SPICE製のバックステップは、操作性が良く、見た目もカッコいいパーツです。
でも、長く乗っていると ゴムの劣化や塗装ハゲ、金属のくすみ が目立ってきます。
「買い替えるほどじゃないけど、見た目が気になる…」
そんな時は、DIYでリペアしてみませんか?
ショップに依頼すると 数万円 かかることもありますが、
自分で行えば 数千円程度で新品級に近づけることも可能 です。
この記事では以下を詳しく解説します👇
✅ 必要な工具と代用品の選び方
✅ 剥離 → 磨き → 樹脂パーツ交換の手順
✅ ボルト変更のポイント(ステンレス化など)
✅ 仕上げを左右する「失敗しないコツ」
工具に詳しくなくても、順番に作業すれば確実に変化が出る内容 です。
愛車のステップを、もう一度きれいにしてみませんか?
新品級に生まれ変わる可能性、まだ残っています。
しーちゃん


🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
本記事は、実際の作業経験をもとにした 整備手順の紹介 です。
安全面や作業内容については、できる限り詳しく説明していますが、
- 施工の結果
- 事故や破損
- 怪我・車両トラブル
について、筆者・当サイトでは責任を負いかねます。
特に、バックステップは 操作に直結する重要パーツ です。
- 無理に力をかけない
- トルク管理を行う
- 分解した部品はすべて戻す
- 不安がある場合はショップに相談
これらを守りながら、落ち着いて作業してください。
💡 安全第一で、楽しいDIYライフを!
① ゼファー1100のSPICE製バックステップをリペアする理由
ゼファー1100に付いていた SPICE製バックステップ。
人気ブランドですが、購入時に車体に取り付いていた時の状態は…
ブラックの自家塗装が剥がれ、アルミ下地がむき出し💦
本来は、削り出しアルミ+シルバーアルマイトによる
上質な金属感が魅力のパーツです。
ところが、塗装劣化によりところどころ剥がれて見た目も悪い…。
そのまま使用するよりも、本来の質感を復活させたい!
そこで、今回は 買い替えずにDIYで再生する方針に決定しました。




🔧 新品購入よりDIYリペアを選んだ理由
SPICE製バックステップは、中古でも相場が高く、
新品購入なら 4〜5万円 かかります。
✔ 買い替えより、再生した方がコスパが高い
✔ 金属地を活かせば新品級の質感に戻る
✔ DIYだから自分好みにできる
この3点から、今回は 再塗装せず、塗装剥離+磨き仕上げに決定しました。
💡 DIYリペアで得られるメリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 本来の素材感が復活 | 削り出しアルミの輝きと質感を取り戻せる |
| 費用が安い | 新品の約1/10以下で再生可能 |
| オリジナル感UP | 交換部品やボルトを好みにできる |
| 操作性UPのきっかけに | 清掃ついでに可動部の調整も可能 |
DIYだからこそ味わえる、
“自分の手で蘇らせる楽しさ”✨ があります。
※ 次の工程では、まず 車体からの取り外し方法を解説します。
傷防止や小パーツ紛失対策が重要なので、必ずチェックしてください🔧






② 車体からの取り外し手順|傷防止と紛失対策がポイント
ゼファー1100のSPICE製バックステップをリペアするには、
まず 車体から正しく取り外すこと が重要です。
ここで焦って作業すると、
「塗装よりも高い修理代」になってしまうことも…。
まずは 保護 → 緩める → 失くさない
この3つを徹底しましょう。
🧻 マスキング保護の必要性
ステップ周辺はフレーム・スイングアームが近く、
工具が少し滑っただけでも 塗装に深い傷 が入ります。
そこで、取り外し作業前に…
📌 周囲をマスキングテープで保護
をしておきましょう。
特に保護したい場所👇
- フレーム
- スイングアーム
- チェーンカバー隣接部
マスキングは数十円でできる「保険」です。
ここを省くと後悔するパターンが多いです。
🔎 マスキングテープは「糊残りしにくい弱粘着タイプ」がおすすめ <br>
● ボルト緩め方のコツ
ステップ固定ボルトは、トルクが強めに締まっています。
いきなり回そうとすると 六角頭を舐める(角を潰す) 原因に。
👇 失敗を防ぐポイント
✔ 工具をまっすぐ差し込む
✔ 初動は「押す力」を加えてから回す
✔ 力をかける方向は、手前 or 奥に一定
特に六角レンチやソケットは、
奥まで完全に差し込むこと が最重要です。
※ ボルトを舐めると取り外しが数倍大変になります…。




