ハーレーXL1200Lに乗っていると、「二人乗りをもっと快適にしたい」、「ツーリング時だけ背もたれが欲しい」と思ったことはありませんか?
そんなライダーにおすすめなのが、デタッチャブル シーシーバーです。
筆者のXL1200に取り付けているシーシーバーは、鍵付きクイックリリース機能によって工具不要で着脱が可能。
普段は外してスッキリとしたソロスタイル、必要な時だけサッと装着してツーリング仕様に早変わりします。
見た目のカスタム性も高く、リアビューに重厚感をプラスしつつ、防犯面も安心なのが大きな魅力です。
この記事では、実際にXL1200Lに取り付けた様子をもとに、
- デタッチャブル シーシーバーの特徴
- 鍵付きクイックリリースの使い勝手
- 取り付け方法と必要な工具
- 実際に使ってみた感想と注意点
を詳しく解説していきます。
これからデタッチャブル シーシーバーの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
🚨 注意事項|作業は自己責任で!
本記事で紹介するカスタム・整備は、車やバイクの構造に関わる作業を含む場合があります。
不適切な作業は、故障や事故の原因となる可能性があります。
- 平坦で安全な場所で作業を行う
- 必要に応じてトルクレンチで規定トルクを確認する
- 工具や作業手順に不安がある場合は、無理せず専門店への依頼を検討する
DIYは楽しい反面、すべて自己責任で行う必要があります。
安全を最優先に、無理のない範囲で進めましょう!
① デタッチャブル シーシーバーとは?
ハーレーXL1200Lに装着されているシーシーバーは、見た目のカスタム性と実用性を兼ね備えたパーツです。
特に今回紹介するタイプは「デタッチャブル式」で、工具なしで取り外しが可能。
シーンに合わせて簡単にスタイルチェンジできるのが大きな魅力です。
シーシーバーの役割とメリット
シーシーバーは、リアシート後方に取り付けるバー状のパーツです。
主な役割は以下のとおりです:
- 荷物固定用の支点として活用できる
- 同乗者の背もたれとして機能する
- バイク全体のシルエットを引き締め、カスタム感をアップ
特にXL1200Lでは、シーシーバーの有無で後ろ姿の印象が大きく変わります。
低く抑えた純正ラインから、シーシーバーを追加することでワイルドなクルーザースタイルに。
ロングツーリング仕様から街乗り仕様まで、1本で印象を自在に変えられるのが魅力です。


デタッチャブル式の特徴とは?
デタッチャブル式とは、簡単に着脱できるタイプのシーシーバーを指します。
特徴は以下のような点です:
- 工具不要でワンタッチ着脱
- ツーリング時は装着、街乗りやソロスタイルでは取り外し可能
- 必要ないときは外せるため、純正のスマートなシルエットも楽しめる
さらに今回のモデルには、右後ろに鍵付きクイックリリースが装備されています。
これにより、盗難防止性も高く安心して使用できる仕様です。


鍵付きなら安心して街乗りも楽しめる!
② 鍵付きクイックリリース機能の魅力
今回のデタッチャブル シーシーバーには、盗難防止機能を備えた鍵付きクイックリリースが搭載されています。
シーシーバーは簡単に取り外しができる構造のため、盗難のリスクもゼロではありません。
そのため、鍵によるロック機構が付いているかどうかが安心して使えるかの分かれ道です。
盗難防止の仕組み
このシーシーバーは、専用キーを使わないと着脱できない構造になっています。
- 鍵をロックすると、クイックリリース部分が固定される
- 鍵を解除しない限り、手で引き抜くことができない
- 工具を使わずに不正に外されるリスクを軽減
これにより、ツーリング先や駐輪場でも安心して駐車できる防犯性を確保しています。
右後ろにある鍵の位置と使い方
鍵の差し込み口は、車体右後ろに配置されています。
ハーレーXL1200Lでは、シーシーバー右側のクランプ部分に鍵穴があり、そこに専用キーを差し込みます。
使い方はとてもシンプルです:
- 鍵を右後ろのロック部に差し込む
- 左右のラッチを解除し、シーシーバーを持ち上げる
- 取り外し・取り付けが可能に
この位置なら、駐車時にさっと施錠でき、走行中は邪魔にならない配置です。





