット・デメリットや取り外した理由、作業内容まで詳しく紹介します👇
✅ DLIVE製ガードスライダーを取り外した理由
✅ 実際に使って感じたメリット・デメリット
✅ スライダーの出っ張りを実測した結果
✅ 取り外し作業の流れと安全対策
✅ キジマ荷掛けボルトへ交換した理由
✅ ガードスライダーは本当に必要なのかという筆者の結論
ガードスライダーの購入を検討している方はもちろん、「付けたけど外そうか悩んでいる」という方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
りょー


🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
この記事で紹介している作業は、筆者が実際に行った方法をもとにまとめています。ただし、車両の状態やカスタム内容によって、作業手順や必要な工具が異なる場合があります。
DIYで作業する際は、以下の点に十分注意してください。
- 車体が倒れないよう、安全な場所でしっかり固定する
- ボルトやナットは適正トルクで締め付ける
- ネジ山を傷めないよう、無理な力を掛けない
- 作業後は各部の緩みや異常がないか必ず確認する
- 少しでも不安がある場合は無理をせず専門店へ依頼する
特にリアショックやエンジンマウント周辺は、走行安全性に関わる重要な箇所です。安全を最優先に、自己責任で作業を行ってください。
① DLIVE製ガードスライダーを取り外した理由
筆者はXL1200LにDLIVE製ガードスライダーを装着し、約1年半使用してきました。転倒時の安心感が得られるお気に入りのカスタムでしたが、実際に使い続ける中で気になる点も見えてきました。
最終的には保管環境や日常の使い勝手を考え、取り外すことを決断しました。ここでは、その理由を実体験をもとに紹介します。
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ハーレーを含めて6台保管する環境では出っ張りが気になった
筆者の自宅では、XL1200Lを含めて合計6台のバイクをカーポート内へ保管しています。そのため、1台だけを出し入れする場合でも、周囲の車両との距離を確認しながら慎重に移動させる必要があります。
DLIVE製ガードスライダーは転倒対策として非常に魅力的なパーツですが、その反面、車体から大きく張り出す構造になっています。実際に使用していると、狭いスペースではその出っ張りが想像以上に気になる場面が多くありました。


特に筆者のように複数台のバイクを所有している環境では、ハンドルやミラーだけでなく、ガードスライダーの位置まで意識しながら車体を移動させなければなりません。そのため、バイクを動かすたびに余計な気を遣うようになり、少しずつストレスを感じるようになりました。
また、シートカバーを掛けている状態ではスライダーの位置が見えづらく、感覚だけで作業すると接触しそうになることもありました。「あと数センチ余裕があれば…」と思う場面も少なくありません。


もちろん、広いガレージで1台だけを保管しているような環境であれば、ここまで気になることはないかもしれません。しかし、筆者の保管環境ではガードスライダーの張り出しが日常の使い勝手に大きく影響していました。
転倒時の安心感というメリットは十分感じていたものの、毎日の取り回しを考えた結果、「今の環境には合わない」と判断し、取り外しを決意しました。
実際にスライダーが隣のバイクへ接触した
ガードスライダーを取り外す大きなきっかけになったのが、実際に隣のバイクへ接触してしまった出来事です。
筆者は普段から細心の注意を払ってバイクを出し入れしていましたが、ある日、カーポート内でXL1200Lを移動させていた際に、フロント側のガードスライダーが隣に停めていたZRX400-IIへ当たってしまいました。
幸い接触したのはZRX400-IIのエンジン部分だったため、相手側に目立つ傷や損傷はありませんでした。しかし、DLIVE製ガードスライダー側には小さな傷が入り、「やっぱり出っ張りが大きいな」と改めて実感しました。




この時、接触したのがエンジンではなく外装やタンクだったらと思うと、冷や汗が出ました。
もちろん操作ミスが原因ではありますが、普段から複数台のバイクが並ぶ環境では、わずかな出っ張りが思わぬ接触につながる可能性があります。特にシートカバーを掛けている状態では車体の感覚がつかみにくく、より慎重な取り回しが必要でした。


この経験をしてからは、バイクを動かすたびにガードスライダーの位置ばかり気になるようになってしまいました。
転倒時の安心感というメリットは大きいものの、筆者の保管環境では日常的なストレスの方が上回るようになり、最終的に取り外しを決断しました。
シートカバーの着脱時に膝を強打したこともあった
ガードスライダーを装着していて意外だったのが、バイクに乗っている時ではなく、普段のメンテナンスや保管時に不便さを感じたことです。
筆者は屋外保管のため、乗るたびにシートカバーを外し、走行後は再びカバーを掛けるという作業を繰り返しています。その何気ない作業の中で、リアショックアッパースライダーへ膝を思い切りぶつけてしまいました。
想像以上に強く当たったため、その場でしばらく動けなくなるほど痛く、「こんなところにスライダーがあった」と思わず苦笑いしてしまったのを覚えています。




