ZRX-Ⅱのカスタムで定番ともいえるバックステップ交換。
新品は魅力的ですが、価格がネックになることも多いです。
そこで今回は、
中古のコワース製バックステップを使い、分解・清掃・取り付けまでをDIYで行った実体験をまとめました。
中古パーツでも、
状態の見極めと手入れ次第で十分満足できる仕上がりになります。
これから中古バックステップを検討している方や、DIYでコストを抑えたい方の参考になれば幸いです。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ 中古バックステップを選んだ理由と注意点
✅ 分解・清掃・グリスアップの具体的な手順
✅ ZRX-Ⅱへの取り付けポイントとチェック項目
✅ 純正ステップとの違い・向いている人の特徴
りょー


🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
バックステップ交換などのカスタム・DIY整備は、走行安全性に直結する作業です。
作業内容や車両の状態によっては、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
特に注意したいポイントは次の通りです。
- ボルトの締め付け不足や締め過ぎによるトラブル
- 可動部のガタつき・動作不良
- ブレーキやシフト操作への影響
作業後は必ず動作確認と試走を行い、違和感があれば再調整してください。
少しでも不安がある場合は、無理をせずバイクショップへ相談することが安全です。
① コワース製バックステップとは|ZRX400・ZRX-Ⅱ定番カスタムパーツ
コワース(COERCE)は、日本国内で評価の高い老舗バイクパーツメーカーです。
アルミ削り出しを中心とした高精度な加工技術と、安定した品質管理により、ストリートからスポーツ走行まで幅広い層のライダーに支持されています。
今回使用したコワース製バックステップも、軽量かつ剛性の高いアルミ材を採用したモデルです。
純正ステップと比べ、操作感の向上と見た目の引き締まりを同時に狙える定番カスタムとして知られています。
コワース製バックステップの特徴とメリット
コワース製バックステップの魅力は、単なるポジション変更だけに留まりません。
実際に装着して感じやすいポイントを整理すると、以下のような特徴があります。
- 軽量なアルミ削り出し構造で、剛性と耐久性のバランスが良い
- ステップ周りのダイレクト感が増し、コーナリング時の安定感が向上
- 車体下回りが引き締まり、カスタム感が分かりやすく出る
- モデルによってはペダル位置の微調整が可能
特にZRX400・ZRX-Ⅱに装着した場合、純正よりも後方かつ上方にポジションが移動します。
これにより、自然と上体が前傾し、スポーティなライディングフォームになります。
街乗りでは最初こそ違和感が出ることもありますが、慣れると操作に一体感が生まれ、バイクを操っている感覚が強くなる印象です。
適合車種と取り付け時の注意点
今回使用したバックステップは、ZRX400/ZRX-Ⅱ専用設計のモデルです。
そのため、基本的には純正ステップを取り外してボルトオンで装着可能な構造になっています。
ただし、今回は中古品を使用しているため、取り付け前に状態確認が欠かせませんでした。
◎中古バックステップで必ず確認したいポイント💡
- 取り付けボルトやカラー類の欠品がないか
- ステッププレートやペダルに曲がりや歪みがないか
- 可動部(ペダル軸・ベアリング)のガタつきや固着がないか
状態によっては、ボルト類やベアリングを新品に交換することで、安心して長期間使用できるようになります。
中古パーツだからこそ、事前チェックと軽いリフレッシュ作業が重要です。
このあとは、② 中古バックステップを入手した経緯として、
なぜ新品ではなく中古を選んだのか、購入時の状態や価格感について詳しく解説していきます。






② 中古バックステップを入手した経緯|コストと実用性を重視した選択
今回使用したコワース製バックステップは、新品ではなく中古品を選びました。
ZRX400・ZRX-Ⅱ用のバックステップは新品価格が高く、カスタム全体の予算を圧迫しやすいため、今回は中古という選択肢を現実的に検討しました。
バックステップは消耗品ではなく、構造も比較的シンプルです。
状態さえ見極めれば、中古でも十分実用に耐えると判断したのが大きな理由です。


