中古エアロを安く手に入れたものの、そのまま取り付けるには不安が残る状態でした。
今回DIYで補修したのは、エアロワークス製・3分割カーボンリップスポイラーです。
FRPサイド部はガリ傷や欠けがあり、センターのカーボン部には小さなヒビもありました。
新品を買うと約6万円。
中古+DIY補修なら、費用をかなり抑えられると判断しました。
仕上がり重視というより、「自分で直して使える状態にする」のが今回の目的です。
この記事では、実際に行った補修作業を、失敗しやすいポイントも含めてまとめています。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ FRPサイド部分の補修方法(パテ盛り〜塗装まで)
✅ カーボンセンター部のヒビをレジンで補修する方法
✅ 中古エアロをDIY補修するメリット・デメリット
✅ 新品購入と中古DIY補修の比較ポイント
✅ よくある疑問をQ&A形式で解説
「中古エアロって実際どうなの?」
「DIY補修はアリ?ナシ?」
そんな疑問を持っている方の判断材料になれば嬉しいです。
りょー費用を抑えたい人には、DIYも十分アリだと思う。



初心者でも本当に直せるの?
① 中古3分割カーボンリップを選んだ理由【スカイラインクーペ CKV36】
中古購入に踏み切った理由
スカイラインクーペ(CKV36)にリップスポイラーを付けたいと考えました。
ただ、新品価格を見て正直迷いました…。
フロントリップは、使い方に関係なく傷が入りやすいパーツです。
段差や輪止め、店舗の出入り口など、日常でも気を使う場面が多くあります。
新品を付けた直後にガリっとやってしまうと、精神的なダメージも大きいです。
その経験がある方も多いと思います。
そこで今回は、最初から中古を前提に考えました。
多少の傷があっても、自分で直せば使えると判断したからです。
中古エアロを選んだ理由は、以下の点が大きかったです。
- 新品価格が高く、気軽に使いにくい
- フロントリップは消耗品に近い
- DIY補修を前提にすればコストを抑えられる
体験として、最初から完璧を求めない選択は、気持ち的にも楽でした。
エアロワークス製リップの特徴(FRP+カーボン)
今回選んだのは、エアロワークス製の3分割カーボンリップスポイラーです。
選定理由は、デザインだけではありません。
このリップは、素材構成がはっきりしています。
- センター部:リアルカーボン
- サイド部:FRP製
カーボン部分は見た目のアクセントになります。
一方で、FRP部分は補修しやすい素材です。
中古パーツの場合、ここはかなり重要なポイントです。
FRPであれば、パテ盛りや再塗装である程度リカバリーできます。
3分割タイプなので、仮合わせや位置調整がしやすいです。
一体型よりも作業のハードルは低く感じました。
デザインとDIY適性のバランスが取れている点が、このリップを選んだ理由です。
新品価格と中古価格の差
エアロワークス製のCKV36用3分割カーボンリップは、新品だと約60,000円前後です。
正直、簡単に割り切れる金額ではありません。
今回購入した中古品は、約20,000円でした。
差額はおよそ40,000円です。
もちろん、中古はそのまま取り付けできる状態ではありません。
補修や塗装の手間は発生します。
ただ、今回の判断基準は以下の通りでした。
- 自分で補修する時間は確保できる
- 作業自体を楽しめる
- 仕上がりは実用レベルで十分
この条件に当てはまるなら、中古+DIYは現実的な選択肢です。
完璧な新品クオリティを求める場合は、中古はおすすめできません。
仕上がりに対する許容範囲は、人によって大きく違います。
今回は、コストと達成感を優先しました。
その判断自体も、ひとつの正解だと思っています。






② 今回購入したリップスポイラーの状態と確認ポイント
購入時の全体状態
中古で購入したため、到着後はまず全体をじっくり確認しました。
写真では分かりにくかった細かい傷や使用感は、実物を見るとやはりあります。
ただし、致命的な割れや大きな歪みはありませんでした。
この時点で「補修前提なら問題なし」と判断しました。
中古エアロの場合、最初の状態確認が一番重要です。
ここで無理だと感じたら、作業を進める意味がなくなります。


FRPサイド部の傷・欠け
左右のFRPサイド部には、ガリ傷と小さな欠けがありました。
下回りに近いパーツなので、正直この程度は想定内です。
深い部分はパテ盛りが必要ですが、FRP素材なので補修は難しくありません。
割れが内部まで進行していないことを確認できたのは安心材料でした。
- FRPは削り・パテ盛りができる
- 表面だけの欠けならDIY補修可能
この状態なら、塗装まで含めて自分で対応できると判断しました。




