タイヤ交換を自分でやってみたいけど、「工具が足りない!」「手順が合ってるか不安…」と感じていませんか?
この記事では、トヨタ・パッソのタイヤ交換を例に、車載ジャッキやトルクレンチの使い方から、安全に作業を進めるコツまでを写真付きでやさしく解説します。
準備から最後の本締めまで、あなたの不安を解消し、自信をもってDIY整備にチャレンジできるはずです。
それではさっそく、一緒に始めましょう!




❗最初に注意:DIYでの作業は自己責任で!
この記事では、素人のDIY整備として、トヨタ・パッソのタイヤ交換を紹介します。
あくまで個人の体験をもとにした内容であり、
安全面に不安がある場合は、プロに依頼することをおすすめします。
万が一の事故やケガがあっても、すべて自己責任となることをご理解の上で、作業を行ってください。
① 使用した道具一覧
今回は、「あるものでなるべく済ませたい!」ってことで、
最低限の工具と装備だけで、パッソのタイヤ交換に挑戦してみました💪
ガチガチのプロ仕様じゃなくても、ちゃんとできましたよ〜!
🔧 使用した工具
- 車載工具(ホイールナットレンチ)
→ パッソに最初からついてるL字のレンチです!
ガッチガチに締まったナットも、足でレンチを踏めば意外と緩むので安心😄


- 車載ジャッキ(パンタグラフ式)
→ トランクの下にある純正のやつです。
ジャッキポイントさえわかれば、これで十分タイヤ浮きました!


- アストロプロダクツのトルクレンチ&ソケット(21mm)
→ 本締めに使ったのがこれ!
「カチッ」と音が鳴るだけで、規定トルクまで締まったのが分かります!
DIY初心者にもホントにオススメ✨
ソケットレンチは、今回は左の長いほうを使用しました!




🧤 作業時の装備
- つなぎ(作業着)
→ 地べたに膝ついたりする作業なので、普段着だと汚れるし動きにくいんですよね💦
つなぎを着ると、なんか「整備してるぞ!」って気分も上がります笑
- 作業用手袋(滑り止め付き)
→ 軍手でもいいけど、滑り止め付きのやつの方が絶対に使いやすい!
タイヤって意外と重たいので、グリップあるだけで安心感が全然違います😊
✅ 実際に使ってみて…
最初は「ホントにこれだけでできるのか…?」って思ってましたが、
やってみたら意外とスムーズにいけました✨
特にトルクレンチは買ってよかったアイテムNo.1!
安心感が全然違いますね👍
服装も大事で、つなぎと手袋があるだけで
「やるぞー!」って気合いも入りますし、作業中も汚れとか気にしなくていいのがラクです☺️
ちなみに、「あったらもっとラクだったかも?」って思う道具もいくつかあったので、まとめておきました🔧✨
作業効率を上げたい方は、先にご覧ください👇



② タイヤ交換の手順(冬タイヤ→夏タイヤ)
今回は、冬タイヤから夏タイヤへの交換作業です🌸☀️
スタッドレスを外して、ノーマルタイヤに履き替えるだけですが、
安全第一&確実な手順でやっていきますよ〜!
🔁 ① 平坦な場所に車を停める
まずはこれが大前提!
- 地面が斜めになってない
- 舗装されたガタつきのない場所
- 後ろに人や物がない広めのスペース
こういった場所を選びましょう💡
※サイドブレーキはしっかり引いて、エンジンもオフにしておきましょう!
🔁 ② ジャッキポイントにジャッキをかける(前に安全確保!)
🛑 安全対策:タイヤを車体下にセット
- 付けていないタイヤを、車体の下に寝かせて置くことで、
万が一ジャッキがずれても車体が直接地面に落ちるのを防ぎます⚠️ - ホイールを下にして寝かせると万が一の場合の安全対策になります!





🔧 ジャッキポイントを確認&セット
- パッソのジャッキポイントは、
- 前輪:タイヤのすぐ後ろ
- 後輪:タイヤのすぐ前
…のサイドシル下の切り欠き部分です。
- 車載ジャッキを、垂直にしっかり合わせてセットしましょう。
- 土台が水平になるよう、ズレがないかチェック!







🔁 ③ ナットを少しだけ緩める
タイヤを外す前に、ホイールキャップを取り外しましょう!
ホイールキャップがついたままだとナットが外せませんので、この作業は必須です🔧
爪の近くでテコの要領で外すと簡単です!




