「ハーレーの整備を始めてみたいけど、どんな工具が必要なの?」
そんな疑問を持っている方、多いんじゃないでしょうか?
実は、ハーレーの整備では“インチサイズ”の工具が必要です。
国産バイクとは違い、アメリカ製ならではの規格なんですよね🛠️🇺🇸
僕が乗っているのは2009年式のXL1200L(スポーツスター)。
日常整備から軽いカスタムまで、アストロ製工具をメインに使ってDIY整備しています!
この記事では、
✅ 実際に使っているインチ工具
✅ これから買い足したいおすすめアイテム
✅ 初心者に役立つ+αグッズ
をまとめて紹介しています!




① ハーレー整備に「インチ工具」が必要な理由



🔧 インチとミリの違いとは?
日本車やヨーロッパ車では「ミリ(mm)規格」が一般的。
たとえば、10mmのスパナや、6mmの六角レンチなどですね。
でもアメリカ生まれのハーレーは違います。
基本的に「インチ(inch)規格」が使われています。
規格名 | 単位 | 例 |
---|---|---|
ミリ規格 | mm(ミリメートル) | 10mm、6mm |
インチ規格 | inch(インチ) | 3/8インチ、5/32インチ |
1インチは25.4mmです。
この中途半端な数値のせいで、サイズが微妙に合わないのがやっかいなんです💦
🏍 ハーレーにインチ規格が採用されている理由
ハーレーはアメリカ製のバイク。
当然ながらアメリカではすべての工業製品が「インチ規格」で統一されています。
つまり、ハーレーのボルト・ナット・ネジは基本的にすべて「インチ」!
このため、ミリの工具ではピッタリ合いません。
⚠️ ミリ工具を使うとどうなる?
「ちょっとの違いならいけるでしょ!」って思いますよね?
でもそれ、ネジをナメる(潰す)原因になります💥
✅ ボックスソケット → 微妙にガタついて、締めにくい
✅ 六角レンチ → 無理に回すと角をナメる&固着が悪化
✅ トルク管理 → 不正確になるので危険パーツ(ブレーキ・足回り)にNG!
🚨ミリ工具で無理に整備すると
→ ネジ山破損、ナットが回らない、締め過ぎ事故などのトラブルに…
→ 最悪、走行中に部品脱落なんてことも😱
📌 結論:ハーレーには最初からインチ工具を用意しましょう!
次のセクションでは、実際に使っている工具レビューを紹介していきます😊
「最初の1セット」はどれが使いやすかったか?リアルな感想もお楽しみに!
② 実際に使っている工具紹介(2009年式 XL1200L)



🏍 使っている車両について(年式・モデル概要)
僕が整備に使っているのは、2009年式 ハーレーダビッドソン XL1200L(スポーツスター)です!
✅ 空冷1200cc Vツインエンジン
✅ インジェクション仕様
✅ サドルバッグ・スライダー・バッグサポートなどカスタム済み!


オイル交換・ウインカー移設・スライダー取付・バッグ類の装着など、基本的な整備はすべてDIYでやっています😊
🔧 ツールセット インチ(TS183)を使った感想
これは初心者がハーレー整備を始めるにはピッタリのセット!
✅ セット内容(一部)
- 各種ソケット(1/4・3/8インチ対応)
- ラチェットハンドル(3/8インチ)
- エクステンションバー・ビットソケット
- トルクス(T型)、六角(HEX)ビット など


✅ 実際に使ってみて良かった点
- ハーレーでよく使うサイズ(1/4・3/8インチ)のソケットが充実
- T型トルクスや六角ビットも揃っていて、ウインカー交換やサドルバッグサポート取付にも対応
- 軽くて持ち運びしやすいので、車載工具としても優秀!
🔩 エキストラロング HEXレンチセット(インチ)レビュー
これはマストアイテム!
ハーレーは深い場所にある六角ボルトが本当に多いので、この長さが超助かるんです💪
✅ おすすめポイント
- トルクがかけやすい長さ!
- 狭い場所でも届く!
- 先端がボールポイントで斜め挿入も可能!
【使用例】
- サドルバッグサポート取り付け時のボルト
- スライダー取り付け(フレームマウント部分)
- ハンドル周りやライザーなどの調整にも活躍!



