クォーターフェアリングは、
見た目の印象が大きく変わるカスタムとして人気のあるパーツです。
一方で、
「実際の防風効果はどうなのか」
「街乗りメインでも意味があるのか」
と気になっている方も多いと思います。
この記事では、
XL1200Lにクォーターフェアリング+ウインドディフレクターを装着し、実際に走って感じたことを中心に、
見た目・走行感・考え方までをまとめました。
派手すぎないカスタムを探している方や、
大型スクリーンに抵抗がある方の参考になればと思います。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ クォーターフェアリングの特徴と装着理由
✅ 取り付け方法と調整のポイント
✅ 実走して分かった風の変化と体感レビュー
✅ メリット・デメリットとパーツとしての立ち位置
✅ よくある疑問をQ&A形式で整理
りょー


🚨 注意|カスタム・整備は自己責任で!
本記事で紹介しているクォーターフェアリングやウインドディフレクターの装着は、
すべて自己責任で行うカスタム・整備作業となります。
車体への取り付け方法や使用環境によっては、走行性能や安全性に影響を与える可能性もあります。
特に注意したいポイントは以下です。
- 取り付け状態が不十分だと、走行中の脱落や破損につながる
- ハンドル操作や視界に影響が出る場合がある
- 車検対応かどうかは、地域や検査官の判断で異なることがある
また、DIYで作業を行う場合は、必ず自己判断せず、無理をしないことが大切です。
不安がある場合や、工具・知識に自信がない場合は、
バイクショップなどのプロに依頼することをおすすめします。
本記事は、あくまで筆者の実体験・個人の感想をもとにした情報です。
同じパーツを使用しても、車両状態や走行条件によって結果は異なる場合があります。
安全を最優先に無理のない範囲でカスタムを楽しんでください。
① クォーターフェアリングとは?|小型スクリーンでフロントの印象を変えるカスタム
クォーターフェアリングは、ヘッドライト周辺を覆う小型のウインドスクリーンです。
ハーレーやネイキッド系バイクで定番のカスタムパーツで、
フロントまわりの印象を大きく変えられるのが特徴です。
サイズ自体はコンパクトですが、装着することで「何も付いていない状態」とは明らかに雰囲気が変わります。
特に正面や斜め前から見たときの存在感は、想像以上に大きいと感じました。
また、見た目重視のパーツと思われがちですが、
走行時には胸元に当たる風を軽減する効果もあり、街乗りや下道ツーリングでは体感できるレベルです。
クォーターフェアリングの特徴
クォーターフェアリングの特徴を整理すると、次のようになります。
- 小型・軽量でバイク全体のバランスを崩しにくい
- フロントまわりが引き締まり、カスタム感が出る
- 軽い防風効果があり、見た目と実用性を両立できる
- フォークにクランプ固定するだけで取り付け可能
汎用品が多く、ネット通販でも入手しやすい点もメリットです。




汎用品が多いからこそ注意したいポイント
クォーターフェアリングは汎用品が多く、
価格帯も比較的手頃なものが多いです。
その反面、適合確認を怠ると失敗しやすいパーツでもあります。
特に重要なのが、フォーク径の対応サイズです。
XL1200Lの場合は、39mmフォーク対応が前提になります。
また、スクリーンの形状やスモークの濃さによっても、見た目の印象は大きく変わります。
車体カラーや他のカスタムとの相性を考えて選ぶのがおすすめです。


XL1200Lに取り付けた理由
自分のXL1200Lは、ローダウンとミニウインカーを組み合わせたカスタム仕様です。
その影響でフロントまわりがややシンプルになりすぎており、どこか物足りなさを感じていました。
「大きなカウルを付けるほどではないけど、もう少しフロントに存在感がほしい」
そう思って選んだのが、クォーターフェアリングです。
主張しすぎず、それでいて確実に印象が変わる点が、自分のカスタム方向性と合っていました。


装着後の印象と実用面
実際に装着してみると、フロント全体のまとまりが一気に良くなりました。
スモークスクリーンのおかげで視覚的な引き締め効果があり、
派手すぎないのに「カスタムしている感」はしっかり出ます。
走行中も、胸元に直接当たる風がやわらぎ、見た目だけでなく実用面でもプラスに感じました。
見た目重視でも選びやすい理由
クォーターフェアリングは、「似合わなかったら外す」という選択がしやすいのもポイントです。
取り付けに加工が不要なものが多く、
車体へのダメージを最小限に抑えられます。
そのため、初めてフロントカスタムに手を出す人にも向いています。
クォーターフェアリングは車検対応・非対応が商品ごとに異なります。
公道使用を前提にする場合は、事前に確認しておくと安心です。






