ゼファー1100を17インチ化すると、ハンドリングや足まわりの印象は一気にスポーティになります。
ただ、その一方で「フロントフェンダーとタイヤの隙間が気になる…」と感じたことはありませんか?
筆者もまさにその違和感を感じた一人です。
そこで今回は、17インチ化したゼファー1100に合うフロントフェンダー選びと、
実際に中古カーボンフェンダーを補修・再仕上げした体験を、写真付きで詳しくまとめました。
見た目の変化だけでなく、どこまでDIYで対応できるのか、
どこは無理せずプロに任せた方がいいのかも正直に書いています。
この記事では、以下の内容を紹介します👇
✅ ゼファー1100を17インチ化した際にフロントフェンダーの隙間が目立つ理由
✅ しゃぼん玉製17インチ用カーボンフェンダー(中古)を選んだ理由と注意点
✅ 中古カーボンフェンダーをDIYで補修・クリア仕上げした実体験レビュー
✅ 生産終了品が入手できない場合の代替フェンダー選びの考え方
実際に17インチ化を経験した筆者が、
「交換は必須なのか?」「どこまでDIYで対応できるのか?」を中立的な視点でまとめています。
りょー


🚨 注意|カスタム・DIY整備は自己責任で!
バイクのカスタムやDIY整備は、見た目や満足感が大きい反面、作業ミスが安全性や車検に影響する可能性もあります。
特に足まわりや外装パーツは、走行中のトラブルに直結しやすいため注意が必要です。
以下の点を理解したうえで、無理のない範囲で作業を行ってください。
✅ 作業は自己責任で行い、不安がある場合はプロに依頼する
✅ 取付後は走行前点検・増し締め確認を必ず行う
✅ 車検対応・保安基準は事前に確認する
✅ 仕上がりや耐久性に過度な期待をせず、定期点検を行う
安全を最優先に、楽しく長く乗れるカスタムを心がけましょう。
① ゼファー1100を17インチ化するとフロントフェンダーで印象が大きく変わる
ゼファー1100を17インチホイールにカスタムすると、
多くの方がまず感じやすいのが、フロントまわりの見た目の違和感です。
走行性能や安全性に直結する問題ではありません。
ただし、見た目に関しては「何かバランスが変わった?」と感じるポイントになります。
■ 17インチ化で感じやすいフロントまわりの違和感
17インチホイールに変更すると、
フロントタイヤとフェンダーの隙間が目立ちやすくなる傾向があります。
これは、
- フェンダー位置が相対的に高く見える
- フロントだけ間延びした印象になる
といった見え方になるためです。
筆者自身も、最初はそこまで気にしていませんでしたが、
横から見たときや写真で見比べたときに、
「あ、やっぱり違うな」と感じるようになりました。




■ 純正フェンダー(18インチ用)との見た目の差
ゼファー1100の純正フロントフェンダーは18インチホイール前提の設計です。
そのため、17インチ化するとフェンダーとタイヤのクリアランスが強調されやすくなります。
一方で、17インチ対応フェンダーに変更すると、
タイヤとの隙間が自然になり、フロント全体が引き締まった印象になります。
見た目の変化は正面よりも横から見たときのほうが分かりやすいです。
カスタム後に写真を撮って比較すると、違いを実感しやすくなります📸




■ 交換は必須ではないが、検討する価値がある理由
最初にお伝えしておくと、17インチ化=フロントフェンダー交換必須ではありません。
走行自体に問題が出るわけでもなく、純正フェンダーのままでも使用可能です。
ただし、
- 見た目のバランスを整えたい
- フロントまわりの違和感が気になってきた
こう感じている方にとっては、
フロントフェンダーは効果を実感しやすいカスタムポイントだと感じました。






② なぜ隙間が気になる?純正18インチ用フェンダーの設計と見た目の違い
ゼファー1100を17インチ化すると、フロントまわりに「何か違う…」という違和感を感じやすくなります。
その原因の多くが、純正18インチ用フロントフェンダーとタイヤの隙間です。
これは走行性能の問題というより、見た目のバランスによるもの。
まずは、純正状態の設計前提を整理してみます。




