ゼファー1100のマフラー交換をDIYで行いたい方へ。
今回は、人気の モリワキ モンスターSTAINLESS(通称:モナカマフラー) をゼファー1100に取り付けた作業内容を、分かりやすくまとめました🔧
私が使用したのは ゼファー1100/RS対応モデル(型番:01810-D2215-10)。
深い低音サウンドとクラシックなデザインが魅力で、ゼファー1100のルックスを一段と際立たせてくれます✨
ただし、モリワキモナカを装着するには
フラットオイルパンへの交換が必須 です。
純正オイルパンではマフラーが干渉するため、マフラー交換と同時にオイルパンの変更作業も行いました。
この記事では、
✅ モリワキ モナカマフラーの特徴
✅ フラットオイルパン交換の手順
✅ 実際のマフラー取付方法
✅ 注意点・安全対策・DIYリスク
✅ ビフォーアフター比較レビュー
を、実作業の写真付き📸でわかりやすく紹介します。
DIYでゼファー1100のマフラーを交換したい方、
モリワキモナカの取り付け方法や注意点を知りたい方は、ぜひ参考にしてください👌
りょー


🚨注意|DIYは自己責任で!
マフラー交換やオイルパン交換は、整備経験がない方には難易度が高めの作業です⚙️
特にゼファー1100は車体が重く、センタースタンドも干渉しやすいため、安全対策をしっかり行うことが重要です。
作業を始める前に、以下の点を必ずチェックしてください👇
✅ 平坦で安全な場所で作業する(転倒リスクを防ぐ)
✅ エンジンが完全に冷めてから触れる(火傷防止)
✅ 規定トルクを守る(締めすぎ・緩み防止)
✅ 新品ガスケットを使用する(排気漏れを防止)
✅ オイルを抜く際は廃油処理も適切に
また、ジャッキアップ時の転倒やオイル漏れなどのトラブルも起こりやすい箇所です。
少しでも不安がある場合は、無理せずショップでの取付をおすすめします🔧
フラットオイルパンの交換は、エンジン下部を外す工程を伴うため、
締付けトルク・ガスケット面の清掃・オイル量の管理が非常に重要です。
作業後は必ずオイル漏れチェックをしてからエンジン始動してください。
① 【製品紹介】モリワキ モンスターSTAINLESS(仕様詳細)
今回取り付けたのは、モリワキ モンスターSTAINLESS(通称モナカマフラー)。
ゼファー1100/RSに対応するモデルで、型番は 01810-D2215-10 です。
このマフラーは、今でも根強い人気を誇るモリワキの代表作のひとつ。
重厚なサウンドと上質な仕上げで、ゼファーシリーズのクラシックスタイルにぴったりマッチします✨
🔧 素材と仕上げの特徴
素材はフルステンレス製。
モリワキならではの美しい溶接跡と光沢が特徴で、サビに強く長寿命です。
経年でほんのり焼け色がついていくのも魅力で、乗るほどに「味」が増していきます。
重量も純正に比べて軽く、見た目・音・耐久性のバランスが非常に良いマフラーです。
🔊 サウンドの特徴
モリワキ特有の「ドゥルルン」とした重低音サウンドが最大の魅力。
アイドリング時は落ち着いたトーンながら、回転を上げると一気に迫力が増します。
爆音ではなく、深みのある紳士的な音質なので、長距離ツーリングでも疲れにくい印象です。
🧰 付属品・別途必要なパーツ
中古購入のため、今回はサイレンサー固定バンド・ガスケット・スプリング類を別途準備しました。
✅ 必要な別売パーツ一覧
| パーツ名 | 備考 |
|---|---|
| マフラーガスケット × 4 | 新品推奨。排気漏れ防止のため必ず交換 |
| スプリングセット | エキパイ接続部に使用 |
| サイレンサーバンド | 取り付け位置調整用 |
| フラットオイルパン(後述) | モナカマフラー装着には必須 |
💡今回のポイント
中古で状態の良いものを相場より安く入手できたのも大きなポイント💰
多少の焼けや小キズはありましたが、性能には全く問題なし。
むしろ「使い込まれた質感」がゼファーの雰囲気にマッチしていて◎でした。