新品バックステップの価格帯とハードル
コワース製を含む国内メーカーのバックステップは、品質が高い分価格も高めです。
新品の場合、3万円台後半から5万円前後になることが多く、ステップ交換だけでそれなりの出費になります。
他にも同時に進めたいカスタムがあったため、今回はコストを抑えつつ満足度を下げない方法を探す必要がありました。
中古を選んだ最大の理由は「費用対効果」
中古バックステップを選んだ最大の理由は、やはり価格です。
同じ製品でも、中古であれば状態次第で半額以下になるケースも珍しくありません。
バックステップは走行性能に直結するパーツですが、外装ほど見た目の完璧さを求めなくても実用上問題が出にくい点も、中古向きだと感じたポイントです。
中古市場ならではのメリット
中古パーツを探す過程で感じたのは、新品にはない魅力も多いという点です。
- 新品より大幅に安く入手できる
- 廃盤モデルや当時物が見つかることがある
- 多少の手入れで十分使える状態に戻せる
特にコワース製のような定番ブランドは、中古でも品質が安定している個体が多く、選びやすい印象があります。
入手時に必ずチェックしたポイント
今回のバックステップは、中古品としては比較的状態の良い個体でした。
ただし、装着前には以下の点を重点的に確認しています。
- 取り付けボルトやカラー類の欠品がないか
- ネジ山の潰れや過度な締め付け跡がないか
- ペダルの動きがスムーズかどうか
- ベアリング部分にガタや異音がないか
機能面に致命的な問題はなく、大きな転倒ダメージも見られませんでした。


使用感はあるが、致命的なダメージはなし
表面には小キズやアルミ特有のくすみがあり、使用感ははっきり分かる状態でした。
しかし、歪みや割れといった安全性に関わるダメージは見当たらず、再利用は十分可能と判断しました。
外装パーツと違い、多少のキズは走行性能に影響しません。
重要なのは剛性と可動部の状態です。
分解清掃を前提にした中古選び
今回の個体は、そのまま装着するよりも、一度分解して状態を整えた方が安心だと感じました。
このため、次の工程では分解清掃とグリスアップを行い、本来の動作を取り戻す作業に進みます。
次は③ 分解清掃でコンディションを整えるとして、実際の分解手順と注意点を詳しく紹介します。






③ 分解清掃でコンディションを整える|中古バックステップ再生の第一歩
中古で入手したバックステップは、取り付け前に必ず分解し、各部の状態を確認します。
今回は車体に装着された状態ではなく、単体での分解作業となるため、いきなりステップ本体の分解から進めました。
この工程を行うことで、可動部の不具合や摩耗を事前に把握でき、後々のトラブル防止につながります。


分解作業を行う目的
分解清掃の目的は、見た目をきれいにすることだけではありません。
ペダルやリンク部の動作確認、摩耗状態のチェックを行い、安全に使用できるかどうかを判断するための工程です。
特に中古パーツの場合、この確認を省くのはおすすめできません。
分解に必要な工具と作業環境
中古バックステップの分解作業は、特別な専用工具は不要です。
ただし、作業のしやすさと部品管理が仕上がりに直結するため、最低限の工具と環境はしっかり整えることが重要になります。
六角レンチセット(ミリ規格)
バックステップの固定ボルトは六角穴付きが中心のため、精度の良いミリ規格レンチは必須です。
サイズの合わない工具を使うと、ネジ山を傷める原因になります。
メガネレンチまたはスパナ
リンクロッドやナット部の脱着には、力をかけやすいメガネレンチがあると作業が安定します。
スパナの場合は、しっかり奥まで掛けて使うのがポイントです。
潤滑スプレー
固着気味のボルトや可動部には、事前に潤滑スプレーを使うことでトラブルを防止できます。
無理に回さず、浸透させてから作業するのが安全です。
トレイや小箱(小部品管理用)
カラーやボルトなどの小部品は、紛失しやすいため必ずまとめて管理します。
外した順に並べておくと、組み立て時のミスも防げます。
平らな作業台・新聞紙を敷いた作業スペース
床や傾いた場所での作業は、部品の転がり・紛失の原因になります。
新聞紙やウエスを敷いた平らな場所で作業するだけでも、効率と安全性が大きく向上します。
必要な工具はシンプルですが、
「正しい工具+整理された作業環境」が、中古パーツ整備を成功させる一番の近道です。
分解作業の手順
ここからは、実際に行った分解手順を通し番号で整理します。
① ペダルの取り外し
シフトペダル・ブレーキペダルは、六角穴付きボルトで軸に固定されています。
固定ボルトを緩め、ペダルを軸ごと引き抜きます。
この時点で、動きの渋さや引っかかりがないか軽く確認します。