もちろん、一度経験すれば気を付けるようになります。しかし、毎日のようにシートカバーを着脱していると、ちょっとした油断で同じようなことが起こる可能性があります。
特にカバーを掛ける時は視線が上向きになりやすく、足元や膝周辺への意識が薄れがちです。そのため、リアショック部から張り出したスライダーへ接触しやすいと感じました。
こうした出来事は転倒対策とは直接関係ありませんが、日常的な使い勝手を考えるうえでは意外と重要なポイントです。
筆者の場合は、このような小さなストレスが積み重なったこともあり、最終的にガードスライダーを取り外す決断につながりました。






② DLIVE製ガードスライダーを装着して感じたメリットとデメリット
DLIVE製ガードスライダーを約1年半使用してみて感じたのは、「メリットもデメリットもはっきりしているパーツ」だということです。
転倒時の安心感や見た目の迫力は大きな魅力でしたが、実際に使い続ける中で日常の取り回しや保管時に気になる点もありました。
ここでは、筆者が実際に装着して感じたリアルなメリットとデメリットを紹介します。
転倒時の保険になる安心感は大きかった
DLIVE製ガードスライダーを装着していて、最も大きなメリットだと感じたのが転倒時の保険になるという安心感です。
ハーレーは車重が重く、停車中の立ちゴケや取り回し中の転倒でも、タンクやマフラー、エンジン周辺に傷が付いてしまう可能性があります。そのため、万が一の事態に備えられるという精神的な余裕は想像以上に大きいものでした。
筆者は装着期間中に転倒することはありませんでしたが、「もし倒してしまってもガードスライダーが守ってくれるかもしれない」と思えるだけで、安心してツーリングや駐車ができていました。


もちろん、ガードスライダーがあれば必ず車体を守れるわけではありません。転倒の仕方や路面状況によっては、他のパーツが接地したり損傷したりする可能性もあります。
それでも、何も装着していない状態と比べれば、車体へのダメージを軽減できる可能性があるのは大きな魅力です。特に納車直後や、できるだけ愛車をきれいな状態で維持したい方には、心強いカスタムパーツだと感じました。




筆者が最終的に取り外した理由は、性能への不満ではありません。あくまで現在の保管環境や使い方との相性を考えた結果であり、転倒対策としての安心感は最後まで高く評価していました。
存在感がありカスタムパーツとしての見た目も良い
DLIVE製ガードスライダーは、転倒対策だけでなくドレスアップパーツとしても満足度の高いアイテムでした。
装着するとエンジン周辺にボリューム感が生まれ、ノーマル状態とは違った力強い印象になります。シンプルなスポーツスターにアクセントが加わるため、カスタムらしさを演出したい方にも相性が良いと感じました。
特に横から見た時の存在感は大きく、車体全体が引き締まって見えます。派手すぎるデザインではないため、純正の雰囲気を残しつつ、さりげなく個性を出せる点も魅力でした。
実際に筆者も、装着当初は見た目の変化に満足しており、「付けて良かった」と感じていました。ツーリング先でバイクを眺めた時にも、ガードスライダーが良いアクセントになっていた印象があります。


一方で、その存在感の大きさは保管環境によってはデメリットにもなります。
見た目が良くなる反面、車体からの張り出しも増えるため、複数台のバイクを保管している筆者にとっては取り回し時に気を遣う場面もありました。
それでも、カスタムパーツとしての完成度や見た目の満足度は高く、デザイン面だけを評価すれば非常に魅力的な製品だったと思います。
一方で取り回しや保管環境によっては邪魔になる
DLIVE製ガードスライダーは転倒対策として優秀なパーツですが、すべてのライダーにとって使いやすいとは限りません。
特に車体を横へ押して移動する機会が多い方や、限られたスペースで保管している方は、張り出したスライダーが気になる可能性があります。バイク同士の間隔が狭い環境では、数センチの違いが取り回しのしやすさに大きく影響することもあります。


また、シートカバーの着脱や洗車など、日常のメンテナンスでもスライダーの存在を意識する場面があります。慣れれば対応できますが、人によってはストレスに感じることもあるでしょう。
筆者自身も約1年半使用した結果、「性能には満足しているものの、自分の保管環境には合わなかった」という結論になりました。
そのため、購入を検討している方は転倒対策だけでなく、普段の保管方法や使用環境まで含めて判断することをおすすめします。
筆者の評価は★3/5だった
約1年半DLIVE製ガードスライダーを使用した筆者の評価は、5点満点中「★3/5」です。
この評価になった理由は、転倒対策としての安心感は非常に高く評価している一方で、日常の使い勝手に不満を感じたためです。
立ちゴケや万が一の転倒時に車体へのダメージを軽減できる可能性があることから、「保険」としての価値は十分にあると感じました。また、エンジン周辺の存在感が増し、カスタムパーツとしての見た目にも満足していました。


しかし、筆者の保管環境ではデメリットも少なくありませんでした。
車体から大きく張り出しているため、6台のバイクを保管するカーポートでは取り回しに気を遣う場面が多く、実際に隣のバイクへ接触した経験もあります。さらに、シートカバーの着脱時にリアショックアッパースライダーへ膝をぶつけてしまうなど、日常的なストレスも感じるようになりました。
そのため、
「転倒対策としては★★★★★」
「見た目は★★★★☆」
「日常の使い勝手は★★☆☆☆」
という印象で、総合評価として★3/5という結論になりました。
もし広いガレージで保管していたり、転倒対策を最優先に考える環境であれば、筆者の評価もさらに高くなっていたと思います。
DLIVE製ガードスライダーは、転倒時の安心感や見た目の迫力という大きなメリットがある一方で、保管環境や取り回しによってはデメリットを感じることもあります。
筆者の評価が★3/5になったのは、パーツの性能ではなく、現在の使用環境との相性が理由です。
購入を検討する際は、転倒対策だけでなく、自宅の保管スペースや普段の使い方も考慮することをおすすめします。






