ハーレーXL1200Lに乗っていると、
「もう少し快適にしたい」「タンデムでも安心して乗りたい」
そんな風に感じたことはありませんか?
今回は、そんな悩みを解決してくれる K&H製ガンファイターシート(タックロールタイプ) を実際に取り付けました。
純正ソロシートからの交換で、座り心地・ホールド感・見た目が大幅に向上。
長距離ツーリングでも疲れにくく、二人乗りにも対応できるようになりました。
取り付けは、レンチとスパナがあれば約30分で完了するため、
初心者の方でも挑戦しやすいカスタムです。
この記事では、以下を詳しく紹介します。
- K&Hガンファイターシートを選んだ理由
- 実際の取り付け手順(写真付き)
- 座り心地・乗り心地のリアルレビュー
- 注意点とメンテナンスのポイント
りょー① ガンファイターシートを選んだ理由
K&Hシートの特徴とは?
K&H(ケイアンドエイチ)のシートは、日本製ハンドメイドで仕上げられた高品質なカスタムシートです。
一つひとつが職人の手作業で製作されており、フィット感と耐久性は市販シート以上!
クッションには高密度ウレタンを採用。
沈み込みすぎず、長時間乗ってもお尻が痛くなりにくいのが特徴です。
シート表皮には、耐摩耗性・耐候性に優れたレザー調素材を使用。
紫外線や雨にも強く、ガレージ保管でなくても長く美しい状態をキープできます。
K&Hはハーレー用シートのラインナップが豊富で、スポーツスター専用設計モデルも多数展開しています。


純正ソロシートとの違い
XL1200L純正シートは、軽量でシンプルなソロタイプ。
街乗りには十分ですが、長距離では腰や尾骨への負担が大きく感じていました。
K&Hガンファイターシートに交換することで、
- タックロール加工によるクッション性向上
- 加減速時のホールド感アップ
- スポーティーかつクラシカルなルックス
を実現。
特にシート後方の盛り上がりが、タンデム時の安定感にも貢献しています。


タックロールタイプを選んだ理由
ガンファイターシートにはいくつかの仕様がありますが、今回選んだのはタックロールタイプ。
理由はシンプルで、
- クラシカルなビンテージ感が出せる
- 滑りにくく、タンデム時も安定
- ツーリング時の疲労軽減にも効果的
だからです。
実際に装着すると、ハーレーXL1200Lの雰囲気に自然に馴染みつつ、存在感を引き立ててくれるデザインでした。





② K&Hシートの取り付け手順
純正ソロシートの取り外し
純正ソロシートは、後方のボルト1本の取り外しで可能です。
シート後方のボルトを外し、少し前にシートをズラし、引っ掛けを外して、手前に引くだけでスッと外れます。
- 固着している場合は、ネジ穴を潰さないように慎重に力をかける
- 外したネジは無くさないように保管しましょう!




必要な工具(レンチ・スパナ・アストロ製使用)
K&Hシートの取り付けに使う工具はレンチとスパナだけ。
今回はアストロ製を使用しましたが、インチサイズが必要です。


- ミリ工具では合わず、ネジ山を傷める原因になるので注意!
- ボルトを締めすぎると、フレームやステーが歪む可能性あり



K&Hシート専用 コの字ステーの取り付け
まず、K&Hシート専用のコの字型ステーをフレームに取り付けます。
取り付け位置は説明書どおりでOK。レンチとスパナでしっかり固定しましょう。
- ネジをいきなり強く締めず、仮止めで位置を調整
- ステーの位置を調整・確認してから本締め







シート本体の装着(挿入→ボルト固定)
ステーが固定できたら、シート本体を前方から挿入します。
奥までしっかり差し込み、後方のボルトで固定します。
- 挿入時にタンクやフェンダーを傷つけないよう注意
- シートの左右が均等に収まっているか、目視確認してから固定





ボルト位置変更のポイント(二人乗り仕様へ)
今回は、純正ソロシートから二人乗り対応のガンファイターシートに交換しました。
そのため、ボルト固定位置は後方に変更します。







③ 実際に使ってみた感想
座り心地と乗り心地
K&Hガンファイターシートに交換して、座り心地は大きく向上しました。
タックロール仕様のため、お尻が滑りにくく、加減速時のホールド感も良好。
【良かった点◎】
- 長時間走行でもお尻が痛くなりにくい
- 腰の支えがしっかりしており、疲労軽減に効果あり
- タンデム時も、パッセンジャーが安心して座れる幅広設計





見た目の変化(スポーティー&クラシック両立)
装着後の第一印象は、スポーティーさとクラシック感が同居していること。
タックロールのステッチラインが、ハーレーらしいヴィンテージ感を演出しつつ、
ガンファイター特有のシャープなラインで全体が引き締まります。
- ピーナッツタンク仕様にも違和感なくフィット
- リアフェンダーとの段差が少なく、自然な一体感





気になる点・注意点
満足度は高いですが、いくつか注意したいポイントもあります。
【気になった点△】
- 最初はシート自体が純正よりやや張りがあるので、慣れるまで違和感があるかも
- タックロールは汚れが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要
- 価格は安くない(ただし品質は高く、長期使用前提なら納得レベル)





まとめ|K&Hガンファイターシートで快適&スタイリッシュに!
今回の作業では、純正ソロシートからK&Hガンファイターシート(タックロールタイプ)へ交換しました。
取り付けは工具さえあれば30分程度で完了し、初心者でも十分チャレンジ可能です。
作業のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作業時間 | 約30分 |
| 使用工具 | レンチ・スパナ(アストロ製) |
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者でもOK) |
| 交換による変化 | 座り心地向上、スポーティーな見た目に変化 |
| 注意点 | タックロール部の清掃、タンデム時のサス調整 |


before


after
