② 【事前準備】必要工具・消耗品リストと作業スペース
マフラー交換は比較的シンプルな作業ですが、
工具の準備と作業環境づくりを怠ると、
ボルトを舐めたり転倒事故につながることもあります⚠️
ここでは、ゼファー1100のマフラー交換に必要な工具・消耗品をまとめました。
🔧 使用した道具・パーツ一覧
✅ アストロ製 前後スタンド
作業の安定感をアップさせる必需品!
前後どちらも使うことで、車体がグラつかずに安心して整備できます👍


✅ キタコ オイル交換フルセット
オイルフィルター・Oリング・ドレンワッシャーがセットで便利!
✅ エンジンオイル:TEITO PREMIUM(20Lペール缶)
コスパ良し&信頼性のあるオイル!
今回は4Lほど使用しましたが、ペール缶なので何回も使えて便利です💡
✅ ポイパック(廃油処理箱)
自宅作業にはマスト!オイル処理もスムーズにできます🛢️
✅ ネジロック剤(中強度)
フラットオイルパンの取り付けボルトに使用。
振動で緩みにくくなるので、安心感UPです👍
🧯 安全対策と作業環境の整え方
マフラー交換は車体を傾けた状態で行うため、
安定した足場と十分な作業スペースが必要です。
✅ 平坦なコンクリート床で作業する
✅ 前後スタンドでしっかり固定する
✅ 消火器や濡れタオルを近くに置く(特にエンジン始動チェック時)
✅ 換気の良い場所で作業する(排気ガス吸引防止)
・塗装面を傷つけないよう、タンクやサイドカバー周辺をウエスで保護しておくのもおすすめです。
・夜間作業ではLEDライトスタンドを使うと、手元が明るくなりボルト締めミスを防げます💡



③ 車体を安定させよう(前後スタンド設置)
まずは、作業前の準備!
ゼファー1100のような大型バイクでマフラー交換をするなら…
車体の安定はめちゃくちゃ大事です!💡
今回は、アストロプロダクツの前後バイクスタンドを使って、しっかり固定しました🛠🏍
✅ アストロ製の前後スタンドで安定感バツグン!
今回は、アストロプロダクツのバイク用前後スタンドを使用しました。
前後同時に使用することで、がっちりと安定します。
整備中も安心して作業できますよ😎


💡ポイント!
- スタンドアップは平坦で固い地面で行いましょう。
- スタンド使用中にギアはニュートラルにしておくと◎
- フロント→リアの順で上げると安定しやすいよ👌
- 一人作業が不安な方は、誰かにサポートしてもらうと安心です。



④ 【オイル抜き】作業前の下準備と廃油処理 🛢️
モリワキマフラーを取り付ける前に、エンジンオイルを抜いておく作業を行いました。
ゼファー1100はエキパイ下にドレンボルトがあるため、オイルを抜いておかないとマフラー脱着時にオイルが垂れる危険があります💦
ここでは、実際に行った安全なオイル抜き手順を紹介します。
🔹 手順①|オイルを温めて抜きやすくする
走行直後の高温状態では危険ですが、
5分ほどアイドリングして軽くオイルを温めると、粘度が下がってスムーズに排出できます。
・熱すぎるとやけどの原因になります。
・触って「少し温かい」と感じるくらいが目安です。
🔹 手順②|ポイパックで安全にオイルを受ける
廃油を直接捨てることはできません。
ホームセンターやネットで買えるポイパック(廃油処理箱)を使えば、手を汚さず安全に処理できます。
🧰 使用した工具
- 17mmレンチ(ドレンボルト用)
- ゴム手袋(あると汚れず安心👍)
- ドレンボルトの下にポイパックをセット
- ゆっくりドレンボルトを緩めてオイルを排出
- 出し切ったらボルトとワッシャーを清掃して再使用