③ スライダーの出っ張りを実測してみた
実際にガードスライダーを取り外そうと思った時、「どのくらい車体から飛び出しているのだろう?」と気になりました。
普段は何となく邪魔に感じていましたが、数字で確認したことはありませんでした。そこで今回はメジャーを使って実際に測定してみました。
結果として、想像していた以上に車体から突出していることが分かりました。
フロントアッパースライダーは約22cm突出していた
ガードスライダーの出っ張りが気になっていたため、実際にメジャーを使ってフロントアッパースライダーの突出量を測定してみました。
その結果、車体から最も外側まで約22cm突出していることが分かりました。


22cmという数字だけを見ると、それほど大きく感じない方もいるかもしれません。しかし、実際に車体の横へ立ってみると存在感はかなりあり、ノーマル状態と比べると横幅が広くなった印象を受けます。
特に筆者のようにカーポート内で複数台のバイクを保管している環境では、この22cmの張り出しが取り回しに大きく影響しました。バイク同士の距離が近いため、出し入れのたびにガードスライダーの位置を確認しながら慎重に移動させる必要がありました。


また、ハンドルやミラーだけを気にしていても、フロントアッパースライダーが思った以上に外側へ出ているため、「あと少し余裕がある」と感じて動かすと接触しそうになる場面もありました。
もちろん、広いガレージや十分な作業スペースがある環境であれば問題になりにくいでしょう。しかし、限られたスペースで保管している方にとっては、この約22cmという突出量は購入前に知っておきたいポイントだと感じます。
筆者自身も実測してみたことで、普段感じていた取り回しのしづらさが数値として明確になり、「やはり想像以上に張り出していたんだな」と改めて実感しました。
リアショックアッパースライダーは約11cm突出していた
続いて、リアショックアッパースライダーの突出量も実際にメジャーで測定してみました。
測定した結果、車体から最も外側まで約11cm突出していました。フロントアッパースライダーと比べると半分以下の数値ですが、日常的に使っていると意外と存在感がある部分です。


リアショックアッパースライダーはちょうど膝や足が近づく位置にあるため、バイクの乗り降りやシートカバーの着脱時に接触しやすい印象でした。
実際に筆者も、シートカバーを掛ける作業中に膝を強くぶつけてしまい、その場で動けなくなるほど痛い思いをした経験があります。わずか11cmの張り出しでも、位置によっては思った以上に邪魔になることを実感しました。




また、車体を横から押して移動させる際にも、無意識に足やズボンが触れることがありました。普段から意識していれば問題ありませんが、慣れてくると油断して接触してしまう場面も少なくありません。
一方で、この位置にスライダーがあることで、万が一の立ちゴケ時にはリア周辺を保護してくれる安心感があります。そのため、メリットとデメリットが特に分かれやすい部分だと感じました。
筆者の場合は、日常の使い勝手を重視した結果、最終的に荷掛けボルトへ交換しましたが、転倒対策を優先する方にとっては十分魅力のある装備だと思います。
数字以上に取り回し時の影響は大きかった
数字以上に取り回し時の影響は大きかった
今回実際にメジャーで測定した結果、フロントアッパースライダーは約22cm、リアショックアッパースライダーは約11cm突出していることが分かりました。
しかし、筆者が驚いたのは数値そのものではなく、実際にバイクを目の前にした時の存在感です。数字だけを見るとそれほど大きく感じないかもしれませんが、車体の最も外側まで張り出しているため、想像以上に横幅が広く見えました。




特にフロントアッパースライダーは、ハンドルやミラーとは別の位置で外側へ張り出しています。そのため、普段の感覚で車体を押して移動すると「まだ余裕がある」と思っていた場所でも、スライダーが先に近づいてしまうことがあります。
一方、リアショックアッパースライダーは突出量こそ約11cmですが、人の足や膝が近づきやすい位置にあるため、シートカバーの着脱や車体の横を通る際に存在を感じる場面が少なくありませんでした。
今回実測してみて改めて感じたのは、カタログ上の寸法だけでは実際の使い勝手までは分からないということです。同じ22cmでも、取り付け位置や車体とのバランスによって体感は大きく変わります。
これからガードスライダーの装着を検討している方は、保護性能やデザインだけで判断するのではなく、自宅の駐車スペースや保管方法までイメージしたうえで選ぶことをおすすめします。筆者自身も測定してみたことで、日頃感じていた取り回しのしづらさを数値として再認識することができました。
今回実測したところ、フロントアッパースライダーは約22cm、リアショックアッパースライダーは約11cm突出していました。
数値だけを見ると大きな問題はないように感じますが、実際の取り回しでは想像以上に存在感があります。
特に複数台のバイクを保管している方や限られたスペースで保管している方は、購入前に突出量も確認しておくことをおすすめします。