② ステップバーの取り外し
ステップバー固定ボルトを外し、バー本体を引き抜きます。
固着している場合は、無理にこじらず潤滑スプレーを使ってから外します。


③ リンク・ロッド類の分解
シフトリンクやブレーキロッド接続部を外し、ステッププレートから分離します。
左右で構造が異なるため、外す順番を意識しながら作業します。


④ カラー・スペーサー類の取り外し
最後に、各部に入っているカラーやスペーサーを取り外します。
向きや位置を間違えやすいため、外す前に写真を撮っておくと組み立て時に迷いません。
分解時に注意したポイント
中古パーツならではの注意点もあります。
特に意識したのは、以下の点です。
◎ 分解作業で気をつけたいポイント💡
- 工具は必ず適正サイズを使用し、ネジ山を傷めない
- 強く締まったボルトは、潤滑スプレーを浸透させてから外す
- 小部品は必ずトレイで管理し、紛失を防ぐ
前オーナーの締め付け具合が分からない中古品では、力任せに作業しないことが重要です。
分解が完了したら、次は各パーツの汚れを落とし、可動部をリフレッシュします。
次の項目では、④ 洗浄とグリスアップ作業として、実際に行った清掃方法を解説します。






④ 清掃・グリスアップ作業|中古バックステップを実用レベルまで戻す
分解が完了したら、次は各パーツを清掃し、グリスアップによって本来の動きを取り戻します。
この工程を丁寧に行うことで、中古パーツでも操作感と耐久性を大きく改善できます。
見た目のリフレッシュだけでなく、可動部の抵抗を減らすことが主な目的です。


清掃作業の目的と考え方
バックステップは、砂やホコリ、劣化したグリスが溜まりやすいパーツです。
これらを放置すると、ペダルの戻りが悪くなったり、操作時に違和感が出る原因になります。
中古品の場合は、前オーナーのメンテナンス状況が分からないため、一度すべてリセットする意識で清掃を行います。
各パーツの清掃方法
清掃はパーツごとに状態を見ながら進めます。
今回行った基本的な流れは以下の通りです。
- パーツクリーナーで脱脂し、古いグリスや汚れを除去
- 細かい部分は歯ブラシを使って汚れをかき出す
- 白サビや軽い腐食は、真鍮ブラシや細目の耐水ペーパーで軽く磨く
- 仕上げにピカールで表面を整え、アルミのくすみを落とす
強く磨きすぎると、アルミ表面を荒らしてしまうため、落としきれない汚れは無理をしないのがポイントです。
可動部の点検と判断基準
清掃後は、ペダル軸やブッシュ部分の状態を改めて確認します。
回転がスムーズか、引っかかりや異音がないかを指で動かしてチェックしました。
- 転が重くないか
- ガタつきが出ていないか
- 金属同士が直接当たる感触がないか
違和感がある場合は、無理に使わず、ブッシュやベアリングの交換を検討した方が安心です。
グリスアップ作業のポイント
清掃が終わったら、各可動部に新しいグリスを塗布します。
ペダル軸やリンク部は、動きに直結するため、塗りムラが出ないよう注意しました。
グリスは多すぎても汚れを呼ぶ原因になるため、薄く均一に塗ることを意識します。
接触部にも軽く塗布することで、操作時の金属音や摩耗を抑えられます。




組み立て後の動作確認
すべての部品を元の順序で組み直したら、単体状態で動作確認を行います。
ペダルの戻り、可動範囲、引っかかりの有無を確認し、問題がなければ作業完了です。
この工程を経ることで、中古のバックステップでも新品に近いスムーズな動きを取り戻せました。
次は⑤ ZRX-Ⅱへの取り付け手順として、実際の装着作業を解説します。