ツーリング先でも安心して停められるね!
③ 取り付け方法と必要な道具
デタッチャブル シーシーバーの魅力は、取り付けが比較的簡単な点にもあります。
DIY初心者でも、基本的な工具さえあれば自分で作業が可能です。
取り付けに必要な工具
取り付けに必要な工具は以下の通りです。
- レンチセット(トルクス)
- トルクレンチ(締め付けトルク確認用)
- 作業用手袋
※車体によっては、純正ボルトを外す際にソケットレンチセットが必要な場合もあります。
実際の装着手順(写真付き解説)
今回はハーレーXL1200Lに取り付けた手順を紹介します。
① 純正ボルトの取り外し
リアフェンダーサイドにある純正ボルトを外します。
② デタッチャブル用クランプの装着
シーシーバーを固定するためのクランプを取り付けます。
位置がずれないよう仮止めしておくのがコツです。


左側


右側
③ シーシーバー本体の取り付け
クランプにシーシーバーを差し込み、左右のラッチを合わせます。


左側


右側
④ 鍵付きクイックリリースでロック
右後ろの鍵を使ってロックをかけ、固定状態を確認します。


⑤ 最終チェック
車体を揺らし、ガタつきがないか確認。必要に応じてトルクレンチで締め付けます。


取り付け時のコツと注意点(失敗しやすいポイント)
取り付けは簡単ですが、以下の点に注意するとより確実で安全に装着できます:
- クランプ位置のズレに注意
左右の位置がずれると、シーシーバーが正しくはまりません。仮止め段階で位置をしっかり確認しましょう。 - 締め付けトルクを守る
過剰に締め付けるとフェンダーに負荷がかかり、塗装やパーツを傷める原因になります。 - 鍵のロック確認を忘れない
鍵付きクイックリリースをロックし忘れると、走行中に外れてしまう恐れがあります。 - 養生テープで傷防止
作業時にパーツがボディに当たり、塗装に傷がつくことがあります。養生しておくと安心です。
取り付けにかかった時間と作業レベル
実際の作業時間は、初めての場合で約30〜45分程度。
慣れている人なら、20分ほどで完了できるレベルです。
作業レベルとしては:
- バイク整備初心者:少し慎重に作業すれば十分可能
- 日常的にメンテしている方:問題なく短時間で完了
- 専門知識:不要(取扱説明書レベルで対応可能)





プロに頼まず自分でカスタムできるのは嬉しい!
④ 実際に使ってみた感想レビュー
実際にデタッチャブル シーシーバーを装着して走行し、見た目や使い勝手を検証しました。
見た目とデザインの印象
シーシーバーを取り付けたことで、車体の後ろ姿に重厚感がプラスされました。
特にハーレーXL1200Lはコンパクトなスポーツスター系なので、シーシーバーを装着すると、
クラシックでツーリング仕様の雰囲気にガラッと変化します。
- ビフォー:シンプルでスリムなリア周り
- アフター:背もたれとバーが加わり、クラシカルかつ存在感アップ
また、デタッチャブル式なので、必要ないときは外してスッキリさせることもできます。


before


after
取り外し・取り付けのしやすさ
鍵付きクイックリリース機構のおかげで、工具なしで簡単に着脱が可能でした。
- 取り外し:鍵を解除 → ラッチを外す → 約1分程度
- 取り付け:クランプに差し込み → ラッチ固定 → 鍵でロック
ツーリング時だけ装着して、普段は外しておく、という使い分けも手軽です。