④ 取り外し前に行った安全対策
フロントアッパースライダーやリアショックアッパースライダーの取り外しでは、車体を支えるボルトを外す作業が発生します。そのため、作業前には転倒や車体のズレを防ぐための安全対策を行いました。
特に今回はリアショックアッパースライダーの取り外しもあったため、普段のメンテナンス以上に車体の固定を意識しています。実際に行った固定方法を紹介します。
フロントホイールクランプで車体を固定
まず最初に行ったのが、フロントホイールクランプによる車体の固定です。
今回使用したのは、普段からメンテナンス時に使用しているアストロプロダクツのフロントホイールクランプ FC398です。XL1200Lをゆっくり押してクランプへ載せるだけなので、特別難しい作業ではありません。




筆者は洗車や簡単な整備の際にも使用していますが、今回はフロントアッパースライダーとリアショックアッパースライダーを取り外す予定だったため、最初にしっかり固定しておくことにしました。
実際に載せてみると車体が安定し、その後の作業もしやすくなりました。特にスポーツスターは重量があるため、一人で車体を支えながら工具を使うよりも安心して作業できます。
今回紹介しているFC398は、筆者のガレージでは出番の多い工具のひとつです。バイクを真っすぐ保持できるため、整備や保管時にも重宝しています。


リアタイヤには輪止めを設置
フロントホイールクランプへ車体を載せた後は、リアタイヤへ輪止めを設置しました。
使用したのはアストロプロダクツの輪止め WD417です。フロント側はホイールクランプで固定されていますが、今回はリアショックアッパースライダーの取り外しも予定していたため、念のためリア側も固定しておくことにしました。


輪止め自体はリアタイヤの後ろへ置くだけなので作業は数秒で完了します。しかし、こうした簡単な準備をしておくだけでも作業中の不安はかなり減ります。
筆者は普段からジャッキアップ作業や足回りの整備を行う際に輪止めを使用しています。特別な工具ではありませんが、一つ持っておくと何かと便利なアイテムです。


今回の作業では、フロントホイールクランプ・輪止め・後述するブレーキ固定を組み合わせて作業を進めました。取り外し作業そのものは短時間でしたが、こうした事前準備のおかげで落ち着いて作業できたと思います。
ブレーキレバーを固定して前後移動を防止
フロントホイールクランプと輪止めの設置が終わった後は、さらに車体が動かないようフロントブレーキも固定しました。
今回使用する予定だったのは、DELTA Directのフロントブレーキロックです。レバーを握った状態で固定できるため、簡易的なパーキングブレーキとして使える便利なアイテムです。


ところが実際に取り付けようとすると問題が発生しました。筆者のXL1200Lはグリップが太いため、ブレーキロックのサイズが合わず装着できなかったのです。


そこで今回は、軍手を挟んだ状態でブレーキレバーを握り込み、結束バンドで固定する方法を採用しました。
正直なところ見た目はあまりスマートではありませんが、しっかりブレーキを掛けた状態を維持できました。専用品が使えなかった時は少し焦りましたが、結果的には問題なく作業できています。


こういったトラブルもDIY整備ではよくあることです。今回は手持ちの道具で対応できましたが、事前にサイズ確認の大切さも改めて実感しました。
なお、DELTA Directのブレーキロック自体は便利な商品だと思うので、グリップ形状やサイズが合う車両であれば使いやすいアイテムだと思います。
ガレージジャッキとメンテナンスブラケットで車体を保持
リアショックアッパースライダーを取り外すため、最後に車体下へガレージジャッキを掛けました。
使用したのは、普段から愛用しているアストロプロダクツの2.0TONアルミガレージジャッキ GJ139です。ジャッキポイントはXL1200Lの腹下フレーム部分で、オイルドレンの少し後ろあたりへセットしました。




フレームへの傷を防ぐため、ジャッキにはアストロプロダクツのゴムパッド RP206を装着しています。金属同士が直接当たらないので、安心してジャッキアップできます。




車体を少し持ち上げてみると、思っていたより不安定に感じました。そこで今回は以前の記事でも紹介したメンテナンスブラケットを反対側へ設置し、補助として使用しています。


ジャッキとメンテナンスブラケットの両方で支えたことで、車体の安定感はかなり向上しました。実際にリアショックアッパースライダーを取り外した際も、大きな不安を感じることなく作業を進めることができました。
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今回の作業は二人で行いましたが、それでも車体を支える準備には時間を掛けています。リアショックのボルトを外す作業は頻繁に行うものではありませんが、こうした下準備をしっかり行うことで落ち着いて作業できました。






⑤ リアショックアッパースライダーの取り外し手順
安全対策が完了したら、いよいよリアショックアッパースライダーの取り外し作業です。
今回の作業では、取り外しと同時にキジマの荷掛けボルトへ交換することにしました。作業自体はそれほど複雑ではありませんが、リアショックを固定しているボルトを扱うため、慎重に進めています。
使用した工具と準備したもの
リアショックアッパースライダーの取り外しでは、特別な専用工具は使用していません。基本的には手持ちの工具で作業できました。
今回使用したのは、以前の記事でも紹介した中古のインチ工具セット(TS183)です。ハーレーはインチ規格のボルトが多いため、国産車で使用しているミリ工具だけでは対応できない場面があります。