・ワッシャーが潰れている場合は新品交換をおすすめします。
・オイルが勢いよく出るので、手を抜かない位置取りが大事です。
🔹 手順③|オイルの抜けを確認し、処理を完了
10分ほど放置してオイルが完全に抜けたら、
ポイパックの口をしっかり閉じて処理準備完了です。
廃油の処分は地域ごとに異なります。
多くの自治体では「燃えるゴミとして可燃扱いOK(ポイパック使用時)」ですが、
念のため市町村のホームページで確認しておきましょう。
【環境への配慮】
🚫 下水や地面への廃棄は絶対にNGです。
オイルの流出は環境汚染につながります。





④ 【純正オイルパン取り外し】外し方と注意点 🔧
オイルを抜いたら、次は純正オイルパンの取り外しです。
モリワキモンスター(モナカ)マフラーを装着するには、フラットタイプのオイルパンが必要になります。
純正のままだとマフラーが干渉してしまうため、この工程は避けて通れません💦
🔹 手順①|ボルトを対角で少しずつ緩める
まずはオイルパンを固定しているボルト(10mm)をすべて確認します。
ゼファー1100の場合、外周にずらっと並んでいるボルトを対角順で少しずつ緩めるのが基本です。


・一気に片側を外すと、オイルパンが“ねじれて”変形することがあります。
・ボルトは外す順番を記録しておくと、組み付け時に迷いません。
🔹 手順②|オイルパンを慎重に剥がす
すべてのボルトを外したら、オイルパンの合わせ面を軽く叩いて外します。
ゴムハンマーを使うと安全ですが、マイナスドライバーのこじりは厳禁!
アルミの接触面を傷つけると、オイル漏れの原因になります。


・固着が強い場合は、プラスチックヘラを使用しましょう。
・隙間を作って、ゆっくり引き剥がすのがコツです。
🔹 手順③|古いガスケットを丁寧に除去
オイルパンを外したら、ガスケット残りを完全に除去します。
ここを適当にすると、新しいオイルパンを取り付けたときにオイル滲みを起こす可能性があります。
✅ パーツクリーナー+スクレーパー(樹脂製)で軽く削る
✅ 細かい部分はウエスでふき取り


ガスケットリムーバーを使う場合は、ゴムシールやOリングに付着しないよう注意してください。
🔹 手順④|内部スラッジを清掃
オイルパン内部には、鉄粉やスラッジ(汚れの塊)が溜まっていることがあります。
これは走行を重ねるほど堆積していくので、取り外したタイミングで清掃しておきましょう。
✅ パーツクリーナーで洗浄
✅ マグネット付きドレンボルトなら、鉄粉吸着の確認もOK
オイルストレーナー(吸い上げ口)周辺も確認しておくと安心です。
詰まりがあると、油圧低下やエンジン焼き付きのリスクがあります。






④ 【フラットオイルパン化】加工・取り付け方法と注意点!
モリワキ モンスター(モナカ)マフラーをゼファー1100に装着するには、フラットオイルパン化が必須です。
純正オイルパンの形状では、マフラー集合部(4-1部分)と干渉してしまいます💦
この章では、加工・取り付け手順・注意点をわかりやすく解説します。
🔹 純正オイルパンの加工方法とショップ依頼のポイント
ゼファー1100の純正オイルパンを一部カット加工すれば、マフラーが取り付け可能になります。
ただし、オイルの流れや密閉性に関わる部分なので、加工精度が非常に重要です。
自分で加工する場合は、
・切削粉が内部に入らないようにマスキング
・切断面を平滑に整える
・溶接部や角に割れがないか確認
といった慎重な対応が必要になります。
そのため、加工に自信がない方はショップ依頼が安心です。


🔹 フラットオイルパンの取り付け手順
取り付け作業は、ガスケット面の清掃が終わってからスタートします。
① 新しいガスケットをセット
オイルパン合わせ面に新品ガスケットを装着します。
再利用はオイル漏れの原因になるので、必ず交換しましょう。