② ウインドディフレクターで快適性を底上げ|クォーターフェアリングとの相性は?
クォーターフェアリングに追加できるウインドディフレクターは、
走行風の流れを整えるための補助的なスクリーンです。
見た目を大きく変えず、体感の快適性を少しだけ高めたい人向けのパーツと言えます。
ウインドディフレクターとは?
ウインドディフレクターは、クォーターフェアリング上部に取り付ける薄型の追加スクリーンです。
スモーク仕様が多く、装着しても主張しすぎない点が特徴です。
風を完全に遮るのではなく、走行風を上方向へ逃がすことで、
体に当たる風をやわらげる役割を持っています。
そのため、大型スクリーンのような劇的な防風性能はありませんが、
体感の違いはしっかり感じられます。


追加で取り付けた理由
クォーターフェアリング単体でも、フロントまわりの印象は十分に変わります。
ただ、実際に走行すると、速度が上がった場面で顔まわりの風が少し気になることがありました。
見た目を崩さず、もう一段だけ快適性を上げたいと考え、
ウインドディフレクターを追加しています。
ベルクロテープで貼り付けるだけなので、
工具が不要で、取り付けのハードルが低い点も決め手でした。




実際に使って感じた変化
実走して感じたポイントを整理すると、以下の通りです。
- 顔まわりに当たる風が分散され、直撃感が減る
- 巡航時の疲労感が軽減され、走行がラクになる
- フェアリングとの一体感があり、見た目の違和感が少ない
特に一定速度で流している場面では効果を感じやすく、
風の当たり方が全体的にマイルドになります。
大きな防風効果を求めるパーツではありませんが、
「少し快適にしたい」という目的には、
ちょうどいいバランスのカスタムだと感じました。










③ 取り付け方法と調整のポイント|フォーククランプ式でDIYでも安心
クォーターフェアリングは、フォーククランプで固定する構造のため、車体加工をせずに取り付けできます。
そのため、DIYでもハードルが低く、フロントカスタムの入門としても向いています。
作業自体は単純ですが、仮組みと位置調整を丁寧に行うことが、仕上がりを左右します。


使用工具・作業時間・難易度の目安
まずは、今回の取り付けで使用した工具と作業レベルを整理します。
使用した工具
六角レンチセット
クォーターフェアリング本体とステー固定用のボルト締めに使用します。
ドライバー&コンビネーションレンチ
スクリーン取り付け時、ナット側を押さえながら締め付けるために使用します。
ネジロック剤(緩み防止用)
走行中の振動によるボルトの緩み防止に使用します。
作業時間の目安
初めてでも 40〜60分程度。
作業に慣れていれば、30分前後で完了します。
難易度
★★☆☆☆(初級〜中級)
基本工具が扱えれば、無理なく作業できます。
取り付け手順|基本の流れを通し番号で解説
ここからは、実際の取り付け手順です。
作業は一度仮組みを行い、位置を決めてから本固定する流れになります。
① クォーターフェアリング本体・ステー・スクリーンの組み付け
まずは、クォーターフェアリング本体にステーを取り付けます。
この段階でスクリーン側のボルトは固定して問題ありません。




② フォークにクランプを仮固定
左右のフォークにクランプを取り付けます。
この時点では、位置調整ができるよう軽く仮止めにします。
左右の高さが大きくズレないよう、目視で揃えておくのがポイントです。




③ 角度・高さの調整
クォーターフェアリングの角度と高さを微調整します。
車体に対してわずかに前傾させると、見た目と風の流れが自然になります。
左右差が出ないよう、必ず正面からも確認します。




④ 本締め
位置が決まったら、すべてのボルトを本締めします。
振動対策として、必要に応じてネジロック剤を使用します。




⑤ ウインドディフレクターをベルクロテープで貼り付け
最後に、ウインドディフレクターをクォーターフェアリング上部に貼り付けます。
付属のベルクロテープを使い、位置を確認しながら貼り付けるだけなので、工具は不要です。
一度貼ると剥がしにくいため、正面と側面から見て位置を決めてから作業するのがポイントです。




