【ゼファー1100】Z2テールランプ化に挑戦!DIYステー製作で理想のリアビューを実現!

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ゼファー1100のテールをZ2スタイルにカスタムしたい!
そう思ったのが、今回のDIYのきっかけです。

Z2テールランプは、どこか懐かしくクラシカルな雰囲気があり、
ゼファーの丸みを帯びたデザインにも相性抜群です💡

ですが、市販ステーを使うとカウルとの隙間出っ張り具合が自分の好みとは、微妙に合わず、
「もう少し自然に、スマートに仕上げたい…」と感じました。

そこで今回は、Z2テールをゼファー1100に無理なく装着するためのステーをDIY製作!
厚紙モックでの型取りから、設計、塗装、配線加工までの全工程を紹介します🔧

この記事では以下を詳しく解説します👇

  • Z2テールランプを選んだ理由と魅力
  • 厚紙モックによる形状確認のコツ
  • ステンレスステー製作から取付までの流れ
  • テールランプ点灯・配線処理の工夫

クラシックとモダンを融合させたZ2テール仕様のゼファー1100
自分好みに仕上げたい方はぜひ参考にしてみてください!✨

りょー
ゼファー1100のリアまわりを少しカスタムするだけで、雰囲気がガラッと変わるんだよね!
しーちゃん
えー!そんなに変わるんですか?早く見てみたいです✨
目次

① ゼファー1100にZ2テールを付けたいと思った理由🔧

ゼファー1100といえば、クラシックな雰囲気が魅力のネイキッドモデル。
ですが、テールまわりの印象を少し変えるだけで、ぐっと「旧車らしさ」や「Z2風スタイル」に近づけることができます。

その代表的なカスタムが、Z2タイプのテールランプです💡

Z2テールランプの魅力とは💡

Z2テールランプの魅力とは 💡

Z2テールランプの最大の魅力は、丸みを帯びたコンパクトなフォルム
現行車のようなシャープさではなく、どこか懐かしさを感じる優しいデザインが特徴です。

ゼファー1100のようなクラシックネイキッドに組み合わせると、
リアビュー全体が一気に“Z系”らしい雰囲気に変わります。

さらに、Z2テールは社外パーツが豊富で、
レンズカラー(レッド・スモーク)やリム形状、バルブ種類(LED化対応など)を
自由に選べるのも魅力のひとつ。

つまり、自分の理想のリアスタイルを細かく作り込めるんです。


純正とのデザイン比較

純正テールは角ばっていて、やや大きめの印象。
一方でZ2テールは、丸みが強くシンプルな構成です。

そのため、カウルとの相性を考えると、
出代(でしろ)や角度を微調整するだけで印象が大きく変化します。
この「微妙なライン作り」が、Z2テール化の面白さでもあります✨


りょー
Z2は丸型でクラシック感が増すんだ!
しーちゃん
なるほど、形ひとつで印象が全然違うんですね!

② ステーをDIYで制作することにした経緯

市販ステーでは理想のフィッティングにならない

Z2テールをゼファー1100に取り付けるには、専用の取付ステーが必要です。
いざ取付方法を調べてみると、社外ステーには次のような課題がありました。

✅ カウルとランプの間に少し隙間ができる
✅ ランプが後方に出っ張りすぎる
✅ 価格が高い(約2万円)

本来Z2テールは少し出っ張るデザインですが、
私はカウル先端とツライチに近い方が好み
そのバランスを追求するには、既製品では限界を感じました。

(ポッシュ)

DIYで制作することに🔧

「だったら、自分で理想の位置に付けられるようにしよう!」と決意。
ここからDIYでステーを自作する計画がスタートしました🔧

設計段階では、以下の3つを重視しています。

  • 強度:走行中の振動でもブレずに固定できる構造
  • 見た目:Z2テールの丸みとゼファーのカウルラインを自然につなげる
  • メンテ性:フェンダーレス化も考慮し、脱着しやすい取り付け方法

「自分の理想のリアビューを作りたい」という思いが一番大きく、
ここでワンオフステー製作の構想が固まりました。

既製品を使わず自作するメリット

自作の一番のメリットは、自分の理想どおりの位置・角度に調整できることです。
Z2テールは、ほんの数ミリの位置の違いで印象がガラッと変わります。

  • 「純正カウルとツライチで仕上げたい」
  • 「出っ張りすぎず、でも存在感は出したい」

そんな細かいこだわりを反映できるのが、DIYの強みです✨

最初は「既製品でいいかな?」と思っていましたが、
実際に作ってみると、自分で設計したほうが断然満足度が高いことに気づきました!