今回の作業で使用した主な工具と部品は以下の通りです。
- TS183 インチ工具セット
- モンキーレンチ
- マスキングテープ
- 保護用タオル
- キジマ 荷掛けボルト HD-03054
リアショックを固定しているボルトは六角タイプだったため、5/16インチのヘックスビットソケットとラチェットレンチを組み合わせて作業しました。


左側から片側ずつ取り外した
準備が整ったら、いよいよリアショックアッパースライダーの取り外しです。
今回は左右同時ではなく、左側から片側ずつ作業を進めました。一度に両側のボルトを外してしまうと車体やリアショックの位置が大きく変わる可能性があるため、慎重に進めています。


取り外しには、5/16インチの六角ソケットとラチェットレンチを使用しました。
ボルト自体はそこまで固着しておらず、工具をしっかり掛ければ問題なく緩めることができました。




ボルトを少しずつ緩めながら作業を進め、リアショックアッパースライダーを取り外します。スライダー本体は想像していたよりも大きく、改めて車体からかなり張り出していたことを実感しました。


実際に外してみると、取り付けていた期間の長さもあり少し寂しさもありました。転倒時の保険として装着したパーツでしたが、今回の記事で紹介しているように筆者の保管環境ではデメリットの方が目立つようになっていました。
左側の取り外し自体はそれほど時間は掛かりませんでしたが、この後の荷掛けボルト取り付け作業があるため、焦らず一つずつ確認しながら進めています。




リアショック位置を合わせながらキジマの荷掛けボルトへ交換した
取り外したガードスライダーの代わりにキジマの荷掛けボルト HD-03054を取り付けました。
今回はガードスライダーを外すだけという選択肢もありましたが、せっかくなら実用性も向上させたいと思い、以前から気になっていた荷掛けボルトを取り付けることにしました。




荷掛けボルトはクロームメッキ仕上げになっており、スポーツスターの外観にも違和感なく馴染みます。実際に手に取ってみても作りはしっかりしており、質感にも満足できました。
取り付けにはモンキーレンチを使用しましたが、そのまま工具を掛けるとメッキ部分に傷が付く可能性があります。そのため、事前にマスキングテープを巻いて保護してから作業しています。
リアショックの固定ボルトを抜くと、ショック本体の位置がわずかにずれてしまいます。そのため今回は家族に車体を支えてもらい、二人で位置を合わせながら作業を進めました。
穴位置が合ったタイミングで、まずはキジマの荷掛けボルトを手でゆっくり挿入します。最初から工具で締め込むのではなく、手でスムーズに入ることを確認しておくことで、ネジ山を傷めるリスクを減らせます。




ボルトを手で差し込んだ後は、メッキ部分へマスキングテープを貼り付けました。そのまま工具を掛けると傷が付く可能性があるため、事前に保護しています。
さらに、万が一工具が車体へ当たってしまっても傷にならないよう、周辺にはタオルを掛けて養生しながら慎重に作業を進めました。


筆者は荷掛けボルトの六角部分に合う工具を持っていなかったため、今回はモンキーレンチを使用して締め付けています。
位置を確認しながら少しずつ締め込んでいくことで、メッキ部分を傷付けることなく無事に固定することができました。


左側の交換が完了した後は、右側も同じ手順で作業を実施しました。左右とも取り付けが終わったら、締め付け状態を最終確認して作業完了です。
完成後に車体を眺めてみると、リアショックアッパースライダーがなくなったことで横方向への張り出しが減り、リア周りがかなりスッキリした印象になりました。




現時点では実際に荷物を固定したりタイダウンベルトを掛けたりはしていませんが、今後ツーリングやキャンプへ行く際には活躍してくれそうです。
ガードスライダーの安心感は少し減りましたが、その代わりに取り回しのしやすさと実用性を手に入れることができました。筆者の使用環境では、この仕様変更をして正解だったと感じています。










⑥ フロントアッパースライダーの取り外し手順
リアショックアッパースライダーの交換が完了した後は、フロントアッパースライダーの取り外しを行いました。
フロント側はリアショック周辺のように車体を支える必要がないため、作業自体は比較的シンプルです。ただし、取り付けから時間が経過していたこともあり、予想以上にボルトが固く締まっていました。
実際には工具を延長して対応する場面もありましたが、無事に取り外すことができました。
ジャッキを下ろして作業を開始
リアショックアッパースライダーの交換作業が完了した後は、フロントアッパースライダーの取り外しへ進みました。
フロント側はリアショック周辺と違い、サスペンションを支えているボルトを外すわけではありません。そのため、ガレージジャッキやメンテナンスブラケットは役目を終えたため取り外しています。


車体を地面へ下ろした後も、フロントホイールクランプにはそのまま載せた状態で作業を行いました。前輪が固定されているため、工具を掛ける際も車体が安定しています。
フロントアッパースライダーはエンジンマウント付近へ取り付けられているため、比較的アクセスしやすい場所にあります。そのため、作業前は「リアショック側より簡単に終わりそうだな」と考えていました。
使用した工具は8mmの六角レンチです。