取り付け時の注意点|失敗しやすいポイント
作業中に気をつけたい点をまとめます。
- ステーの左右を間違えない
- 車体はできるだけ真っ直ぐ立てた状態で作業する
- いきなり本締めせず、必ず仮締めで位置確認する
- ネジロック剤は少量でOK(付けすぎ注意)
左右どちらかだけ先に締め込むと、
クォーターフェアリング本体が傾いた状態で固定されやすくなります。
角度・高さ調整のコツ|見た目と風の流れを両立
クォーターフェアリングは、
取り付け角度で印象と快適性が大きく変わります。
おすすめのセッティングは以下です。
- フェアリング上端がヘッドライトより、やや上にくる位置
- ディフレクター先端が、目線より下に収まる高さ
- 車体に対して、立てすぎず寝かせすぎない角度に調整する
調整時は、
仮締め → 確認 → 本締め
この流れを何度か繰り返すと、納得いく位置に仕上がります。






④ 実走レビュー|走行中の風の変化と体感インプレッション
クォーターフェアリングは、見た目重視のカスタムと思われがちです。
ですが、実際に走ってみると、走行中の体感にもはっきりとした変化がありました。
ここでは高速道路ではなく、
街乗り〜下道ツーリング中心で感じた印象をまとめます。




走行中に感じた風の変化
まず一番分かりやすかったのは、
胸元に直接当たる風がやわらいだことです。
完全に風を遮るわけではありません。
ただ、風が一点に当たらず、分散される感覚があります。
そのおかげで、走行中の体への当たりがマイルドになりました。
特に効果を感じやすかったのは、
60km/h前後で流している場面です。
体が風に押される感覚が軽くなり、余計な力が入らなくなります。
実際に走って感じたポイント整理
実走して感じた点を整理すると、次のような印象です。
- 胸元への風圧が軽減され、走行がラクになる
- ハンドルまわりの挙動やバタつき感に大きな変化はなし
- 高速域よりも街乗り・下道で効果を感じやすい
- 防風というより「整流効果」がメイン
大型スクリーンほどの防風性能はありません。
ただ、何も付いていない状態と比べると違いは明確です。
見た目と走行フィーリングのバランス
クォーターフェアリングの良さは、
走行フィーリングを大きく変えずに印象を変えられる点です。
装着後もハンドリングが重くなる感覚はありません。
取り回しや低速時の扱いにくさも感じませんでした。
また、スクリーン越しの視界も問題なく、
走行中に視線が遮られることもありません。
どんな使い方に向いているか
実走してみて、このカスタムは次のような使い方と相性が良いと感じました。
- 街乗りや下道ツーリングがメイン
- フロントの印象を変えたい
- 大型カウルは付けたくない
- 見た目と快適さを少しずつ両立したい
ガッツリ防風したい人向けではありません。
雰囲気と体感のバランスを楽しみたい人向けのカスタムです。








⑤ 取り付けて分かったクォーターフェアリングの立ち位置と考え方
クォーターフェアリングは、防風パーツとして語られることが多いカスタムです。
ですが、実際に使ってみると、どの位置づけで考えるかが満足度を大きく左右すると感じました。
ここでは走行インプレでは触れなかった、
パーツとしての性格や考え方を整理します。


防風カスタムとしての役割を整理する
まず前提として、クォーターフェアリングは大型スクリーンとは別物です。
強い防風性能を期待するパーツではありません。
役割としては、風を完全に防ぐのではなく、
風の流れを整えて当たり方を変える補助的な存在です。
そのため、高速道路を長時間走るツーリング用途よりも、
街乗りや下道メインの使い方に向いています。
期待値の設定で満足度が変わる
このカスタムで差が出やすいのが、取り付け前の期待値です。
見た目の変化が大きいぶん、防風効果も大きいと想像しがちです。
ですが、「見た目がメインで、快適性はプラスα」
このくらいの感覚で選ぶと、使い始めてからのギャップは少なくなります。
カスタム全体とのバランスを見る
クォーターフェアリングは、フロントの印象を大きく変えるパーツです。
そのため、ハンドル周りやウインカー、ミラーとの相性も重要になります。
周辺パーツをシンプルにまとめた方が、
クォーターフェアリングの存在感が活きやすいと感じました。


使う前に知っておきたいポイント整理
ここまでを踏まえて、
クォーターフェアリングを選ぶ際の考え方を整理します。
- 防風性能よりもスタイル変化を重視する人向け
- 大型カウルほどの効果は求めない
- 街乗り・下道中心の使い方と相性が良い
- 周辺カスタムとのバランスが重要
ディフレクター付きの場合、
貼り付け方式である以上、経年変化は避けられません。
定期的な状態チェックや、貼り替え前提で考えておくと安心です。
結論|クォーターフェアリングは目的を理解して選ぶパーツ
クォーターフェアリングは、万能な防風パーツではありません。
ですが、役割を理解したうえで選べば、満足度の高いカスタムになります。
防風性能だけで判断せず、スタイルや使い方を含めて考えることが大切です。






