バイクでキャンプツーリングに出かけるとき、やっぱり課題になるのが「積載」ですよね。
前回リアキャリアを取り付けて準備万端!と思いきや……
実際にタナックス MFK-102 キャンピングシートバッグ2を載せてみたら、まさかの干渉トラブルが発生しました💦
この記事では、バッグとリアキャリアの干渉問題から、K&Hシート導入 → キャリア逆付け → 荷締めベルト追加という解決までの流れをまとめています。
同じように「大きなキャンプバッグを積載したい!」と考えている方には参考になるはずです。
最後にはツーリング記事への予告もあるので、ぜひチェックしてください!
この記事で分かること ✅
- リアキャリアとキャンピングバッグの干渉トラブル内容
- K&H製そら豆シートを導入した理由と効果
- キャリアを逆向きに取り付けた工夫
- 荷締めベルトを追加して安定性を高めた方法
- 今後公開予定の「稚内キャンプツーリングレポート」について




① 前回取り付けたリアキャリアとバッグの干渉問題
リアキャリアにキャンピングシートバッグを載せてみた
前回取り付けたリアキャリアに、タナックスの「MFK-102 キャンピングシートバッグ2」を実際に載せてみました。




ツーリング定番の大容量バッグなので、期待を込めて装着してみたのですが…。
想定外の干渉が発生
実際に固定しようとすると、いくつか問題が出てきました。
- バッグがナンバープレートに干渉してしまう
- 純正シングルシートにも半分乗ってしまう
- 固定ベルトを適切な位置に取り付けられない




想定よりもバッグの奥行きが大きく、車体とのバランスが合わなかったのが原因。
このままでは傷や破損のリスクがあります。
詳細レビューは別記事にて
キャンピングシートバッグ2は、収納力抜群で使いやすい人気アイテムです。
ただし、今回のようにシート形状やキャリアによっては取り付けが難しいケースもあると実感しました。
バッグそのものの詳しい特徴や収納力については、別記事でまとめていますので、そちらもあわせてご覧ください。






② K&Hそら豆シートを導入して再チャレンジ
ブラウンカラーのそら豆シートを入手
干渉問題を解決するため、思い切ってK&H製「そら豆シート プレーン(ブラウン)」を導入しました。
ブラウンは比較的珍しいカラーで、グレーのXL1200Lの車体にとてもマッチしています。
さらに、普段使っている茶色のハンドルグリップとも統一感が出て、クラシックな雰囲気に仕上がりました。


取り付けは意外と簡単
今回はもともと使っていたK&Hガンファイターシートのステーが流用できたため、シート交換作業はスムーズに完了しました。
工具を使っての難しい調整も必要なく、すぐに取り付け可能でした。
※シートの取り付け詳細やレビューは、別記事にまとめています。
座り心地と足つきの変化
実際に座ってみると、純正よりクッションに弾力があり、お尻の負担が軽減されているのを感じました。
幅が狭めなので足つきも良くなり、信号待ちでの安心感もアップ。


ツーリングだけでなく、街乗りでも快適に使える印象です。
リアキャリアを逆向きに装着可能に
そら豆シートを取り付けたことで、リアキャリアを本来とは前後逆向きに装着できるようになりました。
これにより、バッグがナンバープレートやシートに干渉することはなくなり、3cm以上の余裕が確保できました。
多少ズレても問題ないレベルで、安心して積載できます。










③ バッグ固定と安定性の工夫
キャリアに積んでみると…左右にグラつく問題
リアキャリアを逆向きに取り付け、ナンバーやシートとの干渉は解決できました。
これで一安心かと思いきや、実際にバッグを積んでみると…
キャリアの設置面積が狭く、左右に大きく揺れてしまうことが判明。
せっかくの大容量バッグも、このままでは走行中に不安定で荷崩れの原因になりかねません。




荷締めベルトで追加固定
そこで急遽、「バックル式 荷締めベルト(2m×25mm・2本セット)」をホームセンターで購入。
バッグの左右をフレームに直接固定することで、ガッチリ安定させることに成功しました。
このベルトはバックル式なので、力をかけずにワンタッチで締め込めるのが便利です。
さらに、2本あることで左右それぞれを固定でき、横揺れを完全に抑えることができました。
実際の使用感と工夫
・積載時の安定性は格段に向上。ツーリング中もバッグが暴れることはありませんでした。
・荷崩れ防止のポイントとして、ベルトをフレームの低い位置に通すと、よりしっかりと固定可能です。
・ツーリング準備で慌てて取り付けたため、残念ながら作業中の写真はありませんが、ツーリング中の写真がありました。








④ 今後の予定|ツーリングレポート予告
今回取り付けた タナックス MFK-102 を使って、実際にキャンプツーリングにも行ってきました。
行き先は 稚内。
1泊2日で片道約400kmほどのロングツーリングです。🏍💨
テントや寝袋といったキャンプ道具を積んでも、バッグの容量にはまだ余裕がありました。
荷物の出し入れもスムーズで、使い勝手の良さを実感できましたよ。


ツーリング全体のレポートは、積載カスタムの効果や走行中の快適さも交えて、別の記事で詳しく紹介する予定です。
興味のある方は、ぜひそちらもチェックしてみてください!






⑤ まとめ|リアキャリアとバッグ干渉問題の解決
今回の記事では、リアキャリアとキャンピングシートバッグの干渉問題を中心に紹介しました。
まずは「バッグがナンバーやシートに干渉してしまう」という悩みからスタート。
その後、K&H製そら豆シートや固定用のベルト類を活用することで、干渉を解消できました。


特に、シートを変更するだけで余裕が生まれ、積載の自由度もアップしました。
結果的に、ツーリングやキャンプで安心して荷物を積める環境が整ったのは大きなメリットです。
これから同じように取り付けを考えている方へは、以下をチェックするのがおすすめです👇
✅ バッグのサイズとシート形状の相性
✅ 固定ベルトがしっかり装着できるか
✅ 走行中にズレない安定性が確保できるか
事前に確認しておけば、取り付け後に「あれ、干渉してる…」と悩むことも少なくなります。
問題点と解決の流れ
問題点 | 解決方法 | 結果 |
---|---|---|
バッグがナンバーや純正シートに干渉 | K&H製そら豆シートを導入 | ナンバー・シートに3cm以上の余裕が確保できた |
バッグの固定が不安定で左右に揺れる | 荷締めベルト(2m×25mm)を追加購入 | フレーム固定でしっかり安定、ツーリングも安心 |
積載スペース不足 | リアキャリア前後逆付け+シート変更 | バッグ設置面積を確保、積載性アップ |