実際にスライダーを見てみると、長期間装着していたこともあり、それなりに使用感が出ていました。特に筆者の場合は、一度隣のZRX400-IIへ接触しているため、小さな傷も確認できます。
ここまでは順調だったのですが、この後思わぬ苦戦をすることになります。
工具を掛けてボルトを緩めようとしたものの、想像以上に固く締まっており、通常の長さのレンチでは全く動かなかったのです。
固着したボルトはステンレスパイプで延長して緩めた
フロントアッパースライダーの取り外しで一番苦労したのが、このボルトの取り外しでした。
事前に8mmの六角レンチを準備し、「リアショック側より簡単に終わるだろう」と思っていたのですが、実際はそう甘くありませんでした。
レンチを差し込んで力を掛けてみたものの、まったく動く気配がありません。
何度か体勢を変えながら試してみましたが結果は同じでした。取り付けから年数が経っていることもあり、かなり強く締まっていたようです。
無理に力を掛け続けると工具やボルトを傷める可能性もあるため、一旦作業を中断して対策を考えることにしました。
そこで使用したのが、手持ちのステンレスパイプです。
六角レンチの柄へパイプを差し込み、長さを延長することでテコの原理を利用できるようにしました。




延長した状態でゆっくり力を掛けていくと、「パキッ」という感触とともにボルトが緩みました。
その瞬間は思わず「やっと動いた!」と声が出たほどです。
一度固着が外れてしまえば、その後はヘックスビットソケットとラチェットレンチを使用してスムーズに取り外すことができました。
最初はかなり大きな力が必要でしたが、ボルトが動き始めてからは無理な力を掛けることなく作業を進められました。


今回改めて感じたのは、長期間取り付けているボルトは想像以上に固くなっていることがあるという点です。特にガードスライダーのような重要保安部品ではありませんが、しっかり締め付けられている箇所なので油断はできません。
もちろん、延長パイプを使用する場合は工具の破損やケガにも注意が必要です。力任せではなく、工具がしっかり掛かっていることを確認しながら慎重に作業を行いました。
結果的には無事にボルトを取り外すことができ、フロントアッパースライダーの取り外し作業も大きく前進しました。




フロントアッパースライダーの固定ボルトは、想像以上に強く締まっている場合があります。
無理に力を掛けると工具の破損や転倒、ボルトのナメにつながる可能性もあるため注意が必要です。固着している場合は、延長パイプの使用や浸透潤滑剤の活用など、状況に応じて慎重に作業を進めましょう。
DIY整備は必ず自己責任で行い、少しでも不安がある場合はショップへ依頼することをおすすめします。
取り外し後は車体がかなりスッキリした
フロント・リアともにガードスライダーを取り外し、作業を終えて最初に感じたのは「思っていた以上に印象が変わった」ということでした。
作業中はボルトの脱着に集中していたため気付きませんでしたが、少し離れた位置から車体全体を眺めてみると、横方向へ張り出していたパーツがなくなり、シルエットがかなりシンプルになっています。


変更前


変更後
特にフロント周りはガードスライダーの存在感が大きかったこともあり、取り外しただけでノーマルに近いすっきりとした印象になりました。


この時点ではまだ実際に取り回しを試していませんでしたが、「これなら出し入れもしやすそうだ」という期待が持てました。実際に使って感じた見た目や使い勝手の変化については、後ほど詳しく紹介します。






⑦ 取り外し後の見た目と使い勝手の変化
ガードスライダーを取り外し、キジマの荷掛けボルトへ交換したことで、XL1200Lの見た目や使い勝手は大きく変わりました。
作業直後は「思ったよりスッキリした」という印象でしたが、実際に保管や取り回しをしてみると、それ以上に日常での使いやすさが向上したと感じています。
ここでは、筆者が交換後に実際に感じた変化を紹介します。
出っ張りが約5cmまで減った
ガードスライダーを取り外し、キジマの荷掛けボルトへ交換した後に実際に測定してみると、車体からの張り出しは約5cmまで抑えられていました。
以前はフロントアッパースライダーが約22cm、リアショックアッパースライダーが約11cm突出していたため、その差は一目で分かるほどです。




数字だけを見ると数センチの違いに感じるかもしれませんが、実際に車体の横へ立ってみると圧迫感が大きく軽減され、かなりスリムな印象になりました。
特に筆者のように複数台のバイクを並べて保管している環境では、この違いが想像以上に大きく感じられます。これまで気を遣っていた横方向のクリアランスにも余裕が生まれ、車両同士の距離を気にする場面が減りました。
また、荷掛けボルトは必要以上に目立たないため、見た目を損なうことなく実用性も確保できます。
今回実測したことで、ガードスライダー装着時と比べて横方向への張り出しが大幅に改善されていることを数値でも確認できました。限られたスペースで保管している方にとっては、大きなメリットになると感じています。
バイクの出し入れがしやすくなった
ガードスライダーを取り外して最も実感した変化は、バイクの出し入れが以前よりスムーズになったことです。
筆者はハーレーを含めて6台のバイクをカーポート内で保管していますが、以前はガードスライダーの張り出しを意識しながら慎重に車体を移動させる必要がありました。