ゼファー1100純正ホイールサイズの前提
ゼファー1100は、フロント18インチホイールを前提に設計されています。
フロントフェンダーも、タイヤ外径・車体バランス・クラシックな見た目を意識した位置関係になっています。
そのため純正状態では、
フェンダーとタイヤの距離が自然で、重厚感のあるフロントビューになります。
18インチ設計フェンダーの高さとバランス
純正フロントフェンダーは、タイヤをしっかり覆うデザインです。
18インチでは、フェンダーの高さとタイヤ径のバランスが取れており、違和感はほとんどありません。
しかし、ホイール径だけを17インチに変更すると、
フェンダー位置はそのままなので、相対的にフェンダーが高く見える状態になります。




17インチ化した際に起きる視覚的なズレ
17インチ化によってタイヤ外径が小さくなると、
フェンダーとタイヤの間に隙間が強調されるようになります。
具体的には、次のような印象を持つ人が多いです。
- フロント周りが軽く見える
- 車高が不自然に高く感じる
機能面で大きな問題はありませんが、
見た目重視のカスタムをしている人ほど気になりやすいポイントです。
この違和感を解消する方法の一つが、17インチ対応フロントフェンダーへの交換です。
現在は STRIKER や COERCE から対応製品が販売されており、自然な見た目に近づけることができます。






③ 今回使用したフロントフェンダー|しゃぼん玉製カーボン(※生産終了)
今回、筆者が使用したのは、しゃぼん玉製の17インチ対応カーボンフロントフェンダーです。
ただし、この製品は現在生産終了しており、新品での入手はできません。
あくまで「実体験として使用したフェンダーの紹介」という位置づけで、
これから購入を検討する人向けには、後半で代替品も紹介します。


中古で入手した経緯
このフェンダーは、17インチ化した際にフロント周りの隙間が気になり始め、
中古パーツとして流通していたものを見つけて入手しました。
新品価格と比べるとかなり抑えた金額で、状態を確認した上で「補修前提」で購入しています。
中古購入を選んだ理由は、
「17インチ用フェンダーの見た目がどれくらい変わるのか」を実際に自分の車両で確認したかったからです。
しゃぼん玉製フェンダーの特徴
しゃぼん玉製フェンダーの大きな特徴は、17インチ専用設計で、タイヤとの隙間が自然になる点です。
装着位置が低めに設定されているため、18インチ用フェンダーで感じていた「浮いた感じ」が解消されます。
また、カーボン素材ならではの軽さと質感もあり、クラシックなゼファー1100に、さりげないスポーティさを加えてくれます。




生産終了品を選ぶ際の注意点
今回のように生産終了品を選ぶ場合、新品購入とは違った注意点があります。
- クラックや欠けがないか
- 取付部の割れや補修跡がないか
特にカーボン製品は、表面だけでなく内部ダメージにも注意が必要です。
また、万が一フィッティングが合わなかった場合でも、メーカーサポートは受けられません。
そのため、生産終了品は「安ければOK」ではなく、状態とリスクを理解した上で選ぶことが重要です。
現在新品で入手できる17インチ対応フロントフェンダーとしては、
STRIKER や COERCE などのメーカー製品があります。
これらはサポート面も含めて安心感があり、初めての人には選びやすい選択肢です。






④ 中古カーボンフェンダーの下地処理|塗装剥がしの手順と失敗しないコツ
中古のカーボンフェンダーを再仕上げするうえで、最も重要なのが下地処理です。
ここを雑にすると、仕上がりだけでなく素材そのものを傷める原因にもなります。
今回は「補修前提」で購入したため、作業前の状態確認から慎重に進めました。




作業前に確認した状態
まず確認したのは、クラック(ヒビ)・欠け・表面クリアの劣化具合です。
見た目以上に重要なのが、カーボン層そのものにダメージがないかという点です。
表面のクリア割れや小傷であれば補修可能ですが、
繊維層まで達している場合は、DIYでは対応が難しいケースもあります。
そのため今回は、
「表面劣化+小さなヒビはあるが、構造的には問題なし」と判断して作業を進めました。
使用した耐水ペーパーと番手
塗装剥がしには、耐水ペーパーを使った手作業を選びました。
カーボン素材は削りすぎると取り返しがつかないため、電動工具は使用していません。
使用した番手は以下の流れです。
- #800:劣化したクリア層の除去
- #1000〜#1500:表面を均し、仕上げ前の下地作り
一気に削ろうとせず、水を使いながら少しずつ進めるのがポイントです。
カーボン地を傷めないためのポイント
作業中に常に意識したのは、「削りすぎない」ことです。
カーボンフェンダーは、柄の下にある繊維層を削ってしまうと強度に影響します。
そのため、
- つや消しブラック層が落ちたら無理に削らない
- 色が変わる手前で作業を止める
この2点を守り、安全マージンを残した下地作りを心がけました。
この工程が不安な場合や、状態が悪い中古品の場合は、無理せずプロに依頼する判断も十分アリです。
筆者も最終的な取付はプロに依頼しています。