しーちゃん
やっぱり自作すると、仕上がりの満足感が全然違いそうだね✨
りょー
うん!手間はかかるけど、“理想のフィッティング”を出せるのはDIYならではだよ💪

③ 厚紙モックアップで形状を確認 ✂️

まずは厚紙でモックアップ(試作)を作りました。
この工程をやるかどうかで、仕上がりの精度がかなり変わります。

🔹 モックアップの目的

✅ 実際のカウル形状やテールランプとの位置関係を確認するため。
見た目の出っ張り具合を、実車で見ながら微調整するため。
✅ 穴位置や曲げ角度などを、金属加工前に詰めるためです。

🔹 ポイント✍️

  • Z2テールの丸みを活かしつつ、カウルと自然に繋がるラインを重視。
  • 出っ張りすぎないように、厚紙を何度もカットして微調整
  • 最終的に理想の角度が決まったら、CADで図面化しました。

◎ 型取りとモックアップ工程

① まず最初に、段ボールで簡単にステーの形状を作成。


テールカウル側の形状も実測し、そのまま手書きで簡単な図面に起こしていきます。
この段階で、どこにステーを固定するか、どんな角度で出すかのイメージを固めました。


③ 手書き図面をもとに、CADを使って図面を作成。
  1/1サイズで印刷後、厚紙でステーの形状を切り出し


④ 車体に取り付け。
  Z2テールランプ取付穴の位置を直接紙へ書き込み
 微調整を繰り返して、左右バランスとテールラインの自然さを確認しました。


購入したZ2テールランプを分解して、
  取付穴や配線の位置などを正確に寸法取りしました。

⑥ 最終的な形が決まったら、CADで最終図面を仕上げます。


実寸合わせのコツ 💡

✅ カウルとの間は1〜2mmのクリアランスを確保(塗装厚や振動分を考慮)
✅ 厚紙はしっかりしたタイプを使うと形が崩れにくい
✅ 取付穴の位置は、正確に記載する。

厚紙モックアップの段階で、角度・ライン・隙間をすべて確認しておくと、
金属加工後のズレや修正がほとんど不要になります。
DIYでも仕上がりを重視したい人は、この工程を丁寧に行うのがおすすめです。


しーちゃん
「紙で作るだけなのに、こんなに細かく寸法取るんですね!」
りょー
「ここを丁寧にやると、後の溶接や組付けが一発で決まるんだ😊」

④ ステンレスステー製作とフィッテイング確認

CAD図面が完成したら、いよいよ実際のステー製作に入ります。
今回は、知り合いの業者さんに依頼してステンレス材で加工・溶接してもらいました。


🔹ステー素材と形状

使用したのはSUS304ステンレスの厚さ1.5mm。
強度と耐食性に優れ、振動にも強い素材です。

テールランプが自然に車体ラインへ馴染むように設計しました。


🔹仕上げと確認

ステーの完成後は、実車にて仮組み確認
ここでズレがあると、最終的にカウルと干渉してしまうので要注意です。

✅ テールランプが水平に付くか
✅ ステーとカウルの隙間が均一か
✅ フェンダーレスとの位置関係が自然か

これらを一つずつ、実車のフィッティングを確認しました💪


次の工程では、塗装〜取り付けの仕上げ作業に進みます。
外観を整える大事なステップです🎨


りょー
板金屋さんにお願いしたけど、想像以上に精度が高かった!
しーちゃん
溶接も綺麗で、見た目も丈夫そうですね!

⑤ 塗装と仕上げ工程 🎨

業者さんから受け取ったステーは未塗装のステンレス地のままです。
溶接も美しく仕上がっていましたが、
そのままだと金属の光沢が少し浮いて見え、車体との統一感に欠けます。