△ 取り外し時の注意点(カラー・ワッシャーなど)
バックステップ周りは、薄いカラーやワッシャーが付いている車種が多いです。
📌 取り外した瞬間、ポロッと落ちて紛失 しやすい!
対策はこちら👇
✔ 取り外しは下にウエスを敷いて行う
✔ 外した順番でパーツを並べる
✔ 小物はマグネットトレイへ
※ カラーやワッシャーは、1個無くすだけで組めません…。




必要な人は、マグネットトレイを準備しておくと安心です👇
取り外しは、準備と保護が成功の9割。
丁寧に作業するほど、後の工程がスムーズになります。






③ 分解のコツ|写真と順番管理で迷わない!
ステップを外したら、次は 分解作業 に移ります。
ここで失敗しがちなのが…
- どの向きで組まれていたかわからない
- 小さな部品の順番がバラバラになる
このトラブルを避けるには、
分解より”後で組む自分”に向けて準備する ことが大切です。
🔄 組み立てを意識した分解方法
分解作業は、ただ外すのではなく、戻せることが最優先です。
ポイントは2つ👇
- 1つ外したら、次にどれを外すか確認
- パーツの向き(裏表)を覚えておく
💡 いきなり全部バラすと、戻す順番がわからなくなるので
少しずつ、順番に外すのが安全です。




📸 スマホで写真記録する重要性
戻すときに困るのは、向き・順番・スプリングの掛け方などの再現です。
これらは覚えるより、撮っておくほうが確実。
📌 必ず撮影しておきたいポイント
- ボルトの位置
- ワッシャーの有無
- スプリングの取り付け箇所
- 裏側の形状(表裏の違い)
📷 スマホでOK。
動画で撮影しておくと、さらに安心です。




🧩 パーツ整理と保管方法のコツ
分解後は、部品が 紛失しないように管理 します。
特にステップは小物部品が多いため、以下が有効です👇
解後は、種類ごとにまとめて保管すると戻し作業がスムーズです。
🔽 具体的な保管方法
| 方法 | メリット |
|---|---|
| 小物トレーにまとめる | 紛失防止・取り出しやすい |
| 順番に並べて置く | 組み立て時の流れがスムーズ |
| 袋に分けてラベル貼り | 長期間放置しても忘れない |
🔎 マグネットトレイがあると、
ネジ・カラー類が散らず、紛失が防げます👇
📌 “分解は、組み立ての準備” と覚えておくと失敗しません。






④ 塗装剥離とアルミ地のリフレッシュ術
今回のバックステップは、SPICE製アルミステップに
前オーナーと思われる ブラックの自家塗装が施されていました。
しかし、塗装が劣化し、色ムラや剥がれが目立つ状態…。
そこで今回は、あえて再塗装せず「剥がして仕上げる」方向を選択しました💡
🎯 アルミの質感を活かした、金属地仕上げで新品級を目指す!




🔧 アルミ対応の剥離剤を選ぶ理由
バックステップはアルミ製のため、
強すぎる塗膜剥離剤を使うと、アルミが腐食したり、曇ってしまうことがあります。
👉 なので、塗膜だけを分解できるアルミ対応の剥離剤が必須!
💡 ポイント
- スチール用剥離剤は強力過ぎてNG
- 仕上がりを優先するなら、時間がかかってもアルミ対応を選ぶべき
🔽 初心者でも扱いやすい剥離剤
🪥 真鍮ブラシを使うメリット
剥離剤で浮いた塗膜を落とすときは、真鍮ブラシ(しんちゅうブラシ)がおすすめ。
🔽 理由はコレ!
- 鉄ブラシより 柔らかい → アルミを傷つけにくい
- 塗膜だけを落として、地金を守れる
- 細かい部分にも届きやすい
💡 強く押し付けず、軽いタッチで “なでるように” 使うのがコツです。
🔽 真鍮ブラシ
🛡 有害性への対策(換気・保護具)
剥離剤は強い薬品です。
安全に作業できれば便利ですが、無対策で使うのは危険。
🔽 必ず行うべき対策
| 対策 | 理由 |
|---|---|
| 屋外 or 換気がある場所で作業 | 蒸気を吸い込むリスクを減らす |
| ゴム手袋を着用 | 皮膚への刺激防止 |
| 保護メガネ推奨 | 飛び散り対策 |
⚠ 手袋は 薄いビニール手袋ではNG
→ 薬品に強いゴム手袋(耐溶剤) を選びましょう。
🔽 ニトリル手袋