⑤ 100均UVレジンでヒビ補修|初心者でも対応できた簡易補修の実体験
中古カーボンフェンダーの下地処理中に、表面クリア層のヒビ割れを確認しました。
構造に影響するレベルではなかったため、今回は簡易補修としてUVレジンを使用しています。
高価な材料を使わず、
「DIYでどこまで対応できるか」を重視した実体験です。
ヒビ割れを見つけたときの判断基準
ヒビを見つけた時点で、まず確認したのは深さと範囲です。
今回のヒビは、カーボン繊維まで達しておらず、表面クリア層が割れている状態でした。
判断基準として意識したのは、
- 指でなぞって段差が浅い
- 裏側まで貫通していない
この条件であれば、簡易補修でも十分対応可能と判断しました。




100均レジンを使った理由
補修に使ったのは、100円ショップで購入できるUVレジンです。
理由はシンプルで、今回の補修が「構造補強」ではなく、表面保護と見た目改善が目的だったからです。
UVレジンは、
- 少量ずつ流し込める
- 硬化が早く作業しやすい
といった特徴があり、初心者でも扱いやすい材料だと感じました。




補修後の仕上がりと正直レビュー
硬化後は、耐水ペーパーで軽く表面を整え、
このあと行うウレタンクリア塗装の下地として仕上げています。
正直な感想として完璧にヒビが消えるわけではありませんが、
クリアを吹けばほぼ分からないレベルまで改善できました。
あくまで簡易補修なので、強度が必要な部分や大きなクラックには不向きです。
ただし、今回のような軽度なヒビであれば、DIYでも十分現実的な方法だと感じました。






⑥ 2液ウレタンクリアで仕上げ|耐久性と見た目を両立させた理由
レジン補修まで終わったら、仕上げは2液ウレタンクリア塗装を選びました。
カーボン地を活かしつつ、長くキレイな状態を保つことを重視した判断です。
見た目だけでなく、実用面も含めて選んだ理由をまとめます。




ラッカーではなくウレタンを選んだ理由
今回ラッカークリアではなく、2液ウレタンクリアを選んだ最大の理由は耐久性です。
フロントフェンダーは走行中に、飛び石・水・汚れの影響を受けやすいパーツだからです。
特に意識したポイントは、
- ガソリンやケミカルに強い
- 黄ばみや劣化が起きにくい
という点で、長期的に見て安心できる仕上げだと感じました。
クリア塗装の流れ
塗装前は、表面の脱脂とホコリ除去をしっかり行いました。
この工程を雑にすると、仕上がりにそのまま影響が出ます。
作業の流れは、
- 軽めのミスト吹き
- 乾燥後に2〜3回クリアを重ね塗り
一気に厚塗りせず、垂れないことを最優先で進めました。




乾燥・磨きで気をつけた点
塗装後は、最低でも24時間以上しっかり乾燥させました。
触って問題なさそうでも、完全硬化前に触るのはNGです。
乾燥後は、耐水ペーパー(#2000前後)で軽く肌を整え、液体コンパウンドで磨いて仕上げています。
結果として、中古とは思えないほどツヤと透明感が復活しました。
時間はかかりますが、この工程を省かないことで満足度が大きく変わります。




2液ウレタンは扱いがシビアなので、作業環境や安全対策に不安がある場合は無理をしないことも大切です。今回は自己責任の範囲で行っています。






⑦ 取り付けはDIY?プロ依頼?車検タイミングで任せた判断理由
フロントフェンダーの取り付け自体は、作業内容だけを見ると難易度は高くありません。
ただし、素材がカーボンであることや、クリアランス調整が必要な点を考慮し、今回はプロに依頼しました。
結果として、この判断は正解だったと感じています。




DIY取り付けの可否
ゼファー1100のフロントフェンダーは、基本的にボルトオン構造です。
そのため、工具と作業スペースがあれば、DIYでも取り付けは可能だと思います。
実際、フェンダー交換自体は特殊工具を使う作業ではありません。
ただし、左右の位置ズレや締め付け具合には注意が必要です。




