「パルサーカバーをブラック化してみたいけど、初心者でもできるの?」
「缶スプレー塗装って本当にキレイに仕上がるの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では実際に行ったパルサーカバーDIY塗装の手順・必要な道具・失敗しないコツをわかりやすく解説します。
今回は、初心者でもできるパルサーカバーのブラック塗装方法を教えるよ。
下地処理からウレタンクリア仕上げまで、実体験ベースでまとめています。
専門業者に依頼せず、自分の手で愛車をカスタムしたい方はぜひ参考にしてください。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ パルサーカバーDIY塗装の具体的な手順
✅ 必要な道具・費用・作業時間の目安
✅ 失敗しやすいポイントと対策
✅ 仕上がりレビューと耐久性の実体験
✅ 初心者でも成功させるためのコツ
「純正風にさりげなくカスタムしたい」
「できるだけ費用を抑えて見た目を変えたい」
そんな方にとって、実用的で再現性の高い内容になっています。
りょー


🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
DIYカスタムや整備は、コストを抑えられたり達成感を得られる一方で、すべて自己責任となる作業です。
作業ミスや取り付け不良は、車両トラブルや事故につながる可能性もあります。
特にエンジン周辺パーツは、熱や振動の影響を受けやすい重要部位です。
以下の点を必ず意識してください。
- 作業前に必ず手順を理解する
- 適切な工具・塗料を使用する
- 少しでも不安がある場合は専門業者に相談する
また、分解・塗装によってメーカー保証が受けられなくなる場合もあります。
安全を最優先に、無理のない範囲で作業を行いましょう。
安全第一。少しでも不安がある場合はプロに依頼しましょう。
DIYは楽しいものですが、正しい知識と慎重な作業があってこそ成り立ちます。
安全を確保したうえで、カスタムを楽しみましょう。
① ゼファー1100のパルサーカバーをDIY塗装しようと思った理由
ゼファー1100に乗り続けていると、ふと「ここだけ少し浮いているかも?」と感じる瞬間がありました。
それが、社外パルサーカバーの存在です。
もともとはドレスアップ目的で装着されていた紫アルマイト仕様のカバーでしたが、時間が経つにつれて車体全体とのバランスが気になるようになりました。
この記事では、なぜ塗装という選択をしたのかを、実体験ベースで整理します。


純正・社外パルサーカバーの見た目の違い
ゼファー1100の純正パルサーカバーは、落ち着いたシルバー系の仕上げです。
主張しすぎず、エンジン全体のデザインに自然に溶け込んでいます。
一方、社外パーツはアルマイト加工による鮮やかなカラーリングが多く、カスタム感を強く出せるのが特徴です。
特に紫アルマイトは、存在感があり写真映えもします。
ただ、ゼファー1100のようなクラシックネイキッドの場合、
全体の雰囲気は黒・シルバー基調で構成されています。
そのため、ワンポイントの強い色が「アクセント」ではな「浮き」に見えることもあるのです。
紫アルマイトが浮いて見えた実体験
最初は「カスタム感があって良い」と感じていました。
しかし、エンジン周りをブラック系パーツで統一していくうちに、紫だけが目立つ状態になりました。
特に斜め前から見たとき、視線がパルサーカバー一点に集中してしまう感覚がありました。


決して悪目立ちしているわけではありません。
ですが、「長く乗るならもう少し落ち着かせたい」という気持ちが強くなっていきました。
塗装という選択肢を選んだ理由
選択肢としては、主に次の3つが考えられました。
- 純正パーツへ戻す
- 別カラーの社外品へ交換する
- 現在のカバーを塗装する
新品へ交換する方法も検討しましたが、
コスト面や納期を考えると気軽に試せる方法ではありません。
そこで選んだの「DIY塗装」です。
塗装であれば、費用を抑えながら色味をブラックへ変更できます。
また、作業工程そのものも楽しめる点が魅力でした。
必要な塗料や下地処理用品はホームセンターや通販でも入手できます。
とはいえ、安易に塗るのではなく、下地処理や耐久性をしっかり意識することが重要です。
この記事では、実際に行った工程や仕上がり、耐久性まで詳しく紹介していきます。
今回のDIY塗装は、派手なカスタムではなく「統一感を整えるための作業」でした。
ゼファー1100の雰囲気を壊さず、純正風に近づけたい人にとって、
塗装は現実的な選択肢のひとつだと感じています。






