「あれ?右ウインカーが点かない…」
愛車XL1200Lで出発しようとしたら、まさかのウインカー前後とも無反応!😱
しかもメーターには、見慣れないエラー表示…⚠️
電球切れ?配線?それともウインカー本体の故障…?
このままじゃ走れないので、DIYで修理にチャレンジしてみました!🔧✨
この記事では、
✅ エラーコードの確認方法と意味
✅ 配線のショートや断線を調べるコツ
✅ ウインカー本体が故障してるかの判断ポイント
✅応急処置として汎用LEDウインカーで対応した手順
など、初心者でもできるよう、写真付きで詳しく紹介していきます!📸
同じような症状に困った方のヒントになれば嬉しいです!

🚨 注意|カスタム・整備は自己責任で!
バイクの配線作業や電装パーツの取り付けは、車体の構造や電気系統に関わる重要な作業です。
本記事では、筆者自身が行ったDIYの記録を紹介していますが、
実際に作業される場合は、すべて自己責任でお願いします⚠️
- ✅ 作業に不安がある方
- ✅ 電装の知識がない方
- ✅ 車検や保証への影響が心配な方
これらに当てはまる場合は、プロの整備士やショップに依頼することをおすすめします!👌
🚨 安全第一!
自身でDIY作業をする場合は下記も気を付けましょう!
🔧 作業前にはバッテリーのマイナス端子を外す
🧰 正しい工具・適切な配線サイズを使う
📚 サービスマニュアルを参考にする
といった基本をしっかり守って、安全に楽しみましょう!
無理な作業はリスクもあります。
「自分でやってみたい!」という気持ちは大切ですが、安全が最優先です🏍💨



① エラーコード「B1122」を確認してみよう
🔍エラーコードの読み取り方法
「ん?ウインカーが点かないぞ…?」
そんなときはまず、バイク側がエラーを検出していないかチェックしてみましょう!
2009年式XL1200Lには、自己診断モード(DTC=Diagnostic Trouble Code)が搭載されています。
実はこれ、簡単な操作でエラーコードを確認できる便利機能です✨
やり方は以下のとおり👇
✅DTCの表示手順(スポーツスターの場合)
- メインスイッチをOFFの状態にする
- 「トリップメーター切替スイッチ(リセットボタン)」を押しっぱなしにする
- 押したままメインスイッチをONにする(エンジン始動しなくてOK)
- 数秒後、「diag」という表示が出たらボタンを離す
- 複数のモジュールが表示されるので、「P」「b」「SP」「t」などをボタンで切り替え
- 表示中にボタンを長押しすると、そのモジュールのDTC(エラーコード)が表示されます!
この方法で確認してみたところ…
「B1122」というコードが表示されました💦
👉診断モード中は操作をゆっくり行いましょう。
👉キーをOFFにすれば通常表示に戻ります。




⚠️「B1122」はどんなトラブル?
今回のエラーコードは…
B1122:右ターンシグナル系統エラー
このコードは、右側のウインカー(前後どちらか)の配線・本体・バルブなどに
異常があるときに出るコードです。
✅よくある原因は以下の通り👇
- ウインカー配線の断線/ショート
- ウインカーバルブの故障
- ウインカー本体の破損
- カプラーの接触不良
今回の場合、右前も後ろも点かないという症状だったため、
「共通配線に異常があるのでは?」と考え、点検することにしました🔍
② 原因は右後方ウインカー配線の摩耗だった!
💥フェンダー裏で配線が擦れていた…!
右ウインカーが前後とも点かないということで、まずは、後方側から配線チェックを開始。
すると、なんと…!
👉フェンダー裏に通っていた配線がタイヤに擦れていたんです⚡
フェンダー裏から引っ張り出して見ると、被覆が完全に破れて銅線がむき出しになっていました😱
しかも、そのまま配線同士が接触した状態に…。




⚠️むき出し配線の接触でエラー発生
被覆が破れた配線同士が直接接触することで、エラー(B1122)が出ていたようです。
この接触部分を手で引き離しただけで、エラーコードは消えました。
しかし、右前のウインカーだけは点灯するようになりましたが、
右後方ウインカーは依然として点灯せず…。
さらなる原因調査が必要でした🧠🔍



③ ウインカー配線を整理・通電確認をする
ここからは配線の整理と修復作業に入ります🔧
🚨まずは安全第一!バッテリーのマイナス端子を外そう
配線の切断・修理作業では、バイクの通電状態は絶対にNG⚡
とくにウインカーまわりは車体金属に近く、
ショートさせるとヒューズが飛んだり、最悪ECMを傷めてしまうことも💥
✅ 手順はこちら👇
①シートを外す
→ XL1200Lはシート後方のボルト1本を外せばOK!