⑤ 仕上げ磨き&パーツ交換|新品級に復活!
塗装を剥がし終えたら、いよいよ仕上げ磨き。
ここで手を抜くと、表面のくすみ・微細な傷がそのまま残ってしまいます。
逆に、磨きを仕上げるほどアルミ特有の“上質な艶” が戻ります✨
✨ ピカール等による磨き方(アルミを鏡面へ)
ここでは市販品の磨き剤(例:ピカールなど)を使います。
磨き剤は、アルミ対応の金属用コンパウンドを選びましょう。
🔽 磨きの手順
- きれいなウエスに少量の磨き剤をつける
- 一定方向に優しく磨く
- 汚れがついたら、別の面に持ち替える
- 最後に乾拭きしてツヤを出す
💡円を描く磨き方より、直線方向に磨いたほうが均一に仕上がります。


🔽 バイク磨きで定番の研磨剤
🔍 角・面取り部分は、摩耗に注意!
ステップのエッジ部分は、角が削れやすく、
磨きすぎるとラインが崩れて“安っぽい形状”に見えることがあります。
🔸 面はしっかり、角は軽く磨く
🔸 小範囲は綿棒や指先でコントロール
✨ ツヤの差が“高級感”を決める
磨きのコツは、ツヤの均一化。
部分的に曇りが残ると、どれだけ高価なステップでも古く見えてしまいます。
🔧 最後に全体を柔らかい布で仕上げ磨きし、
ツヤを確認しながら微調整すれば完了です!






⑥ ステンレスボルト&専用ボルトの仕上げ
バックステップは、ボルトの質で見た目も耐久性も変わるパーツです。
塗装剥離や磨きでパーツが綺麗になるほど、ボルトのサビやくすみが逆に目立ちます💦
そこで効果的なのが、ステンレス or 専用ボルトに交換する方法。
素材を変えるだけで、防錆性アップ+高級感アップ が同時に手に入ります✨
🛡️ ボルト変更のメリット(腐食対策+見た目UP)
雨やチェーンオイルがかかりやすいステップ周りは、錆びやすいエリアです。
そのため、ボルトを ステンレス製に交換するのは非常に有効な対策になります。
🔽 ステンレスボルトのメリット
- ほぼサビない(塩害や雨でも強い)
- 交換するだけで見た目がキレイに
- 手入れの手間が減る
- 長期的に見てコスパが良い
🚨ただし、強度が必要な構造部のボルトには注意が必要です。
純正と同等以上の強度があるか、規格を必ず確認してください。
🔧 既存ボルトを磨き直して使う選択肢
ステンレスだけが正解ではありません。
SPICEの専用ボルトなど、質の良いものは再利用した方が良い場合もあります。
🔽 磨き直しに使う道具例
- ピカール(金属磨き)
- ウエス・ショップタオル
- 小型ブラシ(細かい溝対策)
🔽 磨き直しのポイント
- 汚れや古い油分をパーツクリーナーで除去
- 磨き剤をウエスにつけて軽く磨く
- ねじ山はブラシ+少量の磨き剤で丁寧に
- 最後に防錆スプレーを薄く吹くとさらに安心👌
📝 高品質ボルトは“磨いて再生”が最もコスパ良し!


⛔ 注意|強度の低い安価ボルトはNG!
安く売られている 強度規格不明のステンレスボルト はおすすめしません。
理由👇
- 強度不足 → 踏み込み時に破断リスク
- 山が崩れる → 固着や脱落の可能性
- ネジ山精度が低い → ガタが出る
🔧 バイク用・強度規格表記のあるものを選ぶ のが安心です。






⑦ 再組み立てと最終チェック|“動き”で仕上がりが決まる
磨きとパーツの準備ができたら、いよいよ再組み立てです。
ここでの作業は、操作性・安全性に直結します。
焦らず、確実に進めていきましょう。
🆕 ジュラコン&ラバーパッドは“新品交換”!
磨き作業を終えたら、摩耗していた樹脂&ゴムパーツを新品に交換しました。
🔹 SPICE純正ジュラコンバーエンド
もともとのバーエンドは、削れや白ボケが目立ち、質感が低下していました。
そこで SPICE純正新品を取り寄せて交換。
仕上がりのツヤと立体感が、見た目に大きく差を生みます。
💡 ジュラコンは、転倒時に車体ダメージを軽減してくれる重要パーツ。
すり減っているなら、交換がベストです。


🔹 ステップのラバーパッド(足が乗る部分)
こちらは硬化やひび割れをチェック。
ゴムが固いと 滑りやすくなり、安全面にも影響します。
今回は劣化していたため、新品交換してグリップ感が復活!
💡 ゴム保護スプレーを併用すれば、さらにひび割れ予防&長持ちします。
🔁 写真を見ながら“向き”と“順番”を正確に戻す
分解時に撮影した写真を見ながら、
ステップの軸・カラー・スプリング・樹脂パーツの向きまでしっかり確認して戻します。
特に間違えやすいのは以下の部分👇
- スプリングの掛け方と向き
- カラー(スペーサー)の向き
- 樹脂やゴムが入る位置順
これらがズレていると、異音・渋い動き・戻らないなどのトラブルに直結します。
写真に頼るのは「ズル」ではなく 正確に組むためのプロの手段 です✨