特に隣のバイクとの間隔が狭い場所では、「あと数センチ余裕があれば…」と感じる場面も少なくありませんでした。実際にガードスライダーが隣の車両へ接触してしまった経験もあり、毎回気を遣いながら出し入れしていました。
しかし、キジマの荷掛けボルトへ交換して横方向への張り出しが減ったことで、以前ほど神経質にならずに車体を動かせるようになりました。
また、シートカバーの着脱や洗車の際も、膝や足をぶつける心配が少なくなり、日常的な作業が快適になっています。
もちろん、ガードスライダーには転倒時に車体を保護してくれるメリットがあります。しかし、筆者のように保管スペースが限られている環境では、取り回しのしやすさが向上した恩恵の方が大きく感じられました。
毎日のようにバイクを動かす方や複数台を所有している方であれば、この違いは想像以上に実感できると思います。
筆者が現在の仕様を評価すると、5点満点中「★4/5」です。
内訳は以下のようになります。
- 転倒対策:★★☆☆☆
- 見た目:★★★★★
- 日常の使い勝手:★★★★★
- 実用性:★★★★★
ガードスライダーを取り外したことで、転倒時の保護性能は以前より低下しました。そのため、転倒対策だけを見ると評価は高くありません。
一方で、車体の横方向への張り出しが少なくなり、見た目はかなりスッキリしました。純正の雰囲気も崩さず、自然な仕上がりになった点は非常に満足しています。
また、複数台のバイクを保管している筆者の環境では、出し入れやシートカバーの着脱が格段に楽になりました。さらに荷掛けボルトとして使えるため、ツーリングやキャンプで荷物を固定できる実用性も魅力です。
総合すると、転倒対策は少し犠牲になったものの、それ以上に見た目・使い勝手・実用性が向上したため、現在の仕様は★4/5という評価になりました。






⑧ ガードスライダーは必要?実際に使った筆者の結論
ガードスライダーは、付けるべきか外すべきかを一言で判断できるパーツではありません。
筆者自身、実際にDLIVE製ガードスライダーを装着して使用し、その後取り外すという両方の経験をしました。その中で感じたのは、「人によって正解が変わるパーツ」だということです。
ここでは実際に使った経験をもとに、ガードスライダーについての率直な結論をまとめます。
転倒リスクが気になる人にはおすすめ
筆者は最終的にガードスライダーを取り外しましたが、転倒リスクが気になる方には装着をおすすめできるパーツだと感じています。
特に立ちゴケや低速での転倒では、車体が直接地面へ接触するのを防ぎ、ダメージを軽減できる可能性があります。高価なタンクやエンジン周辺の保護につながることを考えると、安心感は非常に大きいです。


実際に約1年半使用してみて、筆者自身も「もしもの時のお守り」としての存在価値は十分にあると感じていました。特に大型バイクに乗り始めたばかりの方や、取り回しにまだ不安がある方には心強い装備になると思います。
また、ツーリング先や駐車場など、普段とは違う環境では思わぬ立ちゴケが起こることもあります。そうした万が一の場面に備えられる点も、ガードスライダーならではのメリットです。


特に以下のような方には、ガードスライダーはおすすめできると感じています。
もちろん、どんな転倒でも必ず車体を守れるわけではありませんが、リスクを少しでも減らしたいと考えている方にとっては、十分に装着する価値のあるカスタムパーツだと感じています。
何を優先するかでベストな選択は変わる
ガードスライダーと荷掛けボルトには、それぞれ異なるメリットがあります。そのため、どちらが優れているというよりも、自分が何を優先したいかでベストな選択は変わると筆者は感じています。
例えば、万が一の立ちゴケや転倒時に少しでも車体へのダメージを抑えたいのであれば、ガードスライダーは非常に魅力的なパーツです。一方で、見た目をスッキリさせたい方や、取り回しのしやすさや荷物を固定できる実用性を重視したい方には、荷掛けボルトへの交換という選択肢もあります。




筆者自身も実際に両方の仕様を経験したことで、それぞれの良さを実感できました。ガードスライダーを装着していた頃は転倒時の安心感があり、荷掛けボルトへ交換した現在は日常の使い勝手や見た目に満足しています。
大切なのは、他の人の評価や流行だけで判断するのではなく、自分の保管環境やバイクの使い方に合った仕様を選ぶことです。
今回の経験を通して筆者が感じたのは、「どちらが正解か」ではなく、「自分にとって何が必要か」を考えて選ぶことが、後悔しないカスタムにつながるということでした。
筆者は用途に応じて使い分けるのが正解だと思う
今回ガードスライダーを取り外して改めて感じたのは、「自分の使い方に合った仕様を選ぶことが一番大切」ということです。
筆者の場合は、ハーレーを含めて6台のバイクを保管しているため、限られたスペースでの取り回しや日常的な使いやすさを優先しました。その結果、ガードスライダーを外してキジマの荷掛けボルトへ交換した現在の仕様に満足しています。