②左側サイドカバーを外す
→ カバー上部はは引っ張るだけで外れます(私は脱落防止のため針金でも留めてます。)
下部は引っ掛けてあるので、少し上に上げながら外しましょう!




③バッテリーを固定しているバンドを外す
→ 六角ボルトで固定されているので、レンチまたはラチェットレンチで緩めます。




④バッテリーを引き出してマイナス端子(黒いコード)から外す
→ 必ずマイナス → プラスの順で外しましょう。
締める時は逆にプラス → マイナスです🔧




ECMとは?
ECM(イーシーエム)=Electronic Control Module(電子制御モジュール)の略です。
バイクのエンジン制御を担う「電子頭脳」。
燃料の噴射や点火、アイドリングなどを電子的に制御する装置です。
ショートさせると故障リスクが高いため、配線作業時はバッテリーを外すのが基本です⚡
✅ まずは配線状況を目視確認
配線は、前オーナーがフェンダー裏に追加で通していたもので、
結束バンドでグチャグチャに束ねられていて、正直かなり雑な印象…😩
配線色のルールもぐちゃぐちゃで、
「どれが右ウインカーの+?」「これはアース?」と判断がつきにくい状態でした。
そこで最初にやったのは、マーキング作業!✍️
✅ ギボシ端子をすべて切断✂️
✅ マスキングテープで「右ウインカー」「アース」「テールランプ」などと分かりやすいようにメモ
✅ 間違えないように1本ずつ整理整頓!


✅ バッテリーを一時的に接続 → 検電テスターで導通確認!
断線していないかを調べるため、
ここでバッテリーのマイナス端子を一時的に接続🔋
使用したのは👇
🧰 エーモン ターミナル&ツールセット(検電テスター付き)
導通チェックの手順は以下の通り👇
- ウインカーの配線端子を1本ずつ検電器でチェック
- ウインカースイッチをONにし、電気が来ているか確認
- アース線もテスターを当てて、確実に接続されているか調べる


結果、すべての配線で導通はOK!断線はありませんでした💡
電気は来ていたけど、右ウインカーだけ点かないという状態でした。



④ ウインカー本体の故障を確認!ケラーマンが…
🔁左右を入れ替えて本体の故障をチェック
配線を整理しても、右後方のウインカーだけがどうしても点かない…💦
「もしかして、ウインカー本体そのものが壊れてる?」
そう考えて、左右のウインカー本体を入れ替えてテストしてみました。
やり方はとてもシンプル👇
✅ 左右のリアウインカーを取り外し
✅ 右ウインカーを左側に接続
✅ 左ウインカーを右側に接続して点灯確認
その結果…
💥元・右側ウインカーはどちら側につけても点灯せず!
💡元・左側ウインカーはどちら側でも正常に点灯!
つまり、原因は完全に「ウインカー本体の故障」と確定しました😭
💸高額なケラーマンBulletにショック…
故障していたのは、ケラーマン製 Bullet ウインカー(LEDタイプ)。
ドイツ製の高品質・小型・高輝度で有名なプレミアムパーツです✨
でもその分、お値段もプレミアム…
▶️ 1個で約11,000円(左右で約22,000円)もするんです😱
📦 正直、すぐに新品を買い直すのはキツい…!
しかも、見た目も機能も気に入ってたのでショック倍増でした。
🧰 使用中ウインカー:
✅ Kellermann(ケラーマン)Bullet アトー(Atto)シリーズ
ケラーマン製品は電子部品がコンパクトに内蔵されており、
ショートや過電圧の影響を受けると壊れることがあります。
特に被覆破れなどのショート対策は必須です⚡
🗣️ 対処としては、後述のとおり「暫定的な汎用品に交換して復旧」し、
今後は中古やセール品でケラーマンを探していく予定です🛠️💡