日常使用で感じたメリット
実際に数日使用してみて感じたメリットは以下の通りです:
- 見た目の印象を切り替えられる柔軟性
普段はスリム、ツーリング時はクラシカルな印象にチェンジ可能。 - パッセンジャーの快適性向上
背もたれとして使えるため、同乗者からも好評。 - 盗難防止の安心感
鍵付きなので、停車中にシーシーバーだけ持ち去られるリスクを大幅に減らせる。 - カスタム感アップ
リアビューが一気に引き締まり、バイク全体がワンランク上の仕上がりに。
実際に使ってみたデメリット
もちろん、使ってみて「やや不便」と感じた点もあります。
- 鍵を紛失すると取り外しできなくなる
専用の鍵なので、スペアキー管理が必須です。 - 装着時に車体がやや重たく見える
スタイリッシュさよりも実用性寄りの印象になるため、ソロスタイル派には好みが分かれるかもしれません。 - 長期間つけっぱなしにするとサビや汚れが溜まりやすい
雨天走行後は外して清掃したほうがいいです。



⑤ 購入方法とおすすめアイテム
デタッチャブル シーシーバーを導入する際は、純正品か社外品か、鍵付きか否か、互換性の有無などを事前にしっかり確認することが大切です。
購入時にチェックすべきポイント
- 対応車種・年式の確認
シーシーバーは車種や年式によって形状や取り付け方法が異なります。ハーレーXL1200Lの場合も、年式によって互換性が変わるため注意が必要です。 - デタッチャブル(クイックリリース)対応か
簡単に着脱できるタイプと、固定式のタイプがあります。デタッチャブル式は利便性が高く、ツーリング時のみ装着したい方におすすめです。 - 鍵付きロックの有無
今回紹介したモデルのように、鍵付きクイックリリースであれば盗難防止効果が期待できます。 - パッド(背もたれ)の有無とデザイン
同乗者の快適性を重視するなら、パッド付きがおすすめ。見た目をスリムにしたいなら、バーのみのタイプもあります。 - 純正品か社外品か
- 純正品:品質とフィッティング精度が高く安心
- 社外品:コストが抑えられるが、品質や取り付け精度にばらつきあり
おすすめのデタッチャブルシーシーバー
今回装着したのは、XL1200L対応の鍵付きデタッチャブルシーシーバーです。
ハーレー純正に近いクオリティで、鍵付きクイックリリースが標準装備されているため、防犯面も安心。
- 対応車種:スポーツスター XLシリーズ
- 特徴:鍵付きクイックリリース・背もたれパッド付き・簡単装着
この他にも、背もたれなしのバータイプや、リアキャリア一体型なども選べます。
用途に合わせて選ぶことで、見た目・利便性・価格のバランスを取れます。
購入後にやっておくべき初期メンテナンス
新品を取り付けた後は、長持ちさせるために以下の初期メンテナンスがおすすめです:
- ロック部分に軽く注油
クイックリリースの鍵穴やラッチ部分にシリコンスプレーや潤滑油を塗布しておくと、動作がスムーズになります。 - メッキ部分の保護
サビ防止のため、メッキ部には薄くワックスをかけておくと良いです。特に雨天走行が多い方は必須。 - 取り付け後の増し締めチェック
走行後に再度ボルトの緩みがないか確認することで、脱落防止になります。



⑥ まとめ|デタッチャブル シーシーバーは見た目と実用性を両立!
デタッチャブル シーシーバーは、ハーレーXL1200Lにおいて「見た目のカスタム性」と「実用性」の両立を実現できるパーツです。
ツーリング仕様とソロ仕様をワンタッチで切り替えられるのは、他のカスタムにはない大きな魅力です。
今回のカスタムの総評
- 見た目の変化:★★★★☆
クラシカルで重厚なリアビューに変化。ソロスタイル派でもデタッチャブルなら気軽に楽しめる。 - 利便性:★★★★★
工具不要のクイックリリースは、ツーリング時と普段使いの両立に最適。 - 防犯性:★★★★☆
鍵付きで盗難リスクを軽減。ただし鍵の管理は必須。 - コストパフォーマンス:★★★★☆
純正に比べコスパの良い社外品も多く、手が届きやすい価格帯。
総合評価としては、XL1200Lのカスタム第一歩として非常におすすめのパーツでした。