⑤ ZRX-Ⅱへの取り付け手順|確実な固定と調整が仕上がりを左右する
清掃とグリスアップを終えたバックステップは、いよいよZRX-Ⅱの車体へ取り付けます。
この工程は見た目以上に重要で、取り付け精度が操作感と安全性に直結します。
作業は必ず、車体を安定させた状態で行います。
センタースタンドやメンテナンススタンドを使用し、車体が動かない環境を作ることが前提です。


取り付け前に行う下準備
取り付け作業をスムーズに進めるため、事前準備は必須です。
特に中古パーツの場合、ここを省くと後々トラブルにつながります。
- 六角レンチ、メガネレンチ、トルクレンチを準備
- 取り付けボルトの錆やネジ山の状態を確認
- 必要に応じてボルト類は新品へ交換
- フレーム側の取り付け面をパーツクリーナーで清掃
- カラー・スペーサー・ワッシャー類が揃っているか確認
フレーム側に汚れや異物が残っていると、プレートが正しく密着せず、緩みの原因になります。


取り付け作業の流れ
ここからは、実際の取り付け手順を通し番号で整理します。
① ステッププレートの仮固定
まず、左右のステッププレートをフレームに当て、ボルトを軽く締めて仮固定します。
この段階では本締めせず、位置や角度の調整ができる余裕を残します。
② リンクロッド・ペダル類の接続
次に、シフトペダルとブレーキペダルのリンクロッドを接続します。
動かしながら、引っかかりや不自然な抵抗がないかを確認します。
③ ポジションと角度の微調整
左右の高さ、前後位置、ペダル角度を確認します。
この時点で、自分の足の位置をイメージしながら調整しておくと、後の修正が少なくなります。
④ 規定トルクで本締め
すべての位置が決まったら、トルクレンチを使用して本締めを行います。
過度な締め付けは、アルミ部品やフレーム側のネジ山を傷める原因になるため注意が必要です。
⑤ 可動部の最終動作確認
シフトチェンジとブレーキ操作を実際に行い、干渉や異音がないかを確認します。
スムーズに動作することを確認できたら、取り付け作業は完了です。




取り付け後に必ず確認したいポイント
取り付けが終わっても、すぐに走り出すのは避けます。
以下の点をチェックしてから、試走に進みます。
- ペダル位置が自分の足に合っているか
- スプリングやリンクに無理な力がかかっていないか
- 試走後に各ボルトが緩んでいないか
特に最初の試走後は、増し締め確認を行うことで安心して使えます。
取り付け作業は、丁寧さが仕上がりを左右します。
少しでも違和感があれば、そのままにせず必ず再調整することが重要です。






⑥ 実走レビュー|純正ステップとの違いと乗り味の変化
取り付けと最終確認を終えたあと、実際にZRX-Ⅱで走行して使用感を確認しました。
ここでは、純正ステップとの違いを中心に、街乗りとワインディングで感じた変化をまとめます。
見た目の変化だけでなく、操作時のフィーリングがどう変わったのかがポイントです。


走り出しですぐに感じたポジションの違い
走り出してまず感じたのは、ポジションの変化です。
純正ステップと比べ、ステップ位置が後方かつ上方になるため、自然と上体がやや前傾になります。
極端に前傾がきつくなるわけではなく、「操作しやすい位置に足が来た」という印象でした。
街乗りでも違和感は少なく、信号待ちや低速走行でも扱いづらさは感じません。
シフト・ブレーキ操作のフィーリング
シフト操作は、ペダルの剛性感が増したことで、操作がはっきりしました。
踏み込んだ感触がダイレクトで、ギアが入った感覚が分かりやすくなっています。
ブレーキ側も同様で、踏み始めからの反応が安定し、ペダル操作に無駄な遊びが減った印象です。
分解清掃とグリスアップを行った効果もあり、動きは非常にスムーズでした。
コーナリング時の安定感と安心感
ワインディングで走ってみると、純正との違いがより分かりやすくなります。
ステップ位置が上がったことで、バンク時の安心感が増し、足元が路面に近づく不安が減りました。
また、ステップ自体の剛性が高いため、コーナー中でも足元がブレにくく、車体との一体感が強くなったと感じます。
結果として、無理に攻めなくても安定したラインで走れる印象です。
街乗りでの快適性と慣れについて
街乗り中心の場合、最初はポジションの変化に少し違和感が出るかもしれません。
ただし、走行しているうちにすぐ慣れ、窮屈さを感じることはありませんでした。
長時間走行でも、足首や膝への負担が極端に増えることはなく、
「スポーティだが実用性も残っている」というバランスの良さが印象的です。
総合評価|純正から交換する価値はあるか
今回、中古のコワース製バックステップを導入して感じたのは、
見た目・操作感・走行時の安心感がすべて底上げされるという点です。
新品にこだわらなくても、状態の良い中古を選び、きちんと整備すれば満足度は十分高いと感じました。
ZRX-Ⅱのキャラクターを崩さず、走りを引き締めたい人には相性の良いカスタムです。