② ボルトを仮止め
全ボルトを対角順で均等に軽く締めるのがポイント。
片側だけ強く締めると、オイルパンが歪んで密着しません。
③ トルクレンチで本締め
サービスマニュアル規定値:10N·m前後
最後はトルクレンチで均等に締め付けます。
ネジロック剤(中強度)を塗布しておくと緩み防止に効果的です。
④ ドレンボルトを取り付け
パッキンを新品に交換し、規定トルクで締めます。
ここを手抜きすると、オイル漏れの原因No.1になります。
🔹 社外フラットオイルパンを選ぶ場合
純正加工が難しい場合は、社外フラットタイプを購入するのもおすすめです。
ゼファー1100用は流通数が限られていますが、以下の点をチェックしましょう👇
✅ 材質:アルミ製 or スチール製
✅ 加工精度:合わせ面の歪みがないか
✅ ドレン位置・センサー取り付け可否
✅ 対応マフラー:モリワキ/ヨシムラ対応記載があるか
中古市場でも時々出回りますが、ガスケット面の傷・腐食は必ず確認してください。






⑤ 【オイルフィルター交換&注油】フィルターとオイルの入れ方!
オイルパンの取り付けが終わったら、次はオイルフィルターの交換と注油を行います。
フラットオイルパン化に伴い、オイルラインがリセットされるため、新品フィルターへの交換がおススメです。
🔹 オイルフィルター交換手順
今回はKITACO オイル交換フルセットを使用しました。
必要なOリングやフィルターが全部入りで便利!
純正互換タイプで、品質と価格のバランスが良く、DIYにもぴったりです。
① 古いフィルターを取り外す
・オイルが完全に抜けている状態で行いましょう。
・専用のフィルターレンチを使うとスムーズです。
・取り外した後は、取り付け面のOリング残りに注意してください。
② 新しいフィルターを装着
・Oリング部分にエンジンオイルを軽く塗布してから取り付けます。
・手で軽く回し、ゴムが接触したあと1/2回転を目安に締め付けます。
🔹 エンジンオイル注入の手順
ゼファー1100の場合、オイル量の目安は以下の通りです👇
| 作業内容 | オイル量(約) |
|---|---|
| オイル交換のみ | 3.5L |
| フィルター同時交換時 | 3.8L |
| オーバーホール時 | 4.0L |
✅ オイルはコスパ最高のペール缶を使用!
オイルはTEITO PREMIUM 20Lペール缶を使用。
コスパが良くて量もたっぷりなので、複数回交換したい方におすすめです!
① オイルをゆっくり注入
ジョウゴなどを使い、少しずつ入れるのがポイント。
勢いよく注ぐと気泡が入り、正確な量を確認しづらくなります。
② オイルレベルゲージで確認
車体を垂直に立て、ゲージの上下限の中央あたりになるよう調整します。
③ エンジン始動後の再確認
数分アイドリング後にエンジンを止め、再びレベルをチェックします。
オイルフィルター内に油が回るため、少し減って見えたら追加します。
💡 オイルの入れすぎはNG! オイル漏れの原因になります。






⑥ 【マフラー取り外し→取付】モリワキの装着手順(実作業)🔧
ここから、実際の マフラー取り外し〜モリワキ取付作業 の流れを解説します。
ゼファー1100は年式によって微妙に個体差があるため、必ず 仮組み→クリアランス確認→本締め の順で作業してください。


こちらのモリワキマフラーですが、届いたときは腐食とサビが酷くて…💦
下記の記事でDIYでサビ取り&鏡面仕上げをしてます👇


🔹 ① 既存マフラーの取り外し手順
1️⃣ まずはサイレンサー部分から外します。
エキパイ側を先に外すとバランスが崩れるので、サイレンサー→エキパイの順が安全です。
2️⃣ スプリングやステーを外す際は、スプリングフックツールがあると便利。
指で外すとケガをする恐れがあります💦
3️⃣ すべてのボルトを外したら、エキパイをゆっくり抜き取ります。
無理に引っ張ると、シリンダーヘッド側のスタッドボルトを傷めるので注意!