カーボンセンター部のヒビ・小傷
センターのカーボン部には、表面クリア層のヒビと小傷が見られました。
いわゆる「クリア割れ」に近い状態です。
カーボン自体が割れている感じではなかったため、
軽く研磨してレジン補修すれば対応できそうでした。
カーボン部分はFRPより慎重な作業が必要です。
削りすぎると繊維が出てしまうため、ここは注意が必要だと感じました。
仮合わせ時のフィッティング確認
補修前に、一度バンパーへ仮合わせを行いました。
ここで確認したのは、取り付け位置と全体のフィッティングです。
結果として、左右のズレも少なく、取り付け自体に大きな問題はありませんでした。
中古エアロにありがちな歪みも、体感できるほどではありません。
仮合わせをしたことで、
「このリップは直す価値がある」と確信できました。
補修前でもここまで合うなら、
仕上げ後は見た目もかなり良くなるはずです。










③ FRPサイド部分の補修方法|パテ盛りから塗装まで
補修前の状態と問題点
FRPサイド部分は、ガリ傷と小さな欠けが目立つ状態でした。
下側に近い位置のため、走行中に擦りやすい部分です。
表面のダメージが中心で、内部まで割れてはいませんでした。
この状態なら、FRP補修としては比較的やりやすい部類です。
ただし、塗装までやる前提で進めないと、仕上がりは中途半端になります。
今回は「見えない補修」ではなく、外観をきれいに戻すことを目的にしました。
作業前に準備した道具・材料
作業前に、最低限必要なものだけを揃えました。
特殊な工具は使っていません。
- FRP用パテ
- サンドペーパー(粗目〜細目)
- サフェーサー
- ブラック塗料(NISSAN KH3)
- ウレタンクリア
- 脱脂剤・ウエス類
いずれも、DIY塗装では定番の材料です。
高価なものを使わなくても、工程を守れば十分仕上がります。
パテ盛り・研ぎ作業の流れ 💦
最初に、傷周辺を削って足付け作業を行いました。
塗膜や浮いた部分を落とし、パテの密着を良くする工程です。
その後、欠けている部分を中心にパテを盛りました。
一度で形を作ろうとせず、薄く盛っては研ぐを繰り返します。
研ぎ作業では、形を整えることを最優先しました。
この工程が、仕上がりを大きく左右します。
サフェーサー〜ブラック塗装の手順
パテ成形が終わったら、全体にサフェーサーを塗布しました。
ここで、小さな凹凸が残っていないかを再確認します。
問題がなければ、ブラック塗装に進みます。
今回は、ボディ色に合わせてNISSAN KH3を使用しました。
塗装は一気に仕上げず、
薄く重ねてムラを防ぐことを意識しています。




ウレタンクリアでの仕上げ
最後に、ウレタンクリアを吹いて仕上げました。
耐久性とツヤ感を出すため、省略しない工程です。
完全乾燥後、軽く磨きを入れることで、
中古補修とは思えない仕上がりになりました。
FRP部分は、塗装してしまえば新品と見分けがつかないレベルまで持っていけます。








④ カーボンセンター部の補修方法|レジンでヒビを補強
カーボン補修が必要な理由
センター部のカーボンには、表面クリア層のヒビと細かな小傷がありました。
放置してもすぐ割れる状態ではありませんが、そのまま使うのは不安が残ります。
カーボンは、FRPと違って削りすぎると繊維が露出します。
一度繊維が出ると、見た目も強度も一気に落ちます。
そのため今回は、
「削って直す」のではなく「補強して守る」方向で補修することにしました。
レジン補修を選んだ理由
ヒビの状態を確認した結果、カーボン自体が割れているわけではないと判断しました。
このレベルであれば、透明レジンでヒビを埋めて補強する方法が一番リスクが少ないです。
パテ補修と違い、カーボン柄を残したまま仕上げられるのも大きなメリットです。
今回は、
- 施工が比較的簡単
- 失敗してもやり直しができる
この点を重視して、レジン補修を選びました。
レジン作業の具体的手順
まず、ヒビ周辺を軽く研磨して足付けを行いました。
削りすぎないよう、表面をならす程度に留めています。
次に、レジンをヒビ部分に流し込みました。
気泡が残らないよう、少量ずつ作業するのがポイントです。
完全硬化後、表面を軽く研いで段差を整えました。
この時点で、ヒビはほとんど目立たなくなります。
レジン作業は、焦らず少しずつ進めることが重要だと感じました。