一方で、保管スペースに余裕があり、ツーリング先での立ちゴケ対策や車体保護を重視する方であれば、ガードスライダーを装着したままの方が安心できる場面も多いはずです。
実際に約1年半使用してみて、ガードスライダーには転倒時の保護という大きなメリットがあることも実感しました。そのため、決して「外した方が良い」と一方的におすすめするつもりはありません。
最終的には、自宅の保管環境やバイクの使用頻度、ツーリングスタイルなどを踏まえて判断するのがベストです。
筆者自身は実際に両方の仕様を経験したからこそ、それぞれに魅力があることを実感しています。これからカスタムを検討している方も、ぜひ「自分にとって使いやすい仕様はどちらか」という視点で選んでみてください。
筆者の結論としては、ガードスライダーは「必要・不要」で判断するパーツではありません。
転倒対策を重視するなら非常に有効ですが、保管環境によってはデメリットになることもあります。
大切なのは、自分の使い方や保管環境に合っているかどうかです。
筆者の場合は荷掛けボルト仕様の方が満足度は高くなりました。






よくある質問|XL1200Lのガードスライダー取り外し・荷掛けボルト交換Q&A
ここでは、筆者が実際にガードスライダーを取り外して感じたことや、作業前に気になったポイントについて、よくある質問形式でまとめました。
❓Q. ガードスライダーを取り外すと車検に影響しますか?
A. 基本的にガードスライダーを取り外しただけで車検に通らなくなることはありません。
ガードスライダーは保安部品ではないため、取り外したことだけが原因で車検に不適合となるケースはほとんどありません。ただし、ボルトの締め忘れや部品の取り付け不良があると安全上の問題につながるため、作業後は必ず確認しましょう。
❓Q. リアショックアッパースライダーの取り外しは一人でもできますか?
A. 可能ですが、二人作業をおすすめします。
リアショックの固定ボルトを抜くと、ショック本体の位置がわずかにずれることがあります。筆者は家族に車体を支えてもらいながら作業したことで、穴位置を合わせやすく、安全に荷掛けボルトを取り付けることができました。
❓Q. 固着したボルトはどのように緩めましたか?
A. ステンレスパイプでレンチを延長して対応しました。
フロントアッパースライダーのボルトは非常に固く締まっていたため、そのままでは緩めることができませんでした。ヘックスビットソケットとラチェットレンチにステンレスパイプを組み合わせ、てこの原理を利用して無事に取り外しています。
❓Q. キジマの荷掛けボルトへ交換するメリットは何ですか?
A. 出っ張りを抑えながら実用性も高められることです。
ガードスライダーと比べて横方向への張り出しが少なくなるため、保管時や取り回しがしやすくなります。また、荷掛けポイントとしても活用できるため、ツーリングやキャンプで荷物を固定したい方にも便利です。
❓Q. ガードスライダーを外して後悔していませんか?
A. 筆者の使用環境では外して正解でした。
転倒時の保護性能は下がりますが、筆者は複数台のバイクを保管しているため、取り回しのしやすさを優先しました。実際に交換後は車体の出し入れが楽になり、日常的なストレスも軽減されたため、現在の仕様に満足しています。






まとめ|ガードスライダーは自分の使い方に合わせて選ぼう
今回、筆者はXL1200Lに装着していたDLIVE製ガードスライダーを取り外し、キジマの荷掛けボルトへ交換しました。
装着当初は転倒時の安心感が大きな魅力でしたが、実際に使い続ける中で、保管環境や日常の取り回しとの相性も重要だと感じるようになりました。
ガードスライダーは決して悪いパーツではありません。しかし、すべてのライダーにとって最適な選択肢とも限りません。
今回は実際に装着から取り外しまで経験した筆者の視点で、感じたことをまとめます。
今回の作業で感じたメリット・デメリット
実際に使用した結果、ガードスライダーにはメリットとデメリットの両方がありました。
特に筆者のように複数台のバイクを保管している環境では、転倒対策だけでなく日常の使い勝手も重要な判断材料になります。
メリット
- 転倒時の安心感がある
- 車体保護への期待ができる
- カスタムパーツとして存在感がある
- 立ちゴケ対策として有効
デメリット
- 車体から大きく張り出す
- 狭い保管環境では取り回しに気を遣う
- シートカバー作業時に干渉しやすい
- 隣の車両へ接触するリスクが増える


今回のDIY作業データ
今回の作業は特殊な加工などは行っておらず、基本的にはボルトの脱着作業が中心でした。
ただし、リアショック周辺の作業や車体固定が必要になるため、安全対策はしっかり行うことをおすすめします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作業時間 | 約1〜2時間 |
| 費用 | 荷掛けボルト代のみ(既存スライダー取り外しの場合) |
| DIY難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |


筆者が感じた結論
今回の仕様変更で、筆者の満足度は★3/5から★4/5になりました。
転倒時の安心感は減ったものの、見た目のスッキリ感や日常の使い勝手は大きく向上しています。
特に複数台所有している環境では、毎日の出し入れのしやすさは想像以上に重要でした。
- 転倒対策重視ならガードスライダー
- 取り回しや保管環境重視なら荷掛けボルト
- 正解は人によって異なる
ガードスライダーは「付けるべき」「外すべき」という単純なパーツではありません。
これから装着を検討している方も、すでに装着している方も、ぜひ自分の保管環境や使い方に合わせて最適な仕様を考えてみてください。
