ホイールキャップの傷付きが気になる方には、アストロプロダクツ AP トリムリムーバーセットがおすすめです!
🔧 対角線の順番で緩める
ナットは一気に全部外すのではなく、ホイールに均等に力がかかるように、対角線上の順番で少しずつ緩めていきます。
こうすることで、ホイールが歪むのを防ぎつつスムーズに外せますよ👍




🔧 初めはクロスレンチや車載レンチで
- 車載のL字レンチでもOK!
- 足でレンチを踏んでテコの力を使うと、固いナットもラクに緩められます😊
👉 クロスレンチがあると一気にラクになります!
⚠️ 注意点
- 力任せにグイグイやると、ナットが丸くなって締め直しが大変に…!
- 緩めすぎて外れないよう、「ちょい緩め」を意識してね👍



🔁 ④ ジャッキで車体を浮かせる
DIYで最も肝心なのが、ジャッキアップ時の安全確保です!
今回はウマ(ジャッキスタンド)を使用せず、車体下に寝かせたタイヤで安全対策をしましたが、
今後はウマ(ジャッキスタンド)の併用を推奨します🔧✨
1. ジャッキをゆっくり回して上げる
ジャッキハンドルを少しずつ回し、タイヤが地面から2~3cm浮く高さまで上昇させます。
急激に上げるとジャッキが傾きやすいので、くれぐれも慎重に回していきましょう😊




2. 車体下のタイヤを再確認
安全対策として車体の下に置いたタイヤを再確認!
万が一ジャッキが外れても、タイヤがストッパーになって車体直落ちを防いでくれます⚠️


💡補足. 今後はウマ(ジャッキスタンド)を推奨!
ジャッキだけで車体を支えるのは非常に危険です。
SGマーク公式でも「ジャッキスタンドを必ず併用すること」が推奨されています⚠️
ウマ(ジャッキスタンド)には、
- 車体を二重に支える安全性
- 作業中の安心感アップ
- 長時間作業でもジャッキの負担軽減
といったメリットがあります。
おすすめのウマ(ジャッキスタンド)はこちら👇
3. 安定性の最終チェック
車体を手で軽く揺すってみて、ガタつきや傾きがないかを確認してください。
もし不安定なら、一度ジャッキを少し下げて位置を微調整しましょう!



🔁 ⑤ ナットを外して冬タイヤを取り外す
🔧 対角線順でちょこっと緩める!
まずはナット全緩めではなく、「1→3→2→4」 の順番でホイールナットを緩めていきます😊
クロスレンチやL字レンチをナットにグッと差し込み、1~2回転ゆるめたら次の位置へゴー!
ホイールに均等に力がかかるから、スムーズに進むんですよ~✨


■ ナットはマグネットトレイでサッとまとめる♪
外したナットはそのまま床にポイッ?!それだと転がってどっか行っちゃいます💦
だからマグネットトレイや小さなトレイを手元に置いて、ポンポン置いていくと超ラクちん!
「え、こんなに簡単?」ってくらい、後で探す手間がゼロになりますよ~👍
■ ホイールを両手でキャッチしてスポッ!
ナットが全て外れたら、両手でホイールをしっかり支えながら手前にグッと引くだけ!
固着してるときは、軽く前後に揺らしてあげると「スポッ」と抜けて気持ちいい~😆


■ 冬タイヤは寝かせて保管 or スタンドでキレイキープ
外したスタッドレスは、ホイールを下にして寝かせるか、
あとで紹介する《あると便利な道具》のタイヤスタンドに載せるのがおすすめです!
立てたままだと倒れて傷ついちゃうので要注意ですよ~⚠️



🔁 ⑥ 夏タイヤを取り付ける
■ 夏タイヤをハブにスッと合わせる!
まずはホイールのハブボルトに、夏タイヤをスッと差し込むイメージで位置合わせ😊
バルブ位置も忘れずチェックして、バルブ穴にピタッと合っているか確認してね
■ 車載工具で仮締め完了!
今回は車載工具(L字レンチ)で仮締めしました🔧
“キュッ”と手応えが感じられるので、初めてでも締めすぎず緩めすぎず調整しやすいですよ~😉


■ クロスレンチや十字レンチもおすすめ♪
上でも紹介しましたが、手締め後の“ちょい締め”は、クロスレンチや十字レンチがあるとグッとラク!
テコの原理で少ない力でしっかりナットを締められるから、疲れにくい&スピーディです👍