⑦ 純正ステップとの比較|何がどう変わったのかを整理する
コワース製バックステップへ交換したことで、ZRX-Ⅱの操作感やポジションには明確な違いが出ました。
ここでは、実際に使用して感じた点をもとに、純正ステップとの違いを整理します。
どちらが優れているかではなく、用途や好みによる違いとして見るのがポイントです。




ポジションの違いとライディング姿勢
純正ステップは、長時間走行や街乗りを意識した、余裕のあるポジションです。
足の位置が自然で、リラックスした姿勢を保ちやすい反面、スポーティさは控えめです。
一方、コワース製バックステップは、ステップ位置が後方かつ上方になります。
これにより、上体が自然と前傾し、ハンドル操作と下半身の一体感が増します。
前傾といっても極端ではなく、ZRX-Ⅱのキャラクターを崩さない範囲に収まっている印象です。
操作感と剛性感の違い
操作時のフィーリングは、バックステップの方が明確に変化します。
アルミ削り出し構造のため、踏み込んだ際のたわみが少なく、操作がダイレクトです。
純正ステップは、必要十分な剛性を持ちながらも、若干マイルドな感触があります。
街乗りでは扱いやすい反面、積極的な操作をすると少し曖昧に感じる場面もありました。
コーナリング時の安心感
バンク時の安心感は、バックステップに軍配が上がります。
ステップ位置が高くなることで、路面とのクリアランスに余裕が生まれ、
コーナー中に足元を気にせず走れるようになります。
純正ステップでも通常走行では問題ありませんが、
ワインディングでは早めに接地を意識する場面が出てくるのも事実です。
見た目とカスタム感の違い
見た目の変化は、分かりやすいポイントです。
純正ステップは車体デザインに溶け込み、落ち着いた印象があります。
コワース製バックステップは、アルミの質感と立体感が加わり、
ステップ周りが引き締まって見えるようになります。
「カスタムしている感」がはっきり出る点は、大きな違いです。
どちらが向いているかを整理すると
最後に、両者の特徴を簡単に整理します。
純正ステップとバックステップの向き・不向き
- 純正ステップ:街乗り中心、快適性重視、長時間走行が多い人
- バックステップ:操作感重視、ワインディングが好き、見た目も引き締めたい人
ZRX-Ⅱは懐の深いバイクなので、どちらの良さも活かせます。
自分の走り方や用途に合わせて選ぶことが、満足度の高いカスタムにつながります。