🔹 ② モリワキマフラーの仮組み
新品のガスケットをセットしてから作業開始。
モリワキ製は精度が高いとはいえ、エキパイ間の角度調整が必要です。
1️⃣ エキパイをすべて仮付けして、左右の位置を確認。
2️⃣ 全体のバランスを見ながら、サイレンサーを軽く固定します。
3️⃣ フランジナットは対角線上に少しずつ締め込むのがコツ。
締め込み順を間違えると、エキパイの差し込み部に負担がかかり、排気漏れの原因になります。
🔹 ③ マフラースプリングは 新品(モリワキ純正補修品)に交換
今回はより安全に、よりよいフィット感を得るため、
モリワキ純正補修用のマフラースプリングを新品に交換 しました。
- 経年劣化したスプリングは伸びて引っ張り力が弱くなる
- 照明の熱や雨でサビや金属疲労が進む
- 排気漏れ・振動増加の原因になる
モリワキ純正ならフィット感もバツグンで安心です。
スプリングは素手で引っ張るのはほぼ不可能です。
必ず スプリングフック を使用してください。
- 少ない力でスムーズにかけられる
- 手をケガしにくい
- マフラーを傷つけず安全に作業できる
DIYでも絶対に持っておきたい工具のひとつです。
※引っ張る方向を間違えると車体やマフラーを傷つけるため、
作業前に角度を必ず確認 してください。
🔹 ④ 本締め&クリアランス確認
仮組みで角度が決まったら、エキパイ → サイレンサーの順 で本締めします。
- 指定トルクは整備書に準拠
- ネジロック剤を軽く塗ると緩み防止に効果的
- フランジ部分は均等に締め付けて排気漏れを防止
最後にもう一度、
フラットオイルパンとのクリアランス・車体との干渉 を最終確認します。
✅ エンジン下部を覗き込みながら、
→ 接触していないか確認
→ マフラーの位置を微調整
最後にトルクレンチで規定トルクで締め付けましょう。








⑦ エンジン始動チェックとオイル漏れ確認
作業後の初回エンジン始動は、とても大事なポイントです。
とくにオイル交換・フィルター交換・ガスケット交換などを行ったあとは、
細かい“にじみ”や“締め忘れ”が起きやすいので、ゆっくり慎重にチェックしましょう。
● 始動後のアイドリング確認
エンジンをかけたら、まずは アイドリングが安定しているか をチェックします。
- 回転数が上下に揺れないか
- いつもと異なる異音がないか
- 振動が急に大きくなっていないか
アイドリングが落ち着くまでは、少し待つのがポイントです。
焦ってアクセルを煽る必要はありません。
オイルが一巡するまで、ゆっくり温めてあげましょう🏍️✨
● オイルのにじみ・排気漏れをチェック
アイドリングが安定してきたら、次は 車両全体を目視チェック します。
特に見るポイントは以下の3つ👇
✅ ドレンボルト周りにオイルがにじんでいないか
✅ オイルフィルターのつなぎ目から滲みがないか
✅ マフラー接合部に排気漏れ(ススや音の変化)がないか
ちょっとした「にじみ」なら、締め付け不足の可能性が高いです。
逆に“ポタッ”と落ちる量なら、早めに締め直しや再確認が必要です。


● 熱膨張によるボルト緩みの再点検
エンジンが温まると、金属が熱で膨張します。
そのタイミングで、ボルトが少しだけ緩むことがあります。
エンジン停止後、軽く冷めてきた頃に👇
- ドレンボルト
- フィルターハウジング
- マフラー接合部
ここをもう一度“軽く”触って確認しておくと安心です。
再度ガッチリ締めるのではなく、あくまでチェック&微調整でOKです🙆♂️






⑧ 【比較レビュー】ビフォーアフター(見た目・音)
マフラー交換後は、見た目の変化・音質の違い・走りのフィールが一気に変わります。
ここでは、実際に KARKARメガホンマフラー と モリワキマフラー を比較した印象をまとめました。
🔵 Before|KARKARメガホンマフラー
KARKARメガホンは、メガホン形状が特徴で、
後方へ伸びるラインが非常にシャープ。
- スポーツ寄りの雰囲気
- 直線的でスタイリッシュ
- 車体を“軽く見せる”印象
- ブラック塗装との相性が良い(引き締まって見える)
ゼファー1100に装着すると、
重厚な車体に「キリッ」としたレーシーさが加わります。
全体的にスポーティーで攻めた印象が強めです。