② 今回塗装するパルサーカバーの状態と仕様について
今回ブラック塗装を行うのは、ゼファー1100に装着されていた社外パルサーカバーです。
見た目の印象を整えることが目的ですが、塗装は単なる色替えではありません。
現在の状態を正しく把握することが、仕上がりと耐久性を左右します。
特にエンジン周辺パーツは、熱や振動の影響を受けやすい部分です。
そのため、塗装前に素材や劣化状況を確認する工程は欠かせません。


使用した社外パルサーカバーの素材
装着されていたのは、アルミ製・アルマイト仕上げの社外パルサーカバーです。
アルミは軽量でサビに強く、カスタムパーツとして広く使われています。
一方で、アルマイト処理が施されている場合、そのまま塗装しても塗料がしっかり密着しないことがあります。
表面が硬く滑らかなため、足付け作業(研磨による下地処理)が必須になります。
素材を把握せずに塗装すると、後から剥がれや浮きの原因になります。
まずは「何でできているパーツなのか」を確認することが重要です。
傷・劣化の状態
長年使用されていたこともあり、細かな擦り傷や小さな打痕が見られました。
紫アルマイト特有の色あせもあり、部分的にトーンが落ちている印象です。
大きな割れや変形はありませんでしたが、塗装は下地の状態がそのまま反映されます。
深い傷を放置すれば、塗装後も凹凸として残ります。
今回確認できた主な状態は次のとおりです。
- 表面の細かな擦り傷
- 小さな打痕
- アルマイトの色あせ


塗装前に状態を正確に把握しておくことで、必要な下地処理のレベルが見えてきます。
事前に確認しておきたいポイント
エンジン周辺パーツの塗装では、見た目以上に「安全性」と「耐久性」が重要です。
特に確認したいのは、熱や油分の影響です。
オイルにじみがある状態で塗装すると、後から剥がれる可能性があります。
また、耐熱性を考慮していない塗料を使うと、変色や白ボケが起こることもあります。
塗装前の状態確認と下地準備が、仕上がりの8割を決めます。
今回のカバーは構造的な問題はなく、丁寧に下地処理を行えば塗装可能と判断しました。
見た目を整える前に、まずは「塗っても大丈夫な状態か」を確認することが、DIYでは特に大切だと感じました。






③ パルサーカバーDIY塗装に必要な道具・材料一覧
パルサーカバーのDIY塗装は、特別な設備がなくても行えます。
ただし、最低限そろえるべき道具と材料を理解しておくことが成功の近道です。
ここでは、実際に使用したものを中心に、代用できるものや不要だったものも含めて整理します。
今回実際に使用したアイテム
仕上がりを左右するのは「塗料」よりも下地処理用品です。
今回使用した主なアイテムは次のとおりです。
- 耐水ペーパー(#400〜#800)
- シリコンオフ(脱脂剤)
- ミッチャクロン(密着プライマー)
- ブラック塗料(耐熱タイプ)
- 2液ウレタンクリア
- マスキングテープ
- ゴム手袋・ウエス
特に重要だったのは、シリコンオフとミッチャクロンです。
アルマイト仕上げのアルミパーツは、そのまま塗ると密着不良を起こしやすいため、下地処理が必須になります。
代用できるもの・不要だったもの
すべてを専用品でそろえる必要はありません。
例えばウエスは古いTシャツで代用できますし、作業台もダンボールで十分対応できます。
また、簡易的なスプレースタンドがなくても、吊り下げや台置きで問題なく作業可能です。
一方で、最初は購入を検討していたものの、実際には不要だったと感じたものもあります。
- 高価な専用塗装ブース
- 電動ポリッシャー
- 仕上げ用コンパウンド(今回は未使用)
エンジンカバーのような小型パーツであれば、過度な設備投資は必要ありません。
必要以上に道具を増やさないことも、DIYでは大切な判断だと感じました。
初心者がつまずきやすい注意点
失敗の多くは「塗る工程」よりも準備不足から起こります。
よくある失敗例は、足付け不足・脱脂不足・乾燥不足です。
特にアルマイトパーツは表面が硬く、研磨が甘いと塗膜が定着しません。
また、缶スプレー塗装では「一気に厚塗りしたくなる心理」が失敗につながります。
薄く重ねる意識が重要です。
準備と手順を守れば、DIYでも十分満足できる仕上がりになります。
必要なのは高価な道具よりも、丁寧さと時間だと感じました。