そこで今回は、艶消しブラック塗装で仕上げました🖤


🔹下地処理:塗装のノリを良くする

まずは表面を耐水ペーパーで軽く研磨します。
細かい傷をつけることで塗料の密着を高めるためです。

その後、シリコンオフで脱脂し、油分を完全に除去。
これを怠ると、塗装ムラや剥がれの原因になるので注意です⚠️


🔹プラサフ → 艶消しブラック塗装

下地が整ったら、プラサフ(プライマーサーフェイサー)を吹き付けます。
プラサフは塗装の密着を良くするだけでなく、
小キズの埋めにも効果があります。


乾燥後、表面を#800程度の耐水ペーパーで軽く整え、
いよいよ艶消しブラック塗装を吹き付け。
厚塗りせず、3回ほど重ね塗りして色ムラを防ぎました✨

塗装後はすぐに触らず、1週間ほどしっかり乾燥させました。
完全乾燥させることで、塗膜が硬化し剥がれにくくなります。


🔹塗装のポイントまとめ

✅ 下地処理は丁寧に(脱脂と研磨が命)
✅ 厚塗りせず、重ねてムラを防ぐ
✅ しっかり乾燥させてから取り付ける

塗装を丁寧に行うことで、DIYでも純正品質に近い仕上がりが可能です✨


次は、いよいよZ2テールランプの配線加工と最終組み付けです。
ここが完成すれば、ゼファー1100のリアビューが一気に変わります💡


りょー
艶消しブラックで統一すると全体の印象が引き締まるね。
しーちゃん
見た目がグッと引き締まりましたね!

⑥ 配線加工とテールランプ取り付け

Z2テールランプ本体の準備ができたら、
次は配線加工取り付け作業です。

今回購入したZ2テールランプは、ギボシ端子仕様になっていました。
しかし、ゼファー1100純正側のカプラーは平型端子タイプ
そのままでは接続できなかったため、端子を変更する必要がありました。


① 端子の変更と延長配線の作成

Z2テール側の端子形状が純正と異なるため、まずはギボシ端子を統一します。
まず、Z2テールの配線を少しカットし、平型端子に付け替え

端子の圧着には、確実に固定できる電工ペンチ(圧着工具)を使用します。
工具によっては圧着が甘くなり、振動で抜けることもあるため、
ラジオペンチではなく専用工具を使うのがポイントです。

また、純正カプラーの位置からZ2テールまでの距離が足りず、
延長ハーネスも自作しました。


② フェンダーレスとステーの組付け

先にフェンダーレスキットとステーを仮組みします。
フェンダーレスとフレームの間にステーを取り付けます。
ステーの厚み分、取付高さが合わないので前側のみカラーを入れて高さ調整をしました。

③ テールランプ組み付けと配線の取り回し

ステーの位置が決まったら、Z2テール本体を組み付けます。
配線は、フェンダーレス上側のスペースに沿わせて収納


④ 点灯確認 💡

最後に点灯確認を行います。

✅ スモールランプ点灯
✅ ブレーキランプ点灯
✅ ナンバー灯

どれかが点かない場合は、アース不良端子の接触不良を疑いましょう。
この段階でチェックしておくと、後の手戻りが防げます。

すべて正常に点灯したら、カウルを戻して完成です!
Z2テールの丸い光が、ゼファーのリアビューをより引き締めてくれます✨


りょー
端子の変更と延長で配線もスッキリまとめられたよ。
しーちゃん
配線も自分好みに整えられるのは嬉しいです!

まとめ|ゼファー1100にZ2テールを装着して“旧車感”アップ!✨

ゼファー1100にZ2テールランプを取り付けた今回のカスタムは、
「純正の良さを活かしながら、Z2らしい雰囲気を加える」というテーマで進めました。

厚紙モックによる形状確認から、ステー製作、配線加工までを丁寧に行い、
市販品では出せないフィッティングと一体感を実現💡

自分で設計・調整することで、テールの角度や出幅を好みに合わせられるのがDIYの強みです。
結果として、Z2らしい丸みを持ちつつも、ゼファーらしさを損なわない理想のリアビューに仕上がりました✨

ステー製作を外注する場合でも、

  • 寸法取りの工夫
  • 仮組み時のクリアランス確認
  • 角度調整のポイント

を押さえておけば、見た目も精度も大きく変わります。

💡 装着後の印象

Z2テールに換装することで、リアまわりがグッと引き締まり、旧車らしい雰囲気に。
夜間の視認性も高く、見た目と実用性を両立できます。

Before

After


DIYで行う場合は、ステーの強度確保と配線の防水処理をしっかり行いましょう。
不安な場合は、一部を専門ショップで補強溶接や取り付け確認してもらうのもおすすめです。


りょー
手間はかかりましたが、理想のZ2スタイルが形になって満足です!
しーちゃん
やっぱり自作だと愛着が違いますね〜!自分仕様って感じです✨
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