⑥ クォーターフェアリング装着前によくあるQ&A
クォーターフェアリングは、見た目の印象が強いぶん、
取り付け前に気になる点や不安も多いカスタムです。
ここでは、実際によく聞かれる疑問を中心に体験ベースで回答をまとめました。
❓Q. 高速道路でも効果はありますか?
A. 効果はありますが、過度な期待はしない方が無難です。
胸元に当たる風は軽減されますが、
大型スクリーンのような防風性能はありません。
高速巡航では、風の当たり方がややマイルドになる程度と考えると、
イメージとのズレが少なくなります。
❓Q. フルフェイスでも風切り音は減りますか?
A. 大きな変化はありません。
風切り音の多くは、ヘルメット形状や首元から入る風が原因です。
クォーターフェアリング装着によって、胸元の風は変わりますが、
ヘルメット周りの音対策としては限定的です。
❓Q. 雨の日の走行は楽になりますか?
A. 若干の変化はありますが、劇的ではありません。
雨粒が直接当たりにくくなる場面はあります。
ただし、レインカバーの代わりになるような効果はなく、
雨対策としては補助的なレベルです。
❓Q. ディフレクターなしでも使えますか?
A. 問題なく使用できます。
フェアリング単体でも、
見た目の変化や整流効果は感じられます。
防風効果を少しでも高めたい場合に、ウインドディフレクターを追加する、
という考え方でも十分です。
❓Q. 車検や保安基準は問題ありませんか?
A. 一般的なサイズであれば、大きな問題になることは少ないです。
ただし、突起物の扱いや、固定方法によっては指摘される可能性もあります。
事前に、取付位置と固定状態を確認しておくと安心です。
❓Q. 取り付け前に注意すべきポイントは?
A. 事前確認で失敗はかなり防げます。
- フォーク径とクランプサイズの確認
- ハンドル切れ角との干渉チェック
- 仮組み状態での角度確認
- 固定後のガタつき確認
このあたりを押さえておくと取り付け後のトラブルは起きにくくなります。
クォーターフェアリングは、取り付け角度や高さによって体感が変わります。
一度固定して終わりではなく、少しずつ調整しながら合わせていくのがおすすめです。






まとめ|クォーターフェアリングは「見た目×軽快さ」を楽しむカスタム
クォーターフェアリング+ウインドディフレクターは、強い防風性能を求めるカスタムではありません。
ですが、フロントまわりの印象を変えつつ、
走行中の風の当たり方をやさしく整えてくれるパーツです。
見た目と快適性を、どちらも「少しずつ」アップしたい人に向いたカスタムだと感じました。


実際に使って分かったポイント整理
今回の装着・実走レビューを通して感じたポイントを整理すると次の通りです。
- フロントの印象が引き締まり、カスタム感が出る
- 胸元に当たる風が分散され、街乗りがラクになる
- ハンドリングや取り回しへの悪影響はほぼなし
- 大型スクリーンほどの防風性能は期待しない方が良い
- 取り付け角度や位置調整で体感が変わる
大型スクリーンとの立ち位置比較
クォーターフェアリングの特徴を、大型スクリーンと簡単に比較すると、次のような違いがあります。
| 比較項目 | クォーターフェアリング | 大型スクリーン |
|---|---|---|
| 見た目 | スポーティ・軽快 | ツアラー寄り |
| 防風性能 | 軽め(整流メイン) | 高い |
| 街乗り適性 | ◎ | △ |
| 取り回し | ほぼ変化なし | やや影響あり |
| カスタム感 | 出しやすい | 好みが分かれる |
こんな人に向いているカスタム
今回の内容から考えると、
クォーターフェアリングは次のような人に向いています。
- フロントの雰囲気を変えたい
- 大型カウルは付けたくない
- 街乗りや下道ツーリングがメイン
- 見た目と快適性をバランス良く楽しみたい
逆に高速道路メインで強い防風性能を求める場合は、別の選択肢を検討した方が満足度は高いかもしれません。
最後に
クォーターフェアリングは、「万能パーツ」ではありません。
ですが、役割を理解したうえで取り入れれば、
走りと見た目の両方を気持ちよく変えてくれるカスタムです。
ライトカスタム派の一手として、ちょうど良い選択肢だと感じました。

