④ 塗装前の下準備|仕上がりを左右する重要工程
パルサーカバーのDIY塗装で最も重要なのは、実は「塗る工程」ではありません。
仕上がりの良し悪しは、ほぼ下準備で決まります。
どれだけ高品質な塗料を使っても、下地処理が不十分だと剥がれやムラの原因になります。
ここでは、実際に行った足付け作業・傷の対処・マスキングのポイントをまとめます。


足付け作業のやり方と番手の選び方
アルマイト仕上げのパーツは、必ず足付けが必要です。
足付けとは、塗料の密着性を高めるために表面を細かく研磨する作業のことです。
今回使用したのは耐水ペーパーの#400〜#800番です。
基本的な流れは次のとおりです。
- #400で全体を均一に研磨し、光沢を消す
- 深い傷をならす
- #600〜#800で表面を整える
ポイントは「削る」のではなく、「艶を消す」イメージで作業することです。
アルマイトのツヤが残っている部分があると、その部分だけ塗料の乗りが悪くなります。
水研ぎで行うと粉が舞いにくく、研磨ムラも出にくくなります。


傷がある場合の対処方法
深い傷は塗装では隠れません。
細かな擦り傷であれば、足付け工程の中で自然に目立たなくなります。
しかし、爪が引っかかるような傷や打痕は、別途処理が必要です。
今回のカバーでは、大きな割れはありませんでしたが、小さな打痕がありました。
対処方法としては、以下のような流れになります。
- 研磨で可能な範囲まで均す
- 必要に応じて薄くパテ処理
- 乾燥後に再研磨して面を整える
小さなパーツであれば、無理にパテを使わず研磨だけで整える選択も現実的です。
重要なのは「どこまで求めるか」を事前に決めておくことです。
マスキングで失敗しないコツ
塗装後に後悔しやすいのがマスキングの甘さです。
ネジ穴や接触面に塗料が付着すると、取り付け時のトラブルにつながる可能性があります。
特に意識したのは、塗らない部分を事前に明確にしておくことです。
境界部分はテープをしっかり押さえ、浮きがない状態にします。


地味な工程ですが、ここを丁寧に行うことで仕上がりは大きく変わります。
下準備は時間がかかりますが、その分だけ完成後の満足度も高くなります。
DIYとは思えない仕上がりに近づきます。
塗らない部分を守ることが、きれいな仕上がりへの近道です。






⑤ 脱脂と下地処理|ミッチャクロンを使う理由
塗装前の最終工程が「脱脂」と「下地処理」です。
ここを怠ると、どれだけ丁寧に足付けをしても塗料は密着しません。
塗装トラブルの多くは、脱脂不足が原因です。
手の脂、研磨粉、微細なホコリなどは目に見えなくても確実に残っています。
この工程は“保険”ではなく、“必須作業”です。
シリコンオフによる脱脂の重要性
足付け後のパーツ表面には、研磨カスや油分が付着しています。
これを除去するために使用するのがシリコンオフです。
ウエスに適量を含ませ、拭き取るというより「浮かせて回収する」イメージで作業します。
同じ面を何度もこすらず、きれいな面で拭き上げることがポイントです。
また、脱脂後は素手で触らないことも重要です。
せっかく油分を除去しても、指紋が付けば意味がありません。
ミッチャクロンの役割と使い方
アルミやアルマイト処理されたパーツは、通常の塗料では密着しにくい素材です。
そこで使用するのがミッチャクロン(密着プライマー)です。
ミッチャクロンは、塗料と素材をつなぐ“接着の橋渡し役”のような存在です。
薄く均一に吹くことで、塗膜の密着性を大きく向上させます。
使用時のポイントは次のとおりです。
- 厚塗りしない(軽く1〜2回)
- 一気に仕上げようとしない
- 指定の乾燥時間を守る
透明なため塗れているか分かりにくいですが、吹きすぎは逆効果になります。
あくまで「薄く均一」が基本です。
下地処理で失敗しやすいポイント
下地処理でよくある失敗は、急いで次の工程に進んでしまうことです。
特に乾燥時間を守らないケースは、塗装剥がれの原因になります。
また、脱脂後にホコリが付着してしまうことも少なくありません。
作業環境を整え、風の強い場所は避けるようにしましょう。
脱脂→乾燥→密着プライマー→乾燥。この流れを崩さないことが成功のコツです。
地味な工程ですが、ここまで丁寧に行えば塗装の土台は完成です。
次の塗装工程で差が出るかどうかは、この下地処理にかかっています。