🔁 ⑦ 車を下ろしてトルクレンチで本締め!
■ ジャッキをゆっくり下ろす!
ジャッキハンドルをゆっくり逆回転させて、車体を地面に優しく戻します😊
急いで下ろすと車体がガクン!となるので、丁寧に操作してね✨
(ここに:ジャッキを下ろしている写真)
■ トルクレンチで“カチッ”と本締め♪
車体が完全に着地したら、いよいよトルクレンチで本締めです!
アストロのクリック式トルクレンチなら、規定トルクの105N・mに達すると「カチッ!」と音で教えてくれるから超ラク👍




■ 締める順番は対角線で!
最後の締め込みも、「1→3→2→4」の対角線パターンで。
こうするとホイールに均等に力がかかって、ガタつきや歪みを防げますよ~😉
トルクレンチは最初に紹介したものです👇



🧼 最後にチェック!
■ ナットの増し締めを忘れずに!
本締め後すぐはもちろんですが、10kmほど試走したあとにもう一度トルクレンチで“カチッ”と増し締めしましょう😊
これでナットの緩みゼロ!安心してドライブを楽しめます✨
■ 工具とジャッキの片付けも大事!
使ったレンチやジャッキは、汚れを拭き取ってから元のトランク収納へポイッと戻しましょう👍
きちんと片付けておくと、次回のタイヤ交換もサクサク進みますよ~!
■ 足回りの異音チェック!
家の前や安全な場所でゆっくり低速走行して、ハンドルを左右に切りながらガタつきや異音がないか確認してください🔍
「コツン」とか「ゴトッ」が聞こえたら、すぐ停まってナットの締め具合を再チェック!
■ タイヤ空気圧の再確認☆
交換後はタイヤの空気圧も必ず確認しましょう!
規定値に足りていないと燃費やグリップ性能に影響が出ちゃいます⚠️



💡 補足:もっと快適に作業したい人は…<あると便利な道具>
🔧ジャッキスタンド(ウマ)
ジャッキアップした車体をしっかり支えるためのマストアイテム!
ジャッキだけでは不安定になりがちですが、ウマをかませることで二重支えが作れます😊
長時間作業でも安心感バツグンで、ローダウン車対応の低床タイプや折りたたみ式など、用途に合わせて選べますよ!
🔧クロスレンチ(十字レンチ)
ナットの仮締めや本締めの“ちょい締め/ちょい緩め”にピッタリなツール。
テコの原理で少ない力でもしっかり回せるから、女性や力が弱い人にもおすすめです😊
折りたたみ式なら持ち運びもラクラク!
🛑タイヤストッパー(輪止め)
車両の不意な動きを防ぎ、ジャッキアップ時の安全性を高めてくれるアイテムです!
特に傾斜のある場所や砂利道での作業時には必ず使いたいですね😍
折りたたみ式ならトランクに常備しておけます。
🔧アストロプロダクツ油圧ジャッキ
油圧式フロアジャッキで、少ないハンドル操作だけで車体をグイッと持ち上げられます!
低床タイプならローダウン車にも対応可能。
3.0トンモデルや2.5トンモデルがあり、用途や車種に合わせて選んでくださいね😄
🛞タイヤホイールリフター
重たいタイヤを持ち上げたり、ハブへの位置合わせをラクにしてくれるローラー付きリフター。
ひとりで作業するときの強い味方です✨
SUVやミニバンの大きなタイヤにもおすすめ!



まとめ|今すぐDIYタイヤ交換を始めよう!
この記事では、トヨタ・パッソのタイヤ交換を安全・確実に行うためのポイントをおさらいしました。
ホイールナットの事前ちょい緩めからジャッキアップ、ナット外し、夏タイヤ装着、トルクレンチでの本締めまで5ステップで完結!
対角線締めや車体下のタイヤクッション、交換後の増し締め確認など、安全ポイントも万全です。
さらに、ジャッキスタンドやクロスレンチなどの便利アイテムを活用すれば、もっと快適に作業できますよ😊
項目 | 内容 |
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必要工具 | 車載工具(L字レンチ/クロスレンチ)、油圧ジャッキ、トルクレンチ、手袋、タイヤストッパー |
作業手順 | ①ナットちょい緩め → ②ジャッキアップ → ③ナット完全外し → ④夏タイヤ装着 → ⑤トルク本締め |
安全ポイント | 対角線締め/車体下タイヤクッション/ジャッキ下敷きタイヤ/増し締め確認 |
便利アイテム | ジャッキスタンド、クロスレンチ(十字レンチ)、タイヤホイールリフター、エーモン便利ツール、油圧ジャッキ |