カーボンパーツ特有の注意点
今回使用したのはカーボン製フェンダーです。
FRPや純正品と違い、締め付けすぎると割れるリスクがあります。
特に注意したいのが、
- ボルトの締めすぎ
- 取り付け時の無理な力
このあたりは、慣れていないと判断が難しい部分です。
ゴムワッシャーやカラーの有無によっても、フェンダーへの負担は大きく変わります。
プロに依頼して感じたメリット
今回は車検のタイミングだったため、整備とあわせてフェンダー取り付けを依頼しました。
プロに任せて感じたメリットは、
- クリアランス調整がスムーズ
- カーボンパーツへの扱いが丁寧
- 万が一のトラブル時も安心
見た目も自然で、走行中の不安もありません。
「ここは任せて正解だった」と素直に感じました。










⑧ しゃぼん玉製が入手できない場合の選択肢|17インチ対応おすすめ代替フェンダー
しゃぼん玉製のカーボンフェンダーは現在 生産終了 しており、新品での入手は難しい状況です。
中古で運よく見つかればラッキーですが、状態チェックやリスク管理が必要になります。
そこで、新品で入手できる17インチ対応フェンダーの選択肢として、代表的な2つを紹介します。
どちらもゼファー1100の17インチ化ユーザーから評価が高く、安心感のあるブランドです。
🔹 STRIKER(ストライカー)製フロントフェンダー
STRIKERのフロントフェンダーは、17インチ対応でスポーティなシルエットが特徴です。
カーボン素材で軽量性とドレスアップ効果が高く、ゲイルスピードなどの社外ホイールとの相性も良好です。
- 素材:カーボン
- 対応:ゼファー1100 17インチ用
- デザイン性:高い
- 取り付け精度:良好
🔹 COERCE(コワース)製フロントフェンダー
COERCEは、素材バリエーションの豊富さが魅力です。
FRP(黒ゲルコート)、カーボン、綾織カーボンなどから選べるため、価格・質感・用途に合わせて選べます。
- 素材:FRP / カーボン / 綾織カーボン
- 対応:ゼファー1100 17インチ用
- デザイン性:シンプル〜高級感
購入前に必ず確認したいポイント
17インチ対応フェンダーを選ぶ際は、次の点を必ず確認してください。
- 対応ホイールサイズ(17インチ対応)
→ 違うサイズを選ぶとフィッティング悪化の原因になります。
- 素材の特徴(カーボン/FRP)
→ カーボンは軽量で高級感あり、FRPはコスパ重視。
- オーリンズフォークへの対応有無
→ 一部のフェンダーはオーリンズ装着車非対応です。
- メーカーの取り付けガイド有無
→ サポートがあると安心感が増します。
17インチ対応フェンダーは、タイヤとの隙間を自然に見せるという本来の目的をクリアするパーツです。
装着前に上記ポイントをチェックすると、失敗買いを防げます。






まとめ|17インチ化したゼファー1100はフロントフェンダーで完成度が決まる
ゼファー1100を17インチ化すると、フロントまわりの印象は想像以上に変わります。
今回のように中古カーボンフェンダーを使ったDIY補修でも、ポイントを押さえれば見た目・満足度ともに十分な仕上がりを得ることができました。
特に感じたポイントは以下です。
✅ 18インチ用フェンダーのままだと、隙間が強調されて違和感が出やすい
✅ 17インチ対応フェンダーに替えるだけで、フロント周りが一気に締まる
✅ 中古カーボンでも、下地処理と補修を丁寧に行えば十分実用可能
✅ 塗装・補修はDIY、取り付けは状況次第でプロ依頼も現実的な選択
見た目だけでなく、「17インチ仕様としてまとまった感」が出るのは大きな満足ポイントでした。
今回の作業まとめ(費用・時間・難易度)
※中古しゃぼん玉製フロントフェンダー(補修あり)のDIY作業内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用フェンダー | しゃぼん玉製 17インチ用カーボン(中古・生産終了) |
| 作業内容 | 塗装剥がし/ヒビ補修(UVレジン)/2液ウレタンクリア |
| かかった費用 | 中古代+材料費で 約10,000円 |
| 作業時間 | 実作業 約2〜3時間(乾燥・硬化時間は除く) |
| DIY難易度 | ★★★☆☆ |
| 初心者対応 | △(塗装・補修経験があると安心) |
※上記は筆者の実体験ベースの目安です。
※工具・作業環境・経験値によって感じ方は変わります。
フロントフェンダーは、走行性能に直接影響するパーツではありません。
だからこそ、「交換すべきか」ではなく、どこまで自分が納得したいかを基準に選ぶことが、後悔しないカスタムにつながると感じました。
