⑥ ブラック塗装の手順|缶スプレーでキレイに仕上げるコツ
いよいよブラック塗装の工程です。
ここまで下地処理を丁寧に行っていれば、仕上がりはほぼ決まったも同然です。
缶スプレー塗装は「一気に仕上げない」ことが最大のコツです。
焦って厚塗りすると、タレ・ムラ・乾燥不良の原因になります。
“少しずつ積み重ねる”意識が重要です。
使用したブラック塗料について
今回使用したのは、ソフト99 NISSAN(ニッサン)KH3 スーパーブラックです。
今回は耐熱塗料ではなく、手元に余っていた自動車用塗料を使用しました。
パルサーカバーはエンジン周辺パーツではありますが、直接高温になる部分ではないと判断し、この塗料を選択しています。
色味は艶ありブラック。
KH3は深みのある黒で、光沢もしっかり出るのが特徴です。
純正風の自然なブラックに仕上げたい方には相性の良いカラーです。
塗料選びで意識したポイントは次のとおりです。
- 発色が濃く、隠ぺい力が高いこと
- 艶感がきれいに出ること
- 入手しやすい一般的な缶スプレーであること
耐熱性能はありませんが、仕上げに2液ウレタンクリアを使用することで、耐久性を補強する構成にしました。
特別高価な塗料でなくても、
下地処理と塗り方次第で仕上がりは大きく変わります。
今回の仕上がりを見る限り、十分満足できる結果となりました。
バラ吹きと重ね塗りの考え方
塗装は「バラ吹き」から始めます。
バラ吹きとは、表面に軽く霧状で塗料を乗せる“下地作り”の工程です。
この段階では色を付けようとせず、薄く・均一に・素早くが基本です。
ここで足場(塗料の食いつき面)を作ることで、次の塗りが安定します。
その後、数回に分けて重ね塗りを行います。
1回で黒くしようとせず、徐々に色を深めていきます。
厚塗りは失敗の元。
常に「まだ薄いかな?」くらいで止めるのが、結果的に成功しやすい方法です。




乾燥時間と作業環境の注意点
塗装の仕上がりは、環境にも大きく左右されます。
気温が低すぎる日や湿度が高い日は、乾燥不良の原因になります。
理想は風が弱く、ホコリの少ない場所。
屋外作業の場合は、地面に水を軽く撒いてホコリを抑えるのも効果的です。
重ね塗りの間隔は、塗料の指定時間を必ず守ります。
指触乾燥と完全乾燥は別物なので、焦らないことが重要です。
丁寧に工程を重ねれば、缶スプレーでも十分に満足できる仕上がりになります。






⑦ ウレタンクリアで仕上げ|耐久性とツヤを出す方法
ブラック塗装が乾燥したら、いよいよ最終仕上げです。
この工程で使用するのがウレタンクリア。見た目の美しさだけでなく、塗膜の耐久性を大きく左右する重要な作業です。
ツヤ・耐久性・質感はクリアで決まると言っても過言ではありません。
2液ウレタンクリアを使った理由
今回使用したのは2液タイプのウレタンクリアです。
1液ラッカークリアよりも塗膜が硬く、耐熱性・耐ガソリン性に優れているのが特徴です。
パルサーカバーはエンジン横に位置するため、熱や振動の影響を受けやすいパーツ。長く使うことを考え、耐久性を優先しました。
エンジン周辺パーツには2液ウレタンが安心です。
ただし、硬化剤を混合するタイプのため、使用可能時間に制限があります。事前に作業環境を整えてから使用しましょう。
吹き方と重ね塗りの順番
ウレタンクリアもブラック塗装と同じく、いきなり厚塗りは厳禁です。
基本は「薄く足付け → 中塗り → 仕上げ」の順番。
最初は軽く霧状に吹き、密着層を作ります。
その後、少しずつ塗膜を厚くしていきます。
一気にツヤを出そうとするとタレやすくなります。
スプレーとの距離を一定に保ち、動きを止めずに一定スピードで吹くのがコツです。
光の反射を確認しながら、均一な“濡れ感”を作っていきます。