🔧 仮締め→位置調整→本締めが基本
すべてのボルトを最初から強く締めてしまうと、
後で位置がズレて動きが悪くなることがあります。
正しい締め方の流れ
- 全部のボルトを軽く仮締め
- ステップ全体の 角度と位置を微調整
- 最後に 均等に本締め
この流れで組むだけで、
シフト操作やブレーキのストロークが 驚くほど自然に仕上がります👇
💡 真っ直ぐ付いているように見えても、
数ミリのズレが 操作の重さ・違和感・干渉 を生みます。




🔍 工具を置いて“手で動かして確認”する
組み終わったら、まだ工具は持たず、
手だけで動きを確認するのが鉄則です。
- ステップを左右に揺らして ガタがないか
- シフト&ブレーキを動かし 引っ掛かりがないか
- スプリングの戻りが 自然か・遅くないか
ここで違和感があるなら、
締めすぎ、順番違い、向き違い のどれかです。
逆に言えば、手で動かしてスムーズなら正解◎
🏍️ 車体に戻した後も“安全チェック”が必要
ここで安心してはいけません。
車体に取り付けた状態で、もう一度操作チェックをします。
特に大事なのは以下のふたつ:
- リアブレーキは押して戻るか
- シフトペダルの角度は自然か(足で操作しやすいか)
💡 ブレーキは「効くか」だけでなく
戻りが正常か が命。
戻りが悪いと引きずり→摩耗→事故の危険があります。


🧰 組み上げ後、ひと手間の予防メンテで長持ち
新品のように仕上げたステップも、
潤滑や防錆処理を少し加えるだけで 数倍長持ち します。
- 可動軸へ 薄く潤滑スプレー
- 金属表面へ 軽い防錆コーティング
“塗りすぎない” ことがポイント。
薄く丁寧にが、プロの手法です😌
🎉 これで本当に完成!走りが楽しみになるステップへ
ここまで丁寧に仕上げると、
見た目だけでなく、操作感まで新品級になります。
- 写真を見て確実に組む
- 仮締めから整えて本締め
- 手で動作を確認し、車体でもチェック
- 予防メンテで長持ちケア
ひとつずつ丁寧に行うことが、
DIYでもプロ品質に仕上げるコツです✨






まとめ|DIYでここまでできる!バックステップ再生のポイント
新品を買うと 4万円以上 することも多いSPICE製バックステップ。
でも、工程をしっかり踏めば DIYでも新品級の仕上がり を狙えます。
今回のリペアでは、
- 塗装剥離でアルミ本来の質感を復活
- ジュラコンバーエンドはSPICE純正新品へ交換
- ステップラバーパッドも劣化していたので新品交換
- ボルトは磨き直し+腐食に強いステンレス化
という流れで、見た目も操作性もグッと引き締まりました✨
🔵 Before|作業前の状態
- 塗装が劣化し、アルミ地が目立つ状態。
- ジュラコンバーエンドとラバーパッドも劣化。
- 全体的に使用感が強い印象。




🔴 After|作業後の仕上がり
- 塗装剥離でアルミ地が復活。
- 研磨でツヤが戻った。
- ジュラコンバーエンド新品化。
- ゴムパーツ交換でグリップ感向上。
- ステンレスボルトで見た目スッキリ。
- 全体の清潔感がアップ。




💰 今回かかった費用(ざっくり)
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| ジュラコンバーエンド(左右) | 約1,000円 |
| ステップ用ラバーパッド | 約1,000円 |
| ステンレスキャップボルト類 | 約500円 |
| ピカール・パーツクリーナー等 | 約1,000円 |
👉 合計:約3,500円ほどで新品級に復活!
🔧 やってよかったポイントまとめ
DIYで再生させる時のコツをまとめました👇
- 分解時は必ず写真を撮って記録する(組み戻しで迷わない)
- 塗装剥離は強くこすらず“浮かせて落とす”のが傷を防ぐコツ
- ボルト1本まで丁寧に磨くと完成度が一気に上がる
- 樹脂&ゴムパーツは状態次第で交換すると見た目の鮮度が復活
- 年式によって使用パーツが違う場合があるので注意
仕上がったステップは、
アルミ地のクリアな輝き+新品パーツのシャキッと感で本当に満足度高めでした✨
純正とは違うカスタム感も出て、ゼファー1100の足元が一気に引き締まります。
これからリペアを考えている方の参考になればうれしいです!
あなたのバックステップも、まだまだ蘇りますよ✨

