⑧ 中古バックステップが向いている人・向いていない人
中古バックステップは、コストを抑えてカスタムを楽しめる反面、向き・不向きがはっきり分かれるパーツです。
ここでは、実際に中古のコワース製バックステップを導入した筆者の体験をもとに、どんな人におすすめできるのか、逆に注意が必要なケースを整理します。
中古バックステップが向いている人
ある程度の整備や点検を自分で行える方には、中古バックステップは非常に相性が良い選択肢です。
分解清掃やグリスアップといった基本的なメンテナンスを前提にできれば、価格以上の満足感が得られます。
- 費用を抑えてZRX-Ⅱをスポーティにカスタムしたい人
- 分解・清掃・グリスアップなどのDIY作業に抵抗がない人
- 廃盤モデルや当時物パーツに魅力を感じる人
中古市場では、新品では手に入らないモデルが見つかることもあり、カスタムの幅が広がる点も大きなメリットです。
中古バックステップが向いていない人
一方で、「そのままポン付けで完璧な状態を求める方」には不向きな場合があります。
中古品は個体差が大きく、想定以上に手間がかかるケースもあります。
新品同様の外観や保証を重視する場合は、最初から新品を選んだほうが結果的に満足度が高いこともあります。
特に注意したいのは、以下のようなケースです。
- 分解整備や調整作業をできるだけ避けたい人
- 消耗部品の交換や追加出費を想定したくない人
- 取り付け後すぐに長距離ツーリングへ行く予定がある人
中古を選ぶか新品を選ぶかの考え方
中古バックステップは、「手間をかけられる人ほどコスパが高くなるパーツ」です。
逆に、作業時間や確実性を優先するなら新品という選択も十分に合理的です。
ZRX-Ⅱのカスタムは、目的やスタイルによって正解が変わります。
自分のスキル・予算・使用シーンを整理したうえで選ぶことが、後悔しないポイントです。






⑨ よくある質問(Q&A)|中古バックステップの疑問を解決
中古バックステップを検討していると、
「安全性は?」「取り付けは難しい?」といった不安が出てきます。
ここでは、ZRX-Ⅱに中古のコワース製バックステップを装着した実体験をもとに、よくある疑問をQ&A形式で整理しました。
❓ Q. 中古バックステップはそのまま取り付けできますか?
A. 基本的には可能ですが、事前点検は必須です。
中古品は使用歴が分からないため、グリス切れや固着が起きている場合があります。
分解清掃と状態確認を行ったうえで取り付けることで、トラブルを防げます。
❓ Q. 中古でよく欠品している部品はありますか?
A. カラーや取り付けボルト類が欠品しやすいです。
特に左右で長さの異なるカラーは要注意です。
購入前に付属品の有無を確認しておくと、取り付け時に慌てずに済みます。
❓ Q. 中古バックステップは車検に影響しますか?
A. 正しく固定されていれば問題になることは少ないです。
ガタつきや固定不良があると指摘される可能性があります。
ブレーキ・シフト操作に支障がなく、確実に取り付けられていることが重要です。
❓ Q. 実際の乗り味は純正と比べてどう変わりますか?
A. 操作感が引き締まり、スポーティな印象になります。
ステップ位置が後方・上方になるため前傾姿勢が強まります。
街乗りではやや硬派になりますが、ワインディングでは操作性が向上します。
❓ Q. DIYに自信がない場合はどうすればいいですか?
A. バイクショップに依頼するのも安心な選択です。
中古パーツでも、状態を説明すれば対応してくれるショップは多いです。
安全性を優先したい場合は、無理にDIYにこだわる必要はありません。






まとめ|中古バックステップでも十分満足できる仕上がりに
今回のように、
中古バックステップでも分解・清掃・グリスアップを行えば、実用性も操作感も大きく向上します。
新品にこだわらなくても、状態を見極めて手を入れることで、コストを抑えつつ満足度の高いカスタムが可能です。
ポイントを整理すると、以下の通りです。
- 中古でも本体の状態が良ければ十分再使用できる
- 分解清掃とグリスアップで動きは大きく改善する
- 純正ステップよりポジション調整の自由度が高い
- DIY前提なら費用を抑えつつカスタムを楽しめる
📊 費用・作業時間・難易度まとめ(中古バックステップDIY)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バックステップ本体(中古) | 約10,000〜30,000円 |
| 清掃・整備用品 | 約2,000〜4,000円(パーツクリーナー・ピカール・グリス等) |
| 合計費用(目安) | 約12,000〜35,000円前後 |
| 作業時間 | 半日〜1日 |
| 必要工具 | 六角レンチ・メガネレンチ・トルクレンチ |
| 全体の作業難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
最後に、
「安く・自分で・納得できる形で仕上げたい人」には、中古バックステップDIYはかなり相性の良いカスタムだと感じました。
一方で、工具作業に不安がある場合は、無理せずショップ依頼や新品選択も一つの正解です。