クリア塗装での保護と仕上がり
レジン補修後は、全体をウレタンクリアで保護しました。
紫外線や飛び石対策として、この工程は欠かせません。
クリア塗装をすることで、
補修跡のツヤ感が揃い、見た目も自然になります。
仕上がりとしては、
近くで見れば補修したと分かるが、装着すればほぼ気にならないレベルです。
中古リップとして考えれば、
十分満足できる仕上がりになりました。








⑤ 中古エアロをDIY補修するメリット・デメリット
DIY補修のメリット
中古エアロをDIYで補修する一番のメリットは、コストを大きく抑えられることです。
今回のように、多少の傷や欠けがある前提であれば、新品との差額はかなり大きくなります。
また、補修を通して、
パーツの構造や素材の特徴を理解できるのもメリットだと感じました。
FRPとカーボンで、補修方法や気をつけるポイントがまったく違うことも、実際に触って初めて分かります。
さらに、完成したときの
「自分で直した」という満足感は、新品では得られません。
これは正直、金額では測れない部分です。




手間・リスク・注意点
一方で、DIY補修は手間と時間が確実にかかります。
パテ盛りや研ぎ、乾燥待ちなど、作業より待ち時間の方が長い場面も多いです。
また、仕上がりは
作業環境・経験・性格に大きく左右されます。
風やホコリの影響を受けやすく、屋外作業では特に気を使いました。
注意点としては、
「やり直しが効く工程」と「後戻りできない工程」を見極めることです。
特にカーボン部分は、削りすぎると取り返しがつきません。
この点を理解せずに始めると、
「安く買ったのに、結局高くついた」という結果にもなり得ます。
仕上がりに対する考え方 🔧
DIY補修で大切だと感じたのは、
最初から完璧を求めないことです。
新品と同じクオリティを目指すと、
どうしても粗が気になり、満足できなくなります。
今回の基準は、
「装着して違和感がないか」
「近くで見て納得できるか」
この2点でした。
結果として、
中古エアロ+DIY補修という前提なら十分満足できる仕上がりです。
浮いた予算を、次のカスタムに回せるのも現実的な判断だと思います。






⑥ 新品購入と中古DIY補修を比較して分かったこと
価格・作業時間の比較
まず一番分かりやすい違いは、かかる金額と時間です。
新品リップの場合、購入してそのまま取り付ければ、作業時間はほぼゼロです。
一方で中古リップ+DIY補修は、
購入費用は安いが、作業時間は確実に増えるという特徴があります。
今回の場合、
新品:約6.0万円
中古+補修:約2万円+材料費少々
という差が出ました。
時間については、実作業よりも乾燥や硬化待ちの時間が長く、
トータルでは1〜2週間程度かかっています。
金額を取るか、時間を取るか。ここが最初の分かれ目になります。
仕上がり・満足度の違い
仕上がりに関しては、
新品は当然、何も考えずにキレイです。品質にバラつきがなく、失敗のリスクもありません。
中古DIY補修の場合、仕上がりは作業者次第になります。
正直、プロの塗装と比べれば差はあります。
ただし、今回のように
装着して目立たないレベルまで仕上げられれば見た目の満足度はかなり高いです。
そして何より、
自分で直したという達成感は新品では得られません。
ここは人によって評価が大きく分かれるポイントだと思います。
どちらが向いているかの判断基準
今回の経験から、
新品と中古DIY補修の向き・不向きははっきり分かれると感じました。
新品購入が向いている人は、
仕上がりに妥協したくない人や、作業時間を取れない人です。
「買ってすぐ使いたい」という人には、間違いなく新品が楽です。
一方、中古DIY補修が向いている人は、
作業そのものを楽しめる人です。
多少の手間や試行錯誤を、経験として前向きに捉えられるかが重要になります。
最終的には、
「お金・時間・満足感」のどれを優先するかで決めるのが正解だと思います。










