ハーレー XL1200L に荷物を積めるリアキャリアが欲しい!
そう思ったことはありませんか?
純正品は高価ですが、今回選んだのは約2,500円で手に入るコスパモデル。
ツーリングやキャンプ用に、まずは手軽に積載スペースを確保したい方におすすめです。
この記事では、
- リアキャリアの特徴と選んだ理由
- 実際の取り付け手順(フェンダー保護の工夫付き)
- 積載時の安定性と関連カスタム
を、写真付きでわかりやすく紹介します。
「キャンプ道具を載せたいけど、リアキャリアって本当に必要?」
「安価品ってちゃんと使えるの?」
そんな疑問を持つ方に、実際に取り付けて使ったリアルなレビューをお届けします!

🚨 注意事項|作業は自己責任で!
今回紹介するリアキャリアの取り付けは、シートやフェンダーの脱着を伴うカスタム作業です。
車種によっては、加工が必要な場合や、傷・凹みが発生するリスクもあります。
- 取り付けは必ず平坦で安全な場所で行う
- 必要に応じてトルクレンチで規定トルクを確認する
- 工具や作業手順に不安がある場合は専門店に依頼する
カスタムは愛車を楽しむ大切な時間ですが、すべて自己責任で行ってくださいね!
① リアキャリア取り付けの経緯と選んだ理由
XL1200Lにリアキャリアを取り付けたきっかけは、ツーリング時の積載不足でした。
ちょっとした荷物を積みたいとき、シーシーバーだけでは限界があります。
今回選んだのは、Bruce Shark製のスポーツスター用リアキャリアです。
約2,500円と非常にリーズナブルな価格だったのも、大きな決め手になりました。
シングルシート専用なので注意!
このキャリアは、シングルシート装着が前提です。
私のXL1200LはK&H製の二人乗りシートを使っていたため、まずこれを取り外すところから作業スタート。


K&H製の二人乗りシート取り外し


純正シングルシート取り付け
二人乗りをよくする方には不向きですが、ソロツーリング中心なら問題なしです。
購入前の注意点
- シングルシート専用なので、純正の二人乗りシートには基本的に取り付け不可
- キャリアの角度によっては、フェンダーに干渉する可能性あり(後述で対策紹介)
- 積載重量は限られるため、重たい荷物を頻繁に積む方には不向き
他候補との比較
購入前にいくつか候補を検討しました。
- ハーレー純正リアキャリア
品質は高いが、価格が高額(約2~3万円台)。 - Kijima(キジマ)製リアキャリア
国内メーカーで信頼性あり。ただし、価格は約4万円前後とやや高め。 - Bruce Shark製リアキャリア(今回購入)
約2,500円でコスパ抜群。品質も十分実用レベル。
最終的に、「まずはお試しとして使える価格」という点が決め手でした。



② リアキャリアの詳細と特徴
今回取り付けたのは、Bruce Shark製のスポーツスター用リアキャリアです。
価格は約2,500円と非常に手頃ですが、実用性と見た目のバランスは悪くありません。
対応年式・XL1200Lへの適合性
このリアキャリアは、2004年〜2015年式のハーレー スポーツスターシリーズに対応しています。
私のXL1200L(2009年式)にも問題なく装着可能でした。
ただし、シングルシート専用設計なので、純正二人乗りシートでは基本的に取り付けできません。
今回は、K&Hシートを取り外して装着しました。
取り付け方法
取り付けはシンプルです。
シングルシートの取付ボルトと共締めし、
さらに二人乗りシートの取付ボルト部を利用して二か所で固定します。
これにより、キャリア全体の剛性がしっかり確保されます。


耐久性・デザイン・コスパの印象
- 耐久性:厚みのあるスチール製で、軽めのツーリングバッグ程度なら問題なし。
- デザイン:ブラック塗装で、XL1200Lの外観に自然にマッチ。
- コスパ:約2,500円でこの品質なら十分満足。
ただし、塗装の質は純正よりやや劣る印象です。
屋外保管の方は、防錆スプレーを施工しておくと安心です。



③ 実際の取り付け手順
リアキャリアの取り付け自体はシンプルなボルトオンです。
しかし、仮付けの段階で予想外の干渉ポイントが発覚しました。
仮付けで発覚した干渉ポイント
リアキャリアをシートボルトで固定したところ、
後ろ側がフェンダーに角部分で当たっていました。
このまま取り付けると、走行中の振動で塗装が剥がれたり、凹みが発生する恐れがあります。




面で当たらず角で当たってる
ゴム板と3M両面テープでの対策
対策として、ホームセンターでゴム板を購入しました。
キャリアとフェンダーが接触する部分の形状に合わせてカットし、
3Mの強力両面テープで固定。
これにより、傷防止と高さ調整の両方を実現しました。




フェンダー傷防止と高さ調整の工夫
リアキャリアは、荷物を載せる際に微妙な沈み込みが発生します。
そのため、ゴム板を前後2カ所に配置し、
フェンダー全体に均等に荷重がかかるよう調整しました。


取り付け後の見た目と安定感
取り付け後の印象は、思った以上にスッキリ。
ブラック塗装が車体と馴染み、違和感はほとんどありません。


安定感もあり、軽量なバッグやキャンプ道具程度なら十分対応できそうです。



④ 荷物積載の運用と関連カスタム
リアキャリアを取り付けたことで、ツーリング時の積載自由度が大幅アップしました。
ただし、運用にはちょっとしたコツがあります。
荷物積載時はデタッチャブルシーシーバーを取り外し
私のXL1200Lは普段、デタッチャブルタイプのシーシーバーを装着しています。
しかし、リアキャリアと同時装着するとスペースが干渉し、荷物が積みにくいため、
荷物積載時はシーシーバーを取り外す運用にしています。
関連記事:デタッチャブルシーシーバー取り付け記事
シーシーバーの取り付けについては、別記事で詳しく解説しています。
鍵付きで防犯性も高く、ツーリングスタイルに合わせて簡単に脱着可能です。


タナックス MFK-102 キャンピングシートバッグ2の取付
別記事で今回のリアキャリアを活かして、
タナックス MFK-102「キャンピングシートバッグ2」の取り付けレビューをしています。
キャンプツーリングやロングツーリングに最適な大容量バッグなので、
これから積載カスタムを考えている方は要チェックです!



⑤ まとめ|リアキャリア取り付けで積載力アップ!
今回のカスタムでは、約2,500円という低コストのリアキャリアを取り付け、XL1200Lの積載力を大きく向上させました。
シートボルト共締めで簡単装着でき、普段使いやキャンプツーリングにも対応可能です。
今回のカスタムまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
購入価格 | 約2,500円 |
取り付け方法 | シングルシート+二人乗りシートのボルト共締め |
干渉対策 | ゴム板+3M両面テープでフェンダー保護&高さ調整 |
耐久性・コスパ | 軽量ながら必要十分、コスパ◎ |
他カスタムとの相性 | デタッチャブルシーシーバーと併用可 |
今後の拡張予定 | タナックス MFK-102 キャンピングシートバッグ2で積載テスト予定 |
今回の取り付けで、手軽に積載性をアップしつつ、フェンダー保護も両立しました!
今後は、荷物を実際に積んだキャンプツーリングレビューもお届け予定です。