🔴 After|モリワキ モナカマフラー
一方のモリワキモナカ(モンスターSTAINLESS)は、
丸みを帯びたタイコ形状で、クラシック感が強いデザイン。
- 温かみのある丸型サイレンサー
- フルステンレスの上品な光沢
- 車体全体の重厚感とよく馴染む
- 空冷4発の雰囲気とピタッと一致
ゼファー1100の“男らしい太さ・存在感”に対して、
自然で一体感が強い外観に仕上がります。
派手ではないのに、品があって渋いビジュアルが魅力です。


【総評】見た目の違いは?
- KARKARメガホン → スポーティー/シャープ/軽快
- モリワキモナカ → クラシック/重厚感/上品
同じカスタムマフラーでも、
ゼファーがまるで“別もの”になるほど印象が変わる組み合わせです。
● 音の変化|モリワキ“モナカ”のサウンドはどんな感じ?
今回、KARKARメガホンからモリワキ モナカマフラーへ交換したことで、
音質は一番大きく変化しました。
🔊 アイドリング
モリワキは、アイドリングでとても丸くて柔らかい低音。
「ポポポ…」と優しい鼓動が続く感じで、
KARKARの“ドコドコ系の主張ある音”と比べても、かなり静かめです。
🔊 走行時(低〜中回転)
回転を上げても音が尖らず、
「スーッ」と伸びていく上品なサウンドに変化しました。
特に中回転域の気持ちよさは抜群で、
耳に刺さらないので長距離ツーリングでも疲れにくいのが大きなメリットです。
🔊 走行時(高回転)
高回転まで回すと、しっかりした存在感は出ますが、
暴れるような爆音ではなく、
“空冷4発らしい密度のある音”に仕上がっている印象でした。
【総評】モリワキは「心地よく響く大人の音」
ゼファー1100の重厚感を活かしながら、
街乗り〜高速まで全域で扱いやすいサウンドに変わったと感じます。
※KARKARメガホンのレビューは、別記事(塗装記事)で詳しく解説しています👇








まとめ|作業総括と今回の費用内訳
ゼファー1100にモリワキ モンスターSTAINLESS(モナカ)マフラーを取り付けたことで、
見た目・音・走りのすべてがより“クラシックで重厚”なスタイルに生まれ変わりました😎
🔹 今回の作業を振り返って
今回のカスタムは、単なるマフラー交換にとどまらず、
フラットオイルパン化+オイルフィルター交換+注油までのフル工程。
思っていたよりも手間がかかりましたが、
自分の手で仕上げた満足感はかなり高いです💪
とくにモリワキのモナカ形状マフラーは、
アイドリングでの低音と高回転の抜けの良さが抜群。
街乗りでもツーリングでも、自然とアクセルを開けたくなるフィーリングになりました🏍️
💰 費用内訳まとめ(目安)
| 項目 | 内容 | 参考価格 |
|---|---|---|
| マフラー本体 | モリワキ モンスターSTAINLESS(中古購入) | 約50,000円 |
| フラットオイルパン | 純正加工 | 約30,000円 |
| オイル | TEITO エンジンオイル 10w-40 20L | 約16,000円 |
| フィルター | キタコ オイル交換フルセット | 約1,500円 |
| ガスケット・スプリング等 | 純正・社外混合 | 約2,000円 |
| ポイパック・清掃用品 | 廃油処理用 | 約1,000円 |
| 合計 | 約100,000円前後 |




✅ 今回のポイント再確認
🔧 オイルパン加工が必要なマフラーなので、事前準備が大事。
🧰 トルクレンチ・前後スタンドなど、安全工具をしっかり揃える。
💨 排気漏れ・オイル漏れチェックをエンジン始動前後で必ず行う。
📷 作業の記録を残しておくと、次回メンテにも役立つ!
💭 今後のカスタム予定
次はエキパイの耐熱塗装や、ステー部分のブラック化にも挑戦予定です🎨
さらに質感を上げて、“旧車×現代パーツの融合”を狙いたいと思います🔥
関連記事として、以前に行った👇





