完全硬化までの注意点
2液ウレタンは表面乾燥後も内部で硬化が進みます。
触れる状態でも、まだ完全には固まっていない場合があります。
特に注意したいポイントは次の通りです。
- 指触乾燥後もできるだけ触らない
- 取り付けは数日後に行う
- ホコリの少ない場所で保管する
完全硬化前にボルト締めをすると、塗膜が傷ついたり食い込む原因になります。
「乾いたように見えても、まだ触らない」が成功のコツです。
クリアまで丁寧に仕上げれば、深みのあるブラックとしっかりしたツヤが得られます。
DIYでもここまでできるという達成感を味わえる、重要な仕上げ工程です。






⑧ 仕上がりチェック|見た目の変化と満足度
すべての工程が完了し、完全硬化後にボルトを取り付けました。
ここでは実際の仕上がりと印象の変化をチェックしていきます。
塗装は“単体の美しさ”よりも、車体全体とのバランスが重要です。


Before


After
ブラック化による統一感
もともとはアルマイトカラーだったパルサーカバー。
ブラック化したことで、エンジン周りに一体感が生まれました。
主張しすぎず、それでいて確実に引き締まる印象です。
フレームや他のブラックパーツとの相性も良く、全体がまとまって見えるようになりました。




派手なカスタムではありませんが、「分かる人には分かる変化」というのが正直な感想です。
傷はどこまで目立たなくなったか
施工前にあった小傷や軽い打痕は、ほぼ目立たなくなりました。
ブラック塗装とクリア仕上げによって、光の反射が均一になったためです。
もちろん、深い傷が完全に消えたわけではありません。
ただし通常の視認距離では気にならないレベルまで改善しました。


DIYとしては十分満足できる仕上がりです。
完璧さを求めるなら新品交換という選択もありますが、
既存パーツを活かしてここまで仕上がればコストパフォーマンスも高いと感じました。
純正風カスタムとしての印象
今回目指したのは「やりすぎない純正風カスタム」です。
装着後の印象は、最初からブラック仕様だったかのような自然さ。
後付け感が出ないことが最大のポイントでした。
主張しすぎず、確実に質感を底上げする。
そんな仕上がりになったと感じています。






⑨ 塗装後の耐久性レビュー|実際に走ってみた感想
塗装後、完全硬化を待ってから実際に走行テストを行いました。
ここでは、一定期間使用して感じたリアルな感想をまとめます。
見た目だけでなく、“走ってどうか”が本当の評価基準です。
熱による変化
パルサーカバーはエンジン横に位置するため、走行中はかなりの熱を受けます。
特に渋滞時や夏場は温度上昇が顕著です。
現時点では、塗装面に大きな変色や曇りは確認できていません。
ツヤの引けもほとんどなく、見た目は施工直後に近い状態を保っています。


2液ウレタンクリアを選んだ効果は大きいと感じています。
耐熱塗料+ウレタンクリアの組み合わせは、エンジン周辺パーツには相性が良さそうです。
剥がれ・色ムラの有無
足付け・脱脂・ミッチャクロンを丁寧に行ったおかげか、今のところ剥がれや浮きは発生していません。
ボルト周辺やエッジ部分もチェックしましたが、塗膜の割れや欠けは見られませんでした。
ただし、工具が直接触れる箇所は注意が必要です。
強く擦れると傷は入ります。


下地処理を丁寧にやったことが結果につながったと実感しています。
現時点で感じている注意点
耐久性は概ね良好ですが、いくつか感じたポイントがあります。
- 完全硬化前の取り扱いは特に慎重にすべき
- 洗車時に強い溶剤は使わない
- ボルト締めはトルク管理を意識する
特に締めすぎによる塗膜の食い込みには注意が必要です。
DIY塗装は「施工後の扱い方」も耐久性を左右します。
総合的に見ると、DIYとしては十分満足できる耐久性です。
見た目だけでなく、実用面でも問題ない仕上がりになりました。