③ あると便利!追加で揃えたいおすすめ工具
ハーレーのメンテナンスは、基本セットがあるだけでもかなり作業できます!
ただ、作業効率を上げたり、手の届きにくい場所に対応したりするには「あと少しのプラスα」がとても役立ちます✨
以下では、TS183で足りない部分や、追加すると便利な工具をご紹介します!
🔧 コンビフレックスラチェットレンチセット(インチ)
【おすすめポイント】
ボルト・ナットの早回しに便利なラチェット機能付きのコンビネーションレンチ!
TS183に入っているのは通常のコンビレンチなので、整備の効率を上げたい人にはぜひ追加したい一本です。
特にハーレーは、狭い場所でスパナを何度も差し替える作業が多いので、ラチェット付きは本当にラク!
🧰 トルクスビットの補足(ロングタイプ)
TS183にはソケット型のトルクスビット(TH15〜TH50)が付属しているので、基本的な整備はこれでOKです!
ただし、以下のような場面ではロングタイプのトルクスビットがあると便利です。
✅ ヘッドライト裏のブラケット
✅ フェンダーステー周辺の奥まったネジ
✅ タンクマウント下のボルト など
⚙️ トルクレンチとその使いどころ
ハーレー整備において、トルク管理が必要な箇所は意外と多めです!
✅ ステムナット
✅ エンジンマウント
✅ ホイールアクスルナット
✅ スパークプラグ など
TS183にはトルクレンチが入っていないため、別途用意が必要です。
おすすめは、「1/2インチ駆動」のトルクレンチ(40〜200Nm対応)。
重整備から足回り作業まで幅広く対応できます。



④ ハーレー整備に役立つ+αアイテム
インチ工具が揃ったら、さらに作業効率や安全性をアップさせる補助アイテムも揃えておきたいところ!
ここでは、実際にあると便利だった「+αのアイテム」を厳選してご紹介します💡
📏 ネジ山ゲージ・潤滑剤などの小物類
【ネジ山ゲージ】
インチとミリのネジピッチを一瞬で見分けられる便利アイテム!
ハーレー整備ではインチ・ミリが混在することもあり、間違えてネジをナメる前に必須です。
【潤滑スプレー(ラスペネや556など)】
サビたボルトや固着したナットの緩め作業に大活躍!
ハーレーの古いボルトは固着してることもあるので、事前に吹き付けておくのがコツです。
🧲 マグネットトレイ・LEDライトなどの補助工具
【マグネットトレイ】
ボルトやナットの紛失防止に役立つ必須アイテム!
エンジン周りの作業中に「落とした…💦」なんてトラブルを防げます。
【LEDライト】
手元が暗いガレージやエンジン裏の視認性を確保!
首振りタイプやマグネット付きのLEDライトが整備には特におすすめです。
🧳 工具の保管・持ち運びに便利なケース類
【ソフトツールバッグや工具トレー】
頻繁に使う工具だけを分けてバイクの横に持っていけると、整備効率が一気に上がります!
TS183の付属ケースとは別に、使いやすいサイズ感のツールバッグがあると◎
【アストロプロダクツ コンパクトツールセット インチ (56点組) TS218】
ハーレー整備に必要な基本インチ工具がひと通り揃っていて、しかも超コンパクト!
持ち運びや保管に優れたハードケース付きで、ガレージ作業はもちろんツーリング先でも活躍できます✨



⑤ まとめ:まずは基本セットから揃えよう!
ハーレーの整備は「工具の規格」と「使いやすさ」がすべて!
最初は必要な道具が分からず不安になりますが、基本セットをしっかり揃えておけば、あとは必要に応じて追加するだけです😎
🔧 最初に揃えるべき工具セットはこれ!
まずは、インチ規格のラチェット・ソケット・レンチ・ビット類がひと通り揃ったセットが1つあると安心です。
おすすめはこの2つ!
✅ アストロプロダクツ ツールセット インチ (48点組) TS183
▶ ハーレーの整備に必要な基本ツールがバランスよく入ったセット!
✅ アストロプロダクツ コンパクトツールセット インチ (56点組) TS218
▶ 携帯性重視の方にぴったり。ソケットやビットが充実していて車載用にもおすすめ!
🔍 よく使う場所を知ってから、追加アイテムを検討しよう!
ブレーキ周り、エアクリーナー、マフラー、リアショックなど…
作業内容によって使う工具も異なります。
いきなり全部買うのではなく、まずはよく整備する場所に合わせて、少しずつ追加していくのが失敗しないコツ!
例:
✅ リアショック交換 → トルクレンチやディープソケットが必要
✅ エアクリーナー交換 → トルクスビット(TH27など)を使う場合も!
✅ マフラー交換 → 潤滑剤やラチェットの長さも大事!