⑤ 暫定対応として汎用LEDウインカーを装着
🔧バッテリーを再度外してから配線を修理!
導通確認が終わったら、もう一度バッテリーのマイナス端子を外しておくのが安全です⚡
この状態で、ウインカーの仮交換と配線の修理に取りかかりました!
💡Yuumo+製ウインカーを装着してみた
ケラーマンのウインカーが故障してしまい、しかも新品は1個約11,000円…!
すぐに買い直すのはちょっと厳しい状況でした💸
でも、ウインカーが点かないままでは公道は走れません⚠️
そこで、応急対応として汎用LEDウインカーを取り付けることにしました!
今回選んだのがこちら👇
✅ Yuumo+ バイク用LEDウインカー(4個セット)
・M6ボルト固定で汎用性◎
・極小サイズでカスタム車にもフィット
・Amazon等で手軽に購入可能
ケラーマンほどの高級感や発光性能はないですが、
「サイズが近く、違和感なく装着できる」ことを重視しました✨
🛠️ このYuumo+製ウインカーは、+(プラス)と−(マイナス)の極性あり。
点灯しない場合は、逆に配線してみると点くことがあります!
🔧配線の被覆補修とコルゲートチューブで保護!
ウインカーを交換するだけでなく、ショートの原因となった配線部分の修理と保護も必須です⚠️
そこで、以下の処理を行いました👇
✅熱収縮チューブでむき出し配線を補修
タイヤで擦れて銅線がむき出しになっていた箇所には、
絶縁・防水性のある熱収縮チューブを使用して修理しました🔥




🧰 使用した商品:
✅ 熱収縮チューブセット(φ2mm〜13mm対応/150本入り)
チューブを配線に通してから、ドライヤーやヒートガンで温めると、
ぎゅっと収縮してピッタリ密着します!
水の侵入や振動による断線の防止にも効果的です💡
✅コルゲートチューブでフェンダー裏の保護
今後またタイヤと擦れてトラブルにならないように、
キジマのセルフラップスリーブ(コルゲートチューブ)で配線をカバーしました💪
少し厚みがありすぎたので、結束バンドとマスキングテープで細めに縛ってます。
(本当は見えないところまで綺麗に。と思っていますが、、、)




🧰 使用した商品:
✅ キジマ セルフラップスリーブ(内径13mm/1m)
✅ エーモン ダブルコード(0.5sq/赤黒平行線)4942
👉配線の長さが足りない部分はこちらを使用
このスリーブはスリットが入っているので、既存配線にも簡単に巻けるのが便利ポイント✨
後からの追加配線や修理もラクになります!
✅配線固定にはこの2つ!
配線がたるんで擦れたり、走行中に動いてしまわないように、
- エーモン 配線止め金具(3429)
- AiQInu 結束バンド(耐候グレード/200本入り)
でフェンダー裏にしっかり固定しました!


🧰 使用した商品:
✅ エーモン 配線止め金具(3429)
これでタイヤとの干渉もなく、見た目も安全性も大きく改善されました!✨
✅ AiQInu 結束バンド(耐候グレード/200本入り)
✅ 交換完了!暫定ウインカー装着後の全体ビュー
Yuumo+製の汎用LEDウインカー(4個セット)のうちリア側の2個だけを使用しました🔧
取付方法はこんな感じ👇
- シーシーバーの取付ボルトに共締めで固定
- ホームセンターで購入した
Uボルトプレート(ZU 20A/5/16×3/4)
M6×16 ワッシャーを使用して取付




ウインカー本体は、ケラーマンとは少し違いますが…
✅ 点灯時の視認性は良好!
✅ しっかり固定されていて、走行中も安定!
✅ 外観の違和感もそこまで気にならない!
とりあえずの暫定対応としては、コスパ・実用性ともに十分な内容でした😊
しばらくはこの状態で様子を見て、最終的なウインカー選びを検討します。




🔄 ビフォー&アフターで比較!
左が故障前のケラーマンウインカー、
右が暫定で取り付けたYuumo+製ウインカーの状態です👇
(小さいのでほとんどわからないですね。笑)