⑩ パルサーカバーDIY塗装は初心者でもできる?
ここまで工程を紹介してきましたが、実際のところ「初心者でも本当にできるのか?」が一番気になるポイントだと思います。
結論から言えば、手順を守って丁寧に作業すれば初心者でも十分可能です。
特別な資格や専門工具は必要ありません。
ただし、雑に進めると一気に仕上がりが崩れるのも事実です。
作業難易度の正直な感想
難易度は高くありませんが、“丁寧さ”は求められます。
塗る作業そのものはシンプルですが、実際に時間がかかるのは下準備と乾燥待ちです。
体力よりも集中力が必要な作業という印象でした。
焦らず工程を守れるかどうかが成功の分かれ道です。
スプレー塗装が初めてでも、説明どおりに進めれば十分きれいに仕上がります。
失敗しやすいポイントまとめ
実際に作業して感じた「注意すべきポイント」はそれほど多くありません。
- 一度で仕上げようとして厚塗りする
- 乾燥時間を短縮してしまう
ほとんどの失敗はこの2つが原因です。
特に厚塗りはタレやムラにつながり、やり直しが必要になることもあります。
“薄く重ねる”という基本を守るだけで、成功率は大きく上がります。




どんな人におすすめか
今回のDIYは、劇的なカスタムではありません。
しかし、細部の質感を高めたい人には非常におすすめです。
新品交換よりもコストを抑えられ、自分で仕上げたという達成感も得られます。
派手さよりも「統一感」を求める人に向いているカスタムです。
コツコツ作業するのが好きな人なら、きっと楽しめる工程です。
最初の一歩としては、ちょうど良い難易度だと感じました。






⑪ よくある質問(Q&A)
❓Q. 初心者でも本当にキレイに仕上がりますか?
A. 手順を守れば可能です。
塗装経験がなくても、工程を一つずつ丁寧に進めれば十分きれいに仕上がります。
特に重要なのは下準備と乾燥時間。ここを守れるかどうかが完成度を左右します。
❓Q. 1液クリアではダメですか?
A. 可能ですが耐久性は劣ります。
1液タイプでも仕上げはできますが、エンジン周辺パーツは熱の影響を受けます。
長く使うことを考えると、2液ウレタンのほうが安心感があります。
❓Q. ミッチャクロンは必須ですか?
A. できれば使用をおすすめします。
アルミやアルマイト素材は塗料が密着しにくい特性があります。
密着プライマーを使用することで、剥がれのリスクを大きく下げることができます。
❓Q. どのくらい乾燥させれば取り付けできますか?
A. 最低でも数日は置きましょう。
表面が乾いていても内部は完全硬化していない場合があります。
急いで取り付けると塗膜が傷つく原因になるため、余裕を持つことが大切です。
❓Q. 耐久性はどのくらい期待できますか?
A. 下地処理次第で変わります。
足付け・脱脂・下地処理を丁寧に行えば、日常使用では十分な耐久性が期待できます。
逆にここを省くと、早期剥がれの原因になります。
❓Q. 失敗した場合はやり直せますか?
A. 完全乾燥後なら可能です。
タレやムラが出ても、乾燥後に研磨して再塗装すればリカバリーできます。
焦らず落ち着いて対処することが成功のポイントです。
DIY塗装は難しそうに見えますが、ポイントを押さえれば決して特別な作業ではありません。
大切なのは「丁寧に、焦らず、順番を守る」こと。
その積み重ねが、満足できる仕上がりにつながります。






まとめ|パルサーカバーDIY塗装で得られたこと
今回のパルサーカバーDIY塗装は、
見た目の変化だけでなく「作業工程そのものの大切さ」を実感できるカスタムでした。
大きく印象を変えるパーツではありませんが、
エンジン周りの統一感が増し、全体が引き締まったように感じます。
特に感じたのは、仕上がりは塗装技術よりも“準備の丁寧さ”で決まるということです。
下準備・脱脂・乾燥時間。
どれも地味な工程ですが、ここを妥協しなかったことでトラブルなく仕上げることができました。
今回のポイントを整理すると、次の通りです。
- 足付けと脱脂を徹底する
- 塗装は必ず薄く重ねる
- 完全硬化まで触らない
この基本を守るだけで、DIYでも十分満足できる仕上がりになります。
作業データまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作業時間 | 約2〜3日(乾燥時間含む) |
| 費用 | 約5,000〜8,000円前後 |
| DIY難易度 | ★★☆☆☆(初心者でも可能) |
※使用する塗料や道具によって多少前後します。
新品パーツに交換すれば確実にきれいになります。
しかし、今あるパーツを活かし、自分の手で仕上げることで得られる満足感は大きなものがあります。
派手さはないものの、さりげなく質感を高める純正風カスタム。
コストを抑えながら愛車への愛着を深められる、バランスの良いDIYだと感じました。
