⑦ よくある質問Q&A
❓Q. 中古リップでも安全に使えますか?
A. 状態次第ですが、補修前提であれば問題なく使えます。
今回のリップのように、傷や欠けがあっても、構造自体に致命的なダメージがなければ補修は可能です。
実際、FRP部分はパテ補修、カーボン部分はレジン補修で対応できました。
ただし、取り付け部が大きく割れているものや、カーボン繊維が広範囲に露出しているものは注意が必要です。
購入時点で「直せるかどうか」を冷静に判断することが大切です。
❓Q. DIY補修は初心者でもできますか?
A. 簡単ではありませんが、手順を守れば初心者でも可能です。
FRP補修は、パテ盛りと研ぎを何度も繰り返すため、根気はかなり必要です。
一方で、多くの工程は失敗してもやり直せるため、致命的なミスになりにくいと感じました。
最初から完璧を狙わず、「まずは形を整える」くらいの意識で進めるのがポイントです。
❓Q. カーボンのヒビはレジン補修で本当に大丈夫?
A. 表面のヒビや軽い割れであれば問題ありません。
今回のような、クリア層のヒビや浅い割れであれば、透明レジンで十分補強できます。
カーボン柄を残したまま仕上げられる点もメリットです。
ただし、カーボン繊維自体が断裂している場合は、レジンだけでは強度不足になる可能性があります。
線状のヒビか、面で割れているかが判断の目安になります。
❓Q. 仕上がりはどのくらい気になりますか?
A. 近くで見れば分かりますが、装着すればほとんど気になりません。
正直に言うと、補修箇所を間近で見れば、完全に新品同様とはいきません。
ただし、車に装着してしまえば、視線の高さや距離的にほぼ分からないレベルです。
中古DIY補修という前提で考えれば、十分納得できる仕上がりだと思います。
❓Q. 結局、新品と中古DIY補修はどちらがおすすめ?
A. お金・時間・満足感のどれを優先するかで変わります。
新品が向いている人は、
・作業時間をかけたくない
・仕上がりに妥協したくない
というタイプです。
一方、中古DIY補修が向いている人は、
・費用を抑えたい
・作業そのものを楽しめる
・多少の試行錯誤を前向きに捉えられる
という人です。
自分の性格と環境に合った選択をするのが、一番後悔しません。






まとめ|中古エアロは「直せる人」なら十分アリな選択
今回、スカイラインクーペ(CKV36)用の3分割カーボンリップを、
中古で購入し、DIYで補修してみました。
作業量は正直少なくありません。
パテ盛り、研ぎ、乾燥待ちなど、時間と根気は必要です。
それでも、
新品の半額以下で、見た目も納得できる状態まで仕上げることができました。
FRP部分はパテと塗装で対応でき、
カーボン部分も状態を見極めたうえでレジン補修を選べば、
柄を残しつつ保護できることが分かりました。
今回のDIY補修で感じたメリット 🔧
文章で書いてきた内容を整理すると、特に大きかったメリットは次の点です。
- 購入費用を大きく抑えられる
- 傷や欠けがあっても直せば使える
- FRPとカーボン、それぞれの素材理解が深まる
- 自分で直したという満足感が得られる
「安いから仕方なく」ではなく、納得して選べる中古になるのがDIYの良さだと感じました。
逆に感じたデメリット・注意点 ⚠️
一方で、向き・不向きははっきりしています。
- 作業時間が想像以上にかかる
- 仕上がりは作業環境や経験に左右される
- カーボンは削りすぎると取り返しがつかない
- 完璧を求めるとストレスになる
特に、「新品と同じ仕上がり」を期待すると失敗しやすいと感じました。
新品と中古DIY補修の比較表 💴
判断しやすいよう、今回の内容を簡単に表にまとめます。
| 項目 | 新品購入 | 中古+DIY補修 |
|---|---|---|
| 本体価格 | 約60,000円 | 約20,000円 |
| 材料費 | なし | 約5,000円程度 |
| 作業時間 | ほぼ0 | 約1〜2週間 |
| 仕上がり | 完全新品 | 納得レベル(主観) |
| 達成感 | 少なめ | かなり大きい |
お金を取るか、時間と経験を取るか。
ここが最大の分かれ目です。
こんな人には中古DIY補修がおすすめ
今回の経験から、中古エアロDIY補修が向いているのは、こんな人です。
- 作業そのものを楽しめる人
- 少しの粗は許容できる人
- 費用を抑えてカスタムしたい人
- 自分で考えて直すのが好きな人
逆に、時間をかけたくない人・完璧主義の人は、新品を選んだ方が後悔しません。
今回は補修までの内容でしたが、
次回は実際の取り付け作業と装着後のフィッティングをまとめる予定です。



