Before


After



⑥ 今回使用した道具とパーツまとめ
🧰使用した工具・パーツ一覧
今回のDIY修理では、配線の整理・修理・保護までトータルで作業しました💪
実際に使ったアイテムを一覧でご紹介します👇
アイテム名 | 使った場面・特徴 | 一言レビュー |
---|---|---|
エーモン ターミナル&ツールセット(検電テスター付き) | 配線の断線チェック/ギボシ端子のやり直しに使用 | 🔧1セットあると本当に安心!初心者にも使いやすい! |
Yuumo+ バイク用LEDウインカー(4個セット) | ケラーマン故障時の暫定ウインカーとして | 💡サイズ感ぴったり!明るさも問題なしでコスパ◎ |
熱収縮チューブセット(8サイズ/150本入) | 被覆破れの修復に使用 | 🔥しっかり密着&防水!バイク整備に超便利 |
キジマ セルフラップスリーブ(コルゲートチューブ)13mm/1m | 配線保護に使用 | 🌀後から巻けるのが最高!見た目もスッキリ |
エーモン ダブルコード(0.5sq/赤黒平行線)4942 | 配線の延長・再配線に使用 | ✂️カットしやすく、色分けも便利! |
エーモン 配線止め金具(3429) | コルゲートチューブ固定に使用 | 📎両面テープ付きで貼るだけ簡単! |
AiQInu 結束バンド 4サイズ/200本セット | 配線まとめ・固定に使用 | 🧷長さ選べて多用途!コスパ最強レベル |
🔧今後あったほうがいい!と感じたアイテム
今回、バイク用のジャッキが無い状態で作業しましたが、
配線処理などのフェンダー裏作業では地味に大変…💦
今後、同じような作業をするなら👇
✅ バイク用メンテナンススタンド or ジャッキ
があると、作業効率が段違いだと感じました💡
🧰 例:
・アストロプロダクツ製 フロントホイールクランプ
・アストロプロダクツ製 モーターサイクルジャッキ など



⑦ まとめ|DIYで分かったこと&再発防止のポイント!
XL1200Lの右ウインカー前後が同時に不点灯になった今回のトラブル。
原因は、フェンダー裏の配線がタイヤに擦れてショートしたこと⚡でした!
そこから、以下のような流れでDIY修理を実施しました👇
✅ 今回の修理ポイントまとめ
- エラーコード「B1122」を読み取り、右ウインカー系統に不具合と判明
- タイヤとの接触で配線被覆が破れてショートしていた箇所を発見
- ギボシや導通確認を行い、右後方ウインカーの本体故障と断定
- Yuumo+製の汎用LEDウインカーを応急装着!サイズもマッチして快適✨
- 配線修理・熱収縮チューブ処理・コルゲートチューブ保護もあわせて実施!
- 配線作業中は必ずバッテリーのマイナス端子を外すこと!
最初はエラーコードの「B1122(右ターンシグナル系統)」を見て、
「前?後ろ?どこがダメ?」と悩みましたが…
段階的に原因を絞り込んでいけば、自分でも対応できる!と実感しました💪
🔧再発防止のポイント
🚨フェンダー裏の配線ルートは、特に注意!
→ タイヤに近い位置に配線があると、走行中に擦れてしまいます。
💡配線保護チューブ(コルゲート)や熱収縮チューブを活用しよう!
→ 摩耗・防水・見た目の整理にも効果的です。
🔍検電テスターはマストアイテム!
→ 電気が流れているか、端子や配線の導通が一瞬で分かる!
📎結束バンドや配線止めで“動かないように”固定するのが大事!
🛠️DIYでもやればできる!
配線トラブルって、最初はビビりますよね😅
でも、構造さえ理解して順を追えば、意外とシンプルです!
今回のようなトラブルも、
必要な道具と知識さえあればDIYでしっかり対応できます✨
でもそれだけに、配線整理・被覆修復・ウインカー交換まで完了できた達成感は格別!✨
📌今回のDIYで得た教訓👇
「配線は、見えない場所ほど丁寧に!」
🔁 今後の予定
ケラーマンのウインカーは高価で修理不可だったため、
今回は暫定対応にとどめています。
ただ、デザインや発光クオリティの良さから、
中古や訳あり品でも良いので、再入手できたら復旧予定!


